2023.07.03
マキタのコードレス掃除機(充電式クリーナー)の選び方とおすすめモデルを詳しく解説!
マキタの掃除機は、もともとは商業施設や建設現場など業務用として使われていたのですが、最近では家庭用としても選ばれることが多くなっています。
そのためマキタの掃除機のラインナップは多く、電圧ごとに異なるバッテリーを搭載したコードレス掃除機ではさまざまなシリーズを展開しています。
とにかくラインナップが充実しているので、「マキタの掃除機はどれがおすすめなの?」と悩む方も多いと思います。
そこで今回は、マキタの掃除機の選び方とおすすめモデルをシリーズ別に詳しく解説していきます!
目次
マキタの掃除機には種類があるので、選ぶ時はまずこの種類を把握しながら希望の掃除機をイメージすることが大切です。
ここからは、マキタの掃除機の種類と選び方について解説していきます!
マキタの掃除機はコンセントに電源プラグを差し込む有線タイプと、リチウムイオンバッテリーを採用した充電式コードレスクリーナーの2種類があります。
有線式は主に業務用掃除機で、家庭でも手軽に使いたい場合はコードレスタイプの掃除機がおすすめです。
マキタのリチウムイオンバッテリーは電動工具や高圧洗浄機、芝刈り機などのマキタ製品と共通のバッテリーになっているので、電圧が同じなら使い回すことができます。例えば、18Vのインパクトドライバに使っているバッテリーを、18Vの掃除機に使うというように、互換性があるのでバッテリー切れの際にも便利です。
またバッテリーには次の項目で解説する通りマキタの場合は7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxの5つのシリーズがあります。
バッテリーの電圧の違いで大きく分かれるのが、吸引力と連続使用時間です。
1台メインで使っている掃除機があって、サブ機としてコードレス掃除機が欲しい場合はそこまで高い電圧のものは不要かと思います。
しかしメインで使う掃除機としてマキタのコードレス掃除機を選ぶ場合は、14.4Vや18V、40Vmaxを選ぶと、しっかりと家中のごみを吸い込みながらも、比較的長い時間使うことができるのでおすすめです。
マキタのコードレス掃除機には、吸い込んだごみを集める集じん機能が紙パック式とカプセル式の2種類があります。
紙パック式は手を汚すことなく、集めたごみをごみ箱に捨てるときにも散らばらずに捨てることができるので便利で衛生的です。
しかし紙パックは使い捨てなので、10枚でおおよそ1,800円程度のランニングコストがかかります。紙パックのランニングコストを抑えたいのなら、カプセル式がおすすめです。
マキタ掃除機でカプセル式の場合、本体に搭載した集じんカプセルに直接ごみを集めることができて、カプセルをひねることで簡単に取り外すことができます。また、紙パックよりも集めることができるごみの量が多く、600ml程度のごみを集めることが可能です。
マキタのサイクロン式モデルなら、細かいごみを遠心分離させることで高い吸引力をキープしながら、フィルターの目詰まりを防いでフィルターの掃除頻度を1/6まで抑えることができます。
しかしごみを捨てる際に散らばる可能性があるほかに、定期的に説明書を参考にしながらフィルターの水洗いなどメンテナンスが欠かせないというデメリットがあります。
マキタのコードレス掃除機は、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxと5つのシリーズで分けられています。
掃除機を使用する目的に応じて、吸引力や機能などを選びますが、それぞれのシリーズで全く違うのでここからは違いを比較しながらおすすめのモデルをご紹介いたします!
