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2023.09.05

マキタのインパクトドライバを電圧ごとに比較!どうやって選ぶ?どれがいいの?

マキタのインパクトドライバを電圧ごとに比較!どうやって選ぶ?どれがいいの?

電動工具を買う時に候補に入りやすいメーカーのマキタは、インパクトドライバが特に人気で絶大な支持を得ています。

 

DIYユースからプロ用モデルまで幅広くラインナップされているので、重量や寸法、回転数、トルク、付加機能などで選ぶことができます。

 

しかし「どうやって選んだらいいのかわからない!」と悩む方も多いので、今回はマキタのインパクトドライバについて以下のように解説していきます!

 

・マキタのインパクトドライバを選ぶメリット
・マキタのインパクトドライバを電圧ごとに比較!それぞれの違いは?
・マキタのインパクトドライバの選び方
・マキタのインパクトドライバのバッテリーの注意点

 

これから「マキタのインパクトドライバを買おうかな?」と考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

マキタのインパクトドライバはここがすごい!選ぶメリットとは

有名な電動工具メーカーはたくさんありますが、そのなかでもマキタは国内でトップシェアを誇る電動工具メーカーです。

 

特にインパクトドライバは「マキタじゃないとダメ」という方も多く、たくさんのユーザーに愛されているのがわかりますが、なぜそこまで支持を得ているのでしょうか?

 

ここからは、マキタのインパクトドライバだからこそすごい特徴や選ぶメリットを4つご紹介いたします。

 

DIYからプロユースまでラインナップが充実している

電圧 型番 トルク 打撃切替 回転数
36V
(
40Vmax)
TD002G 220N・m 4段階+6モード 〜3,700min-1
18V TD173D 180N・m 4段階+4モード 〜3,600min-1
TD155D 140N・m 2段階+1モード 〜3,000min-1
TD149D 165N・m × 〜2,300min-1
TP141D 150N・m 3段階+マルチ 〜2,700min-1
TS141D 40N・m 3段階+1モード 〜3,200min-1
TS061D 60N・m × 〜2,000min-1
14.4V TD162D 172N・m 4段階+4モード 〜3,400min-1
TD161D 175N・m 4段階+4モード 〜3,400min-1
TD138D 160N・m × 〜2,400min-1
TD134D 155N・m × 〜2,400min-1
TP131D 145N・m 3段階+マルチ 〜2,800min-1
TS131D 40N・m 3段階+1モード 〜3,000min-1
TL060D 60N・m × 〜2,000min-1
10.8V
(差込式)
TD090D 90N・m × 〜2,400min-1
10.8V
(スライド式)
TD0111D 135N・m 2段階+1モード 〜3,000min-1
TD110D 110N・m × 〜2,600min-1
TD064D 60N・m × 〜2,000min-1
7.2V
(差込式)
TD022D 25N・m × 〜2,450min-1
18V
(DIY用)
MTD002DSX 145N・m × 〜2,700min-1
14.4V
(
DIY用)
MT001DSX 145N・m × 〜2,700min-1
M695DS 130N・m × 〜2,400min-1

マキタのインパクトドライバは、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxと5つの電圧ごとにシリーズが分けられています。

 

上記の表は電圧ごとにマキタのインパクトドライバを比較した表ですが、ご紹介しているモデルは一例にすぎません。

 

一般的には14.4V、18Vと40Vmaxがプロユース、7.2V、10.8VがDIYユースで利用する方が多く、特に7.2Vではペン型インパクトドライバがラインナップされています。

 

電圧だけではなく、インパクトドライバの寸法や重量、トルク、回転数、その他付加機能などモデルによってさまざまなので、幅広いラインナップからインパクトドライバを選ぶことができるのもマキタを選ぶ大きなメリットのひとつです。

 

マキタのインパクトドライバにしかない機能が数多く搭載されている

マキタのインパクトドライバは、下記の5つのように独自の機能を搭載しているモデルもあります。

 

1.ブラシレスモーター(BLモーター)…カーボンブラシの交換不要のメンテナンスフリー機能

2.防じん・防滴(APT)…水や粉じんが入りにくく、侵入した場合はコーティングやパッキンでブロックして速やかに排出できる機能

3.楽らくモード
…繊細なトリガーコントロールを機械が自動的に行ってくれる機能

4.ゼロブレ
…ビットのブレを低減する機能

5.打撃力・打撃モード切替
…打撃数や回転数を強・中・弱などに切り替えられる機能

 

