2023.04.18
インパクトドライバーのトルク値って何?トルク別にできる作業内容とは?専用ビットやアタッチメント、選び方まで徹底解説
現代ではほとんどの現場で電動工具が使用されていますが昨今のDIYやキャンプ需要の増加による趣味での使用や自作キャンピングカーの普及など、今までメイン層だった職人さん以外の方も触れる機会が多くなっているかと思います。
そのなかでもインパクトドライバーは電動工具の代名詞的な存在です。インパクトドライバーに求められるのは、早く、しっかり作業できることなので、インパクトドライバーごとに設定されたトルク値は選ぶ上でとても重要になってきます。
しかし商品に記載のトルク値を見ただけでは、「どんな作業ができるの?」と思った方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、インパクトドライバーのトルク値別にできる作業内容と、インパクトドライバーの選び方、おすすめビットとアタッチメント、トルク別におすすめのインパクトドライバーをまとめて徹底的に解説していきます!
目次
トルクとは、インパクトドライバーの締め付け力を表す単位のことで、「N・m(ニュートンメートル)」と表記します。DIYなどで使用するのであれば、トルクは25〜130N・m程度、職人さんなど仕事で使用するのであれば160〜180N・m程度が主流です。
トルクは強ければ強いほど良いというわけではなく、使用する用途にあったトルクを選ぶ必要があります。強すぎるトルクを使用してしまうとネジ頭や素材を破損してしまう恐れがあります。
ではどのくらいのトルクで、どんな作業ができるのでしょうか?
ここからはインパクトライバーのトルクごとにできることを、「20〜30N・m」「70〜100N・m」「120〜175N・m」「130〜180N・m」「200N・m、220N・m」ごとに解説していきます。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | ネジが舐める事が少ないので、太ネジや長井ネジのネジ締めが出来る |
固着した ネジ外し |
問題無くできる |
木材へのコースレッドビス打ち | 45mm程度のビスであれば可能 45mmを超えるビスの場合はやや不安が残る |
ボルト締め | M8程度までなら可能 |
穴あけ | 直径3.5mm程度であれば可能 |
7.2V 20〜30N・mのインパクトドライバーは、電気屋さんや電工さん、DIYで使用することが多いインパクトドライバーです。
配電盤作業や電気設備工事で使うことが多く、普通のインパクトドライバーではパワーが強すぎないかな?と感じる方におすすめです。
家具のネジ締めなど軽度の作業であれば充分なパワーがあり、軽量な部分も魅力的です。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | トルクが強いので加減しないとネジが舐めたり、木材を破損する恐れがある |
固着した ネジ外し |
問題無く取り外せる |
木材へのコースレッドビス打ち | 90mm程度までであれば可能 |
ボルト締め | M12程度までなら可能 |
穴あけ | 直径6.0mm程度であれば可能 可能トルクが強いので木材だけでなく、鉄工ドリルを使用して金属への穴あけも出来る |
大工さんや、DIY使用目的で使われることが多い10.8V 70〜100N・mのインパクトドライバーは、大工仕事のサブ機として、あるいは軽い木工DIYや女性用DIY工具としてもおすすめです。
トルク値が高くパワーも強いので、特にネジ締めでは加減しなければネジ頭や材木が破損してしまうため注意が必要なります。
そのため10.8V以上のインパクトドライバーを選ぶ時は、切り替え機能付きのモデルを選ぶと便利です。これくらいのトルク値があれば、軽自動車のホイールナットの締め付けができます。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | トルクが強すぎるので、ネジが舐めてしまったり、材木を破損してしまう恐れがあります。パワーの切り替えが出来るのであれば「弱」モードで作業をお勧めします。 |
固着した ネジ外し |
問題無く作業できる |
木材へのコースレッドビス打ち | 最長125mmまでのコーススレッドビス打ちが出来る |
ボルト締め | M16程度までなら可能 |
穴あけ | 木材であれば直径50mm程度 鉄工であれば直径20mm程度まで可能 |
大工さんや鳶さんのメイン機として愛用されている14.4V 120〜174N・mのインパクトドライバーは、足場設営工事や解体工事、本格的なDIYにも使用することができます。
