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2023.10.13

【丸わかり!】バンドソーの使い方は?特徴や種類・選び方・おすすめモデルまで丸ごと解説!

【丸わかり!】バンドソーの使い方は?特徴や種類・選び方・おすすめモデルまで丸ごと解説!

 

現場作業時だけではなく、DIYにも欠かせない「バンドソー」は初心者の方にもおすすめの電動工具です。

 

今回は、「バンドソーって何?どうやって使うの?」と感じている方に役立つ以下の内容を解説していきます。

・バンドソーとは?特徴と種類
・卓上バンドソーとポータブルバンドソーの使い方
・バンドソーを使うときの注意点
・バンドソーの選び方
・おすすめバンドソー4選

バンドソーについてこの記事で丸ごと理解できる内容になっているので、「バンドソーって何?」と感じている方はぜひご一読ください!

バンドソーとは?特徴や種類について解説!

 

 

切断作業にはバンドソーは欠かせない存在になっています。

 

バンドソーを活用すれば、比較的安全にキレイな切断作業ができるほか、切断する材料に合わせて種類(卓上・ポータブル)を選ぶことも可能です。

 

ここからはバンドソーとは?特徴や種類について解説していきます。

 

バンドソーとは?特徴について

 

 

バンドソーとは、厚みのある金属や木材をまっすぐと切断することができる電動工具です。

 

バンドソーは刃の幅が広くなっているので、摩擦熱が発生しにくい構造になっています。

 

そのため、火花が飛び散る心配が少なく、切断を行う電動工具の中では比較的安全に使用することができます。

 

バンドソーの種類

 

 

バンドソーには、卓上で固定して使用する「卓上式バンドソー」と、持ち運びできる「ポータブル型バンドソー」の2種類があります。

 

卓上式バンドソーは、荷重による切断が可能なため、自重もしくは油圧で刃が切断する仕組みになっており、手を離していても切断できます。力を加える場合でも、軽く押しつける程度の力で十分に切断できます。

 

ポータブル型バンドソーは、状況に応じて持ち運びたい方におすすめのバンドソーです。充電式モデルが主流で、移動できない材料の切断や高所作業におすすめです。

 

また、卓上式バンドソーとポータブル型バンドソーの両方の特徴を兼ね備えた「ハイブリッド型」のバンドソーも存在しています。このタイプは、本体部とテーブル部を分離できるようになっており、普段は卓上式バンドソーとして、必要に応じてポータブルバンドソーとしても使用できます。

 

バンドソーの使い方

バンドソーは比較的に使い方が簡単なので、DIY初心者の方にもおすすめの電動工具です。

 

安全性が高い電動工具ですが、安全に、そしてより美しい切断作業ができるように、ここからはバンドソーの使い方と使用時の注意点を詳しく解説していきます。

 

卓上バンドソーの使い方

SK11 木工用バンドソー SWB-300W

参照:

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卓上バンドソーの場合は、以下の手順でセットしてから作業を行います。

 

・木材など材料を切断したい部分にラインを鉛筆などで書く
・レバーを動かして刃を張る
・材料に併せて高さを調節する。このとき材料より少し高めに設定する
・作業台にクランプなどを使って垂直に固定する
・クリーナーなどを接続できる場合は接続する

上記の手順でセットできたら、材料に刃を入れて切断していきます。

 

切り始めは少しずつ刃を材料に当てるようにしていき、切り込みがしっかり入ったらゆっくりと刃を進めていきます。

 

バンドソーは切断能力が高いので早く進んでいきますが、このときあえてゆっくりと刃を進めることで切断面がキレイになります。

 

ポータブルバンドソーの使い方

 

パナソニック 充電バンドソー EZ45A5-B

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ポータブルタイプの場合は、卓上バンドソーのセット部分が省略されるだけで基本的には同じ使い方で切断していきます。

 

セットは不要ですが、ポータブルタイプのバンドソーを使うときも、必ず固定してから作業するようにしましょう。

 

またバンドソーを使って作業しているときは、材料や本体が絶対に動かないように固定するようにします。

 

動いてしまうと、材料の損傷だけではなく、刃が欠けてしまいバンドソーの故障につながってしまいます。

 

動画もご確認してみて下さい!

