2024.08.20
ポータブル電源はキャンプに必要?ポータブル電源のメリットや選び方を徹底解説!
ポータブル電源はキャンプに必要ある?
キャンプにポータブル電源があると便利なの?
キャンプにオススメなポータブル電源を知りたい!
最近ではポータブル電源を災害用の備えとして購入する人も増えていますが、今も昔も変わらずにキャンプなどのアウトドアシーンで活用する人はとても多いです!
庭先でのBBQからホームパーティーはもちろん、キャンプや車中泊などの本格的なシーンでもポータブル電源は活躍してくれますね。
だからこそキャンプのためにポータブル電源の購入を検討している人は多いのですが、初めての人はモデル選びで迷ってしまうこともあるようです。
またポータブル電源が気になっているものの「本当にキャンプで使うメリットはあるの?」と疑問を感じる人もいるようですね。
今回はそんな人に向けてポータブル電源をキャンプで活用するメリットについて解説をしつつ、具体的なキャンプ向けモデルの選び方についても触れていきたいと思います。
キャンプをはじめ、さまざまなアウトドアのシーンでポータブル電源を活用しようか検討している人は、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。
目次
ここから早速ポータブル電源をキャンプで活用するメリットについて触れていきましょう。
キャンプに電化製品・家電は邪道だと思う人もいるかもしれませんが、具体的なメリットについて知ることで考えが変わるかもしれません。
実際にどのようなメリットがあるのか、掘り下げて解説をしていきますので、各項目に目を通していきましょう!
まずポータブル電源をキャンプで活用するメリットとして、冷暖房器具を利用できる点が挙げられます。
今ではキャンプや車中泊で冷暖房関連のアイテムを使う人が増えているので、このメリットをご存じの方も多いかもしれません。
・電気毛布
・扇風機
・ポータブルクーラー
・電気ストーブ
電気毛布や扇風機などは消費電力がそこまで大きくないため、容量や定格出力が控えめなポータブル電源でも活用できます。
また、ポータブルクーラーや電気ストーブなども容量がそれなりのポータブル電源を使うことで、問題なく稼働させることができ、快適性がグッと増します。
最低でも電気毛布や扇風機が使えるだけでも暑さや寒さ対策として快適度がグッと上がりますので、キャンプや車中泊に不慣れな方ほどポータブル電源を試してみることをおすすめします。
次に調理家電で美味しい料理を楽しめるメリットについても触れていきましょう。
ポータブル電源があればキャンプ中にも調理家電を活用して、持ち込んだ素材で美味しい料理を楽しむことができます。
容量や定格出力次第では炊飯器や電気ケトルなどはもちろん、電子レンジやホットプレートなどを使い快適に食事を作ることができます。
場合によっては電気圧力鍋などを使い「時短料理」をキャンプで楽しむのも良いでしょう。
キャンプ用品のみでの「キャンプ飯」も良いものですが、アウトドアなシーンで少しこだわった食事を楽しめるのも良いことです。
ポータブル電源があれば各種料理や調理の過程での衛生面で不安を感じる必要もないため、各種調理家電を使えるメリットについても把握しておきましょう。
最後に容量を気にせずスマホやタブレットを充電できる点に触れていきましょう。
今ではモバイルバッテリーなどがあるため、スマホやタブレットの充電はそちらでする人もいるかもしれません。
ですが、ポータブル電源があれば複数の機器を同時に充電できるため、複数人でキャンプを楽しむ場合でも皆で充電できます。
当然、モバイルバッテリーと比較しても比べ物にならない大容量がポータブル電源の魅力ですので、容量や回数を気にせず充電することが可能です!
また場合によっては「キャンプは楽しみたいけれど、少しだけノートパソコンで仕事を進めておかなければ…」なんて人もいるかもしれませんね。
そんな場合にもポータブル電源ならノートパソコンを接続して充電・稼働することができるので、ササッと最低限の仕事や毎日のメールチェック・返信などを消化して、その後に心置きなくキャンプを楽しむのも良いでしょう。
さまざまな家電やデバイスに効率よく充電をすることができ、スマートフォンやタブレット程度であれば容量を気にせずに充電をできる、これもポータブル電源をキャンプに持ち込み活用するメリットだと覚えておきましょう。
ここからはキャンプにオススメなポータブル電源の選び方について解説していきます。
どういったモデル選びをすればキャンプなどのアウトドアシーンで便利に使うことができるのでしょうか。
そのあたりについて掘り下げていきますので、ぜひ各項目を順番にチェックしていきましょう!
