2024.10.22
ポータブル電源でドライヤーは使える?ポータブル電源の選び方や注意点なども解説!
「ポータブル電源でドライヤーは使えるの?」
「ドライヤーはポータブル電源でも動かせる?」
「ドライヤーが動くポータブル電源の選び方は?」
キャンプや車中泊でも軽くシャワーを浴びたあとでドライヤーを使いたいと考える人は多いでしょう。
しっかり髪を乾かさないと体調を崩す原因にもなりますし、できればアウトドアシーンでも普段通りドライヤーで髪を乾かしたいものです!
そんなドライヤーをはじめとする各種家電を使いたいために、これからポータブル電源の購入を検討している人も多いようです。
ですが、ドライヤーは消費電力が大きいため、ポータブル電源につないで使うことができるか不安を感じる人も少なくありません。
そこで今回はポータブル電源でドライヤーは使えるのかについて触れつつ、肝心の選び方や注意点などについても解説をしていきたいと思います。
目次
それでは、早速ポータブル電源でドライヤーを使えるかという点について触れていきましょう。
結論から言えば、ポータブル電源でもドライヤーは問題なく使うことができます。
しかし「正しい選び方」をしなければ、肝心のドライヤーが使うことができないなんて事態に陥ってしまうケースもあるのです。
そこでドライヤーを使うためのポータブル電源の正しい選び方について触れていきますので、各項目についてしっかりと目を通していきましょう。
まずドライヤーも使えるポータブル電源の選び方として、真っ先に消費電力のチェックが挙げられます。
ドライヤーをはじめとする各種電化製品には「消費電力」が存在します。
意外と見落としがちな部分なのですが、使いたい家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えてしまうと稼働することはできないです。
だからこそドライヤーを使いたい場合には、ドライヤーの消費電力をチェックしつつ、購入を検討しているポータブル電源の「定格出力」に少し余裕があるぐらいのモデルを選ぶことが大切です!
ちなみに一般的なドライヤーの消費電力は「600W~1,200W」程ですので、定格出力が1,200W以上のポータブル電源を選んでおくのが無難です。
もちろん出力が少ないコンパクトなドライヤーや省エネドライヤーなど1,000W未満のモデルでも対応できますが、600Wのドライヤーの場合でも少し余裕を持って定格出力1,000W程度のポータブル電源を選んでおくと安心です。
これはドライヤー以外の家電を接続する場合にも言えることですので、複数の家電や機器を接続したい人は、それらの合計消費電力を超えないように容量や定格出力に余裕があるポータブル電源を選ぶようにしましょう。
次にポータブル電源の性能について確認することも大切なポイントです!
先の項目でも触れましたが「定格出力」がドライヤーの消費電力未満の場合は、まともに動作させることが難しいです。
またポータブル電源の「容量」も大切なポイントで、この容量次第でドライヤーを稼働させることができる時間に差が生まれます。
ちなみにドライヤーを使う時間が30分、消費電力が1,200Wのドライヤーの場合、600Whの電力・容量が必要となります。
1時間で何ワット使えるかを示す単位がワットアワー(Wh)ですので、「1,200W×30分÷1時間=600Wh」のような計算になります。
上記のようにドライヤーを使う時間が30分も必要ないかもしれませんが、他の機器を接続して使うことも考えると、少し余裕を持った容量のポータブル電源を選んでおくのがスマートです。
また仮に災害時などで家族全員でドライヤーを使うような場合には、当然その分の時間も増えますのでギリギリの容量で選ぶようなことはせずに、気持ち余裕を持たせた容量のモデルを選んでおくことをオススメします。
最後に出力ポートの種類を確認することも大切なポイントです。
今ではほとんどのポータブル電源に「ACポート」がついているため、普段通りにコンセントへつなぐ形でドライヤーをポータブル電源に接続して使うことができます。
ですが、万が一にもACポートなしの格安ポータブル電源などを選ぶことがないように注意が必要です。
そしてアウトドアな趣味で使う場合には車載用機器をつなげるDCポート・シガーソケット、またスマホやタブレットを充電できるUSBポートの個数もチェックしておくと不便な思いをすることはなくなるでしょう。
