2024.06.28
ポータブル電源で補助金は出る?価格の相場や注意点なども解説!
「ポータブル電源の購入に補助金は出るの?」
「補助金対象でポータブル電源を購入したい!」
「ポータブル電源でも補助金の対象になるって本当?」
充電をしておけばいつでもどこでもスマホや家電を接続して活用できるのがポータブル電源です。
アウトドアで重宝するアイテムですが、最近では災害や停電対策のために購入を検討する方も増えてきています。
そんな中で、「ポータブル電源は補助金の対象になるって聞いたけど本当?」と気になっている人も多いようです。
そこで今回はポータブル電源は補助金の対象になるか、申請時に注意点はあるかなどの情報について解説をしていきたいと思います。
また、事前情報として知っておくべきポータブル電源の基本や価格相場などについても触れていきますので、合わせて参考にしてみてください。
目次
それではポータブル電源の価格相場や基本情報などについて解説をしていきます。
補助金適用の有無に関わらず知っておくべき大切なポイントを解説していきますので、ぜひ各項目に目を通してみてください。
まずは「そもそもポータブル電源とは?」といった基本から解説をしていきます。
ポータブル電源とは簡単に言えば持ち運んで使うことができる大型のバッテリー機器を指します。
今ではスマートフォンなどで使用するモバイルバッテリーが一般化していますので、その大型版をイメージするとわかりやすいかと思います。
ポータブル電源は、モバイルバッテリーと比較をすると容量が非常に大きく、出力も大きいため小型の冷蔵庫なども稼動させることが可能です。
また、接続端子にはACポートやUSBポート、シガーソケットなどがあり同時に複数の電子機器に電力を供給できます。
安価でコンパクトなモデルは出力や容量の問題から小型家電を接続して使うことができるぐらいですが、高出力大容量のポータブル電源であれば一般家電を稼動させることができるモデルもあります。
アウトドアや災害時に、屋外で電子機器を稼動させる際に役立ちますので利用シーンや家族の人数、用途なども含めてポータブル電源の購入モデルを選択することをお勧めします。
次に、ポータブル電源の購入前に価格の相場を知っておくということについて解説していきます。
仮に補助金の対象になる場合であっても、元々の相場を知っておかなければ高い買い物をしてしまう可能性があります。
とは言え、ポータブル電源は性能によって価格差が大きく販売価格も2万円~30万円と金額が大きく変わってきます。
性能や用途ごとにある程度の相場に分けることができますので、下記を参考にしてみてください。
価格 | 用途 |
2万~5万円 | スマホやタブレットの充電や 小型家電の一部を稼動 |
5万~10万円 | ある程度出力のある家電を 安定して稼動 |
10万~30万円 | 一般家庭の高出力家電などを それなりの時間稼動 |
基本的に高出力や大容量になるほど、ポータブル電源の価格は高くなっていきます。
アウトドアなどの趣味で、電気毛布やLEDライトなど最低限のアイテムを使うだけであれば、5万円以内のポータブル電源でも充分に活躍してくれます。
逆に大人数の家族が災害時でも各種家電を活用して、食事の準備や冷暖房器具の使用も考えているのならば、10万円以上の高出力で大容量なモデルを視野にいれることをお勧めします。
ポータブル電源の出力によって家電がどの程度稼動できるかなどを解説されている動画を見つけましたので載せておきます。是非ご覧ください。
購入時には容量以外のポイントもチェックすることが大切という点にも触れていきます。
ポータブル電源を選ぶ際には、容量を重視する人も多いのですが、それ以外にも大切なポイントがいくつかあります。
まず、先の項目でも少し触れたように出力はとても大切なポイントであり、ポータブル電源の定格出力が各種家電を下回っているとそれらを動かすことができないので、使いたい家電よりも出力が大きいモデルを選ぶことが必要です。
また、複数の機器を同時に接続して使いたい場合には、ACポートやUSBポート、シガーソケットなどのポート数を購入時にしっかりと確認することも大切になります。
キャンプなどの屋外で活用する場合はもちろん、災害時にも出力やポート数などは重要なポイントとなりますので、それらも想定した上で用途に合うポータブル電源を選ぶことをお勧めします。
容量 | 403Wh |
定格出力 | 200W |
AC出力 | 100V/2A 60Hz |
DC出力 | 12V/10A (最大120W) |
