2024.12.09
ポータブル電源で元を取るための方法!元の取れるポータブル電源のオススメも解説!
「ポータブル電源で元を取ることはできるの?」
「ポータブル電源で元を取るための方法が知りたい!」
「ポータブル電源とソーラーパネルで元を取ることは可能?」
電気代の値上がりが続く昨今、ポータブル電源を上手に活用して節約をしようとする人が増えてきています。
今ではポータブル電源用のソーラーパネルなども手軽に購入できるため、それらも活用して上手に電気代を節約したいと考える人は多いようです。
ですが、ポータブル電源本体だけで節約ができるのか、そしてソーラーパネルなどを購入した場合、どのぐらい節約をすれば元を取れるのかが気になっている人も少なくありません。
やはりポータブル電源やソーラーパネルを購入しても、まずは元を取るところからスタートしたいと考える人が多いのは当然といえば当然です。
そこで今回はポータブル電源で元を取るための方法について解説をしていきたいと思います。
また元を取るためにオススメなソーラーパネルセットモデルなどについてもピックアップしていきますので、あわせて参考にしてみてください。
目次
それではポータブル電源で元を取るための方法について解説していきましょう。
5つの大切なポイントについて触れていきますので、各項目に目を通してみてください。
まず大前提として一般的な使い方をした場合、ポータブル電源で元を取ることは難しいです。
最近では多くの方がポータブル電源を電気代の節約のために役立てています。
ですが、単純にポータブル電源のみで元を取るほどの節約は難しく、また日中にソーラーパネルとの組み合わせで発電をして、蓄えた電力分をポータブル電源に各種家電を使い電気代を節約しても、年間の節約額は大体5,000円~6,000円程度と言われています。
仮にポータブル電源とソーラーパネルのセットモデルを購入しても、それなりのモデルの場合は15万円ほどするので、元を取ろうとすると「150,000円÷6,000円(年)=25年」とかなりの年月が必要になるのです。
またポータブル電源の寿命が伸びてきてはいるものの、10年を超えると徐々にバッテリーの減りが早くなるケースが多いため、様々な面で一般的な使い方だけでは完全に元を取ることは難しいのです。
もちろん節約がメインではなくアウトドアな趣味や災害の備えとして購入して、そのついでとして節約のために活用する場合であれば充分に「割に合う節約」は可能だと言えるでしょう。
最近では電気代が30パーセント以上値上がりしたり、地域によってはもっと値上がりしている場合は、年間の節約額が10,000円を超えるケースも出てきたため、電気代高騰に伴い一般的な使い方でも元を取れるケースも現実味を帯びてきました。
次に大切なポイントとして、ソーラーパネルの増設で元を取る期間を短縮できるという点に触れていきます。
先の項目では一般的な使い方では元を取るのが難しいとお話してきましたが、ソーラーパネルセットのポータブル電源だけではなく、単品でソーラーパネルを購入・増設することで期間を短縮することができます。
ポータブル電源とソーラーパネルのセットモデルの場合、ポータブル電源の価格が高いので見落としがちですが、ソーラーパネル単品だと1枚3万円前後で購入することができます。
仮に容量が大きなポータブル電源を購入し、日中の発電量を増やすためポータブル電源用のソーラーパネルを増設したならば、より短期間で効率的に元を取るための節約術が実現できるのです。
・ポータブル電源本体…12万円
・ソーラーパネル4枚…12万円(1枚あたり3万円)
上記のケースだと合計24万円の初期費用が必要になりますが、ポータブル電源用ソーラーパネルを4枚連結して発電量をアップさせることができるので、かなり短期間で元を取ることができます。
先の項目で触れたような電気代が値上がりして年間の節約額が10,000円程度の場合、容量が大きなポータブル電源と4枚分のソーラーパネルでの発電を組み合わせるとすると年額40,000円を浮かせることも可能でしょう。
そうすれば「240,000円÷40,000円(年)=6年」で元を取ることができるようになり、以降は丸々節約できると考えれば、かなり効率的な電気代節約術と言えるのではないでしょうか。
もちろんその日の発電量やどのぐらいの機器をポータブル電源に接続して節約するかにもよって変わってくる部分ではありますが、数枚のソーラーパネルを組み合わせての発電は元を取るためにも効率的な選択肢だと覚えておいてください。
仮に年間30,000円程度の節約の場合でも、約8年で240,000円の節約につながり元を取れると考えれば、ソーラーパネルを複数枚組み合わせての運用は非常に有益なものだと言えるのではないでしょうか。
