2024.04.10
ポータブル電源は買ってはいけない?噂の真相の説明と購入時の注意点を解説!
ポータブル電源は買ってはいけないって本当なの?
ポータブル電源は何故買うべきでないと言われるの?
これからポータブル電源を買う際の注意点を知りたい!
近くに電源がない場合でも、さまざまなシーンで活躍してくれるのがポータブル電源です!
キャンプ場などで役立つだけでなく、車中泊や災害時などにも頼りになるため、注目を集めているアイテムなのです。
しかし、時折「購入すべきではない、買ってはいけない」という声も耳にすることがあります。
そういった意見が出る理由を知りたいと考えている方も多いことでしょう。
そこで今回は、ポータブル電源を購入すべきではないと言われる理由に触れつつ、購入する際の具体的な注意点についても解説していきたいと思います。
正しく活用することで「購入してよかった、持っていて良かった!」と感じられるポータブル電源です。
それゆえに「買ってはいけない」と言われる理由や、後悔している人の理由などを把握することで、より適切なポータブル電源選びができるでしょう。
目次
それでは早速、ポータブル電源を買ってはいけないと言われる理由から解説していきましょう。
具体的な5つの理由について触れていきますので、購入を検討している方はぜひ目を通してみてください。
まず、ポータブル電源を購入しない方が良いと言われる理由としては、発火のリスクがある点が挙げられます。
ポータブル電源は、「回線のショート」や「外部からの大きな衝撃」などの原因で、異常発熱や発火の可能性があります。
また、充電の過度な繰り返しからも発熱・発火のリスクがあるため、一部で購入を控えるべきだという声が上がっているのです。
しかし、発火のリスクはポータブル電源に限らず、家電製品でも存在します。
近年のポータブル電源には、安全装置が搭載されているモデルが増えています。
そのため、価格が安い無名メーカー製品ではなく、信頼のおけるメーカーの安全性に優れたモデルを選べば、発火のリスクについて不安を感じることは少なくなります。
また、有名なJackery製のポータブル電源ですと、「過電流・過充電・過放電・高温・過負荷・短絡」などを防ぐBMS(バッテリーマネジメントシステム)が搭載されているため、そういった安全性に優れた製品を選べば、安心して活用することができるでしょう。
次に、ポータブル電源は、価格が比較的高額な点も、「買ってはいけない」との声につながる理由でしょう。
リーズナブルな機種であれば2~3万円程度で購入できますが、高いモデルだと10万を超えるケースも決して珍しくありません。
人によっては、便利だと思って高額なポータブル電源を購入するも、実際にはほとんど使う機会がなく、もったいないと感じてしまう人もいます。
ですから、明確な目的がないままにポータブル電源を購入するのは、あまりおすすめできません。
ただ、冒頭でも触れたように、キャンプやアウトドアシーン、さらに車中泊や災害時の備えにもなるのが、ポータブル電源のメリットです!
実際に使う用途、利用シーンが決まっているのであれば、ポータブル電源は非常に便利で頼もしいアイテムですので、購入して後悔することはありません。
また、寿命が短いケースも存在し、これがネガティブな意見につながる原因の一つです。
この「寿命が短い」というのは、格安な無名メーカーのポータブル電源を購入した人たちからの意見が多いようです。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ポータブル電源の寿命はバッテリーのサイクル数に関連しています。
モバイルバッテリーを例にすると、「約◯◯回充電可能」といった目安が設けられており、長期間の利用に適さないモデルを購入してしまった結果、後悔する方もいらっしゃるようです。
特に一昔前のスペックが中途半端だった時期にポータブル電源を購入した方々は、その寿命の短さから買うべきではないとの印象を抱いてしまう方もいるのですね。
しかしながら、最近のポータブル電源はサイクル数が多く、寿命が長く使えるモデルが多いため、その点を気にすることなく使用することがほとんどです。
1,500Whなどの大容量モデルでは、バッテリーサイクル数が「2,000回」となっているモデルもあるため、車中泊が多い方や、月に何度もアウトドアな趣味を楽しむ方でも、遠慮なく繰り返し利用できます。
使用頻度にもよりますが、10年~20年程度は問題なく使えるモデルが多いため、最近のポータブル電源を購入する場合、寿命などを気にせずに活用することが可能なのです。
ちなみに、充電に時間がかかるため、ポータブル電源を買うべきではないとの意見もたまに目にします。
