2023.08.31
【この記事でわかる】マキタのおすすめ充電式草刈り機の種類を一覧で紹介!選び方やトラブル・保管方法は?
マキタの充電式草刈り機のご購入を考えている方の中には「マキタの草刈り機が欲しいけど、種類が多くてよくわからないなぁ…」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
特にマキタの草刈り機のなかでも充電式は、バッテリーの電圧による使用時間やパワーの違い、またU字ハンドルやループハンドルなどのハンドルの違い、ナイロンコードや樹脂刃などブレードの違いでどれを選ぶべきか迷われます。
そこで今回は、マキタの充電式草刈り機をこれから購入したい方に向けて、役立つ情報が分かるように以下のことをご紹介いたします!
・マキタの充電式草刈り機の特徴と選び方
・マキタのおすすめ充電式草刈り機を種類ごとに紹介
・マキタの充電式草刈り機のブレードの種類
・マキタの充電式草刈り機でトラブル発生!どうしたらいいの?
・マキタの草刈り機の保管方法
・マキタの充電式草刈り機を買うならどこがおすすめ?
これからマキタの充電式草刈り機の購入を検討している方は、ぜひご参考ください!
目次
マキタの充電式草刈り機の種類を一覧でご紹介する前に、マキタの草刈り機の特徴について解説していきます。
マキタの草刈り機にはエンジン式と充電式の2種類がある他に、ハンドルの形状は3種類、電圧が異なるバッテリーが全7種類あります。ここからはこれらの違いについて詳しく解説していきます!
マキタの草刈り機にはエンジン式と充電式の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットは下記の表の通りで、マキタの草刈り機を使いたい場所や環境によってエンジン式か充電式のどちらかを選ぶことになります。
メリット | デメリット | |
エンジン式 | ・充電式と比べるとハイパワー ・長時間の使用にも対応できる |
・作業開始までに時間がかかる ・作業音が大きい |
充電式 | ・軽量で扱いやすい ・作業場所を選ばない ・スイッチひとつで作動 |
バッテリー残量が低下すると作業途中で止まることがある |
この記事で解説していく充電式の草刈り機は、エンジン式の音が大きいというデメリットを解消して、農地だけではなく庭など住宅街でも使える静音性に優れています。また比較的に軽量なモデルが多いので、初めて草刈り機を使う初心者や女性におすすめです。
エンジン式の草刈り機は長時間使えますが、実際に使うまでに時間がかかるというデメリットがある一方で、充電式はスイッチひとつで作動させることができるので使いやすいのも特徴のひとつです。
ただし、充電式の草刈り機はバッテリーで作業するので、バッテリー残量が低下すると作業途中で止まってしまう可能性があります。そのため長時間充電式の草刈り機で作業する場合は、予備のバッテリーを持っておくと安心です。
マキタの充電式草刈り機の特徴は、以下の3つです。
・ラインナップが豊富だから自分に合った草刈り機を選べる
・ハンドルの形状が3種類から選べる
・モーターを冷却して長時間作業にも対応
ハンドルの形状は大事なポイントで、マキタの草刈り機の場合は「U字」「ループ」「2グリップ」の3種類から選べるようになっています。U字ハンドルは、最もポピュラーな草刈り機のハンドルで「両手ハンドル」とも呼ばれています。
U字ハンドルは草刈り機を両手支えるように持つので、安定感が良く、横方向に作業するときに便利です。肩掛けストラップを付けることができるので、腕への負担を減らせることから初心者や女性にもおすすめです。しかし、一方でU字ハンドルは横方向の作業に最適ですが、急斜面・傾斜面での作業には向いていません。
次にループハンドルは、持ち手が円形状になっているタイプで、U字ハンドルのように体を固定しないのでさまざまな作業環境に適応します。しかしループハンドルはU字ハンドルと比べると安定しないので、作業中にブレードが近づいてしまいケガをするリスクの他に、ほぼ腕で草刈り機を支えるので草刈り機を支える腕力が求められます。
最後に2グリップハンドルは、2か所の持ち手を握って操作するタイプになっていて、手首の角度をかえることでさまざまな地形に対応することができます。仕上げ作業に最適ですが、先ほどのループハンドルと同じく草刈り機を腕で支える必要がある他に、安全性や効率面でデメリットがあります。
他には長時間作業に耐えられるように、マキタの充電式草刈り機はブラシレスモーターとコントローラーを強制冷却することができます。
このようにマキタの草刈り機はハンドルの種類によって作業面での安全性や効率性が大きく変わってくるので、「どんなところを草刈り機で刈りたいのか」をイメージしながら選んでみましょう。