まずキャンプにおすすめなポータブル電源ですが、ちょっとした利用であれば500~700Wh前後のモデルがおすすめです。
容量が少なすぎても各種アイテムを使うことができませんし、容量が大きすぎるとポータブル電源のサイズも大きくなるため、500~700Whぐらいが使い勝手が良いのです。
もちろん車での移動や持ち運びに支障がない場合は、もう少し大きな容量のポータブル電源を選んでも良いでしょう。
ですが、500~700Wh程度であれば、ある程度のキャンプ関連のアイテムを稼働させることができるのです。
・電気毛布…60W程度なら約8時間
・小型扇風機…30W程度なら約16時間
・ポータブル冷蔵庫…45W程度なら約12時間
上記のようなキャンプ関連のアイテム、便利で快適になるアイテムを使うことができると考えれば、500~700Whを最低限の目安として選ぶのがおすすめです。
次に多くの機器をキャンプで使いたい場合は、定格出力が700W以上のモデルを選ぶのがおすすめです。
ポータブル電源の定格出力が使用する機器の消費電力よりも低い場合、電力が足りずに使うことができません。
また、一度に複数の機器を接続して使うことを考えた場合、ある程度は余裕を持った定格出力があると良いでしょう。
具体例を挙げるならば、三合炊きのマイコン式炊飯器が350W程度、小型ケトルだと500W前後のモデルが多いですね。
出力が大きな家電などは別々に、順番に接続して使えば問題はありませんが、同時にスマホ充電など細かな機器を接続しっぱなしで使う場合を考えると、余裕を持った定格出力が必要になります。
そのあたりも考えると、定格出力が700W以上であれば、ある程度の機器に対応できるので、初めてポータブル電源を選ぶ方や、キャンプで快適に各種機器を使いたい方は、そのあたりの数値を目安とすることをおすすめします。
ちなみに、消費電力が非常に大きなホットプレートやIH調理器具などを使う場合は、1,000W以上のモデルを選ぶことをオススメします。
最後にポート数の多さもキャンプ用途で使う場合、考えておきたい選び方の1つです。
特にコンセントを入れるACポートは1つだけだと複数接続時に不便なので、ACポートは2~3つぐらいはあるモデルを選ぶと良いでしょう。
他にもキャンプ用家電として「車用電化製品(小型冷蔵庫など)」を持っている人は、DCポート(シガーソケット用ポート)があると便利です。
またUSBポートはType-AとType-Cの2種類に分かれているため、自分が使っているスマホや各種機器を接続したい数をチェックしつつポータブル電源を選ぶことをおすすめします。
項目 | 正弦波 | 純正弦波 |
定義 | 数学的な正弦曲線に似た 周期的に変化する波形。 |
理想的な正弦波。 歪みがなく非常に純粋な波形。 |
別称 | 一般的に正弦波と 呼ばれることが多い。 |
純粋正弦波・ピュアサイン波 などとも呼ばれる。 |
特徴 | 自然界や人工的に発生する多くの波形がほぼ正弦波の形をしている。 | 理想的な状態であり現実には 完全な純正弦波は存在しない。 |
電気機器への影響 | 多くの電気機器は正弦波を前提に設計されているため正弦波に近い波形であれば問題なく動作する。 | より精密な機器やモーターなど負荷の大きい機器では、純正弦波の方が安定した動作が期待できる。 |
ポータブル電源 などでの使用 |
多くのポータブル電源はコストを抑えるために修正正弦波という波形を出力するものがある。 | 純正弦波出力のポータブル電源は 精密機器や高負荷機器にも 安心して使える。 |
その他 | 周波数や振幅によって 様々な正弦波が存在する。 |
周波数と振幅が一定の 理想的な波形。 |
「右にスクロールできます」
補足として、正弦波・純正弦波のモデルだと、より安定して稼働できるという点に触れていきます。
これはポータブル電源の「出力波形」であり、電力を供給する際に生成される電圧や電流の波を指します。
その中でも、正弦波・純正弦波は精密機器にも安心して電力が供給できるためオススメです。
逆に、短形波や修正正弦波などは安価であるものの、使える機器が限定されていたり、精密機器が故障するリスクもあるためおすすめできません。
また、日本で定められている安全性能規格であるPSEマークが付いているかもチェックすれば、より安心してポータブル電源を使うことができるでしょう。
まずは「正弦波・純正弦波」のモデルだと、キャンプシーンはもちろん、さまざまな場面で安心して使うことができると覚えておいてください。
ここからはキャンプで活躍できるポータブル電源をピックアップしていきたいと思います。
各モデルの特徴やメリットについても触れていきますので、ぜひキャンプ用のポータブル電源選びの参考にしてみてください。
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まずキャンプ向けとしておすすめしたいのがJackeryのポータブル電源 700です。
このモデルは708Whの容量のミドルクラスであり、定格出力も500Wでキャンプなどのアウトドアシーンで活躍してくれます。
「USBポート×2、Type-C×1、シガーソケット×1、ACポート×2」とポート数のバランスも良く、Type-Cでスマホやノートパソコンの高速充電は非常に便利です!
