2024.08.29
ポータブル電源の選び方を徹底解説!使用時の注意点も!
「ポータブル電源の選び方を知りたい!」
「ポータブル電源の選び方で悩んでいる!」
「失敗しないポータブル電源の選び方とは?」
内部に充電可能なバッテリーを搭載しており、様々な家電や電子機器を充電・稼働させることが可能な機器、それがポータブル電源です。
ポータブル電源には、いくつもの出力端子が搭載されているので、同時充電も可能で様々なシーンで役立つアイテムとして親しまれています。
キャンプやバーベキュー、車中泊をはじめとするアウトドアな趣味に活用でき、災害時などにも生活を支えてくれる頼もしいアイテムです。
そんな多くの方に注目されているポータブル電源ですが、これから購入しようとしている人の中には選び方がわからずに購入に踏み切れない方も多いようです。
そこで今回は、ポータブル電源の選び方について解説をしつつ、同時に使用時の注意点についても触れていきたいと思います。
ポータブル電源選びで失敗したくない方、自分にピッタリなモデルに出会いたいと考えている方は、当ページの内容を参考にしてみてください。
目次
それでは早速ポータブル電源の選び方について解説をしていきます。
大切な7つのポイントをシンプルに解説していきますので、ポータブル電源の選び方で失敗や後悔することのないように各項目に目を通してみてください。
まず、バッテリーの容量を重視した選び方について触れていきます。
ポータブル電源の容量は、基本的に1時間あたりの消費電力であるWh(ワットアワー)で表示されていて、充電可能な電力量としてイメージすると分かり易いかと思います。
当然容量が大きいほど多くの機器を充電することが可能で、また高出力なので様々な機器を稼働させることができます。
・300~500Wh…スマホやタブレット、ノートパソコンの充電、扇風機や電気毛布などの活用にお勧め
・500~700Wh…キャンプや車中泊などアウトドアなシーンで様々な小型家電の稼働することができる
・1,000Wh以上…アウトドアなシーンはもちろん防災目的での冷蔵庫や電子レンジなどの稼働も可能
ただし、容量が大きいほど価格が高くなるため、自分が稼働させたい機器、また利用シーンを想定して適切なバッテリー容量のモデルを選ぶのがお勧めです。
次に価格を重視して選ぶという方法について触れていきます。
これは予算に応じて各種条件を満たしているポータブル電源を選ぶのがお勧めです。
・300Wh程度の小容量モデル…2~5万円
・500Wh程度の中容量モデル…5~10万円
・1,000Wh以上の大容量モデル…10万円以上
上記が一般的な参考価格ですが、モデルの機能次第ではもう少し前後することがあります。
先に挙げたような容量と価格をあわせてチェックしつつ、後述する各種内容も参考にしながら自分にピッタリなポータブル電源を選ぶのがスマートな選び方です。
決して価格が安いからという理由で安易に購入を決めてしまい、使用する際に容量や機能面で後悔するようなことが無い様に注意が必要です。
また、出力ポートを確認して選ぶことも大切です。
ポータブル電源を利用する際に重要な出力ポートですが、いくつか種類があります。
コンセントを繋ぐACポート、スマホやタブレットなどを接続するUSBポート、また車載用のアイテムを稼働させるDCポートなどが搭載されたポータブル電源が存在します。
今では全てのポートを網羅しているポータブル電源が増えていますが、大切なのはそれらの種類や数も意識して適切なモデルを選ぶべきという点です。
ポータブル電源を購入した際に、どういった家電やアイテムを接続するか、数も含めて簡単にでもイメージをするだけで適切なモデルが見えてきますので、出力ポートも選び方の基準の1つとして考えることをお勧めします。
充電方法もモデルの選び方として意識しておきたいポイントの1つです。
ポータブル電源自体の充電方法ですが、現行モデルでは色々な方法で充電をすることができます。
コンセントに接続して充電する方法はもちろんのこと、車のシガーソケットに接続して充電ができたり、専用ソーラーパネルなどと接続して充電ができるモデルも数多くあります。
アウトドアな趣味や車中泊で旅をする場合は、車のシガーソケットで充電ができるかどうかで利便性に大きな差が生まれるはずです。
また、災害時の備えとして独自の発電を確立できるソーラーパネルとの接続が可能かどうかも、人によっては大きな判断基準になります。
