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2023.03.31

サンダーとは?キレイに仕上げる使い方のコツと選び方のポイント・人気メーカーまで詳しく解説!

 

サンダーとは?キレイに仕上げる使い方のコツと選び方のポイント・人気メーカーまで詳しく解説!

 

 

職人さんの仕事道具のなかでも、金属や木材などの研磨や研削、塗装はがし、サビ落としなどの作業に欠かせないサンダーですが、最近では住宅街で使用しても騒音が気にならない静音モデルの発売や、粉塵が舞いにくい吸塵パック搭載のモデルの発売でDIYを楽しむ方にも欠かせない工具として人気です。

 

電動工具は見た目で判別ができないことも少なくありませんが、特にサンダーとディスクグラインダは見た目がよく似ているので、「違いがよくわからないな…」と感じた方が多いのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、サンダーとディスクグラインダーとの違いやキレイに仕上げる使い方のコツ、サンダーの種類、最適なサンダーを選ぶポイント、人気メーカーまで詳しく徹底解説していきます!

 

サンダーとは?

サンダーとは、木材や金属などの研磨や塗装はがしなどに使える便利な電動工具のことです。
マキタやリョービ、ハイコーキなどの人気メーカーから販売されており、機種やサンダーの種類ごとに広範囲の作業や、バランスが取りづらい場所での作業で効率的に研磨など作業ストレスを軽減してくれます。

ここからはサンダーとよく似ているディスクグラインダーとの違いや、サンダーでキレイに仕上げる使い方のコツについて解説していきます。

 

サンダーの特徴とグラインダーとの違い

ディスクグラインダーとサンダーは明確な違いがなく、どちらも同じディスク状のツールを使って研削や研磨などに使用されます。
しかしディスクグラインダーは研削や研磨の他に、ディスクを取り替えることで材料の切断にも使うことができるのが大きな特徴です。

サンダーは切断用のディスクが付属していないことが多く、材料の切断を想定していないので、回転数が少ないという違いがあります。
サンダーはサンドペーパーや専用ディスク、ベルトを本体に取り付けて研磨などの作業を行うことができます。

取り付けるツールは違うメーカーのサンダーで使い回せそうなイメージがありますが、互換性がないので基本的には使い回すことはできません。
しかし、同じ機種同士で規格が合えば使い回すことも可能です。

 

サンダーでキレイに仕上げる使い方のコツ

 

サンダーの使い方はとてもシンプルやから、趣味のDIYではじめて電動工具を使うという方にもおすすめやで~♪

 

1.サンダーにペーパーやパッドをセットする

2.集塵パックがあれば取り付ける・集塵機に接続する

3.電源を入れて、本体のスイッチを入れる

4.研削や研磨などをしたいものに当てる

 

 

上記でお伝えをした4つの行程で作業は完結するから、サンダーは簡単に扱えそうやけど、実はより上手に扱うためには4つのポイントを意識することをおすすめやで~♪

1.木目に沿ってまっすぐ動かす

2.サンドペーパーは粗目から細目の順番に使う

3.体重をかけずに適切な力加減で扱う

4.集塵穴を意識して動かす

 

 

サンダーを木材に使うときは、木目に沿って垂直方向を意識して動かすのがポイントです。

木目に沿った方向を「順目(ならいめ)」と言いますが、順目に沿ってまっすぐサンダーを動かすことで、繊維が毛羽立ってささくれてしまったり、ざらついてしまったり、ムラを防ぐことができます。

 

 

 

次にサンドペーパーを使用するときは、目が粗いものから細かいものの順に使用することで、細かく繊細な仕上がりにすることができます。

 

 

 

サンダーを扱うときについ体重をかけてしまう方が多いですが、サンダーに体重をかけてしまうと回転や振動が抑えられてしまい、正しく研削・研磨などができなくなる原因になります。
またディスクにも負荷がかかるので、早く消耗してしまう原因になるので避けましょう。

 

 

