2025.04.24
ポータブル電源で炊飯器を使うメリット!選び方やおすすめモデルも解説!
「ポータブル電源で炊飯器は使えるの?」
「ポータブル電源で炊飯器を使うメリットは?」
「炊飯器を使えるポータブル電源の選び方は?」
様々な家電を使うことができる便利なポータブル電源。
そんなポータブル電源で炊飯器を使用しお米を炊くことができるのか気になっている人も多いようです。
結論から言えばポータブル電源で炊飯器を使うことは可能です。
ある程度の出力が必要なのでポータブル電源の選び方を間違えることなく、適切なモデル選びをすることも大切なポイントです。
そこで今回はポータブル電源で炊飯器を使うメリットについて触れつつ、大切な選び方やおすすめモデルについても解説していきたいと思います。
キャンプや車中泊、災害時の備えなど様々な用途でポータブル電源で炊飯器を使いたいと考えている人は参考にしてみてください。
目次
それでは早速ポータブル電源で炊飯器を動かすメリットについて触れていきましょう。
いつでもどこでも炊飯器を使えるのはかなり大きなメリットがありますので、ぜひそのあたりについてもチェックしていきましょう。
まずポータブル電源で炊飯器を動かすメリットとして、アウトドア・レジャーシーンで役立つ点が挙げられます。
キャンプなどのアウトドアな場面、レジャーを楽しみたいという場合で、炊飯器を使用することで簡単にご飯を炊くことができます。
キャンプ場の火はお肉などを焼くために活用して、炊飯器でご飯を炊けばスムーズに満足できる食事を準備することができるでしょう。
もちろんアウトドア用の飯盒を使う選択肢もありますが、慣れない人はポータブル電源と炊飯器の組み合わせが便利でオススメです。
ある程度の快適さを実感した上でキャンプを楽しむことができるので、ポータブル電源と炊飯器の組み合わせは非常に人気です。
次に車中泊でも頼もしく働いてくれる点にも触れていきましょう。
ポータブル電源と炊飯器を組み合わせれば、いつでもどこもでご飯を炊くことができます。
火を使わないので車内での一酸化炭素中毒などのリスクもありませんし、複数人の旅でも問題ない量を炊くことができるでしょう。
車での旅先で炊きたての御飯を食べることができる、ある程度のお米の量を確保できるというのは車中泊の旅を楽しむ人にとって大きなメリットになるものです。
もちろん外食で済ませたりコンビニ弁当で済ませる選択肢もありますが、旅先の御当地食品やおかずと炊きたてご飯を組み合わせて楽しむのも良いと思います。
そういった車中泊の旅でも活躍してくれる、それがポータブル電源と炊飯器の組み合わせだと覚えておきましょう。
また災害時に温かいお米が炊ける、これは非常に大きなメリットです。
最近では地震や水害など様々な災害から長期間の停電などが起こり、日常生活に不自由を強いられてしまうケースも珍しくありません。
そういったケースでは復旧に時間がかかる事が多いので、満足な食事がとれないこともあるでしょう。
ですが、ポータブル電源と炊飯器があれば、停電時でも普段通りの温かいごはんを食べることができます。
仮に水が止まってしまっても、ミネラルウォーターでお米を研ぎ、ポータブル電源と炊飯器でお米を炊けば食事を用意することが可能です。
さらに性能の良いポータブル電源であれば、電子レンジや電気ケトルなども使うことができるため、災害時にも栄養バランスを考えて食事を摂ることができます。
仮に避難所に車で避難をした場合でも、ポータブル電源を車のシガーソケットで充電しつつ、炊飯器をポータブル電源につないで使う選択肢も可能なので非常に便利です。
このように災害時に様々な用途で活用することができるからこそ、ポータブル電源を購入する人は近年増え続けているのです。
さらに屋外イベントでも活躍してくれる点も見逃せないメリットでしょう。
料理関係の屋外イベントであったり、ちょっとしたお祭りなどの場合でも、ポータブル電源と炊飯器で炊きたてご飯を用意することができます。
料理関係の屋外イベントの場合、コンセントが不足してしまったり、運営のトラブルで電気系統が使えなくなることもあるでしょう。
そういった場合でもポータブル電源があれば炊飯器でお米を炊くことができ、場合によってはホットプレートで料理をすることもできます。
そんなイベント時にも活躍してくれるポータブル電源だからこそ、予備電源として用意しておくのがスマートかもしれません。
