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2024.07.12

ポータブル電源の車内放置はNG?具体的な理由や対策も解説!

「ポータブル電源の車内放置はリスクが高い?」
「ポータブル電源はなぜ車内放置してはいけない?」
「ポータブル電源を車内に置く場合の対策を知りたい!」

アウトドアや車中泊で重宝するポータブル電源ですが、車で持ち運ぶため車内放置をしてしまう方もいると思います。

 

特に何日も車中泊をする方やポータブル電源を持ち運びながら旅行をする方などは、必然的に車内放置をしてしまう回数が多いはずです。

 

ですが、ポータブル電源の車内放置はとても危険であり様々なリスクが伴うため注意が必要です。

 

今回はポータブル電源の車内放置がNGな理由について触れつつ、どうしても車内放置する場合の対策についても解説していきます。

 

車内放置によるポータブル電源の故障やトラブルを防止するためにも、各内容に目を通して車内放置によるリスクを軽減し安全に使用しましょう。

 

ポータブル電源の車内放置がNGな理由

それでは早速ポータブル電源の車内放置がNGな理由について解説をしていきます。

 

大切な5つの理由について触れていきますので、トラブル防止のためにも各項目に目を通して注意することが大切です。

 

リチウムイオン電池がダメージを受ける

まず、ポータブル電源が車内放置がNGな理由として、リチウムイオン電池がダメージを受けてしまう点が挙げられます。

 

ポータブル電源に限らず電化製品は高温に弱く、車内が高温になり長時間放置してしまうとダメージを受けてしまいがちです。

 

特にポータブル電源はリチウムイオン電池がダメージを受けやすく、充電能力の低下や電池の劣化などの影響が出てしまいます。

 

大切なポータブル電源の寿命を縮める原因にならないようにするためにも、暑い車内への放置はしないように注意が必要です。

 

火災の原因になるリスクがある

次に、ポータブル電源の車内放置は火災の原因になるリスクがある点も軽視できないポイントです。

 

先のリチウムイオン電池のダメージとつながる部分でもありますが、車内放置で高温になってしまったポータブル電源は発火・火災の原因となる可能性があります。

 

ポータブル電源はバッテリーを内蔵しているため、暑い車内に放置することで発火などのトラブルにつながる恐れがあるという点をしっかりと把握しておく必要があります。

 

春や秋でも注意が必要

春や秋でもポータブル電源の車内放置は注意が必要という点に触れていきます。

 

夏の暑い日以外であればポータブル電源を車内に放置しても問題ないと思われがちですが、実は春や秋などの季節でも注意が必要です。

 

春や秋でも車内の温度は高温になりやすく、過去には最高気温が23.3度の環境下だとしても、車内温度は48.7度まで上昇した事例もあります。

 

高温な場所での保管は負担や劣化につながってしまい、場合によっては発火や火災などの事故につながってしまうため、春や秋でも長時間の放置は厳禁です。

 

キャンプなどアウトドアシーンも注意が必要

また、キャンプやアウトドアでのシーンでも注意が必要です。

 

キャンプやアウトドアでのシーンでポータブル電源を活用する場合には、風通しが良く日陰になる場所に設置して使うのが安全な使用方法です。

 

仮に、日陰にポータブル電源を設置していたとしても、時間が経過することで日影の位置が変わって直射日光があたってしまう可能性がある点にも注意が必要だと覚えておくことが大切です。

 

冬は寒さが理由で車内放置厳禁

最後に冬は寒さが理由で車内放置厳禁という点について触れます。

 

お住まいの地域や使用場所にもよりますが、マイナス10度を下回ってしまうとバッテリーがダメージを受けてしまう可能性があります。

 

しかし、マイナス10度ぐらいまでなら問題なく活用できる設計のポータブル電源は多いので、基本的にマイナス10度を下回らなければ大丈夫です。

 

ですが、北海道や東北地方、北陸地方などの比較的寒い地域や積雪時にかなり冷え込む際は、エンジンを切った状態での車内放置は極力避けたほうが良いです。

 

