新品・未使用品・新古品の違いとは？

 

工具に限らず商品を選ぶ際には、新品・未使用品・新古品などの表記違いがあると思います。

なぜこのように色々な表記があるのでしょうか？

 

実は

 

意味が異なっているからです！

と思う方もいるかと思いますが変わります。

 

 

例えば新品だと少しお値段がはりますがメーカーさんの保証などが付いていております。

未使用品だとメーカーの保証が無くなってしまうことがありますが、その分お値段が少しお安くなります。

 

新品、新古品、未使用品毎の違いやメリット、デメリットについて詳しく解説していきたいと思います。

各々どういった違いがあるのかを知って頂き、ご購入される際の参考にして頂ければ幸いです。

 

新品とは？

 

 

新品とは、

・新しい製品
・まだ使っていない品物

となっております。

 

 

新しい製品とは

基礎となる材料や原料を調達し自ら加工して新しく作り上げた物を差します。
まだ使っていない品物とは倉庫やメーカーからの仕入れなどで入荷はしたものの消費者に渡っていない物を差します。

製造されてから【消費者】の手に一度も渡っていないものは全て新品となります。
※消費者とはお金を支払って商品やサービスを買う(消費する)人をさします。

 

 

 

つまりホームセンターに入荷された工具や、メーカーからの直接のご購入されたものは全て新品という括りになります。

 

電動工具以外だと家電量販店や新車のディーラーなどでご案内される一般的な品物でも全て新品と言った扱いになります！

 

新品をご購入されるメリット

・メーカーの保証が手厚い！

やはり強みと言えばここになってくると思います。
メーカーごとに保証の内容は様々ですが、無料でメンテナンスできたり初期不良の対応を含めた手厚いサポートなどが魅力です。

 

新品のデメリット

・お値段が少しはってしまう!

製品自体のお値段含めメーカーの保証が手厚いためそれだけお値段が高くなってしまいます。
例えば私が一度問い合わせさせて頂いた電動工具の有名なメーカー、【マキタ】社のメーカー保証についてですが【保証書】が無いです。

 

 

 

 

マキタ社の場合、営業所やご購入された金物屋さんを通してお見積りなどをして頂く事が可能です。
初期不良であればしっかりと無償修理や交換など行っているようです。

 

メーカー小売り価格とある通販サイトの未使用品の比較

例えば人気のマキタ社製品のTD173DRGXで比較させて頂きます。

 

TD173DRGX

 

メーカー小売価格
83,000円(税抜き)

通販サイト
49,800円(税込み)

※2023/03/28 調べ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未使用品ってなに？

 

 

通販サイトなどではよく【未使用品】という言葉を見かけます。

未使用品とは一般的には消費者の手には渡ったが保管されていて使用されていなかった物となります。

 

 

 

メーカー保証

 

メーカー保証とは企業が独自に品質を保証する規定のことです。

工具を使用される方で知らない人はいないといれているほど有名な【マキタ】株式会社にメーカー保証について一部問い合わせをさせて頂きました。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

Q.工具をネットでご購入させて頂いたのですが動きませんでした。
修理とかはして頂けるのですか？

A.営業所に直接お持込み頂けるのであれば可能です。

 

Q.とある販売店でマキタさんの工具を購入させて頂きましたが動きませんでした。
修理などはして頂けますか？

A.物にもよりますが可能です。
販売店でご購入されたという事は販売店の印がありますのでそちらから送って頂けますと対応させて頂けます。

 

Q.購入から一年ほど経って使用していたんですけどレーザー墨出し器のラインのずれが目立ってきました。
修理は可能でしょうか？

A.販売店通して頂いてであれば修理は可能です！

 

※2023/3/29 

仮にご購入から一年以上経った場合でもレーザー墨出し器のラインずれや、インパクトドライバのライト付かなくなった等の修理は可能でした。
基本的に保障の期間は一年間ありますが保証が過ぎても営業所へのお持込みさえしていただければ修理はしていただける事もあります。

※上記の内容はあくまでも今回お問合せさせて頂いた際のご回答となります。

 

家電から電動工具から多岐にわたって活躍されている【パナソニック】株式会社にもお問い合わせさせて頂きました。

Q.工具をネットでご購入させて頂いたのですが動きませんでした。
修理とかはして頂けるのですか？

A.可能です。着払いで修理センターの方へ送って頂いてもよろしいでしょうか？

 