型番 | CL072DSH(1.5Ah) | CL070DSH(1.5Ah) |
操作方法 | ワンタッチスイッチ (2スピード機能付) |
トリガースイッチ |
連続使用時間 | 強:約12分 標準:約24分 |
約12分 |
集塵方式 | 紙パック | カプセル式 |
重量(蓄電池込) | 0.98kg | 0.81Kg |
サイズ | 984×113×146 | 966×103×142 |
バッテリー切れ お知らせランプ |
○ | × |
LEDライト | × | × |
価格 | 15,500円(税別) | 17,300円(税別) |
「メインの掃除機の他に、サブ機としてもう一台コードレス掃除機が欲しい」という方におすすめのマキタ7.2Vシリーズの掃除機です。
CL072DSHはボタンを押しっぱなしにしなくても、ワンタッチで掃除することができるようになっていて、「強」と「標準」の2つのスピードを使い分けることができます。
こちらは紙パック式ですが、「カプセル式がいい!」という方はCL070DSH/CL070DSがおすすめ。
しかしこちらはサイクロン式ではないので、通常のカプセル式コードレス掃除機です。
どちらも重量1kg未満と手軽な軽量モデルなので、おうちの中だけではなく車内のおそうじにも活躍します。
型番 | CL108FDSMW(4.0Ah) CL108FDSHW(1.5Ah) |
CL107FDSHW(1.5Ah) | CL106FDSHW(1.5Ah) | CL102DW | CL100DW |
操作方法 | ワンタッチスイッチ | ワンタッチスイッチ | トリガースイッチ | ワンタッチスイッチ | トリガースイッチ |
連続使用時間 | CL108FDSMW(4.0Ah) 標準:約1時間5分 強:約31分 パワフル:約26分 CL108FDSHW(1.5Ah) 標準:約25分 強:約12分 パワフル:約10分 |
標準:約25分 強:約12分 パワフル:約10分 |
約16分 | 標準:約21分 強:約13分 |
約12分 |
集塵方式 | カプセル式 ※別売りでサイクロンアタッチメント有 |
紙パック式 | カプセル式 | 紙パック式 | カプセル式 |
重量(蓄電池込) | 1.1kg(4.0Ah) | 1.1kg | 0.98kg | 1.0kg | 0.88kg |
サイズ | 956×110×150 | 960×112×150 | 958×100×150 | 984×113×150 | 966×103×150 |
バッテリー切れ お知らせランプ |
○ | ○ | × | ○ | × |
LEDライト | ○ | ○ | ○ | × | × |
価格(税別) | 25,900円 (CL108FDSMW) |
21,700円 | 19,800円 | 20,500円 | 18,700円 |
「子ども部屋の6畳1間を掃除するのにマキタの掃除機が欲しい」という方におすすめなのが、10.8Vシリーズです。
上記の表を見ると1.5Ahのものが多いですが、4.0AhのCL108FDSMWなら連続使用しても標準で約1時間5分、強で約31分、パワフルで約26分としっかりと掃除することができます。
また10.8シリーズのなかでは別売りになりますが、唯一サイクロン式カプセル集じん機能にすることもできるので、ごみを効率良く集めることが可能です。
どのシリーズも平均して重量が1kg程度なので、ストレスなく日常のお掃除に使うことができますね。
型番 | CL142FDRFW | CL141FDRFW | CL140FDRFW |
操作方法 | ワンタッチスイッチ (2スピード機能付) |
ワンタッチスイッチ (2スピード機能付) |
トリガースイッチ |
連続使用時間 | 標準:約40分 強:約20分 |
標準:約40分 強:約20分 |
約20分 |
集塵方式 | 紙パック式 | カプセル式 | カプセル式 |
重量(蓄電池込) | 1.4kg | 1.3kg | 1.3kg |
サイズ | 986×115×151 | 981×114×152 | 981×114×152 |
バッテリー切れ お知らせランプ |
○ | × | ○ |
LEDライト | × | ○ | ○ |
価格 | 40,900円(税別) | 40,300円(税別) | 39,100円(税別) |
「リビングや和室をしっかりと掃除したい」という方におすすめなのが、マキタの10.8Vシリーズです。
同シリーズのなかでもCL142FDRFWは、プロ用充電工具のハイパワーモーターを搭載しているので、一般家庭からプロの清掃業の方、建設業の方まで満足できる吸引力が特徴です。
紙パック式なのでランニングコストがかかるというデメリットがありますが、「ごみを処分するときに散らかるのが嫌!」という方で、ハイパワーの掃除機をお求めの方におすすめです。
型番 | CL286FDRFW | CL180FDRFW | CL280FDRFW |
操作方法 | ワンタッチスイッチ | ワンタッチスイッチ | トリガースイッチ |
連続使用時間 | 標準:約21分 強:約15分 パワフル:約8分 エコ:約38分 |
約20分 | 約20分 |
集塵方式 | カプセル式 (サイクロン一体式) |
カプセル式 | カプセル式 (サイクロンアタッチメント付属) |
