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2020.10.27

マキタ40V MAXとハイコーキ36Vマルチボルトバッテリーの違いや特徴は?

これまで18Vのバッテリーが主流でしたが、マキタが40Vのバッテリーを展開したことで、マキタとハイコーキの2大国内大手メーカーの電動工具36V路線が明確になりました。

 

記事内でお話ししますが、マキタ40Vのバッテリーは基本的には36Vバッテリーという認識で問題ないので、マキタとハイコーキは同じ36Vのバッテリーを販売しているということになります。

 

では、マキタとハイコーキの36V(40V)バッテリーは、どういう違いがあるのでしょうか?

 

今回は、マキタの「40VMAX」と、ハイコーキ「36Vマルチボルトバッテリー」の違いをご紹介いたします。

 

 

マキタ40Vバッテリーとハイコーキ36Vマルチボルトバッテリーの違い

ハイコーキ マキタ
バッテリー電圧 30V/18V 40V~36V
バッテリー容量 CSL36A18:2.5Ah
BSL36B18:4.0Ah
BSL36C18:1.5Ah
BL4025:2.5Ah
BL4040:4.0Ah
防水・防じん 非対応 IP56
ACアダプタ対応 ET36A 非対応
ラインナップ数 36V:69モデル
18V:80モデル
79モデル

 

ハイコーキとマキタのバッテリーの違いを比較したのが上の表です。

 

この表を見るだけでも、マキタとハイコーキのバッテリーは同じ36Vでも性能などが同じではないということがわかります。

 

では、より具体的な違いはどういうところなのでしょうか?

 

ここからは、マキタとハイコーキのバッテリーの違いを解説していきます。

 

 

マキタの40Vバッテリー

2019年に発売されたマキタの「40V MAX(BL4025・BL4040)は、その名の通り40Vのバッテリーですが40Vなのはフル充電時の最初の時点のみです。

 

マキタのバッテリーの裏側を見てみると、「36V」という表記もされていて、基本的には36Vという認識で問題ありません。

 

マキタが発売した40Vバッテリーは、「スマートシステム」と「高耐久仕様」が新たに機能として追加されています。

 

スマートシステムでは、バッテリーの充電と使用する工具に合わせて最適な電力を供給できるようになっており、これによってバッテリーに負担をかけないシステムになっています。

 

バッテリーに負担をかけないことで、バッテリーの寿命が50%UPしていて、高負荷時の作業効率が約2.2倍になっているのが一番の特徴です。

 

しかしマキタの40Vバッテリーは互換性がないので、40Vのバッテリーを使用する場合は工具も新調する必要があります。

 

 

ハイコーキの36Vバッテリー

マキタの40V MAXと同じく、2019年に発売されたハイコーキの「36Vマルチボルトバッテリー」では、先ほどお話ししたようにマキタでは互換性がありませんでしたが、ハイコーキのこちらのバッテリーでは互換性があるのが最大の特徴です。

 

マルチボルトという言葉通り36Vのバッテリーとしてだけでなく、18Vのハイコーキ製品に繋ぐことで、18Vバッテリーとして使用できます。

 

しかし一部対象外の製品があるので、互換性のある製品は事前に確認しておく必要があります。

 

また、これまでの18Vのバッテリー(WH18DDL2)とサイズはほぼ同じですが、36Vになったことでパワフルな性能となっており、インパクトドライバーなどではネジ締めスピードが落ちにくいなどの特徴があります。

 

また、バッテリーそのものが高温になりにくく、作業時の温度上昇は従来機の18Vのバッテリーと比べて2倍低減。

 

そのため、連続作業に強いバッテリーと言えます。

 

 

まとめ

マキタ40V MAX

・40Vなのはフル充電時の最初だけで、基本的には36Vのバッテリー

・「スマートシステム」でバッテリーの負荷を抑制するのでバッテリーの寿命が長い

・同じマキタ製品の互換性が基本的にはない

 

 

ハイコーキ36Vマルチボルトバッテリー

・他のハイコーキ製品との互換性あり(一部対象外の製品がある)

・従来の18Vバッテリーとサイズは同じだがパワフルな性能になっている

・バッテリーが高温になりにくく、連続作業に強い

 

マキタの40V MAXと、ハイコーキ36Vマルチボルトバッテリーの違いは、主に上の通りです。

 

これから電動工具を購入する方は、互換性のあるバッテリーを販売するハイコーキをおすすめします。

 

しかしこれからマキタ40MAXのラインナップ数に変化があれば、状況は大きく変わる可能性があります。

 

36Vの電動工具自体が早く必要になるほどの性能向上を実現した製品ではないので、今回ご紹介したことを参考にしつつ、もう少し様子を見てから買い替えるのもいいかもしれません。

 

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