USB出力 | 5V/2.4A×2 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
230mm×153.2mm×167.3mm |
重量 | 約4.1kg |
小売価格 (税込) |
49,300円 |
参照
販売ページは↓をタップ♪
Jackeryのポータブル電源 400は容量が400Whで定格出力が200Wのポータブル電源です。
本体重量が4.1kgとポータブル電源の中でも比較的軽量のため、どこでも気軽に持ち運ぶことができます。
出力が200Wとあまり大きくはないので、高出力の電化製品を稼働させることは難しいかもしれませんが、屋外での充電などに非常に役立ちます。
コンパクトで扱いやすく、屋外でのスマホやノートパソコンの充電などでポータブル電源を探している方にお勧めのモデルです。
容量 | 537Wh |
定格出力 | 700W |
AC出力 | 100-120V Max 700W (サージ1400W) |
5521出力 |
12V/10A |
シガーソケット出力 | 12V/10A |
USB出力-A | 5V/3A |
USB出力-C | Max 100W |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
278mm×200mm×198mm |
重量 | 約7.5kg |
小売価格 (税込) |
59,800円 |
参照
販売ページは↓をタップ♪
BLUETTIのEB55は大容量の537Whで定格出力700Wのポータブル電源です。
災害時の非常用電源としての活用はもちろんのこと、キャンプやレジャーをはじめ、ガーデニングやベランダ作業でも大活躍します。
出力がそれなりに高いため、照明ライトやプロジェクター、液晶テレビや車載冷蔵庫のほか、電動工具なども使用することが可能です。
また、高速充電に対応しているため、ソーラーパネルを備えておけば、屋外などのあらゆる場面で電化製品を稼動できます。
ある程度の出力を必要とする電化製品を稼動させる目的でポータブル電源を探している方にお勧めのモデルです。
ここからは、ポータブル電源の補助金関連情報について解説していきます。
どうすれば補助金が出るのか、対象になるのかと言った部分から、申請の注意点などについても触れていきますのでチェックしていきましょう。
まず結論から言えば、自治体によってはポータブル電源が補助金の対象になります。
住んでいる地域次第でポータブル電源が補助金の対象になるかが変わってくるので、もし購入を検討している方はお住まいの自治体のサイトを確認したり、電話などで問い合わせをしてみることをお勧めします。
一部金額を負担のような形で大々的には告知されておらず、ひそかに対象となっているケースもあるため、各自治体の情報をチェックしてみるのが良いです。
また、個人としての購入では補助金対象外になる場合や、地域の集会所などに防災用品として設置する場合のみ対象になるケースもあります。
このあたりの条件は自治体によって様々なので、個人での購入を検討している方もお住まいの地域で対象になるのかを確認してみることをお勧めします。
次に、ポータブル電源の補助金の金額についてですが、こちらも自治体によって様々ですので確認することが大切となります。
とは言え、ポータブル電源の金額はそれなりに高価な物ですので、補助金の相場も1万円以上が一般的です。
しかし中には、購入金額の三分の一や、上限額が5万円など意外と高額な補助金を設定している自治体もあります。
但し、各種補助金制度は予算に限りがあり限度に達すると終了してしまうため、購入を検討している人は早めに自治体の補助金情報をチェックし、対象の場合は早めの購入をお勧めします。
最後に補助金の申請方法は購入前に必ず確認するべきという注意点について触れていきましょう。
下記にポータブル電源の補助金申請の一般的な手順を紹介します。
①購入前に申請方法を確認する
↓
②自治体で必要な書類を揃える
↓
③購入前に申請手続きを済ませる
↓
④購入後に領収書などを提出する
↓
⑤指定の口座に補助金が入金される
上記はあくまでも補助金申請の一般的な手順で各自治体によって異なるため、事前に申請方法の手順を確認する事が大切です。
また、大事な注意点として事前に自治体で補助金の申請を済ませておく必要があるという点に注意が必要です。
購入後に申請しても受理されないケースがほとんどですので、補助金をもらうためには期間に余裕を持って準備することも大切です。
補足として国からのポータブル電源の補助金についても触れておきます。