最後にイベントの控室などでも活躍の機会がある点について触れていきます。
先の項目と少し似ている部分ですが、イベントの控室でゲストや演者さんに食事を提供する際にも便利です。
炊飯器と組み合わせてお米を炊いたり、電子レンジで簡単な調理、電気ケトルで温かい飲み物の準備などにも使うことができるでしょう。
もちろんコンセントがある場所であればポータブル電源で炊飯器を使う必要はありません。
ですが、先に挙げたような屋外イベントや仮設控室・仮設休憩所などで食事を作る場合、ポータブル電源と炊飯器があるだけでも便利に使うことができると覚えておいてください。
そして炊飯器以外の様々な便利家電を使うことができるので、調理家電以外の簡易冷暖房器具などを稼働させてゲストや演者さんの体調管理に気を配ることもできる便利アイテムがポータブル電源です。
ここからはポータブル電源で炊飯器を使う場合の選び方について解説をしていきます。
購入後に炊飯器が使えない、動かないなんて失敗のないように、各項目をしっかりとチェックしていきます。
まずポータブル電源で炊飯器を使う場合、できるだけ容量が大きなモデルを選ぶのがオススメです。
もちろん大容量になるにつれて金額も高めになりますが、ある程度の容量を備えたモデルを選ぶのが良いでしょう。
なぜなら炊飯器は消費電力が高く、それでいてモード次第ではある程度お米が炊きあがるまでに時間が必要になります。
そうすると当然消費する電気の量も増えるため、ある程度の容量を備えたモデルを選ぶのがオススメなのです。
あまりに容量が少ないポータブル電源を選んでしまい、炊きあがる前後で電力を使い切るかどうかなんてハラハラしながら使うようなことがないように、容量には少し余裕を持たせて選ぶのがスマートだと言えるでしょう。
次に定格出力もしっかりチェックして選ぶことが大切です。
炊飯器は出力を求められる家電なので、ポータブル電源で使う場合は定格出力が大きいモデルを選ぶ必要があります。
でなければ単純にポータブル電源で炊飯器を動かすことができない、なんて事態に陥ってしまうことでしょう。
とは言えそこまで難しいことではなく、炊飯器の消費電力よりもポータブル電源の定格出力が大きなモデルを選べば問題ありません。
定格出力とはポータブル電源が一度に供給できる電力の最大値ですので、これが炊飯器の消費電力を上回っていれば問題なく使うことができます。
売れ筋の炊飯器などをチェックしてみると(1,100W~1,240W)ぐらいの炊飯器が多いため、1,500W程度の定格出力を持つポータブル電源を選べば安定して動かすことができるでしょう。
もちろんその他の家電をつなぎたい場合、また出力がより大きな炊飯器を使う場合はその家電の消費電力をしっかりとチェックして、ポータブル電源の定格出力が不足しないように選ぶことが大切だと覚えておきましょう。
またポータブル電源の周波数が50Hz(ヘルツ)・60Hz(ヘルツ)の両対応のモデルを選ぶのもオススメです。
これは見落としてしまう人も多いのですが、日本の電化製品は50ヘルツと60ヘルツの2つの周波数が使われているモデルが存在します。
そしてポータブル電源にも50ヘルツのみ対応、60ヘルツのみ対応、両方に対応しているモデルがあるのです。
もし炊飯器とポータブル電源の双方の周波数が一致しない場合には、正常に動作しないケースが出てくるため、周波数のチェックも重要なポイントです。
とは言え今ではポータブル電源は両対応のモデルが多いため、格安で片方の周波数のみ対応モデルではなく、安定したメーカーの両対応のモデルを選ぶことをオススメします。
そして安全性と耐久性に優れたモデルを選ぶのも大切なポイントです。
例えば有名なメーカーのポータブル電源であれば、過充電・過放電保護、過熱・短絡保護などの安全機能が付いているモデルがあります。
衝撃に対する耐性や防水などの面でトータル的に耐久性の優れたモデルも増えてきています。
ポータブル電源を使用する環境や高出力な炊飯器などの家電を使う場合は、これらの安全性や耐久性に優れたモデルを選ぶことで、より安心して利用をすることができるでしょう。
あまりに安すぎる無名メーカーのポータブル電源を選んでしまうと、上記のような安全性や耐久性に疑問を感じてしまうモデルもあるため、決して安さだけでは選ばないように注意することも大切なポイントです。
ポータブル電源用ソーラーパネルとの組み合わせも人気という点に触れておきましょう。