工具の扱いにも慣れてきて、そろそろ工具を含めてレベルアップしたいとお考えの際にオススメな工具です。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | こちらもトルクが強すぎるので、ネジや材木が破損してしまう恐れがあります。 切り替えが出来るのであれば「弱」モードでの作業がオススメです。 |
固着した ネジ外し |
十分可能です |
木材へのコースレッドビス打ち | 最長125mmまで可能 |
ボルト締め | M16程度までなら可能 |
穴あけ | 木材であれば直径60mm程度 鉄工であれば直径20mm程度まで可能 |
こちらも仕事道具や本格的なDIY使用として愛用されているトルク値のインパクトドライバーで、十分パワーがあります。
パワーを切り替えられるモデルであれば、トリガー部分の握り方の調節でも出来ない事はないですが操作の難易度も上がる為、忘れずに「弱」に切り替えないと、ネジ締めではネジ頭や材木が破損してしまうため注意が必要です。
18Vの電圧で、トルク値が170〜180N・m以上であれば、乗用車のタイヤ交換もできるので、力不足を感じることもなくスムーズに作業することができます。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | トルクが強すぎるので、切り替え可能であれば「弱」モードでの作業がオススメです。 |
固着した ネジ外し |
十分可能です |
木材へのコースレッドビス打ち | 最長125mmまで可能 |
ボルト締め | M8程度までなら可能 |
穴あけ | 木材であれば直径60mm程度 鉄工であれば直径20mm程度まで可能 |
現在主流となっている商品のなかでもハイパワーな36V 200N・m以上のインパクトドライバーになってくると、幅広い作業ができます。
ネジ締めに関してはトルクが強すぎるので、忘れずに「弱」に切り切り替えてから作業するようにしましょう。
作業内容 | 可否 |
ネジ締め | トルクが強すぎるので、切り替え可能であれば「弱」モードでの作業がオススメです。 |
固着した ネジ外し |
十分可能です |
木材へのコースレッドビス打ち | 最長125mmまで可能 |
ボルト締め | M16程度までなら可能 |
穴あけ | 木材であれば直径60mm程度 鉄工であれば直径20mm程度まで可能 |
最もハイパワーのインパクトドライバーが40Vmaxです。
現在ではマキタが40Vmaxシリーズを販売していますが、注意が必要部分として、40Vで動作するのはフル充電時の初回の動作のみです。
使用しつづけてバッテリーが減ってくると36Vで動作するので、前述した36V 200N・mクラスとしてでも使用することができます。
ビット中央部が細くなっているビットのことで、細い部分が少しねじれているのが特徴です。このねじれによって衝撃を吸収することができるので、ネジがなめたり、破損するリスクを低減することができます。
また金属疲労を低減することができるので、ビットそのものの長寿命化にもつながるというメリットも。
視点を変えにくい狭い場所での作業や、細いネジ頭の作業時に便利なスリムビットは、刃先やネジ頭が見やすいように先端部分が細く加工しているのが特徴です。トーションビットと同じく、かなり便利なビットなので指名買いも多いビットのひとつ。
軸部分にバネが付いているバネ付きビットは、インパクトドライバーの本体からの交換時などで、バネの力で飛び出して交換できるようになっています。そのためスライドスリーブ内で熱くなったビットの取り外し時に非常に便利ですが、バネの分コストがやや高くなります。
六角レンチとしてインパクトドライバーを使用したいときに使うビットです。HEX、トルクスのネジの脱着にも使用することができます。
インパクトドライバーにワンタッチで脱着することができて、さまざまなサイズのボルトに対応しています。ボルトの脱着には通常力が必要ですが、トルクが強いインパクトドライバーを使えば非常にスムーズになるので効率的です。
スピンカッターとも呼ばれているビットで、外壁などのシーリングを簡単に剥がせるようになっています。安全性にも優れているので、外壁作業の際におすすめです。
ビットの先端部分に固く大きな円状の消しゴムが付いているビットで、ステッカーやシールを簡単に剥がすことができます。自動車やバイクなどのボディを傷つけることなく、高速回転でステッカーやシールをキレイに除去することができます。しかし長時間使用するとゴムが消費されてすぐに寿命が来てしまうので、使用頻度が高い方はいくつか予備を用意しておくと安心ですね。
自動車のボディを磨きたいときに便利なのが、六角軸マジックパッドです。