また、インパクトドライバとドリルドライバ、振動ドリルドライバを1機で3役こなす「マルチインパクトドライバ」や、静音性特化の「ソフトインパクトドライバ」、狭い場所にスッと入る「アングルインパクトドライバ」など、痒いところに手が届く便利なインパクトドライバもあります。

 

基本的に付属品付きなのですぐに使える

マキタのインパクトドライバは、バッテリーや充電器、専用ケース、ビットなど付属品が基本的に付いてくるので、購入したらすぐに使えるというメリットがあります。

 

メーカーやモデルによって付属品は別売りで本体のみの販売というケースも多いので、付属品があらかじめ付いてくるマキタはありがたいですね。

 

アフターサービスも充実している

マキタのインパクトドライバは、メーカー保証書の発行や保証期間が定められていません。

 

「え?それって初期不良のときに何もしてくれないの?」と感じるかもしれませんが、これはマキタが迅速にサポートできるようにあえて保証書の発行や保証期間を定めていないんです。

 

万が一マキタのインパクトドライバを購入して初期不良があった場合は、マキタの営業所や正規販売店などに問い合わせることで販売店の保証書で無償交換や修理に対応してくれるので安心です。

 

サポートを受けるためにも、購入時の領収書や販売店のハンコ印のある保証書を大切に保管しておきましょう。

 

またマキタは「修理3日体制」を敷いています。これはインパクトドライバなどマキタ製品が故障したときに、プロの手を止めないように3日で直すことをモットーにしているということですね。

 

マキタは日本全国に127か所の直営営業所と約2万点の登録販売店があるので、最寄りの営業拠点や販売店にサポートを依頼することで迅速に対応してくれます。

 

マキタのインパクトドライバはどれを選べば良い?各モデルを比較!

マキタのインパクトドライバーは種類が豊富なので、選択肢が増えるのはいいことですが、「種類が多すぎてそれぞれの違いがわかりにくい」と悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

 

そこでここからは、10.8V、18V、40Vmax、DIY用モデルの4つに分けて、各モデルの違いや特徴を比較していきます。

 

14.4Vのインパクトドライバを比較

  TD162DRGX

TD138DRFX

TP131DRGX


回転数 最速 〜3,400min-1 0〜2,400min-1 インパクト 強:
~3,200min-1
〜3,000min-1 中:
~2,400min-1
〜2,000min-1 弱:
~1,200min-1
〜1,100min-1 震動 高速:
~32,400min-1
木材 〜1,800min-1 低速:
~8,400min-1
ボルト
(正転時)
〜3,400min-1 ドリル
テクス用
(薄板)
〜2,900min-1 ネジ締め
テクス用
(厚板)
〜3,400min-1
トルク 175N・m 160N・m 160N・m
寸法 114mm×81mm×236mm
(長さx幅x高さ)
135mm×79mm×238mm
(長さx幅x高さ)
171mm×79mm×250mm
(長さx幅x高さ)
重量 1.3kg
※バッテリーを含む
1.4kg
※バッテリーを含む
1.4kg
※バッテリーを含む
価格 79,600円(税別)
バッテリーBL1460B×2本
充電器DC18RF
ケース
プラスビット2-65
フック付属
54,500円(税別)
バッテリーBL1430×2本
充電器DC18RC
ケース
プラスビット2-65
フック付属
88,300円(税別)
バッテリーBL1460B×2本
充電器DC18RC
ケース
プラスビット2-65
フック付属

参照

makita TD162DRGX

参照

makita TD138DRFX

参照

makita TP131DRGX

 

上記の表はマキタの14.4Vのインパクトドライバをモデルごとに性能を比較したものです。

 

マキタの14.4Vのインパクトドライバは、18Vや40Vmaxと比べるとバッテリーが小さくて軽量モデルになっています。

 

軽量でコンパクトなモデルで、それなりのトルク値を期待したい方はTD162DRGXがおすすめです。

 

木材モード、ボルトモード、厚板テクスモード、薄板テクスモードの4モード切替機能が搭載されていて、打撃モードも4段階切替を利用することができます。

 

18Vが登場するまでは14.4Vをメインに販売していたので、種類も多くぴったりのインパクトドライバを見つけることができます。

 

しかし現在は18Vが主流になっているので、一部14.4Vのインパクトドライバでは既に廃盤となっているモデルもあります。

 