価格も比較的手頃なモデルなので、キャンプである程度の容量のポータブル電源を必要としている人は、ぜひ候補に加えてみてはいかがでしょうか。
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EcoFlowのRIVER 2 Proもキャンプ時におすすめなポータブル電源です。
768Whの容量、800Wの定格容量はさまざまな家電を安定して稼働させることができます。
ポート数も「USBポート×3、Type-C×1、DCポート×2、シガーソケット×1、ACポート×4」と充実しているので、複数人でキャンプを楽しむ場合にも活躍してくれることでしょう!
また、独自機能である「X-Boost」をオンにすると、最大1000WのAC出力で電子レンジや電気ケトルなど消費電力が大きな家電も使うことができる利便性を持っています。
出力が大きな家電をキャンプ時にも使いたいと考えている人は、このモデルを活用してみることをおすすめします。
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AnkerのPowerHouse II 800もキャンプなどアウトドアシーンでおすすめなモデルです。
778Whの容量と500Wの定格出力は、他のモデルと同様にキャンプ時にも安定して複数の機器を使うことができます。
ポート数も「USBポート×4、Type-C×2、シガーソケット×1、ACポート×2」と全ポートのバランスが良く、さまざまな機器を接続してキャンプ時にも活用することができるのです。
また約800Whの大容量モデルでありながらコンパクトなサイズ感も好評で、耐火素材を使用していて優れた耐久性も好評な、そんなキャンプなどアウトドアシーンに最適なモデルです。
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BLUETTIのEB55もキャンプ向けのポータブル電源としておすすめです。
537Whの容量と700Wの定格容量はバランスが良く、多くのキャンプ向けアイテムを活用できます。
ポートも「USBポート×4、Type-C×1、DCポート×2、シガーソケット×1、ACポート×4、ワイヤレス充電×1」と非常に充実しているため、複数人でのキャンプでも活躍してくれることでしょう。
また、ポータブル電源にライト機能が搭載されているので、停電や災害時などでも単品でちょっとした「明かり」として活躍してくれます。
価格も意外とコストパフォーマンスが良いモデルなので、キャンプ用に使いやすくてバランスの良いポータブル電源を探している人は候補に加えてみることをおすすめします。
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最後にPowerArQ 3 ポータブル電源 555Whについても触れていきましょう。
555Whの容量、500Wの定格出力で使い勝手が良く、それでいてキャンプなどのアウトドアシーンにもマッチするシンプルなカラーも好評です。
ポートも「USBポート×4、Type-C×1、DCポート×2、シガーソケット×1、ACポート×2、ワイヤレス充電×1」と充実しているので、ポート数で不便を感じることはないでしょう。
このモデルは本体にライト機能、そして防水にも対応しているのでキャンプシーンで大きく活躍してくれるでしょう!
コストパフォーマンスもなかなかに良いため、そこまで大容量・大出力の家電を接続する予定がなければ、候補に加えてみることをおすすめします。
今回はポータブル電源をキャンプで活用するメリット、そしてキャンプ向けポータブル電源の選び方について解説してきました。
また、キャンプに最適なポータブル電源を厳選して紹介してきたので、自分の場合はどのようなモデルが必要かイメージできた人もいるのではないでしょうか。
一度キャンプでポータブル電源を活用すれば、思った以上に快適であり、さまざまな機器を使ってみたいと思う人も少なくありません。
また、キャンプでポータブル電源を使うことでメリットを実感でき、災害時の備えやお庭でのパーティーやBBQなどにも役立つイメージが湧く人もいるでしょう。
まずは趣味のキャンプでどれだけポータブル電源が役立つのか、そしてキャンプの快適性がどれだけアップするのかを体験してみることをおすすめします。
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