また気になる人が多いポータブル電源とソーラーパネルの価格相場についても触れていきましょう。
これはメーカーにもよって異なりますが、海外製・国内製を問わずに定番のポータブル電源のメーカー・ブランドで考えた場合、ソーラーパネルとセットで下記のようなスペックのモデルが約15万円前後で購入することができます。
・大容量ポータブル電源…1,000Wh程度の容量
・大容量ソーラーパネル…100W程度
先の項目でも触れてきましたが、ポータブル電源本体が12万円程度、ソーラーパネル1枚で3万円のような価格相場を目安にすると良いです。
逆に安すぎるモデルを選んだ場合、容量が少なかったり保証期間が短かったりデメリットを感じてしまうことが多いので、上記のような価格帯の安心安全のメーカーのポータブル電源を候補に入れることをオススメします。
今ではポータブル電源用のソーラーパネルをメーカーごとに販売していたりするので、基本的にはセットモデルを購入して、その後に単品購入でソーラーパネルの枚数を増やすかどうかを検討するのが良いのではないでしょうか。
本気でポータブル電源の元を取りたい場合、節約をしていきたいと考える場合、発電量の目安を知っておくことも大切なポイントです。
ソーラーパネルの発電できる能力はワット(W)数で決まります。
例えば100Wの発電能力があるソーラーパネルを1時間太陽光に当てると、100Wh(100W×1h)の電気を発電することができます。
仮に1日に充電可能な「日照時間」を5時間とした場合、100Wの発電能力があるソーラーパネルでは「100W×5h=500Wh」の発電が可能です。
上記はわかりやすいように数字をざっくりと区切り端的に表記しましたが、実際にはもう少し少ない発電量であるケースも出てきます。
なのでポータブル電源とソーラーパネルをセット購入した場合、ポータブル電源のモニタに残量が表示されるモデルは多いのでゼロの状態から太陽光発電・充電をして、1日でどのぐらいの発電・充電が可能かをチェックすることをオススメします。
そうすればあと何枚のソーラーパネルを購入すれば、1日でポータブル電源を満充電することができるのかがわかります。
仮に日当たりが非常によく2~3枚のソーラーパネルで満充電できるほど充電効率が良い人は、4枚目のソーラーパネルを購入しても節約という観点、元を取るという観点から見れば無駄になってしまうため、自身のお住いでの発電量の目安を知っておくことは大切なのです。
また日当たりが良く発電効率が良い人は、逆にポータブル電源の容量がより大きな2,000Wh程度のモデルを選び、複数枚のソーラーパネルで効率的に発電をして節約につなげるという選択肢があることも覚えておきましょう。
最後にポータブル電源で元を取る場合、年間6,000円以上の節約を目指すのがオススメという点に触れていきます。
ここまでの項目で年間の目安節約額、また発電量やソーラーパネル、そしてポータブル電源自体の容量なども年間の電気代節約額に影響するというお話をしてきました。
ですが、いきなりガチガチに節約生活をスタートしようとしても、中々長続きせずに断念してしまう人も出てくるかもしれません。
ですので、まずは無理なく年間6,000円以上というラインを目安に電気代の節約を試してみることをオススメします。
仮に500Whの電気代を約16円程度と考えると、1ヶ月で約500円程度、年間6,000円程度の節約が可能になります。
もちろん電気代が高騰すれば、より単位あたりの節約金額が大きくなるので、月額・年額の節約額も大きくなってきます。
そしてソーラーパネル1枚で約500Whの発電・消費に慣れて手間が感じなくなったなら、枚数を増やして発電量や消費量を調整して節約額を少しずつ上げていけば元を取るまでの期間がグッと短縮可能です。
ポータブル電源の容量が1,000Whならソーラーパネルを2枚、1,500Whなら3枚、2,000Wh以上なら4枚など容量と発電量にマッチする組み合わせで節約効果は高まります。
ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせで元を取るためにも、そして電気代分の節約で家計を楽にするためにも無理ない範囲で試してみてはどうでしょうか。
ここからはポータブル電源で元を取るためにオススメなモデルについて紹介していきましょう。
元を取るために大切なソーラーパネルがセットになっているポータブル電源を主にピックアップしていきますので、各モデルをチェックしつつ自分にピッタリなモデルを選ぶ基準としてみてください。
参照