マキタの充電式草刈り機は、以下のように6種類の電圧が異なるバッテリーがあります。
「10.8V」「14.4V」「18V」「36V(18Vバッテリー×2個)」「40Vmax」「80Vmax(40Vmaxバッテリー×2個)」バッテリーの電圧が違うと何が変わるのかというと、電圧が大きくなるほど草刈りのパワーや作業時間が長くなります。
しかしマキタに限らず、一般的にはバッテリーの電圧が大きくなるとサイズや重量も大きくなるので、女性や初心者の方は扱いにくくなってしまうというデメリットがあります。
重量で言うと、14.4Vと18Vのバッテリーはそこまで重量が変わりませんが、18Vを2つ使用した36Vになるとかなり重量が重くなります。また、14.4Vの草刈り機は年々廃盤が続いており、10.8Vの草刈り機はパワーが低く作業時間も少なくなってしまうのであまりおすすめできません。
そのためマキタの充電式草刈り機は、18Vと18Vを2つ使う36V、40Vmaxと40Vmaxを2つ使う80Vmaxの4種類の電圧がおすすめです。特に40Vmaxのバッテリーは、防じん・防滴性能が強化されているのでより使い勝手が良くなっています。
マキタの充電式草刈り機は他社の草刈り機と比べて種類が豊富なので、ご自身に合った草刈り機を見つけることができます。しかし「種類が多すぎて選べない…」という方も多いのではないでしょうか?
ここからはマキタの充電式草刈り機をタイプ別に詳しく紹介していきます!
男性と比べると腕力が弱い女性や、はじめて草刈り機を扱う初心者の方におすすめなのが、重量2.8kg(バッテリーを含む)と軽量で安全性の高い下記のモデルです。
型番 | MUR189DSFC | MUR189DSF |
ハンドル | ループハンドル | ループハンドル |
電圧 | 18V | 18V |
ブレード | ナイロンコード ※別売りの樹脂刃に変更可能 |
樹脂刃(3枚) |
重量 | 2.8kg ※バッテリーを含む |
2.8kg ※バッテリーを含む |
連続運転時間 | 低速:約1時間21分 中速:約48分 高速:約32分 |
低速:約2時間15分 中速:約1時間30分 高速:約1時間10分 |
価格 | 47,200円(税別) ※3.0AhバッテリーBL1830B 充電器DC18SD付き |
47,200円(税別) ※3.0AhバッテリーBL1830B 充電器DC18SD付き |
参照:
『マキタ公式HP』
ブレードは草刈り機を使用中に突然草刈り機が作業者のほうに跳ね返る現象(キックバック)が起こりにくいナイロンコードと樹脂刃を採用しており、気になるパワーはエンジン式の22mLと同等なので、プロユースに近い使用感が特徴のモデルです。
草刈り機の機能として、スピードが低速・中速・高速の3段階に切り替えることができて、雑草の密度を自動で感知して変速・騒音を低減する「楽らくモード」、ブレードにからみついた雑草を簡単に除去できる「カラメトリ機能」を搭載しています。本体のみであれば価格も30,000円以下とコスパに優れています。
下記のMUR190Dシリーズは、マキタエンジン式草刈り機22ml相当の使用感で、広い庭や空き地、駐車場などの草刈りに最適のモデルです。
型番 | MUR190UDRG | MUR190LDRG | MUR190WDRG |
ハンドル | Uハンドル | ループハンドル | 2グリップハンドル |
電圧 | 18V | ||
ブレード | チップソー (230mmDCホワイト) |
||
重量 | 3.2kg ※バッテリーを含む |
2.8kg ※バッテリーを含む |
2.8kg ※バッテリーを含む |
連続運転時間 | 低速:約4時間 中速:約1時間50分 高速:約1時間20分 |
||
価格 | 61,800円(税別) ※バッテリーBL1860B 充電器DC18RF付き |
参照:
『マキタ公式HP』
ブレードがチップソーなので、50cmほどのしっかりとした雑草も刈り取ることができます。予備の18Vバッテリーがあれば、畑や果樹園などもこれ一台で草刈りすることができ、付属の230mmDCチップソーは、低振動で省エネ仕様のチップソーになっていて、従来品と比べると作業面積が25%向上しています。
別売りになりますが、チップソーの他にナイロンコードや樹脂刃に変更することもできるので、お好みでブレードを付け替えることが可能です。
前述したMUR189DSFの機能にチップソーがプラスされたような機能になっているので、キックバックしたときにブレードをストップする「アクティブフィードバックセンシングテクノロジー(AFT)」や、工具不要でブレードを交換できるシャフトロック付きになっています。
