2023.12.14
マキタバッテリーの14.4Vと18Vの違いは?各々の特徴も徹底解説!
マキタは電動工具の中では非常に知名度が高く、それでいて使い勝手などの面でも好評なブランドです。
当ページをご覧の方の中にもマキタ製品を愛用している人が多いのではないでしょうか。
またこれからマキタの電動工具の購入を検討している人もいると思います。
ですが、電動工具を購入する際に「バッテリーはどの種類を選べば良いのか?」という悩みは、どのブランドでもついてまわるものです。
そこで今回はマキタのバッテリーの中で主流な「14.4Vと18V」の違いについて解説するとともに、各々の特徴などについても触れていきたいと思います。
・マキタバッテリーの14.4Vと18Vの違い
・マキタのバッテリーの違いや特徴
・マキタのバッテリーはどちらを選ぶのが良い?
この記事では上記の内容について解説を行っております。
マキタのバッテリー選びで悩んでいる方、またマキタ製品の購入時にバッテリー選びで失敗したくない方は、当ページの各項目について参考にしていただければと思います。
目次
上記の動画で視聴された方もいらっしゃるかと思いますが、それではマキタバッテリーの14.4Vと18Vの違いについて解説していきましょう。
14.4Vと18Vが主流な理由から解説しつつ、両者の違いについてシンプルに触れていきますので、是非ご覧ください。
マキタ 14.4V リチウムイオンバッテリBL1415N
参照:
販売ページは↓をタップ♪
マキタ 18V リチウムイオンバッテリBL1815N
参照:
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まずは、そもそもなぜ今では14.4Vと18Vが主流なのかについてお話ししていきましょう。
これはバッテリーの基本的な部分ではありますが、簡単に言えば「パフォーマンス」と「使い勝手の良さ」が大きな理由であり、マキタに限らずどのブランドでも14.4Vと18Vがバッテリーの主流となっているところがほとんどです。
また、リチウムイオンバッテリーの電圧がおよそ3.6Vであるため、その倍数で作られるため14.4Vと18Vといった数値になるのです。
その上で電動工具はある程度のパワーが必要となり、バッテリー持ちやサイズ感なども重要な要素となるため、これらのバランスを考えると14.4Vと18Vが主流となっています。
マキタ 14.4V リチウムイオンバッテリBL1430B
参照:
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マキタ 18V リチウムイオンバッテリBL1830B
参照:
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次に14.4Vと18Vの違いについて解説していきましょう。
端的に言えば「価格」「サイズ」「出力」の違いがあります。
これらの違いはシンプルですが、使い勝手に直結する重要な要素ですので、マキタに限らずバッテリーを選ぶ際には多くの人が重要視する部分だと言えるでしょう。
※これらについて後ほど詳しく解説していきますので、各々の特徴についてチェックしてみてください。
ちなみに先の項目では14.4Vと18Vがバッテリーの主流と話してきましたが、プロ仕様や仕事用の電動工具などを考える場合、様々なメーカーで18Vが選ばれる傾向が強いです。
とは言え、14.4Vにもメリットがあるため、後述する各々の特徴などをチェックしつつ、自身の目的や用途にあったマキタバッテリー選びをするのが賢い選択肢です。
マキタ 14.4V リチウムイオンバッテリBL1460B
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マキタ 18V リチウムイオンバッテリ BL1860B
参照:
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ここまでの流れから「どちらのバッテリーもあれば良いのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、基本的にはどちらか一方で統一することをおすすめします。
電動工具には対応するバッテリーがあるため、どちらか一方のバッテリーで統一しつつ、対応する電動工具を揃えていくのがスマートです。
例えばDIYが主な用途となる場合、コストや使いやすさなどを考え14.4Vのバッテリー、及び14.4Vのバッテリーに対応している電動工具で揃えるのがおすすめです。
そうすることでバッテリーを各電動工具で使い回すこともできたりするので、工具ごとにバッテリーを購入する必要がなくなるわけですね。
もちろん対応するバッテリーが違っているケースもあるため、全ての電動工具で使い回すことは難しいかもしれませんが、同じ規格であれば使い回すことも可能なケースは多いため、規格の一元化はバッテリーのコストを抑えるために大切なポイントだと覚えておいてください。
ここからは、マキタのバッテリーで14.4Vを選ぶメリットや、14.4Vのバッテリーの特徴などについて触れていきましょう。
