2024.11.16
ポータブル電源の充電方法の種類は?ポータブル電源の充電方法ごとの特長を徹底解説!
「ポータブル電源の充電方法を知りたい!」
「ポータブル電源で便利な充電方法はなに?」
「ポータブル電源の充電方法で寿命は変わる?」
屋内はもちろん屋外でも便利に各種機器を使えるようになるポータブル電源!
最近ではACポートが複数備えられていて、USBポートの数も充実しているモデルも増えてきたため、本当に様々なシーンで活躍してくれるアイテムとして親しまれています。
そんな便利なポータブル電源ですが、これから購入を検討している人の中には「ポータブル電源自体への充電方法」が気になっている人もいるようです。
特にアウトドアなシーンでの活用を検討している人、災害時への備えとして購入したいと思っている人は、一般的なAC式の充電以外の方法は可能なのかどうか気になるようです。
そんな人へ向けて今回はポータブル電源の充電方法の種類について解説をしつつ、各々の特徴についてシンプルに解説していきたいと思います。
また充電方法によってポータブル電源(バッテリー)の寿命は変わるのかについても触れていきますので、あわせて参考にしてみてください。
目次
それでは早速ポータブル電源の充電方法の種類について解説をしていきましょう!
具体的な3つの充電方法について触れていきますので、各項目をチェックしてみてください。
まず定番のAC式の充電について触れていきましょう。
この方法は一般的な「コンセントに差し込んで充電」をする方法なので、多くの人がイメージする充電方法だと言えるでしょう。
一般的なコンセントにつなげばポータブル電源を充電が可能で、一番安定する充電方法だとも言えます。
充電時間も他の充電方法と比較するとスピーディーに充電することができるので、災害時の備えとしてこまめに充電する人もこのAC式を利用するのが一般的だと言えるでしょう。
次にシガーソケット式(DC式)の充電方法について触れていきます。
この充電方法は車内のシガーソケットへ接続してポータブル電源を充電する方法です。
車のエンジンをかけた状態であれば、ポータブル電源をシガーソケットへ接続して充電を行うことが可能です。
もちろんAC式充電と比較をすると流れる電気が弱く、満充電までに時間がかかってしまう点がネックですが、運転中にもポータブル電源へ充電をできるメリットはとても大きなものです!
仮にキャンプ前日や当日に充電を忘れてしまっても、車での移動であればシガーソケットに接続して運転中・移動中に充電を済ませることができるのはとても便利です。
今ではシガーソケット式の充電に対応しているポータブル電源が多いので、車でキャンプや車中泊を楽しむことが多い人は、シガーソケット用のケーブルを常備していつでも充電用接続ができる状態にしておくことをオススメします。
最後にソーラーパネル式の充電方法について触れていきましょう。
ソーラーパネルでの充電と聞くと大型ソーラーパネルをイメージしてしまい、敬遠する人も少なくありません。
ですが、ポータブル電源用のソーラーパネルは比較的コンパクトで、折りたたみができるモデルも多く、ササッと広げて発電・充電に活用できるのが特徴的です。
持ち運びに便利なソーラーパネルであれば、キャンプや車中泊用に持ち運び、出先でポータブル電源と接続して発電・充電をすることが可能です!
また災害時や大規模な停電が起きた場合であっても、ポータブル電源用のソーラーパネルがあればササッと広げて発電・充電を行い、自宅で家電を稼働させることができます。
もちろんコンセントに接続してのAC式充電と比較をすると、満充電まである程度の時間が必要になります。
それでも出先での発電・充電、災害時での電気が使えない状態での発電・充電ができると考えれば、非常に便利でメリットの多い充電方法だと言えるでしょう。
今ではポータブル電源用のソーラーパネルの価格も手頃になってきているので、万が一に備えたい人や出先でも充電をしたい人は購入を検討してみてはどうでしょうか。
ここからはポータブル電源の充電方法で寿命が変わるのかについて触れていきます。
結論から言えば充電方法、というより正しい充電を心がけるかどうかで寿命が変わってきます!
