2024.11.25
家庭用発電機とポータブル電源の違いやメリット・デメリットを徹底解説!
「家庭用発電機とポータブル電源の違いが知りたい!」
「家庭用発電機とポータブル電源のメリットやデメリットは?」
「家庭用発電機とポータブル電源のどちらが良いか悩んでいる!」
屋外や非常時の電源の確保という点で注目されている製品がポータブル電源です!
最近かなり注目されているアイテムですが、中にはポータブル電源と家庭用発電機のどちらを購入しようか悩んでいる人もいるようです。
どちらも便利でメリットの多いアイテムなため、どちらにしようか迷ってしまうのも納得出来ます。
そこで、今回は家庭用発電機とポータブル電源の違いについて解説をしつつ、各々のメリットやデメリットについても触れていきたいと思います。
それらを知ることで、自分にとってどちらがピッタリなのか判断できるようになりますので、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。
目次
それでは家庭用発電機とポータブル電源の違いについて、シンプルに解説をしていきます。
どちらも似たようなアイテムと思う人もいるのですが、簡単に言えば下記のような違いがあります。
・家庭用発電機…電気を作り使用する機械
・ポータブル電源…電気を蓄えて使用する機械
家庭用発電機はガスやガソリンなどを使うことで、必要になった際に電気・電力を生み出すことができる装置です。
それに対してポータブル電源は、コンセントなどから充電をしておくことで、いつでもその電気・電力を使うことができる装置です。
もちろんポータブル電源の中にも、専用ソーラーパネルなどを接続することで蓄電可能なモデルもありますが、基本的には上記のような違いがあります。
ここからは、家庭用発電機のメリットについて解説をしていきます。
今でも家庭用発電機を愛用する人が多い理由が伝わると思いますので、具体的なメリットについてチェックしていきます。
まず、家庭用発電機のメリットとして、ポータブル電源よりハイパワーなモデルが多い点が挙げられます。
例えば、家庭用発電機を見かけるシーンとして、お祭りやイベント時などをイメージする人が多いのではないでしょうか。
ガソリンなどの燃料さえ確保しておけば、1日中稼働することもでき、安定して家電などを活用することができることが家庭用発電機の魅力です。
燃料を使うためハイパワー、且つ安定して電力供給を実現できるため、利用シーン次第では非常に頼もしい働きをしてくれます。
次に必要なときに電気が作れる、これも家庭用発電機のメリットです。
先でも触れたようにガソリンなどの燃料さえ確保しておけば、寒い地域などでも問題なく電気を作ることができます。
ポータブル電源は充電を前提としたアイテムですが、家庭用発電機は燃料を使い電気を作れるため、必要なタイミングで活用しやすいことがメリットです。
但しカセットガスタイプの家庭用発電機を選んだ場合、寒さに弱い点が気になりますので、利用する地域や季節、用途などによって適切な燃料に対応しているモデルを選ぶことも大切だと覚えておきましょう。
最後にLPガスタイプも便利で好評だという点に触れていきます。
家庭用発電機の中にはガソリンではなく、LPガスに対応しているモデルもあります。
戸建てでLPガスを使用している場合は、燃料の備蓄が不要で長時間の発電が可能なメリットがあります。
もちろんLPガスに対応している家庭用発電機は種類が少なめであり、場合によっては工事が必要なケースも出てきます。
但しガソリン以外の選択肢もあるため、人によってはLPガスタイプという選択肢がある点が大きなメリットになるケースもあると覚えておきましょう。
ここからは、家庭用発電機のデメリットについて解説をしていきます。
メリットもあり魅力的なアイテムですが、下記のようなデメリットがあるため、ポータブル電源とどちらを選ぶかの基準としてください。
まず、家庭用発電機のデメリットとして、音や臭いが気になるという点に触れていきます。
これは何となくイメージできる人も多いと思いますが、家庭用かどうかを問わずに「発電機」は作動音が大きいです。
また、燃料がガソリンの場合は臭いも気になってしまうことが多いため、閑静な住宅街やテント同士が近いキャンプ場などではクレームとなる可能性があります。
中にはキャンプ場などのアウトドアなシーンで「発電機の使用が禁止」となっている場所もあるため、事前に使用可能かどうかを確認することも大切です。
非常に便利で頼もしい家庭用発電機ではありますが、上記のような音と臭いのデメリットがあることを覚えておきましょう。
次に家庭用発電機はタイプ次第では燃料の備蓄が必須という点に触れていきます。
基本的にLPガスタイプ以外の家庭用発電機は、カセットガスやガソリンなどの備蓄が必要となります。
長時間使用する場合などはガソリンタイプを選ぶ人が多いと思いますが、ガソリンは変質しやすく長期保存に向かない点にも注意が必要です。
また、ガソリンのリスクも無視できないポイントであり、万が一にも爆発や発火などのトラブルを起こすことがないようにしっかりと燃料の管理をすることが大切です!
