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2023.09.25

発電機の燃料には何がある?ガソリン・軽油・ガスの特徴とメリット・デメリットを解説!おすすめインバーター発電機10選

発電機の燃料には何がある?ガソリン・軽油・ガスの特徴とメリット・デメリットを解説!おすすめインバーター発電機10選

発電機は電気を蓄えておくポータブル電源とは違い、電気を作り出すことができます。そのため発電の材料となる「燃料」が欠かせません。しかし燃料には種類があり、「どの燃料の発電機を選べばいいかわからない」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「災害時やDIY、アウトドアの時に電源を確保したい」「電源が確保できない現場でも電動工具を使いたい」と発電機の購入をお考えの方に発電機について以下のことがわかる内容になっています。

 

・発電機に使用する3つの燃料の特徴とメリットとデメリット
・知っておきたい!発電機の「消費電力」と「起動電力」について
・家庭用〜現場作業時まで使えるおすすめインバーター発電機10選
・発電機を使うときに絶対してはいけないこと

 

今回は発電機に使用する燃料からおすすめ発電機まで徹底して解説していきます!

 

発電機で使用する燃料には何がある?発電機の種類について

これまで発電機と言えば現場で使用する方が多かったのですが、最近ではDIYやアウトドアブームによってさまざまなシーンで活用されるようになりました。

 

そのため発電機の種類はとても多く、発電機の種類によっては必要となる燃料が異なります。ここからは、発電機の種類と燃料について解説していきます!

 

小型発電機はガソリンを使用する

小型発電機は、発電機の中で最も普及している種類になります。

 

小型発電機にはガソリン燃料を使用するのが一般的で、ガソリン燃料を使用することで軽油(ディーゼル)と比べて音が静かで、工事現場から家庭用まで幅広い環境で使用できます。

 

またガソリン燃料の発電機は定格出力の幅が広く、以下の定格出力を目安に用途に応じた小型発電機を選ぶといいでしょう。

1,000W以下 小型家電や工具に最適です。
1,000〜2,000W ほとんどの電気が必要な製品に対応可能です。
本体サイズや重量がほどよいので最も人気があります。
2,000〜3,000W 一般家庭の非常用電源としておすすめです。
小規模の家庭用家電をほぼまかなえるパワーをもっていますが、発電機そのものが高価です。

 

ガソリン燃料を使用した小型発電機には、インバーターを搭載しているタイプと搭載していないタイプ、さらにサイクロンコンバーターを搭載している3つのタイプがあります。

 

インバーターを簡単に説明すると「電気の質を良くしてくれる装置」のことで、壁に埋まっているコンセントから給電するのと同じく、調整されたキレイな電気を使うことができるようになります。

 

なぜこのインバーターが必要なのかというと、特に充電器や無線機などのマイコン制御の電子機やパソコンなどの精密機械には、インバーターを介さないと故障の原因につながってしまうリスクがあるからです。特にリチウムイオンバッテリーを使用する電動工具の充電を発電機で行う場合は、インバーター搭載の発電機をおすすめします。

 

大型発電機は軽油(ディーゼル)を使用する

大型発電機の燃料には軽油(ディーゼル)燃料を使用します。

 

大型発電機は主に電源を確保できない工事現場で使用されることが多く、軽油はガソリンと比べて価格が安い他に、軽油で動く重機も多いことから工事現場では大型発電機が主流です。

 

しかし大型発電機は本体そのものが大きいので重量が100kgを超えるものが多く、簡単に移動できないというデメリットがあります。その他のデメリットとして大型発電機は騒音や振動が大きく、排気ガスもクリーンではない他に、発電機そのものが数十万円〜数百万円単位ととても高価なので家庭用ではほとんど使用されていません。

 

また軽油は保管する際に消防法令によって、以下のように定められています。

プラスチック製容器 30L以下
金属製容器 60Lまで
金属製ドラム 250Lまで

 

一応プラスチック製容器であれば30Lまでは保管できるようになっていますが、一般的には消防法に適合した金属容器で保管することが望ましいとされています。他にも自治体ごとに制限がある場合も多く、資格が必要になることもあるので注意が必要です。

 

