2024.11.14
停電対策用のポータブル電源の選び方!おすすめモデルも解説!
「停電対策用のポータブル電源はどれが良い?」
「停電や災害対策用ポータブル電源の選び方は?」
「停電時に使いやすいポータブル電源について知りたい!」
今は災害や停電対策のためにポータブル電源を購入する人が増えてきています。
アウトドアな趣味や車中泊などでポータブル電源を使わない人も、停電対策として家族のためにポータブル電源で備える人が増えてきています。
ですが、はじめてポータブル電源を選ぶ場合、停電対策にどれが良いのか迷ってしまう人も少なくありません。
そこで今回は停電対策用のポータブル電源の選び方について解説をしていきたいと思います。
またポータブル電源で停電対策に活用するメリット、そしてお勧めモデルなどについても触れていきますので、あわせて参考にしてみて下さい。
目次
それでは停電対策としてポータブル電源を活用するメリットから解説していきたいと思います。
具体的な3つのメリットについて触れていきますので、停電対策用に購入を検討している人は目を通してみて下さい。
まずポータブル電源を停電対策に活用するメリットとして、安定して電力を確保できる点が挙げられます。
これは購入するポータブル電源の「容量」にもよりますが、あらかじめ充電をしておくことで安定して使える電力をストックしておけるのは停電対策として非常に頼もしいものです。
また「停電時にこの家電なら何時間使える」などの目安も含めて知っておくと、より安心感が増すはずです。
ある程度の目安を知ったうえでの安定した電力の確保は万が一の災害や停電時に、特定の家電や機器がどのぐらいの時間が使えるかといった指標にもなるため、停電時にも安心して過ごすことができるようになります。
特にライトなどの照明や扇風機やヒーターなどの家電、場合によっては調理家電が使えるかは季節によってはとても大切なポイントとなります。
そういった生活のための電力をポータブル電源でストックしておける、確保できるのはポータブル電源を停電対策に活用する大きなメリットではないでしょうか。
次にポータブル電源は発電機と違い燃料が不要な点、これも大きなメリットです。
「ガソリン発電機」を万が一の備えにしようか検討している人もいるかもしれませんが、発電機は基本的に燃料を必要とするため「燃料管理」のリスクなどが存在します。
また、家庭用発電機の多くは40キロを超える重さであり、さらに排気ガスや騒音、先に挙げた燃料管理のリスクがあります。
その点、ポータブル電源であればコンセントにつないで充電するだけで良いので、燃料管理や排気ガスなどのリスクもなく、それでいてコンパクトなので持ち運びしやすいメリットもあるのです。
もちろん発電して電力を使う発電機、そして蓄電した分の電力を使えるポータブル電源では方向性が違います。
ですが、容量がそれなりにあるポータブル電源であれば、かなりの時間使うことができますので、停電対策としては非常に使い勝手が良いアイテムだと言えます。
最後に災害時は避難所や車でも使用可能なメリットについて触れていきます。
先の項目でも少し触れましたが、ポータブル電源は持ち運びがしやすいというメリットがあるため、災害時に車や避難所へ持ち運んで使うことも可能です。
台風や水害、地震で地域全体が停電してしまっている場合などは、車で避難しつつ車内でポータブル電源で各種家電を使うなんてこともできます。
避難時に電気ケトルなど持ち運びのしやすい家電とポータブル電源を持っていけば、水さえ確保できれば温かな飲み物を飲めたり、インスタント食品などを食べることもできます。
停電を含めた大規模な災害時にもポータブル電源があれば、持ち運びしつつ各種家電を使える、これは誰にとっても非常に大きなメリットだと言えます。
補足として、ポータブル電源用の専用ソーラーパネルで発電が可能な点にも触れていきます。
ご存知の人もいるかもしれませんが、今ではポータブル電源用のコンパクトなソーラーパネルが発売されているので、組み合わせることでポータブル電源をコンセントに繋がずとも発電が可能です。
また、最近のポータブル電源用ソーラーパネルではコンパクト且つ折りたたみができるモデルもあるため、ポータブル電源同様に持ち運びがしやすいメリットもあります。
もちろん天気次第ではありますが、ある程度の日射量が見込める天気であれば、ソーラーパネルを広げてポータブル電源に接続することで充電をすることが可能なのです。