先端にマジックテープが付いていることでバフを取り付けることができるので、研磨作業をスピーディーで簡単に行うことができます。手作業だとムラができてしまいやすいですが、インパクトドライバーを使用すればムラのない美しい仕上がりになるのでおすすめです。またバフではなくサンドペーパーを取り付けることもできるので、粗い状態からも仕上げることができます。
アタッチメントはプロの仕事をサポートしてくれる頼れる相棒のような役割を担います。ここからはインパクトドライバーのおすすめアタッチメントをご紹介いたします。
インパクトドライバーに装着するとこで、高速回転しながらサビ落としやペンキ剥がしなどがスムーズに行えるアタッチメントです。しかし仕上がりがやや粗いので、プラスでサンドペーパーなどをかける必要があります。
インパクトドライバーの回転を利用して振動させることで、剥がし作業や擦り作業に使うことができます。タイル剥がしやカーペット剥がし、ペンキ、サビ落としに最適な工具に早変わりするのでおすすめ。製品によって、刃付き万能型やストレート型、刃付きテーパー型などさまざまな形状を選ぶことができます。
塗料やコンクリートなどを混ぜるときに、少量であれば専用の攪拌機の必要はありませんが、手作業だとなかなか大変な作業になります。インパクトドライバーに攪拌用ミキサーを装着することで、効率的に作業することができるのでおすすめです。特にDIYで少量の塗料やコンクリートを混ぜることが多い方は、攪拌用ミキサーを用意しておくと便利です。
専用のリベッターを購入するよりコストを下げることができるのでおすすめ。「頻繁にリベット作業はしないけど、ときどきするんだよね」という方は、インパクトドライバー用のリベッターをひとつ用意しておくと安心です。
エアコンの取り付け工事の時に欠かせないフレア加工ですが、ちゃんとしないと冷媒ガスが不足してしまうので、エアコンそのものの機能を発揮できなくなります。インパクトドライバーのフレアツールを使用すれば、専用のフレアツールよりコストを低くして工具を用意することができる他に、効率的に作業を行うことができます。
金属切断のシャーをインパクトドライバーの回転を利用して作業できるので、非常に人気のアタッチメントのひとつです。通常であれば専用のハンドシャーを購入すると3万円程度のコストがかかりますが、アタッチメントにすることで5,000円程度までコストを下げることができます。塵も積もれば山となるという言葉もあるので、いかにコスト削減出来るかは大事な部分だと思います。
インパクトドライバーに求めるのはハイパワーによる作業の効率化ですが、それ以外にもインパクトドライバーを選ぶときにチェックしたいポイントがいくつかあります。ここからはインパクトドライバーの選び方について、大きく5つのポイントにわかれますので解説していきます。
インパクトドライバーのヘッドとは、本体の後方から前方までの長さのことで、アタッチメントなどの長さは含みません。ヘッドが短いインパクトドライバーは、狭い場所で取り回しがしやすいというメリットがありますが、デメリットとしてモーターやハンマー部分も小さくなることで、トルクや回転数などの性能が控えめになります。
また狭いハウジング内部に内部機構が詰め込まれる造りになっているので、修理の難易度が上がるというデメリットもあります。
難易度が高いので興味本位でばらしてしまうと、取り返しのつかない事に直結しやすいので修理は専門にお任せする事をオススメします。
インパクトドライバーの重量が軽いものを選ぶことで、作業するときに取り回ししやすく、長時間の作業時に疲れにくいというメリットがあります。充電式工具は本体のみではなくバッテリーも含めた重量で確認しましょう。
しかし一方で、バッテリー容量を軽くして軽量化しているバッテリーもありますので、長時間の作業時にはバッテリー交換が必要になったり、トルクや回転数が控えめになるというデメリットがあります。
そのためトルク値を重視してインパクトドライバーを選ぶ方は、必然的に重量がかさむインパクトドライバーになるということ覚えておきましょう。
切り替え機能には、「打撃力の切替機能」と「回転の仕方に特徴をもたせた切り替え機能」の2種類があります。
例えば打撃モードの切り替え機能は、強・中・弱など、テクスや小ネジを締めるときに使用する機能で、各メーカーの上位機種にはほとんど付いています。
回転の仕方に特徴をもたせたモード切り替え機能は、木材モードやボルトモード、テクスモードなど機種によってさまざまで、用途に応じて選ぶことができます。
回転数が高いと、ネジ締めの時間が短縮されるというメリットがありますが、高性能機が多くなることで、価格が高くなるというデメリットがあります。
プロの職人さんは効率的な意識も必要になると思いますので回転数、意識されてみてはいかがでしょうか?
