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2024.09.17

オートレベルの選び方は?用途や使い方・おすすめモデルを紹介!

オートレベルがあれば、広大な敷地に建てる家やビル、道路を正確に測って水平に建てることが可能です。

 

プロの職人さんにとって欠かせない機器のひとつですが、本格DIYに取り組む方もレンタルすれば花壇や畑などを自作するときに使用できます。

 

またオートレベルは種類がある他に、選び方にポイントがあります。

 

そこで今回は、オートレベルについて以下の内容がわかる記事になっています。

・オートレベルとはそもそも何に使うの?DIY・プロユースの活用例
・墨出し器はオートレベルの代用品になる?
・オートレベルの選び方
・おすすめオートレベル5選

オートレベルについて詳しく知りたい方の役に立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

オートレベルとは?何に使うの?

オートレベルとは地面の高さを正確に測って、建物を水平に建てるために使用される機器です。

 

一般的にはなじみがないという方が多いと思いますが、家を建てる大工さんなどプロの職人さんにとっては欠かせない建築アイテムのひとつです。

 

家やビルなどはとても大きな建物ですが、寸分も狂わずに正確に建てることができるのはこのオートレベルによって実現しています。

 

ここからは、オートレベルとはそもそも何なのか、機器の説明や使用用途をプロユースとDIYユースでわけて紹介していきます!

 

プロユースの場合

大工さんなど職人さんは、オートレベルを道路や建物の設計・基礎となる地面の把握に使用します。

 

水平や勾配を計測できるオートレベルは、土木や建築現場の基本中の基本となる機器のひとつで、地面調査には欠かせません。

 

土地はさまざまな性質を持っているので、状況に応じてオートレベルを使用しながら計画を立てていきます。

 

そのため家やビル、道路などの建設前の地面調査は必須です。

 

基礎となる地面の水平や勾配を把握できなければ、安全基準に適応できないので家やビルを建築できません。

 

またオートレベルで調査した地面は、設計に応じて整えて行くため、整地の確認時にも使用します。

 

DIYユースの場合

職人顔負けの本格DIYを楽しんでいる方にも、下記の内容などでオートレベルは使用できます。

・菜園を水平にする
・高さの異なる花壇を作る
・ブロックを水平に積む
・物置やカーポートを設置する予定地 など

特に庭や畑に高低差をつけることで、見た目が美しくなるだけではなく、土の移動や水流を工夫することで作業効率を向上できます。

 

しかしDIYではオートレベルを使用するシーンがかなり限定的になるので、実際に購入するよりはレンタルして一時的に使用することをおすすめします。

 

墨出し器はオートレベルのかわりになる?

墨出し器とは建築や設計に必要な線を図面に沿って明示できる機器のことで、主に室内で使用されます。

 

オートレベルとは全くことなる機器で、墨出し器は対象物に向かって水平レーザーを照射し、基準線をガイドに使用できます。

 

そのため墨出し器は、オートレベルのように地面の高低差の測定や水準測量で基本的には使用しません。

 

墨出し器は壁や床、天井にレーザーを照射することで基準線を引くことができ、モデルに応じて最大フルラインの5本まで引くことが可能です。

 

しかし1本だけレーザーを照射できるモデルであれば、横に倒せば水平と垂直の線を照射でき、コストを抑えることができます。

 

視認性については墨出し器のモデルによって色が異なるので、特に屋外で使用する場合はグリーンレーザーがおすすめです。

 

オートレベルと類似機器の種類と違い

オートレベルは数ある測量機の種類のひとつで、他にもさまざまな種類があります。

 

大きく分けて全部で4種類あるので、それぞれの違いを知っておきましょう。

 

ティルティングレベル

ティルティングレベルとは、本体の水平を手動で調整する測量機のことです。

 

円形の気泡管で水平を大まかに調整してから、次に感度の高い棒状の気泡管で調整していきます。

 

2つ工程が必要なので、セッティングに時間がかかる他に、慣れていない方は扱いに手間がかかるので上手に計測することが難しいでしょう。

 

ティルティングレベルよりもオートレベルのほうが扱いやすく、効率が良いので徐々に衰退しています。

 

電子レベル

デジタルレベルとも呼ばれる電子レベルは、電気で動かす機器で電源が必要という条件があります。

 

他の測量機と異なり、標尺の数値を自動で読み取ることが可能です。

 