 

バンドソーを安全に使用するための注意点

 

先ほど「バンドソーは固定して使用する」と解説しましたが、他にも安全に使用するために知っておきたい注意点があります。

 

・作業時以外は電源を抜く
・切断する材料にあわせて適切な刃を選ぶ
・熱軟性のプラスチックやゴムの切断はしない
・メンテナンス時は革手袋を着用する

 

バンドソーの誤作動を防ぐためにも、バンドソーを使用していないときは電源やバッテリーを抜いておくようにしましょう。

 

また、バンドソーの刃は、切断したい材料に合わせて選ぶことができます。

 

材料に適していない刃や、刃の種類ごとに定められた回転速度を守らなかった場合は、切断の精度が落ちるだけでなく、バンドソーの故障にもつながります。

 

そのため、材料に適したバンドソーを使用して、選んだ刃ごとに決められた回転速度で作業しましょう。

 

次に、バンドソーで切断すると、どうしても切断時に熱が発生します。

 

そのため、熱可塑性のプラスチックやゴムをバンドソーで切断してしまうと、熱で溶けてしまったり、刃に材料が食い込んで固まってしまう可能性があるので、避けた方がよいでしょう。

 

最後に、掃除などメンテナンス時、ケガを防ぐために革手袋を着用しましょう。

 

電源をオフにしても、バンドソーの刃はとても鋭いので素手で触るとケガをする恐れがあります。

 

そのため、革手袋を着用するだけでなく、できればセーフティグラスも着用してメンテナンスを行うようにしましょう。

 

バンドソーの選び方

 

一言でバンドソーと言っても、タイプや切断可能能力、電源方式が異なるので、選ぶ時にはこれら3つのポイントに絞って選んでいきます。

 

そこでここからは、あなたにぴったりのバンドソーの選び方について解説していきます。

 

 

タイプで選ぶ

 

冒頭で「バンドソーは卓上タイプとポータブルタイプの2種類の他に、ハイブリッドタイプもある」と解説した。卓上タイプはさらにここから3種類に分けられます。

 

・平板式バンドソー
・チェーン式バンドソー
・縦型バンドソー

 

平板式バンドソーは、2枚の板で切断する材料を挟んで固定するバンドソーで、板の角度を変えることで角度切りにも対応することができます。

 

チェーン式バンドソーは、チェーンで材料を固定するバンドソーで、角度切りには対応していませんが、パイプなどの丸い材料を切断するのに最適です。

 

最後に、縦型バンドソーは、全体のモデル数に対して少ないモデルですが、主に木材やアルミなどの柔らかい材料を切断するのに適しています。

 

見た目は糸のこぎりのような形状ですが、構造的には全くの別物で、一方向に回転する帯刃で切断を行うので、細かい刃で切断する糸のこぎりよりも切断面がきれいに仕上がります。

 

縦型バンドソーは通常の卓上バンドソーと異なり、切断したい材料を刃に押し当てて切断します。

 

そのため、角材などの縦切断や、板材の曲線切断など、自在な切断が可能です。

 

また、テーブルを傾けることで、角度切りも簡単に行うことができます。

 

卓上、ポータブル、ハイブリッドの他には、キャスター付きタイプや、大型据え置きタイプもあります。

 

切断能力で選ぶ

 

 

バンドソーは機種ごとに切断能力が異なるため、指標となる切断能力はパイプを切断したときの能力で統一されているのが一般的です。

 

持ち運びができるポータブルタイプのバンドソーは、卓上タイプのバンドソーと比べて切断能力が低く、切断したい材料の大きさを確認して余裕を持って切断能力のバンドソーを選ぶようにしましょう。

 

電源で選ぶ

 

 

バンドソーはAC電源式と充電式の2種類に分けられます。

 

ポータブルタイプのバンドソーは、ほとんどが充電式モデルであり、それ以外のバンドソーはAC電源式のものになっています。

 

AC電源式のなかでも一部機種では、三相200Vを使用することがあるので、運用したい場所に合った電源の機種を選ぶようにしましょう。

 

 

迷ったらこれ!おすすめバンドソー4選

 

バンドソーにはさまざまな種類や切断能力、電源方式のものがあるので、「どのバンドソーが良いのかわからない!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこでここからは、種類別におすすめのバンドソーを4つご紹介します!