18Vのインパクトドライバを比較

  TP141DRGX

TD149DRFX

TD173DRGX

回転数



インパクト 強:〜2,700min-1 0〜2,300min-1 最速 〜3,600min-1
中:〜2,200min-1 〜3,200min-1
弱:〜1,300min-1 〜2,100min-1
震動 高速:〜2,700min-1 〜1,100min-1
低速:〜700min-1 木材 〜1,800min-1
ドリル 高速:〜2,700min-1 ボルト
(正転時)
〜3,600min-1
〜700min-1 テクス用
(薄板)
〜2,900min-1
ねじ締め
高速:〜1,100min-1 テクス用
(
厚板)
〜3,600min-1
高速:~2,300min-1
(プラス(P)モード時)
低速:~300min-1
(設定数値により
変化します)
低速:~600min-1
(プラス(P)モード時)
トルク 150N・m 165N・m 180N・m
寸法 171mm×79mm×250mm
(長さx幅x高さ)
135mm×79mm×238mm
(長さx幅x高さ)
111mm×81mm×234mm
(長さx幅x高さ)
重量 1.7kg
※バッテリーを含む
1.5kg
※バッテリーを含む
1.5kg
※バッテリーを含む
価格 93,200円(税別)
バッテリーBL1860BX×2本
充電器DC18RC
ケース
プラスビット2-65
フック付属
59,800円(税別)
バッテリーBL1830×2本
充電器DC18RC
ケース
プラスビット2-65
フック付属
83,000円(税別)
バッテリーBL1860B×2本
充電器DC18RF
ケース
プラスビット2-65
フック付属

参照

makita TP141DRGX

参照

makita TD149DRFX

参照

makita TD173DRGX

 

上記の表は、現在マキタが主力で販売している18Vのインパクトドライバを比較したモノです。

 

18Vはインナップが多いので、上記表にある3機種は一例になりますが、モデルによって性能が異なることがよくわかります。

 

例えば同じ4モード切替機能を搭載しているTP141DRGXとTD173DRGX回転数とトルクが大きく異なります。

 

特にTD173DRGXは国内で初めてインパクトドライバにリング発光LEDを採用したモデルで、作業時の視認性が格段に向上しているのが特徴です。

 

低速から高速域まで直感的に操作できる新トリガスイッチや、業界最小のビット揺れを誇るダブルボールベアリングを採用しているなど、マキタの本気をうかがわせるモデルになっています。

 

40Vmaxのインパクトドライバを比較

  TD002GRDX

TD001GRDX
(
現在廃盤モデル)

回転数 4(最速) 〜3,700min-1 4(最速) 〜3,700min-1
3(強) 〜3,200min-1 3(強) 〜3,200min-1
2(中) 〜2,100min-1 2(中) 〜2,100min-1
1(弱) 〜1,100min-1 1(弱) 〜1,100min-1
木材 〜1,800min-1 木材 〜1,800min-1
テクス用
(
薄板)
〜2,900min-1 テクス用
(薄板)
〜2,400min-1
テクス用
(厚板)
〜3,700min-1 テクス用
(厚板)
〜3,700min-1
ボルトモード1 〜2,700min-1 ボルトモード1 〜2,500min-1
ボルトモード2 〜3,700min-1 ボルトモード2 〜3,700min-1
ボルトモード3 〜3,700min-1 ボルトモード3 〜3,700min-1
トルク 220N・m 220N・m
寸法 119mm×86mm×247mm
(長さx幅x高さ)
120mm×86mm×245mm
(長さx幅x高さ)
重量 1.6kg
※バッテリーを含む
1.6kg
※バッテリーを含む
価格 90,500円(税別)
バッテリーBL4025×2本
充電器DC40RA
ケース
プラスビット2-65
フック付属
71,000円(税別)
バッテリーBL4025×2本
充電器DC40RA
ケース
プラスビット2-65
フック付属

参照

makita TD002GRDX

参照

makita TD001GRDX

 

上記の表マキタが2022年1月に発売した40Vmaxシリーズのインパクトドライバを比較したものです。

 

40Vmaxシリーズのインパクトドライバは、マキタの中でもっともハイパワーになっています。

 

最初に発売されたTD001GRDXは現在では廃盤になっているので、現行モデルのTD002GRDXとの比較のために上記の表にまとめています。

 

完全にプロ仕様の40Vmaxシリーズのインパクトドライバは、DIYユースではオーバースペックになってしまいますが、使用頻度の高い職人さんにおすすめのモデルになります。

 

締付け能力はマキタ史上最高で、機能も充実しています。TD002GRDXでは専用アプリと通信用アダプタ(別売り)を用意すれば、打撃モード4段と楽らく6モードの各モードと、LEDライトを自分好みにカスタマイズすることが可能です。

 

カスタマイズした内容は10件登録することができるので、例えばスタッドビス打ち損じを削減したりとカスタマイズ次第で色々なビスや部材に対して、安定した作業ができます。

 