機器が数値を読み取ってくれるので、初めて計測する方も正確に、そして簡単に計測することが可能です。

 

測量結果に個人差が生じないので、データをそのまま電子野帳に保存することもできるでしょう。

 

しかし自動読み取りには、電子レベル本体にあった専用の標尺が必要になります。

 

標尺はメーカーによってバーコードのパターンが異なるので、他の機器と併用できないというデメリットがあります。

 

レーザーレベル

レーザーレベルは他の種類と異なり、高さを計測する機器ではありません。

 

どちらかというと墨出し器によく似た機器で、本体からレーザー光線を照射して測量しますが、公共の測長には使用できません。

 

レーザーレベルはメーカーやモデルに応じて呼び方が異なり、「回転レーザー」や「レベルプレーナ」とも呼ばれています。

 

レーザーレベルは水平に本体から光線を照射するだけなので、計測にはレシーバが必要です。

 

また精度も劣るため、正確な測量に向いていません。

 

オートレベル

この記事でメインとして紹介しているオートレベルは、「自動レベル」とも呼ばれています。

 

水平にする機構は「ペンジュラム方式」と呼ばれる振り子原理を採用しているモデルが多く、円形の気泡管を水平にしておけば、微調整を本体内部の補正装置が自動で行います。

 

またセッティングが簡単で、設置技術による誤差が生じにくいため、どの方も使いやすいと感じるモデルが多いです。

 

現在よく使用されるため、取扱いメーカーも豊富で選択肢の幅が広いのも特徴のひとつです。

 

測量機の種類について解説をしている動画がございましたので是非、ご参照下さい。

 

オートレベルの選び方は?4つのポイントを意識しよう

ご紹介しているとおり、オートレベルは現在主流の測量機種で、取扱いメーカーが豊富なので、さまざまなモデルを選ぶことができます。

 

おすすめモデルについては後述しますが、オートレベルには選び方のポイントがあるので、これからオートレベルを購入する方はぜひ知っておいてください。

 

最短合焦距離

最短合焦距離とは、対物レンズから対象物にピントを合わせられる距離のことを指します。

 

最短合焦距離が短いほど近い距離の水平を測るのに適しており、長いほど遠くの水平を図るのに適しています。

 

最短合焦距離は一般的には20〜75cmのモデルが多く、20cm程度のモデルであれば室内など限られたスペースや狭い場所で利用しやすいというメリットがあります。

 

一方で広い場所でオートレベルを使用したい場合は、最短合焦距離の長いものを選ぶといいでしょう。

 

倍率

オートレベルの倍率は、メーカーやモデルに応じて一般的に10〜30倍と幅広くなっています。

 

例えば倍率が10倍のモデルであれば、10m先にある対象物が1m先にあるのと同じように感じます。

 

オートレベルの倍率についても、現場の広さに応じて適切なものを選ぶようにしましょう。

 

〝大は小を兼ねる〟という言葉がありますが、倍率が大きいものを選んで狭い空間でオートレベルを使用した場合、遠くまで対象物を見ることができる分不鮮明になってしまいます。

 

オートレベルを選ぶ時は、倍率を合わせやすく目盛りの微調整がしやすいモデルがおすすめです。

 

対物レンズ有効径

対物レンズとは観察対象物側のレンズのことで、使用者がのぞき込む側とは反対側を指します。

 

対物レンズの有効径が大きいほど明るく鮮明に対象物を捉えることができますが、その分価格が高価になるので予算に応じて適切なものを選ぶようにしましょう。

 

またレンズの材質によっても見え方が異なるので、さまざまなモデルを比較することをおすすめします。

 

その他の機能

オートレベルのその他の機能も、選び方のポイントになります。

 

例えば防水・防じん機能を採用したオートレベルであれば、過酷な現場でも故障を気にせず安心して使用することができます。

 

防水・防じん等級はIP保護等級を採用しているモデルがほとんどで、家庭用なら生活防水クラス4級以上、プロユースなら悪天候でも使用できる6級以上を選ぶようにします。

 

またオートレベルのモデルによっては、水平方向を調整する機能として対象物との焦点を合わせやすい「クランプレス全周微動」を採用しています。

 

クランプレス全周微動は本来は左右につまみが付いている仕様になりますが、1つのつまみで簡単に作業することができます。

 

このようにモデルに応じてさまざまな付加機能を採用しているため、ご自身が使いやすいオートレベルを選んでみましょう。

 

