2023.03.17
おすすめインパクトドライバのアタッチメント全14種類の特徴とメリットとは?あなたの悩みを解決!
目次
アタッチメントっていっぱいあるけど多くありすぎて実際よくわからんしな~
なんか知っといた方がいい事とか教えてよ!
かしこまりました!!
では専門店直伝の豆知識をお話をさせて頂きます♪
職人さんであれば一人一台は仕事道具として愛用しているインパクトドライバは、アタッチメントを付け替えるだけで使い道が幅広くなる工具です。
基本的にはドリルビットでの穴あけや、ドライバーセットでのネジ打ち作業が使用用途として多いですが、
インパクトドライバのアタッチメントを付け替えれば、研磨や攪拌まで可能になります。
そこで今回は、インパクトドライバのおすすめアタッチメントとして、
ビット10種とその他おすすめアタッチメントを4種の特徴とメリットを詳しく解説していきます!
インパクトドライバのおすすめビットやアタッチメントについてご紹介する前に、特にビットは細かな規定が定められているので事前に確認することをおすすめします。
サイズや長さの規格は、目で見ただけでは判断が付かないことも多いので、買い間違えを防ぐためにも、ここからご紹介する規格を事前に確認しましょう。
● 1番…75mm(先端厚0.7mm):先端が細く尖っているので小さなネジに最適
● 2番…100mm(先端厚0.8mm):標準サイズ
● 3番…150mm(先端厚1.0mm):大きなサイズ
インパクトドライバのプラスドライバーの規格は、上記のように1〜3番、あるいはNo.1〜No.3で表記されています。
基本的には2番(No.2)である標準サイズを選ぶことが多いようです。
先端幅×長さ | 長さ | 先端圧 | 先端幅 | D:軸径 | |
L(mm) | H(mm) | W(mm) | 強力 | 一般 | |
4.5×50 | 50 | 0.6 | 4.5 | 5 | 5 |
5.5×75 | 75 (1番) 0.7 |
0.7 | 5.5 | 5.5 | 5 |
6×100 | 100 (2番) |
0.8 | 6 | 6 | 5.5 |
7×125 | 125 | 0.9 | 7 | 7 | 6 |
8×150 | 150 (3番) |
1 | 8 | 8 | 7 |
9×200 | 200 (4番) |
1.1 | 9 | 9 | 8 |
10×250 | 250 | 1.2 | 10 | 9 | 8 |
10×300 | 300 | 1.2 | 10 | 9 | 8 |
インパクトドライバのマイナスドライバーの場合は、規格ではなく刃先のサイズで上記の表のように定められています。
一般的には刃先サイズ5〜10mmがよく使われており、5〜10mmの場合は上記を参考に選んでみましょう。
インパクトドライバの六角ビットの場合は、ビット部分の直径をH○()数字で表記します。
● H1.5…1.5mm
● H2…2mm
● H3…3mm
● H4…4mm
● H5…5mm
● H6…6mm
● H8…8mm
H2の六角ビットであれば、直径が2mmということになりますね。
両頭タイプが多い六角ビットを選ぶ時は、六角穴付きボルトや六角穴付きネジのように刃先が細く、長く詰まったものを選び、六角ボルトには六角形の穴が空いているビットを選びましょう。
六角ビットがH○で表記するのに対して、トルクスビットはT○で表記します。
規格は六角ビットよりも細かく、T1〜T50まで分けられていて、他のビットと比べるとサイズ展開が豊富です。
一般的によく使用されるサイズは、
●T25…4.43mm
● T30…30mm
● T40…6.65mm
● T45…7.82mm
● T50…8.84mm
上記以外のトルクスビットを購入する際は、ビット部分の直径を確認しましょう。
毎回何となくで見てたけど意味わかったら選ぶん早なりそうやわ!
ちょっと家で作業する時に役立つし覚えとこ!
普段からよく使うものなどは熟知されているかと思います!
ちょっと家で作業される際など普段お使いにならないビットを購入されるなどそういった際には参考にして頂けたらと思います!
でも今みたいに「ビット」って言っても色々種類あるやん?
意味あるからわけてる思うけどちょっと詳しく説明してよ!!
お任せください!!
ではここからは「ビット」について更に深掘りしていきます!