このように利用シーンに応じて複数の機器を接続して使うような場合には、想定している数の機器をつなぐことができるACポートの数があるか、などもチェックしてからポータブル電源を購入するのがスマートな選び方だと言えます。
補足として保証内容を確認しておくべきという点にも触れておきます。
ポータブル電源自体にドライヤーを接続して使うことができるため、車中泊やキャンプなどのシーンでドライヤーを使う人も多いと思います。
その場合は持ち運びや屋外での使用などで万が一の故障などのリスクも存在します。
そういった故障・トラブル時などに保証対象で対応してもらえるか、保証期間が切れてしまっているかはかなり重要なポイントになります。
最近のポータブル電源の有名メーカーであれば、数年の保証が付いているので万が一の場合も丁寧な対応をしてもらえるでしょう。
ですが、無名のメーカーを選んでしまった場合、保証がなかったり交換や無償修理に対応してくれないケースもあるため、メーカーごとの保証はしっかりとチェックしておくべきです!
また製品ごとに保証の年数が違うこともあるため、あなたが候補にするポータブル電源の保証が長めかどうかもチェックしてから購入をすることをオススメします。
ここからはドライヤーを使うのにオススメなポータブル電源についてピックアップしていきたいと思います!
せっかくポータブル電源を購入したのにドライヤーを満足に使えない、製品選びに失敗したなんてことがないように各項目に目を通してみてください。
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まずは定番メーカーであるJackeryのポータブル電源 1000 Proについて解説していきましょう。
このモデルはACポートが3つ付いていて、DCポートも1つ、USBポートが4つ付いている安定のモデルです。
容量も1,002Wh、定格出力も1,000Wなのでドライヤーが使えることはもちろん、炊飯器や電気ケトルなども使うことができるモデルです!
アウトドアな趣味でドライヤーをはじめとする家電を使いたい、便利アイテムを接続して使いたいと思っている人にピッタリだと言えるでしょう。
元々持ち運びしやすい取っ手付きタイプなので、持ち運びの際もスムーズに持ち運びが可能です。
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次におすすめなJVCのBN-RB15-Cについても紹介していきましょう。
このモデルはACポートが3つ、さらにUSB端子があることはもちろん、DCポートが付いているのでアウトドア用の車載用アイテムを持っている人は重宝します。
容量1,534Wh、定格出力1,800Wとかなりハイパワーなモデルなので、ある程度の出力を必要とする家電を稼働させたい人にもオススメです!
また海外製のポータブル電源メーカーが多い中、JVCは国内のメーカーなので保証やアフターサポートなどの対応も安心だという声も多いのが特徴的です。
ポータブル電源を購入するのが初めてで不安な人、海外メーカーに不安があるので国内製から選びたいと考えている人は、スペックに優れコスパも良いJVCのBN-RB15-Cがオススメです。
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最後にスペックが高めなJackeryのポータブル電源 2000 Proについても触れていきましょう。
このモデルもACポートが3つ、DCポートが1つ、USBポートが4つと安定したモデルです。
そして容量が2,160Wh、定格出力が2,200Wと大容量かつ高出力なので、ほとんどの家電を安定して稼働させることが可能です。
ドライヤーが使えるのはもちろんのこと、炊飯器や電気ケトル、さらにホットプレートやIH調理器などを使うこともできるので、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしのモデルです。
キャンプや車中泊などアウトドアなシーンはもちろん、災害時の備えとして自宅の家電を動かすためにも使えるため、オフシーズンでも頼もしく活躍してくれる優れたポータブル電源です。
屋外でドライヤーを使いたい場合はもちろん、災害の備えとしてもポータブル電源を使いたいと考えている人は、大容量かつ高出力なJackeryのポータブル電源 2000 Proがオススメです!