Q.とある販売店でパナソニックさんの工具を購入させて頂きましたが動きませんでした。
修理などはして頂けますか？

A.可能です。ご購入された金物屋さんから送って頂いてもよろしいでしょうか？

 

※2023/3/29 

金物屋さんなどでご購入の場合購入された場合、
金物屋さんに持ち込めばそのまま発送して頂けるため手間が一つ省けます。

※上記の内容はあくまでも今回お問合せさせて頂いた際のご回答となります。

 

二次流通品について

工具や家電などの場合二次流通品となってしまうとメーカーさんの保証などが効かなくなることがあります。
※メーカーの保証はありませんが各社独自の返金期間を設けている会社がほとんどです。

二次流通品となってしまうため代替えの準備が無く対応としては主に返金の対応のみの場合が多いです。
その為すぐに使用したい場合やその商品じゃないとダメな場合、再度ユーザー側が購入しないとその商品を手に入れることはできません。
メーカーさんによっては初期不良によっての商品交換などもしてくださるところもあるので、そういった点でも未使用品などの二次流通品としてのデメリットは保証の違いにあると思います。

新品と未使用品違いは、メーカー保証の有無です。
【○○な保証が欲しい】とお考えであれば商品説明欄の保証欄に欲しい保証があるか確認することをオススメします。

 

 

 

 

新品と未使用品に関しては細かい定義を持ち出せば、違いはありますが、商品状態だけで言えば商品の違いはほぼありません。
違いと致しましてはメーカーの保証のみとなります。

 

ただ、未使用品に関しては、どこからが未使用品でどこからが使用品なのかという部分で会社や消費者によって違いがあります。
解釈の度合いが変わってくるので購入の際に注意が必要です。

 

未使用品として大事なのは購入してから箱を開けていない状態を指します。
またブランド品や家電量販店などでは未使用品として表記される商品に付いては製造から1年以上経ってしまい、一度消費者に渡っていなくても未使用品表記となります。

 

 

 

 

 

新古品ってなに？

 

 

未使用品とは違い、あまり聞き馴染みのない新古品という言葉があります。
こちら定義としては二つあります。
・一般的に新古品とは一度は消費者の手に渡ったものの未使用の製品を指し、箱からは出していない新しいの品物
・二次流通品ではなく店舗内で展示されていた品物
こちらの2点が新古品の定義となります。

ホームセンターでは新古品ではなく展示品と表記されているところが多かったです。
中古の工具販売店も新古品ではなく未使用品といった表記をされるお店が多かったです。
定義が二つあり一目で状態が分からないずお客様に伝わりずらい為使用されないお店が多いと思われます。

 

 

 

 

新品・・・消費者に渡っていない品物

未使用品・・・消費者の手に渡ったが使用されずに売却された品物
新古品・・・消費者の手に渡ったが使用されずに売却された品物+展示されていた品物

 

 

基準が違う業界

 

ブランド品の場合

元ブランド品の買い取りをされていた方にお話を伺ったところ未使用品と中古品という括りでも少し違いがあったのでご紹介させて頂きます。

 

 

上記の商品は「新品」として販売されています。
新古品などの上記以外は全て「中古品」としての扱いになるそうです。
※あくまでも一例となっております。販売店によって記載の内容が異なる場合がありますので、ご購入の際はお気を付けて下さい。

 

自動車の場合

 

元々新古車という言葉は使用されていたのですが、中古車との混乱を避けるため使用することが禁じられるようになりました。
その為、新車登録を経たものの使用されていない車で、展示車や直前のキャンセルなどの理由から消費者が購入しなかった場合は全て未使用品となるそうです。
今では「登録済未使用車」や「届出済未使用車」と表示されるように変わりました。

2023/04/01調べ

未使用品の車は、中古車ディーラーなどで販売されます。
納車が早く、中古車店に在庫があるものの車の状態としては新車というところがメリットです。

引用元(自動車公正競争規約集)
32ページ、29行目部分です。

 

 

まとめ

物によって表記の内容などもお店、販売している物によって様々です。

『少し値がはっていてもメーカー保証がある方が良い！！』という方は新品を！

『メーカー保証が無くても良いから少しでも綺麗な商品がほしい！！』という方は未使用品、新古品を！」

というように選ぶのもオススメです。

通販サイトやネットで出品者の評価や商品説明をしっかりと確認することも重要です。
それぞれの商品によって、状態や品質が異なるため自分に合った商品を選ぶためには、正しい知識を持っていることが必要です。

是非、お財布などとご相談して頂いてご自身にあった商品をご購入して頂ければと思います。

 

 

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