最後にサンダーは電動で研削・研磨などをしていく電動工具なので、とても粉塵が舞います。
この粉塵が極力出ないように意識することで、サンドペーパーの目が詰まってしまったり、粉塵や砥粒による材料への傷を防ぐことができます。
粉塵を極力防ぐためには、サンダーにある集塵穴を意識して、まっすぐ当てるようにすることで粉塵や砥粒をなるべく集塵穴に落とすことができます。

 

 

サンダーの種類と特徴

 

サンダーには大きく分けて5つの種類があり、それぞれの種類ごとに用途や特徴が異なります。
後述しますが、サンダーを選ぶときは用途に合った機種を選ぶことが重要になってくるので、ここから解説するサンダーの種類と特徴をよく理解しておきましょう。

 

 

ディスクサンダー

CDのようなディスクを回転させて、素材の研削・研磨ができるディスクサンダーは、見た目がディスクグラインダーによく似ています。
基本的にサンダーは切断作業ができませんが、ディスクサンダーのなかでも、ディスクを交換することでグラインダーとして使用できるモデルもあるので、用途に応じて選ぶといいでしょう。
ディスクサンダーは特に硬い素材の細かな研削に適した工具で、パワーが強いので金属やコンクリートなどの硬い素材の研削もしやすいという特徴があります。
またディスクグラインダーはディスクが高速で回転するので、金属のバリ取りや溶接部分のはがし、サビ落としなどの手作業では時間がかかる作業を効率化してくれます。
しかしディスクグラインダーのディスクは小さく、外周を当てて研削していく仕組みになっているので、広い範囲の加工には向いていません。

 

 

オービタルサンダー

四角い角形のパッドを振動させて使用する研磨用サンダーのオービタルサンダーは、特に平らな素材や部位の研磨に最適です。
オービタルサンダーのパッドは細かく振動するので、削りすぎる心配がなく、木材など繊細な素材におすすめ。
パッドを粗目から細目に切り替えていくことで、繊細な磨き上がりが実現することから、家具や壁など広い面積の研磨をしたいときに使用されることが多いです。
オービタルサンダーは細かくパッドを振動させるという特性上、出力が弱いサンダーになるので、金属のバリ取りなどには向いていません。

 

 

ランダムサンダー

丸い円形のパッドを使用して、平らなところだけではなく、緩やかな曲面の研磨にも使用できるランダムサンダーは、パッドを振動しながら回転させることで、強めの研磨もできます。
段差やでっぱりの削ぎ落としや、平面のやすりがけ、面取り、ワックスがけ、サビ落とし、パテ研ぎなどさまざまな加工作業ができるので、非常に使い勝手が良い工具です。
前述したオービタルサンダーに似ていますが、ランダムサンダーはオービタルサンダーにはできない回転が加わる複雑な動きができるので、より広範囲の作業が可能。
しかしデメリットとして、円形のパッドを使用する特性上、隅が残りやすく、ランダムサンダー専用のサンドペーパーが必要になるのでコストがかかります。

 

 

ミニサンダー

他のサンダーの種類と比較して、比較的本体が小さいミニサンダーは、狭い場所や角などの研磨に最適なサンダーです。
パッドの形は角の研磨に便利なアイロン状の三角形のものの他に、機種によっては四角形のものもあります。

 

 

ベルトサンダー

サンダーの中でも最も研磨力が強いベルトサンダーは、ベルト状のサンドペーパーを回転させながら研磨することができるサンダーです。
ベルトの幅のサイズを選ぶことができるので、細かな場所には幅が細いものを、広範囲の研磨には幅が太いものを選ぶことができ、ベルトを交換することで研磨の他に塗装はがしやサビ取りも可能です。
ベルトサンダーは、以下の3種類に分けられるので用途に応じて使い分けるようにしましょう。

1.アップハンドル(角形)…平面を一気に研磨・研削ができるので広範囲の作業におすすめ
2.細型…ベルト幅が細いタイプなので、細かい部分の作業におすすめ
3.据え置き…据え置きタイプ。面取りや角取り、断面の研磨などの作業におすすめ

上下逆にして使えたり、机に固定して卓上サンダーとして使えるなど、使い勝手が良いサンダーと言えるでしょう。

 