最後に、軽油は石油連盟の推奨する保管期間がおおよそ6か月間とされていて、この期間はあくまで目安ですが、長期間軽油を保管することで酸化してしまい、不完全燃焼などが起こってしまいます。

 

軽油は倉庫や車庫のような風通しの良い冷暗所で保管する必要がありますが、大量に軽油を保管する場合は消防法令によって200L以上の軽油を保管する場合は、保管する建物が不燃材による建築物であることの他に、消防局への届出が必要です。

 

1,000Lを超える軽油を保管するのであれば、消防法が定める基準に適合した耐火構造の建物でなければ保管することができません。さまざまな制約があるので、軽油に限らずガソリンでも発電機の燃料を保管する際は注意が必要です。

参照

ガソリンや軽油の買いだめに関する防火安全上の注意事項|大阪府

 

携帯発電機はガスを使用する

持ち運びに便利な携帯発電機は、家庭にあるカセットコンロ用のガスやLPガスを燃料にすることができます。特にカセットコンロ用のガスが使用できる携帯発電機が人気で、災害時の備えやアウトドアなど幅広い用途で活用できるというメリットがあります。

 

ここまでご紹介してきたガソリン燃料や軽油と比べると、そこまで大きな出力は期待できませんが、ホームセンターやドラッグストアなどでカセットコンロ用のガスが簡単に購入でき、とても手軽に使用できるのが魅力です。

 

しかし消費出力が高い電動工具を使用できるほど電力を出力できないので、主にアウトドアや防災用ということになります。

 

発電機の消費電力と起動電力

ここまで各発電機の燃料や、燃料ごとの特徴、メリット・デメリットなどについて解説してきましたが、ではどうやって発電機を選べば良いのでしょうか?

 

発電機を選ぶ時は使用する用途や、燃料の保管できる場所や期間、燃料を入手する容易さなどで選ぶこと大切ですが、最も大切なことが「消費電力」と「起動電力」を把握しておくことです。

 

ここからは発電機を選ぶときの目安になる、消費電力と起動電力について解説していきます。

 

消費電力と起動電力を理解しておく

消費電力はよく耳にする言葉なのでご存じだと思いますが、起動電力はあまりなじみのない言葉です。

 

起動電力とは、家電製品や電動工具などが動き始めるときに必要になる電力のことで、製品によっては消費電力よりも大きな電力を必要とするものがあります。例えば以下の電動工具など現場で使用されることが多いものでは、消費電力の約1.1〜2倍の起動電力が必要です。

 

消費電力(W)の目安 起動電力(W)の目安
ハロゲンライト 250W 500W
電気ドリル 300W 600W
インパクトレンチ 500W 1,000W
電気丸ノコ 600W 1,200W
電気カンナ 1,200W 2,400W

 

また、エアーコンプレッサーや芝刈り機の場合は以下のように、消費電力の2.1〜4倍もの起動電力が必要になります。

 

消費電力(W)の目安 起動電力(W)の目安
芝刈り機 400W 900W
コンプレッサー 750W 3,000W

 

発電機を使用して使いたい家電製品や電動工具によって、消費電力と起動電力が異なるということを覚えておきましょう。

 

起動電力を足し算して発電機を選ぼう

発電機の種類やモデルによって、出力できる電力の幅に違いがあるので、あなたが発電機を使用して使いたい家電製品や電動工具などの消費電力と起動電力を把握しておく必要があります。特に起動電力は消費電力よりも大きな電力を必要とするので、起動電力を基準に発電機のカタログに記載されている定格出力を比較してみましょう。

 

例えば、クリップライトと37型テレビ、インパクトレンチの3つを使いたい場合は、以下のように足し算していき、必要な起動電力の合計を求めます。

 

消費電力(W) 起動電力(W)
クリップライト 100W 100W
37型テレビ 300W 300W
インパクトレンチ 500W 1,000W
合計 900W 1,400W

 

消費電力よりも起動電力のほうが大きい計算になるので、1,400Wという起動電力を基準に1,400VA以上の発電機を選ぶようにします。

 

「VA(ブイエイ)」とはカタログに記載されている定格出力の単位で、定格出力とは発電機が安定して出力できる電力のことです。W(ワット)もVA(ブイエイ)も、同じ1秒間に消費される電気の量のことですが、消費電力はW、定格出力はVAで表記します。

 

家庭用〜現場作業時まで!おすすめインバーター発電機をご紹介!