ここからはポータブル電源でドライヤーを使用する場合の注意点について触れていきましょう。
意外と見落としがちな注意点もありますので、ドライヤー使用時にトラブルのないように各項目に目を通してみてください。
まずポータブル電源でドライヤーを使用する際の注意点として、水に濡れないようにする点が挙げられます。
これは当たり前に感じるかもしれませんが、アウトドアなシーンでドライヤーを使う場合には意外と見落としてしまいがちな注意点なんです。
水場に近い場所、水に濡れやすい環境、また霧雨であれば大丈夫だろうとドライヤーを使ってしまい、うっかりショートなどのトラブルの原因になってしまう可能性があります。
自宅など普段と違う場所で使う場合、屋内ではなく屋外でドライヤーを使う場合などは、上記のように水濡れや水気などに注意してドライヤーを使うようにしましょう。
次に使う前に充電を忘れない、これも大切なポイントです。
これも当たり前に感じるかもしれませんが、キャンプに向かうのにポータブル電源を持ち、そしてドライヤーをはじめ便利家電を持ち、準備は万端と出発して「充電してなかった!」なんてうっかりは意外と多いものです。
当然ポータブル電源は充電を済ませておかなければ使うことはできませんので、前日の夜か当日の朝にはしっかりと充電を済ませておくのがスマートです。
ただし最近のポータブル電源はDC・シガーソケットから充電できるモデルもあるので、車で向かう場合には車内で充電をするなんて選択肢もあるでしょう。
他にも「キャンプ場などで充電を使い切ってしまい肝心な場面でドライヤーが使えない!」なんてことがないように、計画的に電力を使うことを意識しつつ、万が一の場合には追加で充電できるようにACやDC充電ケーブルを外出先でも用意しておくのがオススメです。
最後に安全性に関するマークをチェックするのも大切な注意点の1つです。
どちらかと言えばポータブル電源の購入時の注意点ではありますが、安心してドライヤーをはじめとする各種家電を使うための注意点でもあります。
PSEマークや防災安全協会推奨マークがついているモデルを選べば、ある程度の安全性が保証されているので様々なシーンで安心して利用することができるでしょう。
逆にマイナーなメーカーや激安モデルなどで、安全性を示すマークが何も付いていないモデルの場合は少し不安を感じてしまうかもしれません。
万が一のトラブルが起こらないように、そして様々な環境で安心して各種アイテムが使うことができるように安全性に関するマークの有無を使用時はもちろん、購入前にチェックしておくのもスマートな選択肢だと言えるでしょう。
今回はポータブル電源でドライヤーは使えるのか、そして大切な選び方や注意点などについても解説をしてきました。
ドライヤーは消費電力が大きな家電ではありますが、容量・定格出力が大きなポータブル電源を選ぶことで問題なく使うことができます。
高性能なドライヤーで消費電力が一般のドライヤーよりも大きい場合は、当然容量や定格出力が大きなポータブル電源が必要となりますが、一般的なドライヤーであればそこまで気にする必要はないでしょう。
ちなみに、どうしても今手持ちのポータブル電源でドライヤーを使いたい、でも容量や定格出力が少ないなんて場合は、ドライヤー側を「SETモード」など「低出力なモード」で使うなんて選択肢もあります。
ただしSETモードがないドライヤー、またあってもポータブル電源の定格出力が少ないと動かないケースなどはありますので、やはりポータブル電源の容量や定格出力に余裕を持たせたモデル選びが大切です。
そして当ページでも触れてきたようにドライヤー以外の各種家電・アイテムをつないで使用することを考えた場合、気持ち余裕を持った容量と定格出力のモデルを選ぶのがスマートです。
キャンプや車中泊をはじめ屋外でも場所を問わずドライヤーを使えるように、そして他の便利家電なども稼働時間に余裕を持って使うことができるように、あなたが想定する利用シーンにあわせた容量と定格出力のポータブル電源を選ぶことをオススメします。
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