マキタの充電器 DC18RCとDC18RFの違いについて詳しく解説！

 

 

 

 

マキタの充電器「DC18RF」と「DC18RC」の違いについて

 

機能の違い

DC18RFとDC18RCの2種類は、見た目や価格、仕様が似ているため選ぶ際に悩むことがあります。
DC18RFの方が新しく、DC18RCの後継機種です。
以下のような機能の違いがあります。

 

①充電速度

DC18RFでは18V6.0Ahのフル充電が約40分で業界最速、実用充電(80％)完了までが27分です。
DC18RCに比べDC18RFではフル充電完了まで約15分間も短縮されています。

 

 

※フル充電完了:電池の容量いっぱいまで充電された状態
※実用充電完了:フル充電完了の約80％の充電完了した状態
※充電時間は周囲温度、バッテリーの状態(新品、長期保管品等)により変化しますので、充電時間は目安です。

 

②連続急速充電

冷却風の流れを最適化する事で効率よく均一に冷やすマキタ独自の高い冷却効果に加え、
DC18RFでは3箇所に増えた冷却送風口からファンを高回転させて温度上昇を抑えることで連続急速充電にも対応しております。

DC18RFでは前モデルのDC18RCに比べ充電時の冷却ファンの稼働音のためか動作音が大きくなります。
※充電器の前面下部にある冷却ファンの風穴がごみなどでふさがれると故障の原因になりますので定期的な掃除が必要です。

 

③充電対応バッテリーの違い

 

DC18RCとDC18RFでは出力電圧に差があり、充電対応バッテリに違いがあります。

・DC18RFの出力電力は14.4-18V。14.4V～18Vのバッテリ充電に対応しています。
・DC18RCの出力電力は7.2-18V。7.2V～18Vのバッテリ充電に対応しています。

DC18RCではスライド式のニッケル水素バッテリ(BH9020Aなど)の充電にも対応しており、長年マキタ工具を愛用している職人さまにとっては便利な充電器といえます。

14.4Vや特に18Vのバッテリをお使いになる方が多く、DC18RFとDC18RCの充電対応バッテリの違いは気にされていない方がほとんどです。

 

④USB接続

DC18RFにはDC18RCにはなかったUSBポートA型搭載(5V-2.1A)されています。

バッテリを充電中でもスマホやタブレットを同時に充電可能です！
USBを使用中であっても実際の充電時間には影響がありません。

 

⑤壁掛けフック

マキタのハンディクリーナーなど、現場仕事だけでなく一般的にも普及しているマキタ製品。
場所を取らず設置ができる壁掛けフックは家庭用にもとても嬉しい機能です。
DC18RFの裏面をみるとDC18RCにはなかったフック穴があります。

壁掛けにはフック穴用のネジが2本とフックに吊り下げた後、充電器の中央上部に固定ネジが1本必要です。

壁掛けに必要なネジはこちらです。
• 木ネジ(吊下げ用)4mm × 20mm 以上：2本
※ネジ頭は下記の寸法としてください。
直径9.0 mm未満、3.5mm未満
• 木ネジ(固定用ネジ 1)4mm × 25mm 以上：1本

 

⑥大きさの違い

DC18RF

高さ　84mm
横幅　190mm
長さ　156mm
重さ　980g

 

DC18RC

高さ　84mm
横幅　190mm
長さ　156mm
重さ　830g

サイズ的な変化はなく、DC18RFの方が150gほど重くなっています。

 

⑦充電表示ライトのデザイン変更

DC18RCでは斜めに配置されていた表示ライトのデザインがDC18RFではよりシンプルに見やすい縦型の表示に変更されています。

 

 

DC18RCとDC18RFで変更のない点

 

①充電完了メロディーの切り替え方法

 

1.バッテリを充電器に差し込むと、現在設定されている充電完了メロディーの確認音が短時間鳴ります。

2.このとき、素早くバッテリを差し直すと充電完了メロディーの確認音が変わります。

3.続けて素早くバッテリを差し直すたびに充電完了メロディーの確認音が順に変わります。

4.設定したい充電完了メロディーの確認音が鳴りましたら、バッテリを挿入したままにすることで充電を開始します。「ピピッ！」と鳴るモードを選んだときは充電完了時に音が鳴りません（無音モード）。

5.充電が完了すると充電表示ライトが「緑」の点灯に変わり、バッテリ挿入時に設定した充電完了メロディーや電子ブザー音が鳴ります。無音モードを選択した場合には完了時に音はしません。

6.設定した充電完了メロディーは充電器の電源プラグを抜いても記憶されています。

電子音ブザーと無音を含む6種類から選択可能です。
出荷時の設定は電子音ブザーになります。

 

②充電表示ライトの内容

1.緑1個点滅：スタンバイ状態
2.赤1個点滅：バッテリー冷却中
3.赤1個点灯：充電中(容量0～80％)
4.赤1緑1点灯：実用充電完了(容量80～100％)
5.緑1個点灯：フル充電完了
6.黄1個点灯：オートメンテナンス
7.赤緑1交互点滅：充電不可(ゴミ詰まりやバッテリー寿命)
8.黄1個点滅：冷却異常(ファン故障や冷却不足)

 

まとめ

DC18RFでは連続充電に対応していることや1回の充電にかかる時間が短縮されていることを考えるとお仕事で何台もバッテリをお使いになる職人さまにとてもおススメです。
家庭用などの急いで充電する必要のない場合にはコスパの高い前モデルのDC18RCも良いといえますが、
設置場所を考えずに置ける壁掛けフックや充電表示ライトがシンプルでわかりやすくなったことを考えると機能面ではやはりDC18RFがおススメです♪
2台とも14.4Ｖや18Ｖといったよく使われるバッテリの充電に対応していますので2台の特徴を理解したうえで機能面・コスパ・使用頻度など使われる方にあった充電器選びが必要です。

 

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