前述したように、インバーターを搭載した発電機は電気の質をキレイにしてくれるので、電気を必要とする幅広い製品に使うことができます。ここからはインバーター搭載のおすすめ発電機を10機種ご紹介いたします。

 

ヤマハ EF1600iS

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ヤマハのEF1600iSは定格出力1.6kVA(1,600VA)という高出力ながらも、小型エンジン採用や樹脂製パーツを多用することで、燃料を入れていない状態で重量がわずか20kgの軽量を実現した発電機です。またコンパクトでスリムな本体は、さまざまなシーンで活用することができて、保管も場所をとりません。

 

EF1600iSを2台つなげて運転できる並列端子をコントロールパネルに装備しているので、オプションの専用コードセットを接続することで、定格出力3.0kVA(3,000VA)の高出力も可能です。

 

ホンダ EU16i

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定格出力1.6kVA(1,600VA)のEU16iは、持ち運びに便利なハンディタイプの発電機です。家庭用電気製品のほとんどが利用できる高出力正弦波インバーターを搭載しており、重量は20.7kgの軽量設計になります。

 

負荷に応じてエンジン回転数を制御して、ムダを減らすことができるエコスロットルを搭載しているので、長時間の使用時も安心です。最大連続運転時間は8.1時間(エコスロットル時)なので、災害時にも頼れる発電機です。

 

しかし、EU16iは2019年3月に販売を終了しているので、現在は店頭やネットショップでの在庫、中古工具販売店などでの購入になります。

 

工進 GV-9SE

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工進のGV-9SEは、過電流保護装置AC(リセットスイッチ)や、過負荷警告ランプを搭載した安全性の高い発電機で、万が一定格以上の電流が流れた場合に作動します。

 

0.9kVA(900VA)と高出力ではありませんが、アウトドアやDIYなど「ちょっと屋外で使いたい」というときに便利です。また、使用時の騒音値が58.1dB、通常時でも62.6dBと低騒音です。日常での人の話し声が約50〜61dBと言われているので、少し大きめの声くらいの騒音と考えておいていいでしょう。

 

USB出力ポートやシガーソケットが備わっているので、幅広い電化製品に電気を共有することが可能です。操作が簡単に行えるよう配慮されているので、はじめて発電機を購入する方におすすめになります。

 

EENOUR DK1800iSDF

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DK1800iSDFは、ガソリンとLPガスの2つの燃料で使用できる発電機なので、日頃からLPガスを使っている方におすすめです。定格出力はガソリン使用時では1.8kVA(1,800VA)、LPガス使用時では1.6kVA(1,600VA)になります。

 

重量は約18kgと軽量で、AC出力ポートだけではなく、USBポートも付いているのでスマートフォンやタブレット端末など幅広い電子機器に電気を供給できます。また別売りの並列運転コンセットボックスを接続することで、2台同時に並列して運転することできて、この際の定格出力は3.2kVA(3,200VA)と高出力です。

 

内部のエンジンは防音ボックスでカバーされており、本体の防護カバーの内部にも防音シートが貼られているので騒音を抑えることができます。

 

三菱重工 MGC900GB

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燃料の保管がしやすいカセットコンロ用のガスを使用できる発電機をお探しの方は、MG900GBがおすすめです。ガス缶なので燃料を持ち運んだり、保管が便利です。ガスはドラッグストアやホームセンターなどで簡単に入手ができ、持ち運ぶ際に「ガス缶を持ってくるの忘れた…」というときにもすぐに入手が可能です。

 

定格出力は0.85kVA(850VA)とそこまで高出力ではありませんが、交流用コンセント2個と直流用コンセント1個がついているので、「アウトドアや防災用に発電機を備えておきたい」という方におすすめです。

 

YUKATO BS30i

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安全性が高くて、低騒音、高出力のガソリン燃料発電機をお探しの方は、BS30iがおすすめです。

 

BS30iは過負荷保護装置や過熱保護装置などの安全機能が備わっており、負荷に応じてエンジンの回転数を必要最低限に制御できます。騒音値は約63dBと通常の会話より少しだけ大きめの声くらいです。また3.0kVA(3,000VA)と高出力で、交流用コンセント3個とシガーソケット1個がついています。