加えてガソリンを抜く作業や、定期的にエンジンオイルやプラグ交換が必要などのメンテンナンス作業が面倒に感じる人もいるかと思います。
このように燃料の備蓄や燃料次第でリスク対策もしなければいけないため、素人が扱うには少し手間が掛かってしまうことを覚えておきましょう。
最後に基本的には屋内で使えない点にも触れておきます。
ここまで触れてきたようなデメリットがあるため、家庭用発電機は基本的に屋内で使うことができません。
音や臭い、そして万が一屋内で使った場合の発火などのリスク、そして一酸化炭素中毒などを起こす可能性を考えると、屋内での使用は避けるべきです。
換気をすれば問題ないのではと思う人もいるのですが、実際に多数の事故が起こっていますので屋内での使用は基本的にNGと考えておく必要があります!
キャンプ場でも締め切ったテント内での使用はNGですので、屋内での利用を検討している場合には家庭用発電機ではなくポータブル電源を選ぶのが賢い選択だと言えます。
ここからは、ポータブル電源のメリットについて解説をしていきましょう。
最近購入する人が多いポータブル電源にはどのようなメリットがあるのか、各項目に目を通してみてください。
まず、ポータブル電源のメリットとして作動音が静かで使用時も音が気にならない点が挙げられます。
先の家庭用発電機の場合、どうしても作動音が大きいため、使用シーンが限られてしまうことがあるかと思います。
ですが、ポータブル電源の場合は充電音も静かで、使用時の作動音などもほとんど気にならないため、静かな環境でも利用することができます。
例えば、テント同士が密着しているキャンプ場などで使ったとしても、ポータブル電源の作動音に気を使うことなく活用することが可能です。
だからこそ様々なシーンで活躍する機会があり、キャンプや車中泊はもちろんですが、災害時の避難所などでも安心して使うことができることは大きなメリットだと言えるのではないでしょうか。
またポータブル電源は、屋内に限らず様々なシーンで活躍する機会があります。
持ち運びが楽で様々な機器を接続して使えるメリットがあるからこそ、多くのシーンで活躍が可能です。
・キャンプ場で様々なアウトドア家電を活用する
・車中泊で色々な日常家電を便利に活用する
・災害時の自宅や避難所で暖房や調理家電を使う
ポータブル電源の容量や出力次第ではありますが、多くの家電や機器を動かすことができるため、作動音の静かさや持ち運びのしやすさも相まって多くのシーンで活躍してくれます。
屋内はもちろん屋外でも使い勝手の良いポータブル電源だからこそ、多くの人が購入を検討されています。
最後にポータブル電源はメンテナンスも手軽で安心安全な点にも触れていきます。
家庭用発電機はそこそこの頻度でお手入れが必要となりますが、ポータブル電源はそこまで面倒なメンテンナンスは必要ありません。
数ヶ月に1度充電をしてあげたり、軽くホコリを拭き取ってあげたりなど、一般的な家電と同じような簡単なお手入れで問題がないためです。
保管方法に関しては、直射日光に当たらない場所や極端に暑い場所や寒い場所での保管はよくありませんが、直射日光のあたらないお部屋の片隅や納戸などに保管しておけば問題ありません。
その上で定期的な充電を行い「長く充電がゼロの状態(過放電)」をケアしてあげれば、大切なポータブル電源を長く活用することが可能です。
こういったメンテナンスの違いも家庭用発電機とポータブル電源の比較ポイントであり、ポータブル電源の利便性が良いと言われる理由です。
補足として専用ソーラーパネルとの組み合わせも便利という点に触れておきます。
基本的に家庭用発電機は電気を作り、ポータブル電源は充電した分の電気を使える認識の人が多いかと思います。
それは正しいのですが、今ではポータブル電源用のソーラーパネルが安価で入手することが可能なため、組み合わせて使用することで発電・蓄電を行うことが可能です。
ポータブル電源用のソーラーパネルはコンパクトなモデルや折りたたみ可能なモデルも多く、災害時にも手早く広げて発電が可能であったり、キャンプや車中泊への持ち込みも容易なモデルが多いです。