地方自治体ではなく国からの補助金の有無が気になっている人もいると思いますが、基本的に国がポータブル電源を対象に行っている補助金はありません。
過去には補助金対象になっていたケースもあるかもしれませんが、2024年6月現在ではポータブル電源は国ではなく地方自治体で補助金対象になるかが定められています。
太陽光パネルと蓄電池などの補助金は国から支給されることもあるため、ポータブル電源も対象になるのではと思う方もいるようですが、補助金対象外なのが現状です。
今後ポータブル電源が対象になる補助金が国から出ることがあるかもしれませんが、基本的には国ではなく地方自治体の施策で補助金対象になるものだと理解しておく必要があります。
ここからは補助金申請で勘違いがないように、ポータブル電源と定置用蓄電池の違いについても解説を行います。
意外と誤解しやすい部分でもあるので、補助金申請時にミスや勘違いがないように注意が必要です。
まずポータブル電源と定置用蓄電池の違いとして、持ち運びができないという点が挙げられます。
基本的に定置用蓄電池は設置工事が必要で、家屋のソーラーパネルに接続して使用するため、動かすことができないタイプの蓄電池となります。
それに対して、ポータブル電源は屋外であっても持ち運びが可能で、軽量性やコンパクト性に優れた文字通りポータブルな電源です。
しかし、定置用蓄電池の方が出力や容量が大きいため、ご家庭で家電製品を長時間動かすなどの場合はポータブル電源ではなく、定置用蓄電池がお勧めです。
このあたりは使いたい家電の出力や持ち運ぶ必要性の有無、そして使用場面などにあわせてどちらを選ぶかを検討する必要があります。
また、ポータブル電源のほうが価格が安く手頃という点も知っておくべきポイントです。
定置用蓄電池は基本的にバッテリー容量が多くなればなるほど高額になり、取付け工事が必要なためトータルの費用はかなり高くなります。
それに対してポータブル電源は取付け工事なども必要ないため、定置用蓄電池と比べると気軽に購入できて充電後すぐに使用することが可能です。
ポータブル電源も容量や出力などの性能面で価格は変わりますが、持ち運びができて屋外でも役立つので、補助金対象であれば申請条件を確認した上で購入を検討されることをお勧めします。
最後にポータブル電源用のソーラーパネルもあるという点について触れていきましょう。
ポータブル電源はコンセントにさして充電をしたり、車のシガーソケットをポータブル電源の充電に活用するイメージを持つ方が多いと思います。
ですが、ポータブル電源用のソーラーパネルを使用することで、アウトドアなど屋外での充電や災害時の備えとして活用できます。
また、折りたたみ式のパネルもあり、コンパクトなため収納しやすく持ち運びも容易なので様々な場面や場所での充電が可能となります。
最大出力 | 100W |
交換効率 | 23.7%~24% |
定格電圧 | 20V |
定格電流 | 5A |
開路電圧 | 24.8V |
短絡電流 | 5.6A |
USB-A 出力 | 5V/2.4A |
USB-C 出力 | 5V/3A |
サイズ | 610mm×535mm×35mm (収納時) 1220mm×535mm×20mm (展開時) |
重量 | 約4kg |
参照:
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JS-100Cは、折りたたみ式で持ち運びしやく、収納にも便利なソーラーパネルです。
Jackery ポータブル電源の全てのシリーズに対応しているため、組み合わせて使用することで場所を選ぶこと無く自由に充電ができます。
また、本体にUSB端子を備えており、直接スマートフォンやタブレットの充電も可能なため、ポータブル電源をお持ちでない方にもお勧めできるソーラーパネルです。
今回はポータブル電源は補助金の対象になるのか、そして申請時の注意点などについて解説をしてきました。
ポータブル電源は、アウトドアや災害対策など様々なシーンで活躍してくれる優れたアイテムです。
特に地震や台風などの災害で電気が使えなくなった場合や避難する場合などでもポータブル電源さえあれば、様々な電化製品を活用することができます。
便利なポータブル電源だからこそ、購入を検討している方は自治体の補助金が対象であれば、積極的に補助金を活用してお得にポータブル電源を入手することをお勧めします。
但し、今回お伝えしてきたように事前申請が必要な補助金も多いため、しっかりと事前に条件を確認して正しく手続きを進めることが大切です。
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