これは「利便性」に関する不満であり、容量の大きいポータブル電源ほど満充電までの時間が必要となるため、ストレスを感じる方もいるようです。
例えば、容量が大きく満充電まで8時間程度必要であった場合、充電を忘れてしまい、必要なタイミングで使えないとイライラしてしまう方もいます。
しかしながら、容量が大きいからこそ充電に時間がかかるのは当然であり、前日にしっかりと充電しておけばストレスなくスムーズに活用できます。
また、最近のポータブル電源には「高速充電」に対応しているモデルも増えており、約2,000Whを2~3時間程度で充電可能な機種も存在します。
よくポータブル電源を利用する人は、そういった高速充電対応のモデルを選ぶことで、より快適に活用することができるでしょう。
最後に、サポート体制に不安を感じてしまい、ポータブル電源を購入すべきではないと主張する人がいる点について触れてまいりましょう。
これは、メーカー選びを適当に行ってしまうと発生する可能性があるトラブルです。
具体的には、無名のメーカー、マイナーなメーカー、それに非常に安価なモデルを購入した際に、サポート面のリスクを感じることになるでしょう。
ポータブル電源は「海外メーカー」の製品も多く人気がありますので、万が一のサポート体制に不安を感じる人も多いようです。
しかし、この問題については、「安心できる定番のメーカー」のポータブル電源を購入することで回避可能です。
現在では、海外製であっても日本語サポートに対応しているほか、日本に支社を構えるメーカーも増えてきていますので、そういった信頼性の高いメーカーのポータブル電源を選べば、サポート面での不安を感じることはありません。
また、万が一の機器トラブルが発生した場合でも適切に対応してくれるため、サポート体制の問題から購入すべきではないという意見は一昔前のものだと理解しておきましょう。
ここからは、ポータブル電源の購入をおすすめしたいケースについて触れていきます。
ポータブル電源について、「購入してはいけない」という意見を耳にすることがありますが、反対に購入した方が良いケースについても気になる方もいらっしゃるかもしれません。
これからポータブル電源の購入をおすすめしたい方々や、具体的に活用を推奨したいケースについて詳しく説明しますので、ぜひ各項目に目を通してみてください。
まず、ポータブル電源の購入をおすすめするケースとして、アウトドアの趣味を持つ方を挙げたいと思います。
ポータブル電源に興味を持つ方の中でも、キャンプをはじめとするアウトドアの趣味をお持ちの方は非常に多いです。
テント中ではもちろんのこと、車中泊の快適性を高めることもできますので、さまざまなシーンで活躍できます。
適切な容量・サイズのポータブル電源を選び、各種端末の充電や小型家電の利用など、アウトドアライフをより快適にできます。
暑い季節の扇風機や、寒い季節の電気毛布など、ポータブル電源があることで使えるようになるアイテムは多いですから、アウトドアライフの充実を図りたい方は、是非ともポータブル電源の導入をおすすめします。
次に日常生活の利便性を高めたい方にもおすすめです。
先のアウトドアな趣味と少し近い部分もあります。例えば、コンセントの延長が難しい庭などで快適にBBQを行いたいといったケースにもおすすめです。
また、バルコニーなどでパーティーを開きたいという場合にも、ポータブル電源は非常に便利です。
さらに、DIYが趣味の方は、ポータブル電源を持ち運ぶことで、安定した電動工具の稼働も可能です。
他にも日常生活の利便性を高めることができますので、使いたいシーンが決まっていれば、ポータブル電源の購入を後悔することはありません。
最後に、災害時の電源の確保をしたい場合、これは迷うことなく購入をすませておくのが良いでしょう。
ここまでの項目で解説してきたように、ポータブル電源は充電をしておくことでさまざまなアイテムを接続し活用できます。
地震や水害などの災害はもちろん、ちょっとした断線・停電などが起こった際にも、ポータブル電源があれば不自由なく過ごすことができるでしょう。
また、災害で車で避難が必要な場合も、ポータブル電源を持っていけばスマートフォンやタブレットを充電したり、アウトドアシーン同様にさまざまな小型家電などを活用することも可能です。
今では、容量がそれなりのサイズのポータブル電源を災害用に購入しておき、たまに充電をしつつ万が一に備えておくという手順も増えてきています。
また、普段はアウトドアな趣味に活用しつつ、充電をしておき万が一の備えもするようなスタイルでポータブル電源を愛用している人もいますね。