家庭用発電機のように独立した電力を必要としている人は、場合によっては晴れの日は発電・蓄電が可能なソーラーパネルとポータブル電源の組み合わせもお勧めだと覚えておいてください。
ここからはポータブル電源のデメリットについて解説をしていきます。
かなり評判が良く使い勝手が良いポータブル電源ですが、知っておくべきデメリットも存在しますので確認しておきましょう。
まず、ポータブル電源のデメリットとしてモデル次第で出力に差が生まれる点が挙げられます。
例えば、安価でコスパに優れたモデルは便利ではあるものの、出力が300W前後で使える家電が限られてしまうケースもあります。
仮に何も考えずに安いモデルを購入した場合、「使いたい家電を動かすことができない」なんてトラブルが起こる可能性もあります。
但し、今では公式サイトなどにも使える家電の目安などが記載されているので、参考にしながらポータブル電源を選べば失敗や後悔をすることもありません。
また、1,000W~1,500W程度の定格出力を持つポータブル電源を選べば、電気ケトルや電子レンジなども稼働させることができるので、購入時に用途や動かしたい家電を想定しつつモデル選びをすることが大切だと覚えておくと良いです。
次に基本的に充電が必要になる、これもポータブル電源のデメリットの一つです。
当たり前ではありますが、ポータブル電源は充電をしておかなければ使うことができないアイテムです。
そのため最低限の充電時間が必要なため、家庭用発電機のように燃料を使って即発電し使用可能とはなりません。
とは言え最近では急速充電対応のモデルも増えてきているため、キャンプや車中泊など趣味での使用が多い場合には、そういった急速充電対応モデルを選ぶことで充電の手間や時間などを上手にケアすることが可能です。
このあたりの違いも考慮した上で、用途に合わせて家庭用発電機かポータブル電源を選ぶのが賢い選択だと言えます。
最後に長時間の使用には限界がある点についても触れていきます。
家庭用発電機の場合は燃料さえあれば基本的に発電をすることができますが、ポータブル電源はあくまでバッテリーに充電をした分の電気・電力のみ使用できます。
今では大容量なモデルも増えてきているため、そこまで不自由するケースはありませんが、高出力家電の長時間の使用に関しては容量的に難しい場合があります。
但し、メリットの項目で解説してきたようにポータブル電源用のソーラーパネルを組みわせることで、災害時や車中泊時などでも安定した活躍をみせてくれます。
ソーラーパネルとの組み合わせの場合は、日射量次第という懸念点もあるため、発電機のようにいつでも発電可能なわけではありません。
ですが、独立した発電・蓄電を可能にしてくれるため、ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせを活用している人も増えていると覚えておきましょう。
今回は家庭用発電機とポータブル電源の違いについて解説をしつつ、各々のメリット・デメリットについてシンプルに解説をしてきました。
家庭用発電機を敬遠する人もいるのですが、用途次第では非常に頼もしい働きをしてくれる優れたアイテムです!
ですが、ちょっとした用途で使いたい人や屋外へ持ち運びたい人、災害時の備えとして保管されたい人はポータブル電源もかなり便利なのでお勧めです!
最近ではある程度の家電を動かすことができるミドルスペックなモデルや、かなりコスパが良いポータブル電源も増加傾向にあるため、それらを選択肢に加えれば快適に活用することができます。
もちろん当ページで解説してきたように家庭用発電機・ポータブル電源共にメリット、デメリットがありますので、それらを比較しつつ自身の用途や利用シーンに合うアイテムを選ぶことが大切です!
しっかりと各々のメリットやデメリット、違いについて知った上で自分にピッタリなアイテムを選び、様々なシーンで活用してみてはいかがでしょうか。
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