粉塵や雨から保護してくれるIP56の保護等級なので、屋外作業時も安心。その他にも無段変速や正逆転切替、ブレーキ付きなどさまざまな機能を搭載しています。

 

DIY用のインパクトドライバを比較

  TD022DSHX

TD090DWXW

TD111DSHX

電圧 7.2V 差込式
10.8V
スライド式
10.8V
回転数 〜3,000min-1 〜2,400min-1 〜3,000min-1
〜1,300min-1
トルク 25N・m 90N・m 135N・m
寸法
折り曲げ時
227mm×42mm×144mm
(長さx幅x高さ)
155mm×54mm×178mm
(長さx幅x高さ)
BL1040B装着時
135mm×66mm×229mm
(長さx幅x高さ)
ストレート時
282mm×42mm×52mm
(長さx幅x高さ)
BL1015装着時
135mm×66mm×210mm
(長さx幅x高さ)
重量 0.55kg
※バッテリーを含む
0.92kg
※バッテリーを含む
1.1kg(BL1040B)
0.97kg(BL1015)
価格 22,700円(税別)
バッテリーBL0715×2本
充電器DC07SB
アルミケース
プラスビット2-45 1本付属
29,200円(税別)
バッテリーBL1013×2本
充電器DC10WA
プラスチックケース
プラスビット2-65
ホルスタ付属
34,200円(税別)
バッテリーBL1015×2本
充電器DC10SA
ケース
プラスビット2-65
フック付属

参照

makita TD022DSHX

参照

makita TD090DWXW

参照

makita TD111DSHX

 

上記の表は、プロユースではなく趣味のDIYでインパクトドライバを使いたい方向けのモデルを比較したものです。

 

DIYユースなら、ご紹介してきた14.4Vや18V、40Vmaxではオーバースペックになってしまうかもしれません。

 

特にトルクが強すぎるとネジ頭がつぶれてしまうなどトラブルが起こりやすくなるだけではなく、余計なコストもかかってしまいます。

 

上記の表にある3つのモデルは、DIYユースにおすすめの7.2Vと10.8Vのインパクトドライバです。

 

「インパクトドライバを手回しドライバにもしたい」という方は、TD022DSHXのペン型インパクトドライバがおすすめです。

 

ペン型なのでポケットに入れておいてもストレスにならない、軽量コンパクトなボディが特徴。追い締めに便利な手締め機能や、広範囲を照射してくれるLEDライト、無段階変速プラス正逆転切替など、使いやすい機能が数多く搭載されています。

 

その他には、しっかりとしたトルクを期待したい方へ10.8Vのインパクトドライバもあります。

 

マキタの場合は同じ10.8Vでもスライド式のものもあるので、フィット感が良くて、本体にしっかりホールドされるのでバッテリーとインパクトドライバの耐久性が向上されているのが特徴。予備のバッテリーと付け替えれば長時間の作業も可能です。

 

 

マキタのインパクトドライバの選び方

ここまでマキタのインパクトドライバの魅力やモデルの比較をしてきましたが、実際にはどうやってインパクトドライバを選べばいいのでしょうか?

 

ここからはマキタのインパクトドライバの選び方として、4つのポイントを解説していきます。

 

 

作業時間で選ぶ

マキタに限らず、インパクトドライバに使用するバッテリーの電圧とアンペアが高ければ高いほど長時間作業することができます。

 

またトルクも高くなるので作業効率のことを考えると18Vや40Vmaxを選ぶ方が多くなるでしょう。

 

しかしバッテリーの電圧が高くなると、インパクトドライバの重量や寸法も大きくなってくるので、長時間作業することを考えると軽量・コンパクトなインパクトドライバのほうが使いやすいかもしれません。

 

一方で軽量・コンパクトなインパクトドライバはバッテリーの電圧が低いので、回転数やトルクなどパワーが落ちるのが基本です。

 

軽量・コンパクトなインパクトドライバを長時間使う方は、予備のバッテリーを用意すれば長時間作業することができます。

 

DIYユースなら長時間連続でインパクトドライバを使用する機会は少ないので、軽量・コンパクトなペン型インパクトドライバ(TD022D)などを選ぶと使いやすいですね。

 

 

作業環境で選ぶ

外で作業する場合は、防じん・防滴機能付きのモデルをおすすめします。

 

特に建築現場なら外で作業することが多いので、突然の雨でインパクトドライバのなかに雨水が入ってしまい故障してしまうリスクがあります。

 

防じん・防滴機能が付いていれば、独自のコーティングやパッキンがインパクトドライバのなかに粉じんや水が入るのを防いでくれて、万が一入っても素早く排出してくれるので安心です。