 

 

 

最適なサンダーを選ぶための4つのポイント

先ほどご紹介したように、サンダーには大きく分けて5つの種類があるので、必要な作業に応じて選ぶことが重要です。

しかしメーカーごとにさまざまな機種が販売されているので、「どのサンダーを選んだらいいか分からない!」という方も多いと思います。
ここからはサンダーの選び方で注目したい4つのポイントをご紹介いたします。

 

 

 

 

 

1.用途に合ったサンダーを選ぶ

 

 

大切なことなので繰り返しお伝えしますが、サンダーを選ぶときは用途に応じて選ぶことがとても重要です。
なぜなら、サンダーの種類ごとに「得意な作業」「苦手な作業」があるからです。

例えばディスクサンダーであれば、金属やコンクリートなどの硬い素材の研磨・研削が得意ですが、広範囲の作業は苦手という特性があります。
このようにサンダーの種類ごとに得意・不得意を把握しておくことで、あなたがしたい作業に最適なサンダーを選ぶことができます。

 

 

 

2.吸塵パック付きか集塵機と接続して使用するか

 

 

機種によっては、サンダー本体の後ろに吸塵パックが付いているものがあります。

吸塵パックが付いているサンダーは、研磨・研削時に出る大量の粉塵を、できるだけ本体の後ろにある吸塵パックで吸い取り、粉塵がたまったら中身を捨てて再度取り付けることができます。
サンダーは高速で回転することで研磨や研削作業を効率的に行えますが、その分大量の粉塵が出るのが悩みもの…。

大量の粉塵は作業現場が汚れるだけではなく、サンドペーパーの研磨力が落ちてしまったり、材料の表面を傷つけてしまう原因になります。
そのため特に繊細な材料を研磨・研削したい場合は、吸塵パック付きの機種を選ぶようにしましょう!

また吸塵パックが付いていない機種については、集塵機と接続できるサンダーもあります。
集塵機と接続することで、吸塵パックよりパワフルに粉塵を吸い取ってくれるので、長時間の作業時には集塵機とサンダーを接続して使用したほうが良い場合があります。
モデルによっては吸塵パック搭載で、必要に応じて吸塵機と接続もできる機種もあります。

 

 

 

3.サンドペーパーの種類にも注目しよう

 

 

オービタルサンダーやランダムサンダーなどに取り付けて使用するサンドペーパーには、以下の種類があります。

・紙やすり
・耐水ペーパー
・空研ぎ
・ポリネットシート
・シールタイプ

紙やすりは主に木材に使用されるサンドペーパーのことで、耐久性が弱いので消耗品として頻繁に取り替える必要があります。

耐水ペーパーは紙やすりと構造は同じですが、砥粒の素材にシリコンカーバイトなどを使用した研削力が強いペーパーです。
また防水加工がされているので、金属の研磨などで水を使用する際に使用することができます。

空研ぎは水や溶剤を使用しなくても塗膜を剥がすことができるサンドペーパーです。
通常の紙やすりよりも耐久性にすぐれていて、目詰まりしにくいというメリットがあります。

ポリネットシートは、合成繊維を網目状に編んで、さらに研磨材を両面に付けたサンドペーパーのことです。
目詰まりしにくく、両面使用できるというメリットがありますが、他のサンドペーパーと比べると高性能な分割高です。

最後にシールタイプはサンダー用のサンドペーパーのことで、両面に粘着剤が塗布されているのでシールのように使用することができます。

特に職人さんがサンダーを使用する際は、これら複数のサンドペーパーをそろえておく必要があるので、サンダーを購入したらサンドペーパーも同時にそろえておくようにしましょう。
サンダーに使用するペーパーは基本的には同機種間でしか使用できないので、同じサンダーの種類でもメーカーや機種が違えば使用できないこともあるため注意が必要です。

 

 

4.音の大きさで選ぶ

 

 

サンダーは高速回転することで研削・研磨を行う性能上、静音タイプのものでも、予想以上に大きな音が出ます。
家庭用掃除機の音が65〜75db(デシベル)であるのに対して、サンダーは製品によって異なりますが、一般的には90db(デシベル)以上の音が出るということを覚えておきましょう。