重量(蓄電池込) | 1.7kg | 1.4kg | 1.4kg |
サイズ | 1,106×113×177 | 999×114×152 | 1,016×113×155 |
バッテリー切れ お知らせランプ |
× | × | ○ |
LEDライト | ○ | ○ | ○ |
価格 | 51,700円(税別) | 41,000円(税別) | 47,300円(税別) |
「パワフルな掃除機でしっかりお掃除したい!」という方におすすめなのが、マキタの18Vシリーズです。
マキタは18Vのラインナップが多いので、掃除機も最もラインナップが充実しています。
上記の表はそのなかでも特におすすめの18Vコードレス掃除機で、一般家庭で使うのであればCL286FDRFWがおすすめです。
CL286FDRFWは、モーターを制御して最適化した掃除機なので、後述する40Vmax仕様と同等の吸引力が特徴です。
また3層構造のサイクロン部と、流路構造は騒音低減を実現しているので、「静かな掃除機がほしい」という方におすすめです。
フローリングだけではなく、絨毯や畳を掃除するのにもパワフルな吸引力を発揮してくれます。
型番 | CL001GRDW | CL002GRDW | CL003GRDW |
操作方法 | ワンタッチスイッチ (4段階切替) |
ワンタッチスイッチ (4段階切替) |
ワンタッチスイッチ (4段階切替) |
連続使用時間 | 標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
集塵方式 | カプセル式 | カプセル式/紙パック式 | カプセル式 |
重量(蓄電池込) | 1.6kg | 1.7kg | 1.8kg |
サイズ | 1,066×113×152 | 1,066×114×152 | 1,106×113×177 |
バッテリー切れ お知らせランプ |
× | × | × |
LEDライト | ○ | ○ | ○ |
価格 | 55,900円(税別) | 56,600円(税別) | 59,100円(税別) |
2022年1月にマキタが発表した40Vmaxシリーズは、マキタではじめてのハイパワーモデルです。
まだラインナップが少ないので選択肢が少ないというデメリットがありますが、上記の表にある3つのモデルは、どれも吸引仕事率100W以上のハイパワー(パワフルモード時)を実現しています。
また静音性にも気を遣っていて、たとえばCL001GRDWなら「新・流路機構」を搭載したことで、マキタの18Vシリーズ掃除機CL001G4台分と同等の静音値が特徴です。
滑るように操作することができるので、絨毯などの引っかかりを防ぐことができます。
マキタの掃除機は人気なので、マキタの直営店以外でも大型ホームセンターでも購入することができますが、しっかりとした吸引力で人気のモデルはお値段も高くなります。
そこで少しでも安くマキタの掃除機を購入する方法について、ここから解説していきます。
Amazonや楽天市場で定期的に開催されるセール時にマキタの掃除機を購入すると、比較的に安く購入できますし、ポイントアップキャンペーンを利用すればポイントもたまります。
インターネット通販でマキタの掃除機を購入するメリットは、実際に購入した方のレビューを参考にできることです。
カタログ上だけではなかなか分かりづらいので、実際に購入して使用している方の声が聞けるのは助かります。しかしなかには参考にならないレビューもあるので、何を参考にするのかはあなたが判断する必要があります。
またマキタ製品は日本だけではなく海外でも人気なので、なかには悪質な出品者による詐欺行為も横行しています。
例えば、掃除機だけの価格は安くても送料が何万円もする場合や、支払いを済ませたのに発送されないなどのトラブルです。
信用できる出品者を選ばなければならないというのも、インターネットショップで購入するデメリットとも言えます。
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マキタはもともと電動工具などを販売するメーカーなので、中古工具販売店で購入することができます。
中古になりますが、新品で買えば高価なマキタの掃除機が安く購入できるので、少しでも安く購入したい方におすすめです。
またバッテリーや機能など、スタッフに相談しながらマキタの掃除機を選ぶことができるので、あなたにぴったりの掃除機を選ぶことができるというメリットもあります。
マキタの掃除機に限らず、掃除機を選ぶ時は「どのように使うのか」をイメージしながら選ぶことが大切です。
特にいつでもさっと取り出せて、どこでも使うことができる充電式コードレス掃除機を選ぶ場合は、マキタなら7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxの5つから選ぶことになります。
サブ機として選ぶのであれば、7.2Vや10.8Vでもいいですが、メイン使いするのであれば14.4Vや18V、40Vmaxを選ぶことでしっかりとお掃除しつつ、比較的連続して使えるのでおすすめです。
これからマキタの掃除機を買おうかな?と考えている方は、ぜひ今回ご紹介したことを参考に選んでみてくださいね!
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