2024.08.10
ポータブル電源で電気代節約はできる?節電方法や使用例を解説!
「ポータブル電源で電気代は節約できるの?」
「ポータブル電源で電気代節約の方法を知りたい!」
「ポータブル電源で電気代を節約する使用例を教えて!」
一般的にはアウトドアな趣味や災害用の備えとして重宝されるのがポータブル電源です。
ですが、最近では電気代の節約方法の1つとしてポータブル電源に興味を持つ人も増えてきています。
そこで今回はポータブル電源で電気代を節約する方法について解説をしていきたいと思います。
また、節電のための使用例や節電効果の高い家電などについても触れていきますので、ポータブル電源を使用して電気代を節約したいと考えている方は参考にしてみてください。
目次
それでは早速ポータブル電源で電気代を節約する方法について触れていきます。
電気代を節約する方法はいくつかありますが、その中でも特にシンプル且つわかりやすい3つの方法について解説をしていきます。
まず、ポータブル電源の電気代節約方法として、ソーラーパネルを使用した太陽光発電が挙げられます。
近年ではソーラーパネルが一般化してきており、ポータブル電源用のソーラーパネルなども販売されているので、誰でも簡単に太陽光発電での充電が可能です。
晴れの日にソーラーパネルを利用してポータブル電源に給電することで、電気代を節約しながら充電した電力を使用することができます。
もちろん初期費用としてソーラーパネル本体のコストが必要にはなりますが、長い期間継続して活用することで節約に繋がるため、お勧めできる方法です。
次に、電気代の安い時間帯にポータブル電源の充電を行う節電方法についてお話します。
この方法はソーラーパネルとは異なり、多くの方が実践できる電気代節約の方法です。
契約しているプランにもよりますが、時間帯で電気代が変動するプランなどもあり、そのようなプランとポータブル電源を活用することで節電に繋がります。
仮に夜間の電気代が安い時間帯にポータブル電源へ蓄電しておき、日中に使用する電力をポータブル電源から補うことで、多少は電気代を抑えることができます。
シンプル且つ気軽に試しやすい方法でもあるので気になる方は契約しているプランを確認した上で試されることをお勧めします。
最後に契約アンペア数を下げてコストダウンをする方法について触れていきます。
まず前提として、契約アンペア数が大きければ大きいほどブレーカーが落ちるリスクを避けられます。
しかし、必要以上のアンペア数を契約している場合、より高い基本料金を支払っているため、契約アンペア数を下げることで毎月のコストを削減することができます。
契約アンペア数を下げた分、高出力な家電を複数使う場合などにポータブル電源を併用することで、ブレーカーが落ちるリスクを軽減することができます。
契約アンペア数を変更し、ポータブル電源を活用することでどの程度節約できるのかを検証した動画を見つけましたので下記に載せておきます。よろしければご覧ください。
容量 | 1534Wh |
定格出力 | 1800W |
AC出力 | 100V/18A×3 (60Hz) |
シガーソケット | 12V/10A×1 |
USB出力 | USB-A出力×1 USB-C出力×1 QC3.0出力×1 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
355mmx265mmx253mm |
重量 | 16kg (本体のみ) |
標準小売価格 (税別) |
246,400円 (本体+ソーラーパネル2枚) |
参照:
販売ページは↓をタップ♪
補足として電気代の節約に使いやすいポータブル電源とソーラーパネルのセットモデルについても触れておきます。
使いやすいポータブル電源用の専用ソーラーパネルはいくつかありますが、Jackery(ジャクリ)の「Solar Generator 1500ポータブル電源 ソーラーパネル セット」が特にお勧めです。
Jackeryポータブル電源 1500とソーラーパネル2枚がセットになっているモデルであり、容量も1534Whも程よい容量で使いやすいのが特徴です。
また、定格出力も1800Wなので後述する「電気代節約につながる家電」などを接続して使いやすいのも嬉しいポイントです。