このように意外と見落としがちなものの大切なポイントである充電方法、このあたりもポータブル電源の選び方として大切だと覚えておくことをお勧めします。
利便性という面ではサイズや重量も見逃せないポイントです。
ポータブル電源をアウトドアな趣味で活用する場合は、特にこのサイズや重量が重要なポイントとなります。
必要以上に大きなサイズ・容量・重量のポータブル電源を選んでしまうと、持ち運びの負担が大きく不便に感じてしまうかもしれません。
旅行やアウトドアでポータブル電源の利用を考えている場合は、無理なく持ち運びができるサイズや重量のモデルを選ぶのがお勧めです。
コンパクトで軽量なモデルは非常に使い勝手が良いので、適切な容量かつサイズ・重量のモデルを選ぶことで、様々なシーンで活躍させることができます。
付属品や機能性、これもポータブル電源の選び方で大切なポイントです。
基本的に付属品については、各種充電用のケーブルが一通りついているか、もしくは別途購入が必要かをチェックするのをお勧めします。
そして、機能性に関しては非常に重要なポイントであり、選び方のキモとなる部分でもあるため軽視してはいけません。
・本体のLEDライト機能
・防滴や防水性能の有無
・スマホアプリでのリモート操作
上記のような機能はより利便性を高める大切なポイントです。
特に本体のLEDライト機能などは、災害時や停電時などにポータブル電源単体でのランタンや照明の代わりなどに使うことができるので、不安を軽減することができます。
このようなポータブル電源自体の機能は選び方の上で軽視できないポイントですので、想定している用途次第ではしっかりとチェックして選ぶことが大切だと言えます。
最後にAC出力の波形についても触れていきます。
これは定番のモデルを購入する場合には特に気にせずとも良い部分ではありますが、念の為に確認をしておくことをお勧めします。
具体的にはポータブル電源から出力される電気の波形が、正弦波か純正弦波のタイプを選ぶのが良いでしょう。
他にもいくつか種類がありますが、矩形波や修正正弦波などの出力タイプのポータブル電源を選んでしまうと、場合によっては精密機器の部品やモーター搭載機器の故障や劣化につながる恐れがあります。
だからこそAC出力の波形は安定した出力タイプである正弦波か純正弦波を選ぶことをお勧めします。
また、ポータブル電源に搭載されているAC出力ポートの周波数は50・60Hzの両方に対応しているものを選ぶことで、どちらか片方しか対応していない場合に起こり得るトラブルなどをケアすることが可能です。
さらに安心して使いたい方は、日本の法律で定められている安全性企画であるPSEマークがついているモデルを選ぶのも良い選択肢です。
・正弦波か純正弦波の出力
・周波数が50・60Hzの両対応
・日本で定められたPSEマークの有無
上記の中でも、海外製の有名モデルを選ぶ場合はPSEマークの有無を確認基準から外しても大丈夫です。
ですが、正弦波や周波数などの部分は意外と見逃しがちですが、ポータブル電源の選び方として大切なポイントですので、購入前に候補のモデルの詳細をチェックしてから購入することをお勧めします。
ポータブル電源の出力波形について詳しく紹介されている動画を見つけましたので載せておきます。[動画内該当部分2分48秒~6分53秒まで]よろしければご覧ください。
ここからはポータブル電源を使用する際の注意点について解説をしていきたいと思います。
自分にピッタリなポータブル電源を購入できても、実際に使う段階でうっかりしてしまうと故障の原因になってしまうケースもあります。
そういったトラブルなく快適に活用するためにも、ポータブル電源を使用する際の注意点についても目を通してみてください。
まず、ポータブル電源を使用する際の注意点として、事前に説明書をしっかり読むことが挙げられます。
ポータブル電源をはじめ様々な家電・電子機器では、説明書を読まずに使い出す人も少なくありません。
ですが、それは正しい使い方や操作方法、そして安全性の注意事項を無視して使うリスクを伴っています。
ポータブル電源の場合には充電方法や使用時の制限、推奨事項など、いくつかの大切なポイントが記載されています。
また、便利な使い方なども説明書に掲載されていたりするので、使用前に軽くでも良いのでポータブル電源の説明書に目を通すことをお勧めします。
次に、適切な充電方法で使うという注意点に触れていきましょう。