だからこそ停電や災害時だけではなく、日常的に使い電気代を節約したり、アウトドアな趣味や車中泊のたびに持ち運んで組み合わせて活用する人も増えてきているのです。
特に大規模な災害や長期間の停電などを想定した場合、ポータブル電源と専用ソーラーパネルの組み合わせは独立した電力の確保として非常に頼もしく活躍してくれるアイテムだと覚えておきましょう。
ここからは停電対策用のポータブル電源を選ぶ基準について解説をしていきます。
5つの項目にわけて大切な選び方について触れていきますので、購入を検討中の方は是非チェックして下さい。
まず停電対策用のポータブル電源の選び方として、バッテリー容量をどのぐらいで選ぶかが挙げられます。
ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)で表記されていて、200Whや500Wh、1,000Whなどの形で表記されます。
ちなみに100Wの家電製品を3時間使った場合、300Wh以上の容量が必要になる計算なので、意外と必要とする容量の目安もシンプルに計算可能です。
他にもポータブル電源の公式サイトをチェックすると、どの家電がどのぐらいの時間使えるかの目安が表示されていたりするので、それらを参考にするのも良い方法です。
但し、どの家電を使うにしても停電対策として検討している場合、ある程度の時間は稼働できなくては対策になりませんので、1,000Wh以上のモデルを目安に選ぶことをお勧めします。
そうすることで消費電力の少ない家電は長時間利用することができますし、電力を多く必要とする家電もある程度の時間は使うことができます。
停電時に肝心の使いたいアイテムを短時間しか使えないのでは不便なため、1,000Wh以上の容量が停電時にも不自由なくポータブル電源を使うことができる一つの目安となります。
次に定格出力も容量同様に重要なポイントです。
定格出力はポータブル電源が安定して出力できる電力の量を指し、使用する家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えると使うことができません。
シンプルに定格出力が大きいほど使える家電の種類も多くなるのです。
例えばスマホやノートパソコン、小型扇風機などの利用であれば200W程度の定格出力のモデルでも問題ありません。
ですが、電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーなどを使う場合には1,500W程度のポータブル電源を選ぶことがお勧めです。
このあたりは停電時に使いたい家電や機器の消費電力をチェックして、それらを問題なく使える定格出力を備えているポータブル電源を選ぶと間違いありません。
出力ポート数も軽視できないポイントです。
ポータブル電源の出力ポートは主に3つに分かれています。
具体的にはAC(一般的なコンセント)ポート、DC(車載用機器)ポート、USBポートの3種であり、これら全てが搭載されているポータブル電源は多いです。
ですが、ポートの数に違いがあり、ACポートが2つだけのモデルもあれば、ACポートが5つも付いているモデルもあります。
DCポートは1箇所、USBポートは3箇所以上のモデルが多いですが、ACポートに関してはモデルによって数に結構な違いがでるものです。
もし停電時にコンセントをメインに使いたい、複数の家電を同時に稼働させたいと考えている人は、ポート数も多めに備えているポータブル電源を選ぶことをお勧めします。
さらに安全性や品質面も選ぶ上で重要な部分です。
例えば、家電製品の安全性が認められているPSEマークが搭載されていれば、停電時はもちろん様々なシーンで安心して活用することができるはずです。
また、防火安全協会推奨やBMS(過充電や過放電などの防止)であれば、より安心して使うことができます。
今では複数の安全基準を満たしているポータブル電源も増えてきているので、停電や災害時の利用を検討している人は安全性や品質の基準を満たしたモデルを選ぶことがお勧めです。
メーカーに関しても聞いたことがない無名メーカーを選ぶのではなく、ポータブル電源で有名な定番メーカーのモデルを選ぶことでサポート面においても安心です。
最後に充電方法や速度で利便性が変わる点についても触れていきます。
これはポータブル電源の容量次第でもありますが、フル充電までにある程度の時間がかかるモデルもあります。