さらには、セットのソーラーパネルは折りたむことが可能なモデルなので、災害用の備えはもちろんアウトドアや車中泊の際にも持ち運び使いやすい便利なソーラーパネルです。
当然電気代節約をされたい方は日中にソーラーパネルでポータブル電源の充電を済ませておき、溜めた電力を活用することで電気代を効率よく節約することができます。
家電の接続も可能なACポートは3口搭載しており、USBポートやシガーソケットなども搭載されているので、日々の電気代節約にも使いやすい優れたモデルだと言えます。
ここからは、ポータブル電源を電気代節約につなげる節電の使用例について解説していきます。
具体的にどういった場面で活用するのかを踏まえながら電気代節約の方法について触れていきますので、ぜひ各項目に目を通してみてください。
まずは、ピンポイントで使う家電を決める方法について触れていきます。
端的に言えばあらかじめ「この家電はポータブル電源に接続して使う」とルールを決めておくと、より電気代の節約につなげることができます。
他にも短時間だけ使うような家電などがあれば、それらは自分の中でポータブル電源で稼働させると決めておくことで、自然と節電・節約習慣が身につきます。
しかし、常に電力を消費し続ける冷蔵庫やエアコンなどは節電には向いていないため、ポータブル電源での稼動は想定しないほうが良いと覚えておく必要があります。
家族全員でポータブル電源での節電を行う場合でも、上記のように一定のルールを決めておくことで、年間を通すとポータブル電源での電気代節約が大きな結果につながります。
次に、在宅勤務やテレワークでの電源に活用する選択肢について触れていきます。
先でお伝えした「ピンポイントで使う家電を決める方法」と似ていますが、「在宅勤務やテレワークで使用する電力はポータブル電源を使う」と使用用途で決めておく節電方法です。
電気代が安い時間帯やソーラーパネルを利用してポータブル電源を充電し、その電力を使用してPCやタブレットなどを在宅勤務やテレワークで使用することで節約に繋がります。
ただし、デスクトップパソコンを接続する場合に関しては、作業中にポータブル電源の残量がなくなることで強制的に電源が落ちる可能性もあるため注意が必要です。
とは言え、近年のポータブル電源はモニターにバッテリー残量が分かり易く表示されているので、容易に残量を確認しながら活用することが可能です。
ノートパソコンに関しては、ノートパソコン自体のバッテリーがなくならない限り電源が落ちることはないため、ポータブル電源のバッテリー残量が尽きたとしても安心して作業を継続することができます。
在宅勤務やテレワークに限らず、プライベートなどの使用用途にも活用できる電気代節約方法ですので、日々の節約習慣に取り入れてみることをお勧めします。
最後に電源がない場所で延長コード無しでの活用について触れていきます。
電気代の節約とは若干異なるメリットではありますが、知っておくと便利なため紹介しておきます。
ポータブル電源には取っ手がついているモデルも多数あり持ち運びが容易なため、屋内だけでなく屋外でも活躍してくれます。
災害時などは屋内・屋外を問わずに電源が使用できない場所でも家電を稼働できるので、そういった非常時などに備えておくのも良いと思います。
また、ソーラーパネルを使用することで屋外においても太陽光を利用して電力を溜めることができるため、バッテリー残量を気にする必要もなくなります。
参照:
上の図では、関西電力を使用時の1分あたりの電気料金を記載しています。各ご家庭の契約内容により電気料金が前後致しますので目安としてお考えください。
ここからは、ポータブル電源で節電効果が高い家電について解説をしていきます。
より優れた電気代節約効果を実感したい方は、これから挙げる家電をポータブル電源で使うことで効率よく節電できます。
まず、ポータブル電源で電気代節約効果を求める方にお勧めな家電がドライヤーです。
ドライヤーを使用した場合の電気料金は、1分当たりの使用でおおよそ約0.25円~0.51円ほどのコストがかかります。
ご存じの方も多いと思いますが、ドライヤーは短時間で大きな消費電力を必要とする家電の1種です。