最近のポータブル電源には、充電器やケーブルなどが付属しているため、付属されている純正の充電器やケーブルを使って正しい充電をする方がほとんどだと思います。
ですが、それらのケーブルや充電器が故障してしまったり、紛失してしまうなどのケースもでてくるかもしれません。
そのような場合に自宅にある適当な充電器やケーブルを使ったり、安さだけで適当なケーブルや充電器を購入して使うのは厳禁です。
基本的に付属品を使用されていれば問題はなく、紛失時なども説明書などをチェックしてメーカーが推奨する充電器やケーブルを使えば大丈夫です。
どうしても緊急で他社の充電器やケーブル、互換品などを使う場合には、適切な出力や規格などが対応しているかをチェックしてから使用するように注意が必要です。
意外とケーブルや充電器などの規格を無視して、適当なケーブルを使用して充電することで故障などのトラブルが起こるケースがあります。
大切なポータブル電源を故障のリスクから守るためにも、適切なケーブルや充電器を使用するように心掛けることが大切です。
また、適切な環境で正しく使うということもポータブル電源を使う際の注意点の1つです。
ポータブル電源はある程度の耐久性が期待されがちなアイテムではありますが、やはり電子機器となりますので適切な環境での使用が推奨されます。
例えば、温度や湿度が極端に低い環境や極端に高い環境で使用すると故障や事故などのトラブルにつながるリスクがあります。
あまりに湿気の高い環境で使うと水濡れに近いトラブルが起こる可能性もありますし、温度が高いと熱のトラブル、低すぎるとバッテリーの消耗などのリスクも存在します。
もちろん災害時など緊急時には、やむ負えずそういった環境下での使用が必要な場面も出てくると思いますが、基本的には適切な環境で使うことが大切だと覚えておく必要があります。
そして、過負荷は避けて使用することも大切な注意点の1つです。
例えば、ポータブル電源の出力容量を超える機器を接続することは、ポータブル電源自体はもちろんのこと接続機器も損傷するおそれがあります。
他にも出力ポートの過負荷や短絡などもトラブルの原因となりますので、性能や仕様として問題のない使い方をしていくことが大切です。
もし複数の高出力な機器を接続する予定がある方は、容量やポートにも余裕があるポータブル電源を選ぶのが正しい選び方です。
最後に定期的なメンテナンスも大切だという点に触れていきます。
これはポータブル電源を長持ちさせる意味での注意点ですが、肝心の使用時にトラブルが起こらないようにする意味でも大切なポイントです。
定期的にホコリをはじめとする汚れを簡単に取り除きつつ、バッテリーの充電などを行ってあげるのがお勧めのメンテナンス方法です。
ポータブル電源に限らず充電をする各種機器は、充電がゼロパーセント状態が続いてしまうとバッテリーに負担をかけてしまいます。
なので災害用にポータブル電源を購入した方や、アウトドアな趣味用として購入されてシーズンオフで使用しないタイミングにおいても、定期的にメンテナンスをしてあげることをお勧めします。
とは言っても、毎週ケアをするような頻繁なメンテナンスは必要なく、月に1回程度のペースで簡単なお手入れと充電をしてあげるぐらいで大丈夫です。
月1回のペースで充電を意識しておけば災害時の備えにしている方でも、バッテリーが空になるようなタイミングを極力なくすことができますし、本体の不備が見つかった場合にも事前に対処することができます。
定期的なメンテナンスは1~2ヶ月に1度のペースで行われている方が多く、自身で無理のない範囲で良いのでポータブル電源のメンテナンスを行うことをお勧めします。
今回は、ポータブル電源選びに悩んでいる人へ向けて選び方について解説をしつつ、使用時の注意点についても触れてきました。
今回お話してきた内容を参考にしつつ自分にピッタリなポータブル電源を選ぶことで、購入後に後悔すること無く心から満足できる選び方を実現することができます。
ポータブル電源の選び方は非常に大切なポイントですので、軽視することなく自身の用途にマッチするモデルを選んでみてください。
その上で使用時の注意点なども意識することで故障などのリスクを軽減しつつ、長く大切に活用できるはずです。
非常に便利で様々なシーンで頼りになるポータブル電源だからこそ、後悔することが無いように選び方を意識して満足できるモデルを選んでください。
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