下記の18Vのバッテリーを2本使用した36VのMUR368シリーズは、マキタ製の電動工具や掃除機などで18Vを使用していて、18Vバッテリーを使い回したいという方で、36Vのハイパワーな草刈り機が欲しいという方におすすめです。
型番 | MUR368UD | MUR368AD | MUR368LD | MUR368WD |
ハンドル | Uハンドル | 左右非対称 Uハンドル |
ループハンドル | 2グリップ |
パワー | 36V (18V×2本) |
|||
ブレード | チップソー (255mmDCホワイト) |
|||
重量 | 4.5kg(6.0Ah) 4.4kg(3.0Ah) ※バッテリーを含む |
4.5kg ※バッテリーを含む |
4.1kg ※バッテリーを含む |
4.0kg ※バッテリーを含む |
連続運転時間 | 低速:約2時間50分 中速:約1時間10分 高速:約40分 ※3.0Ah |
低速:約6時間5分 中速:約2時間25分 高速:約1時間25分 ※6.0Ah |
||
価格 | 6.0Ah:117,200円 (税別) ※バッテリーBL1860B×2本 2口充電器DC18RD付き |
117,200円 ※バッテリーBL1860B×2本 2口充電器DC18RD付き |
||
3.0Ah:99,000円 (税別) ※バッテリーBL1830B×2本 2口充電器DC18SH付き |
参照:
『マキタ公式HP』
MUR368シリーズは各モデルで基本性能は同じですが、ハンドルの形状の違いで型番が異なります。搭載されているモーターは「アウタロータブラシレスモータ」で、負荷がかかっても定回転制御があるので回転数が落ちにくい設計になっているのが特徴です。
さらに防じん・防滴仕様で、キックバック時には自動でブレードが止まる「ATF」を搭載、自動変速やブレードに合わせて回転数を変えるなど充実した機能が搭載されています。
マキタが2022年1月に発売した40Vmaxシリーズは、マキタ史上最高峰のパワーを誇ります。芝刈り機においては、ハイパワーながら低静音・防水性に優れていて、高速モードでは25mLエンジン式の草刈り機と同等のパワーになっているのが特徴です。
型番 | MUR001G | MUR002G | MUR003G | MUR004G |
ハンドル | Uハンドル | Uハンドル 左右非対称 |
ループハンドル | 2グリップハンドル |
パワー | 40Vmax | |||
ブレード | チップソー (255mmDCホワイト) |
|||
重量 | 4.3kg ※バッテリーを含む |
3.8kg ※バッテリーを含む |
||
連続運転時間 | 低速:約4時間5分 中速:約1時間45分 高速:約1時間 |
|||
価格 | 90,500円(税別) ※バッテリーBL4040 急速充電器DC40RA付き |
参照:
『マキタ公式HP』
先ほどのMUR368シリーズと同じで、基本機能は同じですがハンドルの形状の違いによって型番が異なります。モーターは「アウタロータブラシレスモーター」で高トルクになっていて、負荷がかかっても定回転制御があるので回転数が落ちにくく、しっかりと草刈りすることができます。
また雨の日の作業でも安心の防滴・防じん保護等級(本体:IPX4・バッテリー:IP56)、キックバック対策の「ATF」、自動変速、ソフトスタート&ソフトブレーキなど、ハイスペックモデルになります。
「とにかくパワー重視の草刈り機が欲しい!」という方におすすめなのが、先ほどご紹介した40Vmaxのバッテリーを2個使用した下記の80Vmax草刈り機です。
型番 | MUR012GZ バッテリーBL4040 (4.0Ah)×2本 使用の場合 |
MUR012GZ バッテリーBL4050F(5.0Ah)×2本 使用の場合 |
ハンドル | 左右非対称 Uハンドル |
|
パワー | 80Vmax(40Vmax×2本) | |
ブレード | チップソー (255mmDCホワイト) |
|
重量 | 7.9kg ※バッテリーを含む |
8.5kg ※バッテリーを含む |
連続運転時間 | 低速:約3時間10分 中速:約1時間40分 高速:約1時間5分 |
低速:約4時間 中速:約2時間10分 高速:約1時間20分 |
価格 | 106,700円(税別) ※本体のみ |
参照:
『マキタ公式HP』
MUR012GZは、高速モードでエンジン式草刈り機の40ccクラスと同等のハイパワーで、充電式草刈り機としては他社に負けない圧倒的なハイパワーが特徴です。
ハイパワーなブラシレスモーターを採用したこのモデルは、ヒートシンク付きコントローラを強制冷却することができるので、高負荷の連続使用にも対応可能です。もちろん、低速・中速・高速の3段階にモードを自動で切り替えられるので、バッテリーのムダがなく、ブレードに合わせて自分でモードを変更することも可能になります。