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Jackery 1000Pro |
|
容量 | 1002Wh |
定格出力 | 1000W |
AC出力 | 100V/15A 50/60Hz |
DC出力 | 合計800W 12-17.5V⎓8A 2ポート電流制 16A 17.5-60V⎓11A 2ポート電流制 22A シガーソケット×1 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約340mm×262mm×255mm |
重量 | 約11.5kg |
小売価格 (税込) |
¥149,800 |
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『Jackery 1000Pro』
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SolarSaga100 |
|
最大出力 | 100W |
定格電圧 | 20V |
定格電流 | 5A |
開路電圧 | 24.8V |
短絡電流 | 5.6A |
動作温度 | -10~65°C |
展開時サイズ (縦×横×幅) |
122cm×53.5cm×2cm |
収納時サイズ (縦×横×幅) |
61cm×53.5cm×3.5cm |
小売価格 (税込) |
¥24,360 |
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まずポータブル電源で元を取るためにオススメなモデル、それがJackery 1000Pro+100Wソーラーパネルです。
ポータブル電源業界でも有名なJackery製の本体とパネルのセットモデルであり、本体は1,002Whの大容量でポート数も多いため様々な家電やスマホ・タブレットなどを接続して使うことができます。
さらに定格出力が1,000Wと高出力なので、一般的な家電を安定稼働させることができるため、日常的な用途でも使いやすく電気代節約をして元を取りたい人にもピッタリなモデルです。
セットのソーラーパネルは防水・防じん機能が付いているので、雨の日や雪の日でも使いやすく天候が悪くてもタイミング次第では多少の発電にも期待できます。
ちなみに持ち運びもしやすいコンパクトかつ折りたたみ式、それでいて安定した発電が可能なポータブル電源用ソーラーパネルなので、アウトドアな趣味にも最適であり、災害時などでもササッと広げて発電・充電が可能な便利なモデルとして好評です。
保証やアフターサポートも丁寧かつ充実しているので、節約のためにはじめてポータブル電源を購入しようとしている人にもオススメなモデルです。
またJackeryは上記のモデル以外にも本体の容量が200Wh~2,000Whほどのモデルも販売していますので、節約したい度合いによって本体容量が少し上のモデルを選ぶのも良いかもしれません。
参照
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DELTA Max2000 |
|
容量 | 2016Wh 50.4V |
定格出力 | 2400W |
AC出力 | 最大1500W |
DC出力 | 最大12W DC12.6V/3A シガーソケット×1 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
49.7cm×24.2cm×30.5cm |
重量 | 約22kg |
小売価格 (税込) |
¥108,900 |
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400W ソーラーパネル |
|
短絡電流 | 11A (Imp 9.8A) |
開路電圧 | 48V(Vmp 41V) |
出力コネクタ仕様 | MC4 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約236.5cm×105.8cm×2.5cm |
保護ケース込み重量 | 約19kg |
ソーラーパネル本体重量 | 約16.0kg |
小売価格 (税込) |
¥82,225 |
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次にEcoFlow DELTA Max2000+400Wソーラパネルも電気代節約にオススメなモデルです。
2,016Whの大容量かつ定格出力が2,000Wと高出力なので、日常的な家電で使えないものはほとんどなく、それでいて大容量なので長時間の稼働にも適したモデルです。