そのため、特に趣味でDIYをする際にサンダーを使用したい方で、住宅街や早朝・深夜にサンダーを使用する場合を想定している方は、以下のポイントを意識してサンダーを選ぶようにしましょう。

・回転速度・出力の切り替えができるサンダー
・静音性特化のサンダー
・ランダムサンダーを選ぶ

特にランダムサンダーは、ディスクサンダーやオービタルサンダーと比べると比較的に音が小さいモデルが多いので、静音性を重視するならランダムサンダーを最初から選ぶといいでしょう。

 

 

メーカーごとのサンダーの特徴

サンダーはさまざまなメーカーから販売されていますが、代表的なのがここからご紹介する人気メーカー4社のサンダーです。
それぞれのメーカーごとに人気のサンダーも紹介していきます♪

 

マキタ

国内有数のトップメーカーで、マキタの電動工具を普段扱わない方にも掃除機などの家電製品で認知度が高いです。
マキタのサンダーのなかでも、仕上げサンダ(BO3710)は、サンドペーパーの取り付け方法にレバータイプのクランプ式を採用しているので、簡単にサンドペーパーをセットできます。
静音性にも優れているサンダーで、騒音レベルが約72dbと趣味のDIYで使用する際にもおすすめです。

 

リョービ

1968年に広島で創業された電動工具メーカーリョービも、国内外を問わずにプロに愛される電動工具を販売しています。
リョービ(京セラインダストリアルツールズ)のベルトサンダー(BE-3210)であれば、厚い塗膜の塗装はがしや、凸凹を平らにする作業のスピーディーに進められます。
またツールレスでサイディングベルトの位置を調節できるので、ベルトの付け替えが非常にスムーズです。

 

ハイコーキ

1948年に日立工機から2018年に社名を工機ホールディングスに変更してから、ブランド名をハイコーキに変更しましたが、その以前からも世界中の職人から質の高い工具が愛されています。
ハイコーキのミニサンダー(SV12SG)は、小さいながらも200Wのハイパワーで快適に作業することができます。
大状のソフトグリップは握りやすく設計されており、吸塵パックが付属していますが、吸塵機への接続も可能です。

 

ボッシュ

ドイツの工具メーカーボッシュのマルチサンダー(PSM18LIH)は、マジックテープ式のサンドペーパーを採用しているので、ペーパー交換が非常に簡単です。
スケルトンタイプの吸塵パックなので、粉塵の量をひと目で確認することができます。

 

 

 

その他メーカー

ここまでご紹介してきた4社は、職人さんやDIYを楽しむ方なら一度は聞いたことがあるメーカーだったと思います。
これら有名メーカーのサンダー以外に、「コーナン」や「アイリスオーヤマ」などからコストパフォーマンスに優れたサンダーが販売されています。

例えばコーナンの自社ブランドLIFELEXのオービタルサンダー(KM-150)は、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
重量1.3kgと軽量で、#60・#100・#240の3つのサンドペーパーが付属しているので、サンダーを購入したらすぐに作業することができます。

このように予算に応じてコストパフォーマンスに優れたモデルを選ぶこともできるので、優先順位を決めてサンダーを選ぶようにしましょう♪

 

まとめ

サンダーとは、木材や金属の研磨や研削作業ができる電動工具のことです。
サンダーはディスクグラインダーによく似た形をしていますが、基本的には切断作業ができません。

サンダーは簡単に扱えるイメージをお持ちの方が多いですが、
今回ご紹介した4つの使い方のコツを参考にしながら、よりキレイな仕上がりを目指してみてはいかがでしょうか?
メーカーごとにさまざまな機種が販売されていますが、特に重要なのが用途に合ったサンダーを選ぶことです。
今回ご紹介したサンダーの選び方のポイントを参考にしながら、必要に応じてぴったりなサンダーを選んでみましょう♪

最後に、メーカーごとに機種の特徴が異なるので様々なサンダーをメーカーや機種ごとに比較することをおすすめします。

 

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