 

卓上 ハイコーキ(日立工機)123mmロータリーバンドソーCB13FB

 

 

 

最大切断能力 φ123mm
電源方式 単相100V
バイス方式 平板バイス
荷重調整 4段階
重量 18kg
機能 コンター機能
角度切り
無段変速
ライト付き

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操作しやすい前面パネルを採用したハイコーキのCB13FBは、材料に適した帯のこ周速を、簡単にダイヤル操作で無段階に設定することができます。

 

電子制御によって周速を一定に保つことができるので、帯のこ寿命を延長しているのが特徴です。

 

現場への持ち運びの負担を軽減する、軽量でコンパクトなボディ、そして材料を素早く固定できるコンター機能搭載なので、縦型バンドソーとしても使用できます。

 

卓上縦型 リョービ 卓上バンドソーTBS80

 

 

 

最大切断能力 80mm
電源方式 単相100V
バイス方式 平板バイス
重量 13kg
機能 角度切り
無段変速
集塵機接続対応

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さまざまな切断に対応したDIY向けモデルのTBS80は、木材やプラスチック・アルミニウム板、銅板などの切断作業に最適なモデルです。

 

テーブルの角度を変えることで角度切断にも対応することが可能です。

 

別売りの集塵ホースと集塵機と接続することで、クリーンな作業現場を維持することができます。

 

ポータブル マキタ 51mm 18V 充電式ポータブルバンドソーPB184D

 

最大切断能力 φ51mm
電源方式 18V充電式
重量 3.5g
機能 無段変速
ライト付き

 

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従来機のPB181Dにはなかったブラシレスモーターを搭載したマキタのPB184Dは、高強度の新アルミフレームを採用しており、ブレードの外れやすさや滑りを抑制することができるようになりました。

 

ブラシレスモーターを搭載したことで、重負荷時にも安定した切断作業ができるようになり、切断スピードが約25%向上しました。

 

無段変速ダイヤルを新搭載したことで、部材に合わせてスピードを調整することができるようになり、最適な設計のグリップ位置でさまざまな姿勢で作業することができます。

 

ハイブリッド ボッシュ バンドソーGCB120B

 

 

最大切断能力 φ120mm
電源方式 単相100V
重量 6.4kg
機能 6スピード切替
ツライチ切断対応ライト付き

 

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850Wのハイパワーモーターを搭載したボッシュのGC120Bは、素早く、静かに、そして美しい切断面を実現できるバンドソーです。

 

通常のブレードポジションの他に、面一切断ポジション機能を搭載しており、手持ちや壁面、天井、床などの直角切断に対応しているモデルになっています。

 

またLEDライトを搭載しており、切断線を照らしながら正確に切断することが可能です。

 

 

まとめ

 

バンドソーの使い方は、しっかりと材料とバンドソーを固定して切断することが基本です。

 

ポータブルタイプでも固定して切断することが基本で、固定しないと材料が破損したり、バンドソーの刃が欠けてしまったりして故障につながるので注意が必要です。

 

バンドソーには、卓上タイプとポータブルタイプの他に、2つの性能を兼ね備えたハイブリッドタイプがあります。

 

他にも卓上タイプには、平板式、チェーン式、縦型に分けることができるので、切断したい材料に応じて適切な機種を選ぶようにしましょう。

 

バンドソーの種類や切断能力、電源方式の3つからバンドソーを選びますが、「どのバンドソーを選んだらいいかわからない!」という方は今回ご紹介したおすすめ機種を参考に選んでみてはいかがでしょうか。

 

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