いざというときに電気が使えないのは本当に困ることなので、大切な家族のためにポータブル電源を購入しておくのもスマートな選択だと言えるのではないでしょうか。
ここからは「購入時の注意点」として、買ってはならないポータブル電源の特徴について触れていきましょう。
最近のメーカーや定番のメーカーであれば、一昔前の「買ってはならない」というケースに当てはまることはありません。
しかし、実際に買ってはならないポータブル電源の特徴について知っておくことは、機器やモデル選びの参考になります。
具体的な3つの「買ってはならないポータブル電源の特徴」について触れていきますので、万が一のトラブル防止のためにも各項目に目を通してみてください。
まず、保証期間が短すぎるポータブル電源は、購入すべきではないケースに該当します。
基本的にはある程度の耐久性があるポータブル電源でも、どうしても故障や事故、不具合の可能性は排除できません。
そうした場合でも、保証期間が短すぎて切れてしまっている、あるいは保証期間がそもそもないという状況では、全額自費で修理をすることになります。
リーズナブルなポータブル電源でも価格は数万円程度ですので、万一の事態を考慮に入れ、保証期間が短すぎるメーカーやモデルは避けるべきです。
また、中古のポータブル電源には基本的に保証がついていないため、初めて購入する方は中古品は避けたほうが良いでしょう。
次に、PSEマークが付いていないポータブル電源は買ってはいけないと言われます。
ポータブル電源のACアダプターにPSEマークを付けることは必須ですので、そもそもPSEマークが付いていないポータブル電源は、安全面での問題が懸念されます。
PSEマークとは電気用品安全法の基準をクリアした製品に付くマークです。
海外のマイナーなメーカーを選ぶ場合など、PSEマークが付いていないモデルもあるので、先に挙げたような発熱や発火などのリスクを考えた場合は避けた方が良いでしょう。
逆に、日本に支社がある海外メーカーなどは、しっかり日本製として対応しているため、この「PSEマーク」の有無をポータブル電源を選ぶ際の基準としてみてはいかがでしょうか。
最後に、リコール対象モデルは絶対に購入しないでいただきたいポータブル電源となります。
リコールとは、その製品が原因で火災や事故などが発生したため、メーカー側で回収を行っている製品のことを指します。
これは新品を購入する場合には基本的に問題ございませんが、もしご自身でオークションやフリーマーケットアプリなどで購入される場合には、注意が必要となります。
状況によりましては、リサイクルショップなどで購入する際にも警戒が必要となります。
もしご自身が購入したポータブル電源が実はリコール対象モデルだったという事態は、絶対に避けたいことです。
だからこそ、基本的には中古品を購入されることはお勧めいたしませんが、もし中古品を試してみたい場合には、絶対にリコール対象モデルでないかをご確認いただくようお願いいたします。
今回はポータブル電源を購入するべきでない理由について触れつつ、具体的に注意すべき点などについても解説して参りました。
基本的に最近のポータブル電源は安全面にも十分な配慮がなされており、また容量やサイズなども含め使い勝手の良いモデルが多いため、非常に便利なアイテムとして重宝されています。
一昔前のポータブル電源はコストパフォーマンスの悪さや使い勝手の悪さなどが目立ち、購入すべきではないと感じた方もいらっしゃったかもしれません。
しかし、現在ではアウトドアを趣味としている方や車で旅行(車中泊)をする方、そして災害時の備えとしても優れており、多くの方がポータブル電源に注目し、そして愛用されています。
もちろん、全てのモデルが信頼できるわけではございませんので、有名なメーカー、安心して利用できるメーカー、そして今回お話ししたような「購入すべきでないポータブル電源」を避けつつ安心して使用できるモデルを選べば、快適に活用いただけるでしょう。
例えばポータブル電源の定番メーカーであるJackeryであれば、日本にも支社があるため初めての方でも安心して利用することができるでしょう。
逆に、海外メーカーで日本に支社がなく、また「日本語サポート非対応」などのポータブル電源を選んでしまうと、万が一のトラブルがあった場合に対応が大変ですから、できれば避けたほうが良いかもしれません。
さまざまなシーンで活躍してくれるポータブル電源を選ぶことが、きちんとした製品選びとなります。
だからこそ、誤った情報に惑わされることなく、自分の用途にぴったりな容量・サイズのモデルを選び、快適にポータブル電源を活用してみてください。
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