さらに拡張バッテリー対応モデルなので、最大6,048Whまで拡張可能な点も見逃せないポイントです。
セットのソーラーパネルは400Wとポータブル電源用のパネルの中では最大級のレベルであり、100Wのソーラーパネル4つを連結せずとも、この400Wソーラーパネルで効率良い発電が可能です。
毎日大容量のポータブル電源に400Wのソーラーパネルで安定した発電を行うことで、日々の電気代の節約効率もグッと高まるため、元を取りたいと考える人や徹底した節約をしたい人にピッタリなモデルだと言えます。
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AC70 |
|
容量 | 768Wh |
定格出力 | 1000W (瞬間最大 2,000W) |
AC出力 | 100V/10A |
DC出力 | 12V/10A (最大120W) |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
31.4cm×20.95cm×2cm |
重量 | 約10.2Kg |
小売価格 (税込) |
¥49,800 |
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120Wソーラーパネル |
|
最大出力 | 120W |
開路電圧 | 24.6V |
短絡電圧 | 6.6A |
展開時サイズ (縦×横) |
50cm×176cm |
収納時サイズ (縦×横×幅) |
50cm×50cm×4.5cm |
ソーラーパネル本体重量 | 約5.36kg |
小売価格 (税込) |
¥25,800 |
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最後にBLUETTI AC70+120Wソーラーパネルについても紹介していきましょう。
このモデルは768Whの容量、そして定格出力が1000Wですが、コスパが良いモデルとして好評です。
ただ大型家電を動かすことは難しいケースが多く、また768Whなのでソーラーパネルを使っても発電・蓄電できる量が少なめです。
ソーラーパネルは120Wと使い勝手が良く、ポータブル電源本体とあわせてコンパクトで使いやすいため、アウトドアなシーンではとても活躍してくれます。
どちらかと言えば電気代の節約のために購入をするというよりは、アウトドアな趣味や災害の備えとしてソーラーパネルのセットモデルを購入して、使っていないタイミングで少しずつ電気代節約のために使うような人にオススメです。
元を取るという考えではなく、キャンプや車中泊、またちょっとした趣味にポータブル電源を活用しつつ、その延長でちょっとした節約感覚で気軽に使いたいと考える人はコスパが良く使いやすいモデルだと言えます。
今回はポータブル電源で元を取るための方法について解説をしつつ、元を取るためにオススメなソーラーパネルのセットモデルについてもピックアップしてきました。
お住まいの日射量などにもよって若干変わってくるところもありますが、基本的にはポータブル電源とソーラーパネルのセットで1日でどのぐらいまで充電できるかを試してみることをオススメします。
そしてポータブル電源へ各種機器を接続して、普段からACポート(コンセント)やUSBポートで電力を使う分の電気代を節約しつつ、場合によってはソーラーパネルを追加購入して発電量を上げて効率よく元を取るための電気代節約術を実践していくのがスマートでしょう。
今回、Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルを使用して家庭用のエアコンを動かしている検証動画がございましたのでご参考ください。
全体で25分もある長い動画になるので下の方に掲載させて頂きますのでご確認ください。
0:00~ 開封&筐体スペックの確認
5:53~ 何がどれだけ動くか接続、波形&電圧測定
12:52~ 新型秘密兵器投入!
13:59~ 実容量&W高速充電時間測定
20:32~ ソーラー充電実験
23:17~ 家庭用エアコン何時間動く?
電気代が高騰し続ける昨今だからこそ、上手にポータブル電源とソーラーパネルを活用することで節電にもなり、電気代が高いからこそ元を取るための期間も短くなり、年間でもかなり節約になる時代になってきています。
まずはあなたにピッタリな容量・出力のポータブル電源、そして便利で快適なソーラーパネルとのセットモデルを選び、無理のない範囲で元を取るための電気代節約術を試してみることをオススメします。
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