ポータブル電源の車内放置以外の保管厳禁な場所

ここからは、ポータブル電源の車内放置以外の保管厳禁な場所について触れていきます。

 

先の車内放置がNGな理由についてご覧いただいた方は既にイメージが出来ているかもしれませんが、トラブルを防止するためにもしっかりと把握しておく必要があります。

 

締め切った押入れ

まず、締め切った押し入れなどは車内放置と同じ理由から、ポータブル電源を保管するのにはお勧めできない場所です。

 

アウトドアのシーズンオフに保管しておく場合や、防災の備えとしてポータブル電源を保管しておきたい方も注意が必要です。

 

押入れは様々な物の保管に最適だと思われがちですが、湿気が溜まりやすくポータブル電源などの電化製品は金属部分の腐食や腐敗を起こしてしまう可能性があります。

 

また、夏場は熱気が籠り易く高温になったり、冬場は冷え込んだりするリスクもあるため、締め切った押入れに長期間放置することは極力避けたほうが良いです。

 

庭やベランダ

次に、庭やベランダもポータブル電源を放置するのに注意が必要な場所です。

 

庭やベランダは直射日光があたりやすく高温になりやすい場所であり、雨風にさらされることで砂塵や雨水が入ってしまい故障などのトラブルに繋がるリスクを伴うため注意が必要です。

 

最近のポータブル電源は耐久性に優れているモデルも増えてきていますが、必ずしも故障しないわけではないため、庭やベランダでの保管や長時間の放置は避けることをお勧めします。

 

日光の当たる窓際

最後に日光の当たる窓際での放置についてですが、こちらも車内放置と同じ様なリスクが伴うため注意が必要です。

 

直射日光でのバッテリーの劣化や高温による発火などのトラブルが懸念されますので、窓際へのポータブル電源の放置は厳禁です。

 

家の中なのでうっかり窓際に置いてしまう人も少なくないですが、直射日光が当たらない場所での保管を心掛けることが大切です。

 

ポータブル電源を車内に放置する場合の対策

ここからは、ポータブル電源を車内に放置する場合の対策について解説していきます。

 

どうしても一時的に放置しなければならない場合は、これから挙げる対策を行いトラブルに繋がるリスクを軽減する必要があります。

 

専用のケースに入れておく

専用のケースに入れておくという対策もお勧めです。

 

ポータブル電源はメーカーによっては専用のケースが存在する場合があります。

 

例えば、定番メーカーであるJackeryは耐熱性に優れた専用ケースを用意しているので、購入しておくと持ち運びや保管をする際にも便利に活用することができます。

 

車内放置をしてしまうかどうかに関わらず、耐熱性に優れた専用ケースが熱対策や暑さ対策として有効ですので、ポータブル電源を頻繁に利用する方にはお勧めです。

Jackery ポータブル電源
収納バッグ S
Jackery ポータブル電源
収納バッグ M

Jackery ポータブル電源
収納バッグ L

サイズ
(長さ×幅×高さ)
310mm×205mm×210mm 360mm×285mm×295mm 445mm×275mm×370mm
重さ
(収納バッグのみ)
622g 790g 987g
価格
(税別)
5,899円 8,099円 11,999円
適用モデル
(同社製品抜粋)
ポータブル電源 240
ポータブル電源 300Plus
ポータブル電源 400
ポータブル電源 600Plus
ポータブル電源 708
ポータブル電源 1000
ポータブル電源 1000Pro
ポータブル電源 1000Plus
ポータブル電源 1500
ポータブル電源 1500Pro
ポータブル電源 2000Pro

「横にスクロールできます」

参照

『Jackery ポータブル電源 収納バッグ S M L 製品ページ』

上記の表の様に適用モデル別にサイズ展開されている場合があるため、購入を検討される場合は前もって調べることをお勧めします。

 