ドライヤーと他の家電を併用してしまい、ブレーカーが落ちた経験がある方も少なくないと思います。
髪を乾かす間だけ使用ですが消費電力が大きいため、電気代を節約したい方はポータブル電源に接続して使う習慣をつけるのがお勧めです。
ちなみに、ドライヤーの消費電力は600~1,200Wのモデルが多いため、ポータブル電源の定格出力がそれ以上のモデルを選ぶ必要があります。
これは、ポータブル電源で電気代節約効果を求める方にとっては軽視できない部分ですので、節約をされたい方こそ定格出力が大きなモデルを選ぶことをお勧めします。
次に、電気ケトルも電気代節約にお勧めできる家電です。
電気ケトルを使用した場合の電気料金は、1分当たりの使用でおおよそ約0.55円ほどのコストがかかります。
短時間でお湯を沸かすことができる電気ケトルも消費電力が大きいため、ポータブル電源での節電・節約効果に期待ができます。
特に1日に何度も電気ケトルを活用する方は、ポータブル電源につないでお湯を沸かすようにするのがお勧めです。
電気ケトルは消費電力が1,300W前後のモデルが多いため、ポータブル電源の定格出力は少し余裕を持ったモデルを選ぶのが良いです。
また、電気ケトルは電気代節約目的でポータブル電源を検討している方以外にも、アウトドアで活用を検討している方が多い家電でもあります。
だからこそ節約をしたい方はもちろん、キャンプや車中泊において電気ケトルの使用を検討されている方は、定格出力が高いポータブル電源を選ぶことをお勧めします。
続いて、ポータブル電源を使うことで電気代節約につながりやすい調理器具としてホットプレートについても触れていきます。
ホットプレートを使用した場合の電気料金は、1分当たりの使用でおおよそ約0.55円ほどのコストがかかります。
ホットプレートも消費電力が1,200~1,400W程度のモデルが多く、ポータブル電源を使うことで電気代節約に役立つ選択肢となります。
ドライヤーや電気ケトルなどと違い、ある程度の時間は稼働させるタイプのアイテムであるため、容量と定格出力が大きなポータブル電源が必要となります。
人によっては日常的に使用されるかが分かれるアイテムではありますが、もし使用される場合にはポータブル電源を活用し、上手に節電をしてみることをお勧めします。
最後に電子レンジをポータブル電源で使う選択肢について触れていきます。
電子レンジを使用した場合の電気料金は、1分当たりの使用でおおよそ約0.42円以上のコストがかかります。
電子レンジは、非常に高出力な家電として知られているので、ポータブル電源で使うことに抵抗を覚える方も少なくないようです。
しかし、一般的な家庭用電子レンジであれば容量や定格出力の大きなポータブル電源であれば、問題なく稼働させることができます。
温めをする時間にもよりますが、比較的短い時間温める場合、また冷凍食品などを食べる際にポータブル電源に接続して電力を使うことで、電気代の節約につながります。
電子レンジはかなり高出力だと思っている人も多いのですが、意外とポータブル電源での節電に活用しやすい家電でもあるため、電子レンジはポータブル電源に接続して使うような選択肢も良いのではないでしょうか。
今回はポータブル電源で電気代節約は可能なのか、そして具体的な使用例や節約例などについても触れてきました。
アウトドアな趣味や災害時に重宝するポータブル電源ではありますが、使い方次第では日常的な電気代の節約用のアイテムとして活用することができます。
また、今では大容量かつ定格出力が大きななポータブル電源も入手しやすく、コスパの良いモデルや専用ソーラーパネルとセットのモデルも増えてきています。
そのため、アウトドアな趣味に使ったり災害用の備えとしつつ、日常的な電気代の節約用のアイテムとしてポータブル電源を活用してみるのも良いかと思います。
大幅な節約につながるかどうかは個人差がありますが、「契約アンペア数」と「契約プラン」の2つを見直すことで、ポータブル電源での節約と合わせると年間でかなりの節約につなげることが可能です。
電気代が高騰している昨今だからこそ、ポータブル電源を上手に活用して日々の電気代節約につなげてみてはいかがでしょうか。
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