おすすめオートレベルは?5モデルを比較・紹介

オートレベルは一般的にプロユースで仕様する機器なので、ここからはプロユースで仕様できるおすすめのモデルを紹介していきます。

 

さまざまなメーカーのおすすめモデルを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

 

STS オートレベル 24XG

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STSは測量機器やレーザー機器の専門メーカーで、企画から開発、制作、商品化までワンストップで実施しています。

 

そんなSTSのオートレベル 24XGは、IP55相当の高い防水性を誇るオートレベルです。

 

平面、球面どちらの三脚にも対応できるマルチな底盤を採用しており、いずれも5/8インチねじで取り付けが可能です。

 

確実な自動補正機能を搭載しており、マグネットダンパーによって振動の多い現場などの厳しい環境下でも安定した精度を発揮します。

 

最短合焦距離は30cmで、狭い現場でも大活躍してくれます。

 

さらにSTS独自の盗難火災補償が購入から1年間付与されるので、万が一の火災や盗難によってオートレベルが損害を負ったとしても安心です。

 

Nikon オートレベル AC-2S

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ニコンは映像事業、精機事業、ヘルスケア事業、コンポーネント事業、デジタルマニュファクチャリング事業の5つの事業を展開する多彩なソリューションを提供する会社です。

 

「カメラと言えばニコン」と感じている方も多いのではないでしょうか?

 

そんなニコンのオートレベルは、測量から土木建設まで幅広いシーンに対応できるシリーズです。

 

「強さ」「高精度」「使いやすさ」の3つを兼ね揃えており、マグネットダンパー方式の自動補正機構を採用しています。

 

本体質量はわずか1.25kgと軽量コンパクトな設計で、最短合焦距離は先端より75cmです。

 

トプコン オートレベル AT-B2

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トプコン オートレベル 製品ページ

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トプコンは3次元計測システムやセンシング・制御技術の活用によって、建機を自動制御できるICT自動化施工システムを開発した会社です。

 

トプコンのオートレベルは過酷な現場で鍛え上げたバツグンの信頼性と耐久性が自慢のモデルで、測量から土木、建築まで幅広くカバーするラインナップになっています。

 

素早く制御する自動補正機構を搭載し、狭い現場に有利な20cmの短い合照距離が特徴です。

 

2段階のスピードで素早く合焦し、クランプレス全周微動を採用しているので片手での操作も可能です。

 

優れた防水性能はIPX6等級相当で、過酷な現場もこなすタフな存在です。

 

タジマ オートレベル AT-B4A

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TAJIMA オートレベル 製品ページ

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タジマは建築用ハンドツールなどを取り扱っている総合建築工具メーカーです。

 

トプコンのオートレベルの取り扱いもあり、AT-B4Aはトプコンのオートレベルになります。

 

持ち運びに優れた軽量小型で、狭い現場に有利な望遠鏡先端より20cmの短い合照距離が特徴です。

 

素早く正確に制御する自動補正機構や、クランプレス全周微動を採用し、水平角の観測が可能です。

 

IPX6の優れた防水性能を採用しているので、過酷な現場でも安心して使用できます。

 

PENTAX(TIアサヒ株式会社) オートレベル AP-230

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PENTAX オートレベル 製品ページ

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現在ではリコーの子会社となったペンタックスは、リコーイメージング株式会社によって展開されています。

 

販売するデジタルカメラ、双眼鏡、セキュリティカメラ用レンズなどの光学機器、HOYA株式会社が製造販売する内視鏡、喉頭鏡、人工骨、音響・音声解析ソフトなどの医療関連製品など、幅広く対応しています。

 

そんなペンタックスのオートレベルは、直角出しに便利な分離盤を搭載し、一目ではっきりと見やすく便利です。

 

全周微動ツマミ、光学式照準器を採用し、1.3kgと軽量でコンパクトなボディは、機能的な現場での作業に最適です。

 

正確な測量にはオートレベルが必要

オートレベルは、プロユースから本格DIYまで幅広く活用できる測量機器です。

 

墨出し器と少し似ていますが、使用用途が違い代用することは難しく、正確な測量を必要とする場合はオートレベルを用意する必要があります。

 

オートレベルを選ぶ時は、今回ご紹介した4つのポイントを意識して、シーンに合ったモデルを選ぶようにしましょう。

 

もしオートレベル選びに悩んだら、今回ご紹介した5つのモデルを参考に選んでみてください!

 

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