インパクトドライバーは、高トルクでネジを締めたり緩めたりするための電動工具です。

 

 

 

インパクトドライバは一般的なドリルドライバーよりも高いトルクを発生させられます。

 

 

 

 

 

 

インパクトドライバーの仕組みは以下のように

①～⑤の流れで駆動しネジやボルトに力を伝えております。

 

 

①モーターから発生した回転力を、ギアによって高速で回転する遊星歯車に伝えます。

 

②遊星歯車が回転することで、遊星歯車に接する固定歯車も同じ方向に回転します。

 

③この回転により、遊星歯車に組み込まれたハンマー機構が動作します。

 

④ハンマー機構は、回転する遊星歯車と固定歯車の間に挟まれたアンビルに、高速で打撃を与えます。

 

⑤アンビルは、この打撃によって回転しているネジやボルトを締めたり緩めたりする力を発揮します。

 

 

 

ドリルドライバーとの違いは

ハンマー機構があることです。

この機能により、同じ電圧でも高いトルクを実現します。

 

 

 

 

 

 

インパクトドライバー構造～各部構造について～

 

ハンマー部分の各部名称と役割はこういった分かれ方になっております。

 

 

 

 

このように、インパクトドライバーは、

高速で回転する遊星歯車と固定歯車の間に挟まれたアンビルに打撃を与えることで、

高トルクでネジやボルトを締めたり緩めたりすることができます。

この仕組みによって、頑固なネジやボルトを効率的かつ容易に取り扱うことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでインパクトドライバはドリルドライバーよりも高いトルクを発生させられるの？

 

 

 

 

 

 

インパクトドライバーが高いトルクを発生させられる理由は、上記でも取り上げたインパクトドライバの仕組みにあります。

インパクトドライバーは、ドリルドライバーとは異なり、遊星歯車と固定歯車を組み合わせたハンマー機構を備えてる為，

アンビルに対し高速で短い打撃を与えることができ、そのために高いトルクを発生させることができます。

 

一方、ドリルドライバーは、単にネジやボルトを回転させるだけであり、インパクトドライバーのようなハンマー機構を持っていません。

そのため、同じ電源から得られるトルクは比較的低く、頑固なネジやボルトを締めたり緩めたりする場合には、

ドリルドライバーでは十分な力を発揮することができません。 また、インパクトドライバーは、駆動力の伝達においても効率的であるため、

同じ電源であっても、ドリルドライバーよりも高いトルクを発生することができます。

そのため、インパクトドライバーは、より頑固なネジやボルトを効率的かつ容易に締めたり緩めたりするために最適な工具とされています。

 

 

 

 

 

 

 

インパクトドライバーの種類

 

 

 

 

 

 

・18V 130N・m～180N・m　

プロの職人が利用される事の多い工具でバッテリーの容量なども大きいものになると高額なものが多いです。

大工仕事用のメイン機。
足場設営工事。
解体工事。
本格ＤＩＹ。

 

※写真はTD173Dです。

・14.4V 120N・m～175N・m　

DIY愛好家からプロまで幅広く利用される工具のひとつです。

大工仕事用のメイン機。
足場設営工事。
解体工事。
本格ＤＩＹなど

※写真はmakitaのMTD001Dです。

 

・10.8V 70N・m～100N・m　

コンパクトなモデルなので隅の作業や軽度な作業にも使える初心者にもオススメな工具が多いです。

大工仕事用のサブ機として使う。
女性用ＤＩＹ用。
軽い木工ＤＩＹ用。

※写真はTD090Dです。

 

・7.2V 20N・m～30N・m 　

電動ドライバーではパワーに不満な方や電気関係のお仕事されているなら馴染みある工具です。

スティック型やペン型などの記載あるものが主流ですね。

配電盤作業

電気設備工事

 

※写真はTD022Dです。

写真では全て紹介は出来ていませんがこういった種類のいわゆる

インパクトドライバーと呼ばれている工具のご紹介でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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まとめ

インパクトドライバーの仕組みってどうなってるの？インパクトドライバとドリルドライバー徹底比較させて頂きましたので参考にして頂けたら幸いです。

工具買取専門店リツールではこのような情報をわかりやすくお伝えしていきます。

本日は最後までお読みいただき大変有難うございました。