だからこそ大切になる正しい充電方法、充電時に気をつけるポイントについて解説していきますので、大切なポータブル電源を長持ちさせるためにも各項目に目を通してみてください。
まずポータブル電源を長持ちさせる方法として、充電回数は最小限に抑えるという点が挙げられます。
一般的にポータブル電源に採用されているリチウムイオン電池は、充電を繰り返すたびに最大容量が減っていきます。
もちろんいきなり最大容量が減ったり、充電の減りが早いと感じるようなことはありませんが、ある程度の年数使用すると少しずつ電池の減りが早くなったと感じるようなシーンも出てくるでしょう。
ポータブル電源の減りが早くなると感じるまでの期間や充電の回数は、電池(バッテリー)の容量や種類にもよって変わってくるものです。
ただし共通して言えるのは、満充電を通り越して充電をしっぱなしの「過充電」、また充電がゼロの状態で長い間放置してしまう「過放電」はバッテリーの劣化を早めてしまうので注意が必要です。
そして少しだけ充電して使い、また少しだけ充電して使うなんて変に「充電回数を増やすこと」もバッテリー劣化につながってしまうので、しっかり充電してから使うことを心がけ、変にバッテリーへの負担をかけないことが寿命を伸ばすために大切なポイントだと覚えておきましょう。
またパススルー充電はバッテリーのことを考えるのであれば、できれば避けたい充電方法だと言えます。
パススルー充電とはポータブル電源に充電をしている最中、そのままポータブル電源へ各種機器を接続して充電や給電を行う方法です。
要するに「ポータブル電源へ充電をしながら、ポータブル電源を経由して別な機器へも充電を行う」、それがパススルー充電です。
この充電方法はパッと見た感じでは「ハブ」のように使っているように見えますが、実はバッテリーには大きな負担がかかり劣化を早めてしまうのです。
ソーラーパネルやシガーソケットでの充電はある程度の時間が必要なので、ついついポータブル電源への充電中にも他の機器を接続して使いたくなるものです。
ですが、パススルー充電はポータブル電源のバッテリーの寿命を縮めてしまう大きな原因ですので、できれば控えるのがスマートでしょう。
ただし最近ではパススルー充電を行っても負担がかからないポータブル電源も発売されていますので、使用用途次第でパススルー充電を行うことがある人は、そういったパススルー充電対応のポータブル電源を選ぶことをオススメします。
最後に高温多湿な環境を避けて保管することも大切なポイントです。
ポータブル電源は頑丈な機器のようなイメージを持つ人もいるのですが、やはりある種の電化製品なので高温多湿な環境には弱く、また極端に寒い環境も苦手な点に注意が必要です。
特に長期間ポータブル電源を保管するような場合、そういった高温多湿な場所や冬場に温度が極端に下がりがちな場所での保管はおすすめできません。
そういった環境に長期間置いてしまうとバッテリーの劣化を早めてしまい、寿命を縮める原因となってしまうのです。
風通しが良く涼しい納戸、またある程度広いお部屋の端の方に保管しておくのがスマートでしょう。
アウトドアな趣味に使う人はオフシーズン中に適当に保管をしてしまったり、災害時に備えている人も高温多湿な環境に長期間放置してしまうとバッテリーの劣化・消耗につながってしまうので、保管場所にも注意が必要だという点は覚えておいてください。
ここからはポータブル電源の充電方法を活かせるシーンについて解説をしていきます。
いくつかの充電方法をどのようにして活かしていくのか、便利に活用していくのか。
知っておくと便利な充電方法について、シーンごとにシンプルに解説していきますので目を通してみてください。
まずはキャンプシーンでの屋外用電源として活用するケースについて触れていきましょう。
・自宅でAC式で満充電にして持ち運ぶ
・車の運転中にシガーソケットで充電する
・ソーラーパネルを持ち運び充電をする
キャンプシーンで活用する場合には、どの充電方法でも便利にポータブル電源を使うことができるでしょう。
スマホやタブレットの充電はもちろん、アウトドアシーンで使いやすいポータブル扇風機や電気毛布などの暖房器具を活用するのにとても便利なポータブル電源です!