インパクトドライバのビットは、インパクトドライバに装着して使用するアタッチメントのことです。
インパクトドライバはこれまで職人さんの仕事道具でしたが、最近ではDIYを趣味で楽しむ方が増えたので、
一般の方にもなじみがある工具になりました。
ビットを使い分ければ、インパクトドライバでの作業効率が一気にアップするので、ここからご紹介するビットを上手に使い分けてみましょう。
折れに悩まされている方におすすめのアタッチメントがトーションビットです。
このアタッチメントは、ビット中央を細くすることで、
ネジ頭が着座したときの衝撃を吸収することができるので、刃先やネジ頭の破損を防ぐことができます。
また金属疲労を軽減するというメリットもあるので、ビットそのものの寿命を伸ばすこともできるというメリットがあります。
狭い場所での作業や、細いビス頭の作業時の効率を上げたい方におすすめなのが、スリムビットです。
このアタッチメントは先端部を細く加工してあるので、狭い場所や細いビス頭の作業時に効率を上げてくれるというメリットがあります。
ビット交換をスムーズに行いたい方におすすめのアタッチメントが、バネ付きビットです。
このアタッチメントは、軸部分にバネが取り付けられているので、スリーブを引くことでビットが飛び出る仕組みになっています。
スライドスリーブ内で熱くなったビットに触れることなく、取り出しや交換を行えるというメリットがあります。
ビット損傷によるコストを削減したい方におすすめなのが、両頭ビットです。
このアタッチメントは、ビットの両先端で締め付けることができるようになっていますが、
両方とも同じ先端部のタイプや、それぞれ+や−、□などのタイプ、先端サイズが+No.2や+No.3などの違うタイプがあります。
両先端で締め付けることができるので、もし片方が損傷しても、もう片方で使用できるというメリットがあります。
しかしデメリットとして、片方が損傷したアタッチメントをインパクトドライバ本体側のスライドスリーブ側に装着してしまうと、抜けなくなることもあるので注意が必要です。
これまではインパクトレンチでボルトの脱着を行っていた方が多いと思いますが、
最近ではワンタッチで脱着できるボックスビットがおすすめです。
ソケットビットには大きく2つの規格があり、AタイプとBタイプと分かれています。
ビットにつけられた溝から先端までの長さがタイプごとに決められており、
Aタイプは先端部分が13mm、Bタイプの先端部分は9mmまたは9.5mmになっています。
国内メーカーの電動ドライバーだとほとんどはAタイプとなり、
海外製の電動ドライバーはBタイプが使われているという特徴がありますので選ぶ際には注意してください。
ビットの締め付け箇所に届かないときや、長さを継ぎ足したいときにおすすめなのが、エクステンションビットです。
長い棒状の先端に、インパクトドライバと同じスライドスリーブが付いているので、長さを継ぎ足すことが可能。
初めから長い150mmのプラスビットを使うこともできるのですが、使用頻度が高い場合は安価なビットを
エクステンションビットホルダーで使う方法がおすすめです。
コーナー部分や狭い箇所で効率的に作業したい方には、フレキシブルがおすすめです。
シャフト部分の柔軟性がある作りになっているので、通常であればインパクトドライバが入らない狭いところの作業に最適。
またこのアタッチメントは300〜400mm程度の長さがあるので、高い場所や手の届かない場所の締め付けでも活躍するというメリットがあります。
あまり高頻度で使うことはないかもしれませんが、工具箱の中にひとつ持っておくと重宝します。
曲線彫りや穴あけ時には、通常であれば逆回転でなければ戻ってきませんが、
インパクトドライバのアングルビットであれば、裏刃が付いているので正転のまま切り崩して戻ってきます。
コーキングをスピーディーに取りたいという方は、シーリング材除去ビットがおすすめです。
このアタッチメントは、これまで重労働だったコーキング剥がしをスピードアップできるビットで、さらに安全に作業することができます。
インパクトドライバにシーリング材除去ビットを装着して、
コーキングとサイディングの際に回転させながら差し込むだけで、きれいに剥がれていきます。
ネジ穴からビットが浮き上がるカムアウトに悩んでいる方は、カムアウト低減に特化したアタッチメントがおすすめです。
このアタッチメントは、カムアウトを抑制する先端部の形状になっているので、ネジ穴を潰してしまうリスクを低減して、効率的に作業することができます。
特にインパクトドライバはトルクが強いので、カムアウトしやすいというデメリットを補ってくれるビットです。
色々と用途に向けて作られているビットが多数ございますので最適なビットを選ぶ事で更に幅広く作業ができるようになりますね!
ホームセンターとか道具屋に他にも変わり種?みたいな
アタッチメントもあるやん?
それも一緒に教えてよ!
では更に使いこなすという意味でも締め付け以外にも役立つアタッチメントをご紹介させて頂きます!!
ここまでご紹介してきたインパクトドライバのアタッチメントは、主に「締め付け」に特化したものが多かったですが、それだけではインパクトドライバを使いこなすことはできません。
インパクトドライバには締め付け用のアタッチメントの他に、研削や攪拌用などさまざまな用途で大活躍するアタッチメントが用意されています。
ここからは多種多様なアタッチメントの中でも、特に活躍の場が多いアタッチメントを5種ご紹介いたします。
「ちょっと金属を切断したい」「サビ落としをしたい」というシーンに活躍するのが、インパクトドライバの研削・研磨系アタッチメントです。
例えば、マジックパッドからユニクロン繊維研磨、そしてフェルトバフ、青棒の順で作業することで、金属磨き上げで鏡面仕上げが簡単に完了します。
また砥石での研磨作業の場合は、砥石の損傷を防ぐためにインパクトドライバへ打撃が伝わらないよう回転数を落として
ゆっくりと作業する必要があるので、ディスクグラインダー用アクセサリの取り付けができるアタッチメントがおすすめです。
インパクトドライバの回転を利用したアタッチメントで、
へらを振動させることで剥がしやめくりなどの作業を効率化してくれるアタッチメントです。
金属を切断することができるシャーを、インパクトドライバの回転で行うことができるアタッチメントです。
片手で金属を切断することができるようになるので、非常に効率的に作業することが可能。
通常であれば30,000円程度するハンドシャーの役割を、
インパクトドライバのアタッチメントなら5,000円程度で購入することができるのも大きなメリットのひとつです。
DIYで少量のコンクリートを混ぜる場合でも、水を含んだコンクリートはとても重たいので、単純に混ぜるだけではうまく混ざりませんが、
インパクトドライバの攪拌用ミキサーアタッチメントなら簡単に混ぜることができます。
またコンクリートだけではなく、燃料や低粘度の液体であれば、このアタッチメントで十分です。
専用工具がなくても、インパクトドライバのリベッター用アタッチメントを装着することで、リベット止めが簡単に行えます。
スチールやアルミ、ステンレスすべての材質の系4.8mmまでのリベッティングができるので、太くて硬いリベットもラクに扱うことができるというメリットがあります。
インパクドライバは穴あけやネジ打ちだけではなく、アタッチメントを付け替えることで作業の幅が広がるので、あなたのちょっとした悩みを解消して効率化してくれます。
今回ご紹介したビット10種と、その他おすすめアタッチメント4種は、数あるインパクトドライバのなかでもおすすめのアタッチメントなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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