 

 

使用頻度で選ぶ

DIYなどで「1週間に1回インパクトドライバを使うかどうか」という方は、14.4V以下のモデルがおすすめです。

 

一方でプロユースでほぼ毎日インパクトドライバを使うという方は、18Vや40Vmaxがおすすめになります。

 

18Vや40Vmaxはパワーも強いので、職種やDIYユースではオーバースペックになってしまう可能性があります。

 

ただ、インパクトドライバの電圧が高くなると必然的に本体価格も高くなるので、費用対効果を考えてマキタのインパクトドライバを選ぶようにしましょう。

 

 

作業内容で選ぶ

トルクは締め付ける力のことで、数値が高ければ高いほど強いパワーで締め付けることができます。

 

そのためDIYや組み立て家具の組み立て程度であれば、90N・mあれば十分なので、オーバースペックにならないようにトルクを確認しながらインパクトドライバを選ぶようにしましょう。

 

一方でプロユースであれば最低でも100N・mはあったほうが安心です。

 

インパクトドライバの電圧と同様に、トルクが高くなればなるほど本体価格が高くなるので、作業内容に応じて適切なトルクのものを選ぶようにしましょう。

 

 

マキタのインパクトドライバのバッテリーで注意すること

マキタのインパクトドライバは、特にバッテリーについて他社のインパクトドライバと比べると注意点が2つあります。

 

ここからはマキタのインパクトドライバのバッテリーの注意点について解説していきます!

 

 

異なる電圧のバッテリーは使えない

ハイコーキのマルチボルトシリーズなら、同シリーズ対応のモデルなら異なる電圧のバッテリーを使い回すことができますが、マキタのインパクトドライバでは使用できません。

 

マキタのインパクトドライバは、18Vのバッテリーなら18Vのインパクトドライバで。40Vmaxのバッテリーなら40Vmaxのインパクトドライバでしか使用できないので注意が必要です。

 

もし他にマキタの電動工具やクリーナーなどを持っていれば、同じ電圧のバッテリーをインパクトドライバに使用することはできます。

 

例えば40Vmaxシリーズのクリーナーのバッテリーを、40Vmaxシリーズのインパクトドライバで使用するなどです。

 

そのため、お手持ちのバッテリーや電動工具のメーカーでマキタのインパクトドライバを選んでもいいですね。

 

 

40Vmaxのバッテリーはマキタ純正品のみ対応可能

インターネット通販サイトを見ると、マキタの互換性バッテリー(コピー商品)が安価で販売されています。

 

正直な話18Vまではこのコピー商品を使うことができていましたが、40Vmaxからはバッテリーの構造そのものが変更されているのでコピー商品が使えなくなっています。

 

40Vmaxシリーズは、このようなコピー商品撲滅を目的に発表されたのではないかとも言われているので、40Vmaxシリーズのインパクトドライバを選ぶときはマキタ純正のバッテリーを選ぶようにしましょう。

 

 

Ahが異なるバッテリーは使用できないことも…

マキタのインパクトドライバのなかには、カタログに6.0Ahや3.0Ahなどの記載があるモデルがあります。

 

このAhはモバイルバッテリーの2,000mAhなどと同じで、容量が多いほど1回の充電で使える時間や作業量が長くなるという意味です。

 

マキタで現在販売されているインパクトドライバは、同じ電圧であればAhが違っても取り付けできるようになっていますが、既に廃盤になっている古いモデルの場合は機種によって4.0Ah以上のバッテリーが使えない場合があります。

 

そのためカタログ記載のバッテリーの型番を確認して、同じ型番のバッテリーを選んだ方が無難と言えます。

 

 

DIY用とプロ用のバッテリーに互換性はない

マキタのインパクトドライバには、同じ電圧でもDIYとプロ用の2種類があります。

 

例えばDIY専用の18Vのバッテリーの場合は、プロ用のインパクトドライバや充電器で使用できないので注意が必要です。18Vに限らず14.4VのDIY用モデルでもバッテリーや充電器との互換性はありません。

 

前述したようにカタログ記載のバッテリー型番を確認して、予備のバッテリーを購入するようにしましょう。

 

まとめ

マキタのインパクトドライバは、他社のものと比べるとラインナップが豊富なのであなたにぴったりのモデルを選ぶことができます。

 

しかしラインナップが豊富すぎるので、「どのインパクトドライバにしたらいいの?」と悩む方が多いと思います。

 

もし悩んだら、今回ご紹介した各電圧ごとの比較やマキタのインパクトドライバの選び方を参考にしてみてくださいね!

 

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