また大容量・高出力なモデルであれば、キャンプ時にもドライヤーや炊飯器、ホットプレートや電気ポットなどを使うこともできるので、複数の充電方法を知っておくとより便利に活用することができます。
次に防災や停電対策として活用する場合について触れていきましょう。
・月1ぐらいのペースでAC式で満充電にする
・災害時も車があればシガーソケットで充電可能
・ソーラーパネルがあれば災害や停電でも発電可能
地震や台風、水害などが起こった場合、電気が使えなくなってしまい不便な思いをしたことがある人も少なくないでしょう。
また夏場の停電は災害時で電気が使えないと暑さで体調を崩してしまったり、逆に冬場の寒い時期は寒さで体調を崩してしまう人も多くいます。
ポータブル電源をAC式で充電しておいたり、シガーソケットやソーラーパネルで充電できる環境が整っていれば、災害時や停電時でも各種家電を接続して活用することができます。
アウトドアな趣味の方は手持ちの小型扇風機や電気毛布を災害時に活用したりすることもできますし、大容量・高出力なポータブル電源であれば自宅の一般的な各種家電も問題なく稼働させることができます。
災害時でも電子レンジや電気ケトルでレトルト・インスタント食品を食べることができたり、冷蔵庫を少しの間だけでも稼働させておけば順次食材を消費することもできるので、複数の充電方法を用意しておけば災害時に頼もしく活躍してくれること間違いなしです!
最後に車中泊でも複数の充電方法を活用でき、そして活躍できる点にも触れていきましょう。
・自宅でAC充電をしておけばスムーズに使える
・車中泊中もシガーソケットにつないで充電できる
・ソーラーパネルがあれば旅をしながら充電ができる
最近では趣味で車中泊の旅をする人も増えていますが、車中泊であれば当然ですが車での移動になるのでシガーソケットでポータブル電源へ充電が可能です。
またソーラーパネルを持ち運んでいれば、太陽光発電でも充電が可能なので選択肢の幅がより広がります。
車内でスマホやタブレットを充電しつつ、一晩を過ごす際にも小型テレビや小型冷蔵庫、扇風機などを使うこともできるので、エンジンを切った状態での車中泊の快適度がグッと高まること間違いなしです!
先の災害時にも「車で避難」をする場合、シガーソケット充電に対応すれば避難先で車内で充電をすることも可能なので、シガーソケット用の充電ケーブルは用意しておくのがスマートです。
補足としてDIY・家庭菜園でポータブル電源を活用する方法についても触れていきましょう。
DIYか家庭菜園も本格的に行う人は、ポータブル電源で各種家電を使えるかどうかで快適度に雲泥の差が生まれるため、利用する人が増えてきています。
暑い日には扇風機を回して作業をすることもできますし、寒い日にはヒーターを使えば周りを少し暖めながら作業を行うことができます。
他にもラジオをつけて作業をしたり、ポータブルTVで好きな番組を流しながら、のんびりとDIY・家庭菜園を楽しむのも良いでしょう。
またDIYで電動工具の充電が切れてしまいそうな場合も、ポータブル電源があれば充電をして万全な状態で電動工具を使うことができます。
基本的には自宅で作業をする場合はAC式の充電がメインとなりますが、屋外で作業をする場合にはシガーソケットやソーラーパネルを広げて充電をする選択肢もあります。
とは言えパススルー充電は負担がかかってしまうため、パススルー充電対応モデル以外はシガーソケットやソーラーパネルで充電しながらの各機器を接続することはできれば控えておきましょう。
今回はポータブル電源の充電方法の種類について解説をしつつ、ポータブル電源を長持ちさせる充電関係の豆知識についてもお話してきました。
また実際のシーン別の充電方法や活かし方についても解説してきましたので、自分がポータブル電源を快適に使うシーンがイメージできた人もいるのではないでしょうか。
基本的にはAC式で充電をしつつ、車での移動時にはシガーソケットでの充電、そして場合によっては持ち運びもしやすいポータブル電源用ソーラーパネルを使う選択肢も加えれば、より便利に活用することができます!
さらに最近ではポータブル電源用のソーラーパネルを複数枚組み合わせて、スピーディーに発電・充電をする人も増えてきています。
意外と自宅のコンセントにつないで充電をするAC式のみしか使っていない人もいるのですが、実はシガーソケットやソーラーパネルでの充電も考えると利便性がグッと高まります。
ポータブル電源を活用するシーン・用途は人それぞれですが、各々の利用シーンや用途にマッチする充電方法を選択肢に加え、より快適にポータブル電源を活用してみてはどうでしょうか。
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