 

ヤマハ EF900iSGB2

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ヤマハのEF900iSG2は、カセットコンロ用のガス缶2つで稼働する発電機で、定格出力は0.9kVA(900VA)です。

 

カセットコンロ用のガス缶を燃料にしている発電機は出力が低いことが多いですが、EF900iSGB2は並列運転機能があるので、別売りの専用ケーブルでもう1台EF900iSGB2を接続すれば、最大で1.8kVA(1,800VA)の供給が可能です。

 

騒音値が91dBとパチンコ店の店内と同等の騒音値なので、やや気になるかもしれません。

 

マキタ EG1600IS

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マキタにはEG900ISという重量わずか12.7kgの軽量・コンパクトモデルがありますが、EG900ISは出力が0.9kVA(900VA)、燃料タンクが2.5Lと現場で使用するには少し心許ないところがあります。

 

一方でご紹介するEG1600ISは、同じポータブルタイプの発電機でありながら、定格出力と燃料タンクの容量がEG900ISの2倍弱あり、定格出力は1.6kVA(1,600VA)、燃料タンク容量は4.2Lです。そのため、コンプレッサーの使用も可能です。

 

定格負荷の範囲内であれば半日程度使用できるので、電源を確保できない現場で活躍するのではないでしょうか。また、EG1600ISは並列使用することができるので、別売りの専用コードを接続すれば2倍の出力を得ることができます。

 

もし1日中使えるマキタの発電機をお求めなら、EG2500Iがおすすめです。EG2500Iはマキタの発電機で唯一のフレームタイプですが、定格出力は2.5kVA(2,500VA)、燃料タンクは9Lなので1日中使用可能です。しかしデメリットとして騒音値が68dBと掃除機の音とほぼ同等なため少し気になるかもしれません。

 

ホンダ EU18i

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ホンダのEU18iは、ガソリン燃料に対応した発電機です。重量は21.1kgで、片手で持ち運べるコンパクトサイズになります。起動電力の大きな家電も問題なく動かせる1.8kVA(1,800VA)と高出力発電機です。

 

900Wの機器を使用した場合、約5.3時間稼働し続けることが可能で電源を確保できない現場や作業場・アウトドアなどに便利です。

 

ナカトミ EIGG-600D

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手軽に使えるナカトミのカセットコンロ用のガス缶を使用する発電機EIGG-600Dは、交流AC100V/6Aが2口、直流DC12V/5Aが1口、USBポートが2口搭載されているので、幅広い電子機器に電力を供給することが可能です。

 

定格出力が0.6kVA(600VA)、連続使用時間は定格負荷時で約1.5時間なので、アウトドアや防災用におすすめです。

 

発電機は必ず屋外で使用しましょう

発電機はポータブル電源とは違い、ガソリンや軽油(ディーゼル)、ガスの3つの燃料のいずれかで稼働します。

 

そのため、もしポータブル電源を使うように屋内で使用してしまうと、排気ガスに含まれる毒性の強い一酸化炭素による中毒死のおそれがあるので、屋内使用は絶対禁止です。また、屋内の他には倉庫や車庫、井戸、トンネルなど屋外でも換気が悪い場所で使用するのを避けるようにして、換気を意識して使用しましょう。

 

まとめ

発電機は電気そのものを、ガソリンや軽油(ディーゼル)、ガスの3つの燃料のいずれかから作り出すことができるので、ポータブル電源と違い高出力で幅広い機器へ電気を供給することができます。

 

そのため災害時備えとして家庭に保管しておける他に、アウトドアやDIY、現場作業などで大活躍してくれます。しかし発電機は燃料を投入して動かす機械なので、ポータブル電源のように屋内での使用は絶対禁止です。必ず風通しの良い屋外で発電機を使用するようにしましょう。

 

今回ご紹介した10機種の発電機は、パソコンやスマートフォン、電動工具のバッテリーなどを充電できるインバーター発電機です。発電機にはインバーターを搭載していない機種もありますが、インバーターが搭載されていれば幅広い機器に電気を供給できるのでおすすめです。

 

「発電機が気になるけどよくわからない」「どの発電機がいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ今回解説した内容を参考にしてみてください!

 

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