サンシェードを活用する

次に、ポータブル電源を車内に放置しなければならない際には、サンシェードを活用するのがお勧めです。

 

サンシェードで日光が車内に入らないように工夫するだけでも、車内の温度には大きな差が生まれます。

 

また、サンシェードを取り付けることで車内の温度変化も緩やかになるだけでなく、ポータブル電源に直射日光が当たらない様にする意味でもリスクの軽減に繋がります。

 

窓を数センチほど開けておく

最後に対策の1つとして、車の窓を数センチほど開けておくのもお勧めです。

 

日本自動車連盟がテストした結果、「窓を数センチ開けた車内」と「窓を締め切っていた車内」では車内の温度に5度程度の差が生まれることが分かっています。

 

日本自動車連盟のテスト結果を表にして載せておきます。各対策時での温度差に目を通してみてください。

車内
(最高温度)
車内
(平均温度)
ダッシュボード
(最高温度)
対策なし
(黒)
57℃ 51℃ 79℃
対策なし
(白)
52℃ 47℃ 74℃
サンシェード
(装着時)
50℃ 45℃ 52℃
窓開け
(3cm)
45℃ 42℃ 75℃
エアコン
(作動時)
27℃ 26℃ 61℃

「横にスクロールできます」

参照

JAF(日本自動車連盟)ユーザーテストページ

 

少しだけでも窓を開けておくと車内の空気がある程度は循環し、外気温に近い温度を維持することができます。

 

また、窓を開けてサンシェードも活用など2つの温度対策をすれば、さらに温度差が生まれるでしょう。

 

暑い日にポータブル電源を車内に置かなければならない場合は、上記のような対策を行うことをお勧めします。

 

車内温度の解説や車内保管時の置き場所に対して紹介されている動画がございましたので載せておきます。興味があれば一度ご覧ください。

 

車内エアコンやポータブルクーラーを使う

補足としてエアコンやポータブルクーラーを使う選択肢についても触れていきます。

 

ポータブル電源の車内放置はリスクがあるということをお話してきましたが、根本的に車内の温度を下げることで対策が可能です。

 

例えば、車に積み込んでいるものの車内に誰かが残るような場合であれば、車内エアコンをつけておくことで温度対策をすることができます。

 

これは厳密に言うと放置ではありませんが、車のエアコンをつけての温度対策はとても有効な手段です。

 

完全に放置する場合でも長時間でなければ、ポータブルクーラーを動かしておく選択肢もあります。

 

しかし、ポータブルクーラーの充電が切れてしまう可能性や、稼働させながら車内に放置するというリスクがあるため、長時間ではない場合に限られると思います。

 

ですが、どうしてもポータブル電源を暑い日に車内に放置せざる得ない理由がある場合は、上記のような選択肢もあることを覚えておくと良いです。

 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを選ぶ選択肢について

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用のポータブル電源なら車内放置をしても大丈夫か疑問を持たれている方もいるようです。

 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているポータブル電源は、従来の三元系リチウムイオンバッテリーと比較をすると確かに耐熱性には優れています。

 

しかしながら、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが熱に強いのは確かですが、温度への耐久性も数度程度違いがある程度です。

 

決して車内放置しても大丈夫というわけではなく、熱耐性に優れている点も過信してはいけないと覚えておくことが大切です。

 

ポータブル電源は車内放置はもちろん暑さや寒さに気をつける

ポータブル電源の車内放置がNGな理由と、どうしても放置しなければならない場合の対策について解説をしてきました。

 

今回の結論として、ポータブル電源は基本的に車内放置はできないと理解しておく必要があります。

 

特に猛暑日などは、車内放置をすることで発火や火災などの危険性も伴うため、真夏の車内放置は絶対にNGです。

 

また、マイナス10℃以下のような寒い場合でもバッテリーへの劣化に繋がるリスクがあるため注意が必要です。

 

仮に一時的に車の中に置く必要がある場合は、今回お話してきたような対策を行いリスクを軽減することが大切です。

 

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