14.4Vのバッテリーのメリットや特徴を知ることは、電動工具の使い勝手などにも関わってくる大切な部分ですので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、14.4Vのマキタバッテリーを選ぶメリットとして、軽量であり、コンパクトであるため使い勝手が良いという点が挙げられます。
18Vと比較すると、14.4Vはサイズ感がコンパクトであり、また軽量であるため使い勝手が良いのが特徴的です。
これはマキタのバッテリーに限らず言えることですが、バッテリーの容量によってのサイズ感や重量は軽視できない部分です。
バッテリーだけで考えた場合、重さやサイズ感はそこまでは気になるものではないのですが、いざ電動工具に取り付けて使う場合には、意外と重さの違いを感じるものです。
特にDIYの用途で使われるインパクトドライバやマルノコなどの場合には、14.4Vのバッテリーのほうが使い勝手が良いとの声が多いため、軽さやサイズ感なども含めたバッテリー選びが大切ですね。
アンペア数 | 14.4Vバッテリー メーカー希望小売価格(税別) |
18Vバッテリー メーカー希望小売価格(税別) |
6.0Ah | 22,400円 | 24,400円 |
5.0Ah | 21,000円 | 23,000円 |
4.0Ah | 18,400円 | 20,400円 |
3.0Ah | 16,900円 | 19,000円 |
次に、14.4Vのバッテリーは価格がリーズナブルな点が挙げられます。
これもバッテリーのモデルによるのですが、マキタのバッテリーの場合は14.4Vの方が数千円程度安く購入することができます。
電動工具はバッテリーや充電器はもちろん、電動工具本体やオプションなども含めるとコストがかかってしまうため、できれば少しでも安く購入したいと思う人もいると思います。
また、バッテリーの規格を合わせれば各種電動工具でバッテリーの使い回しができるとお伝えしましたが、場合によっては複数の電動工具を同時に使用するようなケースも出てくるでしょう。
さらに、念のために予備のバッテリーを持った上で出先で活用するなどのケースもあるかもしれません。
そういったことを考えると、使い勝手が良く対応する工具も多く、それでいて価格面で優れているのは、14.4Vのバッテリーの優れたメリットであり特徴であると言えるでしょう。
最後に、14.4Vバッテリーの特徴として、一般的なDIYなら問題のない容量だという点が挙げられます。
18Vバッテリーの方が安心すると思う人もいるかもしれませんが、一般的なDIYなどであれば14.4Vでも十分に役割を果たしてくれるケースは多いものです。
その上、軽量でサイズ感もコンパクトなので、重さで使いにくさを感じることもなく、先に挙げたように価格面でもリーズナブルなため、DIY用途であれば14.4Vのマキタバッテリーは非常に使い勝手が良いのです。
もちろん、長時間利用する電動工具を検討している場合、18Vの方が使い勝手が良いケースもありますが、14.4Vでもある程度の時間は利用することができるため、一般的なDIYであれば14.4Vの方が使いやすいという意見も多いものです。
マキタの各種電動工具の性能、そして14.4Vのマキタ製のバッテリーの特徴やメリットを組み合わせることで、DIYをはじめとする各種シーンで活躍してくれることは間違いないでしょう。
以下からは、マキタバッテリーで18Vを選ぶメリットと、18Vの特徴について解説していきたいと思います。
先行の14.4Vとの違いを知りたい人、どちらが自分にとってぴったりなバッテリーなのか知りたい人は、各項目をしっかり確認してみてください。
まず、18Vの特徴として、高出力で動作時間が長いという点が挙げられます。
電動工具を活用するにあたり、高出力かどうかは重要なポイントですが、意外と見落としがちな動作時間についても、18Vは14.4Vよりも優れています。
候補の電動工具の対応しているバッテリーの種類にもよりますが、出力や動作時間などを優先する場合には、14.4Vよりも18Vの方が満足できることは間違いないでしょう。
もちろん、先に挙げたサイズ感や重量などの面も考慮する必要はありますが、出力や動作時間などを考えた場合、やはり18Vに軍配が上がります。
次に18Vのマキタバッテリーを利用する場合、モーター保護停止が起こりにくいというメリットがあります。
これは初めて電動工具を利用する人にはイメージしにくい要素かもしれませんが、長時間の利用をしているとモーター保護停止などが起こる場合があります。
※効率よく作業をこなしたい場合にはモーター保護停止などが起こってしまうと、かなりストレスを感じてしまう人も少なくありません。
14.4Vよりも18Vの方が高負荷時の発熱が低いためモーター保護停止が起こりにくい特徴がありますので、先の出力や動作時間などに加えて長時間の利用に適したバッテリーは18Vなのです。
もちろん18Vでもモーター保護停止が全く起こらないわけではありませんが、逆に14.4Vでもそこまで頻繁に起こる要素ではありません。
ただし、18Vの方がモーター保護停止が起こりにくいという点を知っておけば、マキタのバッテリー選びで後悔する可能性を減らすことができるでしょう。