特に少し古い型番で容量が大きなポータブル電源に関しては、それなりの時間が必要となるモデルが多いです。
ですが、最近では「高速充電機能」が搭載されているポータブル電源も増えてきており、1,000Whの容量を2時間弱で充電できるモデルもあります。
仮に、ポータブル電源の蓄電分を使い切ってしまい取り急ぎ充電したい場合や停電対策に限らずアウトドアな趣味で頻繁に使う場合などには、高速充電機能搭載モデルがお勧めです。
ここからは、停電対策にお勧めなポータブル電源の一例を紹介していきます。
有名メーカーの中から停電対策にピッタリなモデルをピックアップしてきますので、参考にしてみて下さい。
参照:
販売ページは↓をタップ♪
まず停電対策にお勧めなモデルとして、Jackeryのポータブル電源1000Plusが挙げられます。
このモデルは1,264Whの容量、そして定格出力は2,000Wの高出力モデルなので、停電時にも様々な生活家電を動かすことができます。
出力ポートもACポート3箇所の他、DCポート1箇所、USBポート4箇所と充実しているため、いくつかの機器を同時に使うことも可能です。
また、定格出力は2,000Wですが最大瞬間出力は4,000Wなので、電子レンジや家庭用エアコンなどを使用することも可能で、停電対策としては申し分ないポータブル電源だと言えます。
参照:
販売ページは↓をタップ♪
次にEcoFlowのDELTA2も停電対策にお勧めなポータブル電源です。
このモデルは1,024Whの容量、そして1,500Wの定格出力とバランスの良いポータブル電源です。
各ポートの数も充実しており、さらにコスパが良い点も評価されています。
停電対策として備えつつもできるだけ費用を抑えて購入したいと考えている人は、EcoFlowのDELTA2を候補に加えてみることをお勧めします。
参照:
販売ページは↓をタップ♪
最後にJVCのBN-RB15-Cについても触れていきます。
このモデルは1,534Whの容量、そして1,800Wの定格出力と使い勝手の良い性能を備えています。
また瞬間最大出力は3,600Wなので高出力な家電も安定して動かすことができる点も好評です。
また、ポータブル電源は海外メーカーが多いですが、JVCは日本メーカーのポータブル電源なため、日本製で停電対策にピッタリな性能のモデルを探している人にもお勧めなモデルだと言えます。
今回は停電対策用のポータブル電源の選び方やメリット、そしてお勧めモデルなどについて解説をしてきました。
年々性能や使い勝手が良くなってくるポータブル電源は、今では災害や停電時の備えとしても非常に頼もしいアイテムとして多くの人に知られています。
そして、実際にポータブル電源を購入し備えることで、万が一の停電や災害時にも家電や電子機器を稼働させて、わたしたちの暮らしをサポートしてくれます。
また、防災用にペットボトルの水や防災バッグなど必要なアイテムを一式揃えておけば、ポータブル電源との組み合わせで万全の備えとなるでしょう。
単純な停電であれば家庭用の各種家電を選別してポータブル電源で使うことができますし、調理家電で冷蔵庫の中身を傷みやすい順番で食べていくことも可能です。
そして夏場は扇風機、冬場はヒーターなどを動かして自分や家族の体調を守ることにも可能になります。
そんなポータブル電源だからこそ停電や災害の備えとして、ある程度の性能を持っているモデルを選ぶべきだとされています。
今回お話してきた選び方やお勧めモデルを参考にしつつ、万が一の停電や災害時にあなたや家族の生活や体調を守ってくれるポータブル電源を選び、そして備えておくことを強くお勧めします。
工具を少しでも高く売るなら工具買取専門店Reツールにお任せ下さい。新品工具・中古工具を高価買取!電動工具・エア工具・大工道具・油圧工具などお買取り致します!
・ポータブル電源はキャンプに必要?ポータブル電源のメリットや選び方を徹底解説!
・日本製で最強のポータブル電源は!?メリットや選び方もシンプルに解説!
・ポータブル電源をキャンプで活用する際の家電や日数での容量目安を徹底解説!
・話題のオフグリッドとは?ポータブル電源の活用は可能?オフグリッドのメリットやデメリットについて解説
工具買取専門店リツールのイメージキャラクター『リブルくん』
工具の最新情報や各工具の違いなどお役立ち情報を発信していきます!
中古工具の買取は工具買取専門店リツールまで♪