防滴・防じんと、防水保護等級IPX4で雨の中も作業することができて、キックバック時には自動でブレードが止まる「ATF」搭載、ソフトスタート&ソフトブレーキなど安全面にも考慮されているモデルです。
ブレードは255mmのDCホワイトチップソーが標準で付属しますが、ナイロンコードや樹脂刃、シュレッター刃、チゼル刃なども使用可能なので、つるや笹など絡みつきやすい雑草の草刈りにも頼もしくパワーを発揮してくれます。
マキタの充電式草刈り機には、チップソー、金属刃、ナイロンカッター、樹脂刃の4種類があります。特にチップソーはマキタ純正品以外にホームセンターで違うメーカーのものを選ぶこともできるので、切れ味や耐久性を比較しながらお好みのものを選んでみるのもひとつです。
ここからは、マキタの充電式草刈り機に使用できるブレードの特徴について解説していきます。
広範囲の草刈りに役立つのが、金属刃のブレードです。後述するチップソーと比較すると、コストが安くて切れ味に優れているだけではなく、裏返すことでも使用できるタイプがあるので経済的です。
しかし反動が大きいというデメリットがあるので、作業効率よりも安全面を重視したい方にはおすすめできません。
最も一般的なブレードがチップソーと呼ばれる、メーカー純正品やサードパーティー製の草刈り機用チップソーです。ラインナップが豊富で、オールマイティーに使用することが可能です。
今回ご紹介したマキタの充電式草刈り機には、230〜255mmのDCホワイトチップソーが付属しています。
庭に生えた雑草など柔らかい草を刈るときに役立つのが、ナイロンカッターです。庭などにフェンスやコンクリートブロックなどを設置していても草刈りすることができて、チップソーと異なり石などにぶつかっても火花が出ないので安全面に優れています。
マキタの充電式草刈り機には、ナイロンカッターが付属しているモデルも多く、純正のナイロンカッターを使用するときは専用のプロテクターを取り付けて、コードを適切な長さの状態で作業するとより安全性が増します。
万が一ナイロンカッターのコードが長い場合は、モーターに負荷がかかりすぎてしまい焼けてしまうこともあるので注意が必要です。
最後に樹脂刃のブレードは、金属刃よりも安全に使用することができて、ナイロンカッターよりも切れ味に優れているという特徴があります。消耗した刃の部分だけを交換して使用できるという経済的にも優れているので、ランニングコストや安全面を気にする方におすすめです。
草刈り機のブレードについての動画がございますので是非ご参照ください。
マキタの充電式草刈り機を使っていると、トラブルが発生することがあります。このトラブルにどのように対処したらいいか、またトラブルが起こらないようにどのように対策すればいいのか事前に知っておくことをおすすめします。
ここからはマキタの充電式草刈り機でよくあるトラブルについて解説していきます!
マキタの充電式草刈り機で使用するチップソーのお手入れ方法は、日頃から劣化がないか簡単な確認を行う他に、専用の研磨器具を使って研磨する必要があります。
刃が欠けていれば、そのまま使用すると作業効率が落ちてしまうだけではなく、バランスが悪くなって振動が激しくなることで草刈り機本体の故障に繫がるのでブレードを交換するようにしましょう。また、草刈り機本体が汚れてしまった場合は水洗いをせずに、乾いた布や石けん水をつけた布で拭き取って汚れを取り除きましょう。
マキタの充電式草刈り機のナイロンコードを交換する場合は、ナイロンカッター本体によって交換方法が異なります。以下の交換方法は、「ウルトラオート4」「ウルトラメタルローラ4」「タップ式ナイロンカッタ4」のナイロンコードを交換する方法です。
1.ナイロンカッター本体にあるツメを押し込み、カバーを開ける
↓
2.中のボビンを外して、短くなったナイロンコードを外す
↓
3.新しいナイロンコードを二つ折りにして、片方の先端を12cmほど長くする
↓
4.U字型になった部分をボビン中央のくぼみに引っかける
↓
5.引っかけたナイロンコードをボビンに強く巻き付ける
↓
6.先端を10cmほど残してコードクリップに引っかける
↓
7.コードの出る部分の溝にコードクリップが来るように合わせてボビンを戻す
↓
8.コードクリップからコードを外して、コードの出る部分の溝から外にコードが出るようにセットする
↓
9.外したカバーにしっかりはめ込む
↓
10.最後にちゃんとセットできているかローターを回して確認する
その他のナイロンカッターについては、取扱説明書を確認のうえ正しくナイロンコードを交換するようにしましょう。