これは利用シーンや用途次第ではありますが、かなり好評な部分です。
ご存知の人もいるかもしれませんが、今では安価なポータブル電源用ソーラーパネルが発売されています。
1枚数万円で購入でき、また持ち運びに便利なソーラーパネルも多いため、ポータブル電源と組み合わせて発電・蓄電に使うことが可能です。
災害時などにも太陽光で発電できることはもちろん、キャンプや車中泊でもソーラーパネルで充電ができるため、ポータブル電源で炊飯器を使いたい人との相性は抜群です。
そこまでソーラーパネルを重視しない人もいるかもしれませんが、利用シーンや用途次第では非常に便利な選択肢なので、場合によってはそんな使い方も可能だと覚えておきましょう。
補足としてポータブル電源で炊飯器を使う場合の注意点についても触れておきましょう。
まずシンプルな注意点として、高温多湿な環境や充電しながら使うと負担がかかってしまうためNGという点が挙げられます。
ポータブル電源や炊飯器の故障などを予防するためにも、使用時には気をつけて使うことが大切です。
他にもマイコン式の炊飯器は(600W~700W)程度の消費電力、IH式なら(1,100W~1,200W)程度、圧力IH式の場合は(1,100W~1,300W)など炊飯器の種類ごとに消費電力が変わる点を把握しておきましょう。
特にマイコン式と圧力IH式では倍程度の消費電力の差がありますので、場面ごとに使う炊飯器が違う、誰かが用意した炊飯器を使うようなケースでは、少し余裕を持った出力のポータブル電源を選んでおくと安心だと言えるでしょう。
ここからは炊飯器が使えるオススメポータブル電源について紹介していきます。
定番メーカーの人気機種をピックアップしていきますので、ポータブル電源選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。
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Jackery 2000 Plus![]() |
|
容量 | 2042.8Wh |
定格出力 | 3000W |
AC出力 | 100V/20A 50/60Hz |
DC入力 | 合計1400W 11-17.5V⎓8A 2ポート電流制限 8A 17.5-60V⎓12A 2ポート電流制限 24A |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約473mm×359mm×373mm |
重量 | 約27.9kg |
小売価格 (税込) |
¥149,800 |
「右にスクロールできます」
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まず炊飯器が使えるオススメポータブル電源として「Jackeryポータブル電源2000Plus」を紹介していきましょう。
このモデルは海外の有名メーカーであるJackery製のポータブル電源であり、2023年6月に発売された新しいモデルです。
3000Wの定格出力、そして2,042Whの容量を持つハイスペックモデルであり、高出力・大容量なポータブル電源を探している人にオススメです。
安全性に優れたバッテリーマネジメントシステムも搭載されているので、炊飯器などの高出力家電を使いたい人も安心です。
アウトドアでも災害時の備えとしても活躍できる、それが「Jackeryポータブル電源2000Plus」の魅力なのです。
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EcoFlow DELTA 2![]() |
|
容量 | 1024Wh |
定格出力 | 1500W |
AC出力 | 最大1500W 50Hz/60Hz |
DC出力 | 最大500W USB-A×2 USB-C×2 DC15A シガーソケット×1 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
49.7cm×24.2cm×30.5cm |
重量 | 約22kg |
小売価格 (税込) |
¥108,900 |
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また「EcoFlow DELTA 2」も炊飯器を使いたい人にオススメなポータブル電源です。