最後に、マキタの18Vバッテリーは対応機種が多くて便利な点も見逃せないメリットです。
今ではマキタに限らず、多くのメーカーでプロ仕様の電動工具は、14.4Vから18Vへ移行する傾向が強いです。
そうすると、今後購入する電動工具の「対応機種」という面でも、18Vの方が選択肢が広くなるケースが増えてくるでしょう。
もちろん、DIY用途がメインとなるか、それともプロ仕様の用途や仕事での活用かどうか、などなど、利用シーンや目的によって、14.4Vか18Vのバッテリーのどちらが適切かは変わってきます。
マキタ製の電動工具で欲しい種類次第では、対応機種の多い18Vを選択肢に入れるのも、1つの選び方であると言えるでしょう。
ここからは、マキタのバッテリーの互換性や純正バッテリーを使うメリットについて解説していきましょう。
ここまでに触れてきたバッテリーの互換性と互換バッテリーの違い、そして純正のメリットについて触れていきますので、マキタバッテリー選びで悩んでいる方は、当項目も参考にしてみてください。
まず、14.4Vか18Vでの互換性について触れていきましょう。
これは、ここまでの項目でも何度か触れてきましたが、14.4Vか18Vかというよりも、利用するマキタの電動工具によって「どのバッテリーに対応しているか」がポイントです。
DIY用途であれば、14.4V対応の電動工具で統一しつつ、14.4Vのマキタのバッテリーを購入すれば、そのバッテリーを繰り返し使用して、さまざまな電動工具で活用することができます。
もちろん、同時に複数の電動工具を活用するのであれば、その数の分のバッテリーは必要になります。
しかし、14.4Vにしろ18Vにしろ、電動工具とバッテリーの規格を統一すれば、トータルで購入するバッテリーの台数を減らすことも可能なので、コスト削減に役立ちます。
これは、家庭用としてマキタの電動工具を検討している人、仕事用として利用することを検討している人を問わずにコストに関わる部分ですので、この互換性という点については、意識した上でバッテリーと電動工具を選ぶことが大切だと覚えておいてください。
次に互換性についても触れていきたいと思います。
先の互換性と何が異なるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この「互換性」とは、マキタの純正バッテリーではないという意味です。
例えば、プリンタの純正インクではなく、互換インクやリサイクルインクを挙げるとイメージしやすいのではないでしょうか。
電動工具のバッテリーにも、同じような意味で互換性のあるバッテリーが存在します。
マキタの電動工具でも、互換性のあるバッテリーがいくつか存在します。
※「互換性」という言葉を聞いて、先に挙げた14.4Vや18Vでの互換性などをイメージされる方と、純正ではない互換性のあるバッテリーをイメージされる方に分かれています。
片方しか知らないと、互換性と互換性のあるバッテリーの意味を混同してしまうケースもありますね。
マキタ製品に対応する互換性のあるバッテリーは価格がよりリーズナブルなため、場合によってはこの互換性のあるバッテリーを利用するという選択肢も出てくるかもしれません。
しかし、当社では、以下の理由から互換性のあるバッテリーはおすすめしておらず、また買取もしておりません。
マキタ製品に対応する互換バッテリーと比較すると、純正バッテリーの方が評価が高いです。
もちろん、コストを抑えるために純正ではない互換バッテリーを活用するのも選択肢の一つかもしれないが、事故が起きてからでは遅いのではないでしょうか。
マキタのバッテリーに限らず、またバッテリー以外の互換インクなどをはじめとする互換系の消耗品でも言えることですが、互換品や代用品よりも純正品の方が不具合が少なく、また精神的にも安心して使えると考える人は多いでしょう。
しかし、安定感や安心感という意味では、これからマキタの電動工具を活用しようとしている人こそ、マキタ純正のバッテリーを活用することをおすすめします。
今回の文章では、マキタのバッテリーである14.4Vと18Vの特徴や違いについて、わかりやすく解説してきました。
最終的には、利用を検討しているマキタの電動工具の種類によってバッテリーを選ぶことが、失敗しないバッテリー選びにつながるでしょう。
・DIYがメインなら、リーズナブルで使い勝手が良い14.4Vのバッテリー
・プロ仕様や仕事用なら、出力や容量(連続使用時間)を優先して18Vのバッテリー
他にも、今回お話してきた様々な特徴・メリットなどをふまえた上で、自身が利用するマキタ製の電動工具に合わせ、14.4Vか18Vか適切なバッテリー選びをすることが大切です。
また、互換性とは異なる意味で「互換品」などの選択肢もありますが、基本的にはマキタ純正のバッテリーを選ぶことをおすすめします。
純正で安心安全なマキタのバッテリーの中で、自分の用途に合わせて14.4Vか18Vか、適切なバッテリーを選び、快適にマキタ製電動工具を活用していきましょう。
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