ナイロンコードの巻き方そのものは難しくないのですが、ナイロンコード自体が硬く弾力性があるので、U字部分を引っかけたり、その後に巻き付けていく作業したりするのにコツが必要です。また内部で癒着したり、絡まったりしやすいので、長く巻きすぎずに1.3〜1.5mほどを目安に巻き付けましょう。
最後にナイロンカッターのコードは自分の使いやすいものを選ぶこともできるので上手に使いこなしていきましょう。
ナイロンカッターの交換方法についての動画がございますので是非ご参照ください。
マキタの充電式草刈り機でナイロンカッターのものを使っていると、突然草刈り機が停止して動かなくなることがあります。ナイロンカッターは安全性に優れていますが、草刈り機本体のエンジンに負荷がかかりやすいので、長めにコードを出して作業したり、パワーのない草刈り機で作業すると故障してしまう原因になります。
また、ナイロンカッターの草刈り機全般に言えるのですが、チップソーに比べると回転数が上がりにくいので、エンジンクラッチが空回りして摩擦により、エンジン部が非常に高熱になってしまいます。この熱に耐えきれずに焼き切れてしまうと、突然草刈り機が動かなくなって、うんともすんとも言わなくなる原因になります。
対処方法としてはエンジンの高温化を避けるために、炎天下での作業を避けることや、長時間の作業を避けること、クラッチ周りが耐熱部品の草刈り機を選ぶことなどがあげられます。
マキタの草刈り機本体で赤ランプが点滅したら、バッテリー切れが近いサインです。故障ではなく充電サインなので、バッテリーを充電するか、予備のバッテリーと交換するようにしましょう。
マキタは一部製品を除いて、基本的に保証書を発行していません。しかし初期不良には無償交換で対応する他に、万が一の故障の際には「修理3日体制」の手厚いサポートを受けることができます。
マキタの充電式草刈り機を修理に出すときは、マキタの直営店や販売店に直接持ち込むと早く対応してくれるので検討してみましょう。
オフシーズンの際にマキタの充電式草刈り機を保管するときは、縦置きならブレードを上にして保管するのが基本です。できれば横置きに保管しておくと、万が一地震などが起こっても倒れにくく安全です。また、エンジンが冷めてから保管するようにしましょう。
エンジンが暖かいうちに保管すると、ブレードが付いているギヤーケースのグリスが溶けて、シャフト内を通ってしまい、クラッチケースにグリスが混入してしまいます。こうなるとクラッチの破損やクラッチの滑りの原因になってしまうので、特にグリスアップをする方は注意が必要です。
最後にバッテリーは高温・多湿の環境での保管は避けて、涼しくて風通しの良い場所で保管するようにします。長期間バッテリーに通電していないと故障してしまうので、月に1回は充電して通電させるようにしましょう。
マキタの充電式草刈り機は、最近ではインターネット通販サイトで簡単で手軽に購入することができますが、おすすめは中古工具販売店で購入することです。
マキタはインパクトドライバをはじめ電動工具を数多く製造・販売しているので、草刈り機も中古工具販売店で販売していることが多く、「中古でもいいから安く買いたい!」という方におすすめです。またマキタ純正のバッテリーや、草刈り機に使うチップソー、金属刃などのブレード各種も取りそろえていることも多くあります。
しかし店頭に在庫がないこともあるので、事前に問い合わせておくと安心です。もし不要な工具などがあれば、マキタの充電式草刈り機を購入するついでに買取してもらうことも可能です。出張買取を利用すれば、たくさんの工具や重たい工具などがあっても手軽に査定を受けることができます。
マキタは2022年3月31日をもってエンジン工具の製造を終了しています。エンジン式を使われていた方も多い草刈り機ですが、現在ではバッテリや草刈り機の性能も向上しておりエンジン式とほぼ変わらないパワーのものも多くあります。
特にマキタの充電式草刈り機はラインナップが豊富なので、「どれを選んだらいいのかわからない!」と悩んでいる方が多いと思います。バッテリーの電圧や、ブレード、ハンドルの形状などお好みで選ぶこともできるので、あなたがどのような環境で草刈りをしたいのかイメージしながら選んでみましょう。
もしそれでも悩んだら、マキタの直営店や販売店、中古工具販売店に行けば、工具に関する知識が豊富なスタッフに相談しながらあなたにぴったりの草刈り機を選ぶことができます。
これからマキタの充電式草刈り機を選ぶ方は、ぜひ今回ご紹介したことを参考に選んでみてください!
参考書類 「マキタエンジン製品の生産を終了」
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