定番メーカーであるEcoFlow製のモデルであり、コスパに優れている点も好評です。
性能もバランスが良く定格出力が1,500W、容量も1,024Whと初めての人でも安心して活用することができるでしょう。
消費電力が大きいIH炊飯器・圧力IH炊飯器でも使うことができるので、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。
また重量も約12kgと持ち運びしやすいタイプなので、キャンプや車中泊での活用を検討している人にもオススメなモデルだと言えるでしょう。
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Jackery 2000 Plus![]() |
|
容量 | 2042.8Wh |
定格出力 | 3000W |
AC出力 | 100V/30A 50/60Hz |
DC入力 | 合計1400W 11-17.5V⎓8A 2ポート電流制限 8A 17.5-60V⎓12A 2ポート電流制限 24A |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約473mm×359mm×373mm |
重量 | 約27.9kg |
小売価格 (税込) |
¥285,000 |
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SolarSaga 200![]() |
|
最大出力 | 200W |
解放電圧 | 24.8V ± 5% |
短絡電流 | 11.2A ± 5% |
動作電圧 | 20V ± 5% |
動作電流 | 10A ± 5% |
作動温度範囲 | -20°C ~ 65°C |
展開時サイズ (横×縦×幅) |
2340mmx552mmx25mm |
収納時サイズ (横×縦×幅) |
615mmx552mmx40mm |
小売価格 (税込) |
¥86,600 |
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最後に「Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源セット」についても触れていきましょう。
こちらはソーラーパネルがセットになっているモデルなので、はじめからパネルもセットで揃えたい人にオススメです。
本体は先に挙げた「Jackeryポータブル電源2000Plus」なので、定格出力が3,000Wと圧倒的な高出力、そして容量も2,042Whと大容量なので多くのシーンで活躍してくれます。
そしてセットになっているソーラーパネルは200Wなので安定した発電・蓄電を可能としています。
本体もパネルも持ち運びがしやすいタイプなので、炊飯器を使う場合はもちろん様々な家電と組み合わせて便利に使うことができるでしょう。
またソーラーパネルを買い足すことで、よりスピーディーな発電・蓄電が可能なので、安心安全のパネルセットモデルを探している人に非常にオススメなモデルなので、気になる方は候補に加えてみてはどうでしょうか。
今回はポータブル電源で炊飯器を使う具体的なメリットについて解説をしつつ、大切な選び方やオススメモデルについても紹介してきました。
選び方が難しいと思う人もいるかもしれませんが、今回ピックアップしてきたような定番メーカーの容量・出力で一定の基準を満たしたモデルを選べば、炊飯器はもちろんその他の家電もバランス良く活用することができるでしょう。
今では高出力・大容量のポータブル電源でもコスパが良いモデルが多いので、以前と比べて購入しやすい環境が整っています。
その中からあなたの目的・用途にマッチするモデルを選ぶことで、炊飯器との組み合わせを快適に活用することができ、その他の家電や機器も含めて便利にポータブル電源を活用することができるようになるでしょう。
ポータブル電源と炊飯器の組み合わせは非常に便利ですので、アウトドアな趣味はもちろん災害時の備えとする場合も、炊飯器を問題なく活用できるポータブル電源を選ぶことを強くオススメします。
参考程度にJackeryのポータブル電源を使用し、お米を炊いている動画がありましたのでよければご参照ください。
4:00~ お米炊き出し開始(1.5合)
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