静音性の高いインパクトドライバーを選ぶことで、住宅街などでの作業時に周辺環境へ配慮しやすいというメリットがあります。
しかし一方で、トルクが大幅に低下してしまうので、パワー不足に悩むことも増えます。
またインパクトドライバーそのものの内部構造が複雑になってしまうので、価格が高くなるというデメリットがあります。
インパクトドライバーは、マキタやHiKOKI、BOSCH、RYOBIなどさまざまなメーカーから販売されており、どれを選んだらいいのか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
バッテリーも各メーカーで基本的には互換性もなく、充電する際の充電器にも違いがあります。
マキタ充電器について記載した記事があるので気になる方はご参照ください。
詳細は下記記事を参照ください。
↓
マキタ充電器の種類は?互換製品とは?詳しく解説いたします!
冒頭でご紹介したように、電圧とトルク値ごとにできることが異なるので、ここからは各電圧・トルク値ごとにおすすめインパクトドライバーをご紹介いたします。
メーカー (型番) |
特徴 |
マキタ (TD022DSHX) |
最大取り付けトルク25N・mで、より早く多く締め付けられる使いやすさをスマートに凝縮したインパクトドライバ 左右・両面スイッチを採用しているので、聞き手を問わずに正逆店の切り替えや回転数の調節が可能です。 |
ハイコーキ (WH7DL) |
最大取り付けトルク25N・mで、電設工事や設備工事、黄ねじ締めなど幅広い作業に適したインパクトドライバ スピンロック付きなので、手回しドライバとしても使用出来ます。 |
パナソニック (EZ7521) |
最大トルク25N・mで固い木材への締め付けも可能 暗所や狭所を明るくサポートしてくれるスポットLEDとワイドLEDを搭載しています。 |
7.2V トルク20〜30N・mクラスのインパクトドライバーは、ペン型のインパクトドライバーが主流ですが、一般的なインパクトドライバーの形状のものもあります。
小型で軽量のペン型インパクトドライバーは、狭いところでも作業しやすいというメリットがあります。軽度の作業なら難なくこなすことが出来る他、保管時も場所をとらないコンパクト設計なのでオススメです。
メーカー (型番) |
特徴 |
マキタ (TD111DSHX) |
質量0.91kgの計量モデルでありながら、最大トルクは135N・mとしっかりと働いてくれるインパクトドライバです。 「楽らくモード」搭載で、シーン毎に「強モード」と「弱ミード」を切り替えることが出来ます |
ハイコーキ (WH12DCA) |
トリプルハンマを初めて搭載したモデルで、ネジ締め速度が大幅にアップしています。 最大締付トルクが170N・mと非常にパワフルな他に、5つのモード切替が可能、3灯でビットに影もできにくい。 |
SK11 (SID-108V-15RLS) |
人間工学に基づく操作性や、作業性を重視したデザインで小型ながらも90N・mのトルクを発揮します。 停止ブレーキ機能付きなので、スイッチを離すと即座に回転が停止します。 |
DIY使用から職人さんの仕事道具として活躍する10.8V 70〜100N・mクラスのインパクトドライバーになると、機能性が充実してくるので、トルク値だけではなく機能面でも選ぶことができるようになってきます。
メーカー (型番) |
特徴 |
マキタ (TS131DRGX) |
高容量6.0Ahバッテリーを搭載しており、世界最短136mm、世界最軽量1.3kgのコンパクトボディのインパクトドライバです。 約75dBと静音性に優れているモデルで、1回店当たり2打撃の滑らかな締め付けが可能なので、インパクトドライバが苦手な面合わせの微調整が行いやすく、材質を傷めにくいのが特徴です。 |
ハイコーキ (FWH14DF) |
140N・mとパワー重視のモデルながらも、コストパフォーマンスに優れているのが特徴 14.4Vのパワフルモーターを搭載していますが、従来の14.4Vモデルのバッテリーと共有できるので作業の幅が広がります。 |
EARTH MAN (IDS-144LiA) |
最大トルク約110N・m 正転や逆転、ブレーキ付き、充電残量表示機能付きと、シンプルな機能のインパクトドライバをお求めの方にオススメ。 バッテリーパックが2個付属しているので連続した作業の際も安心です。 |
メーカーやモデルごとにトルク値の幅が大きいので、インパクトドライバーを選ぶ際は確認が必須です。コンパクトで軽量モデルや、シンプルな機能のみを搭載したモデルなど、さまざまなインパクトドライバーがあります。
お仕事や趣味でも本格的に使う方が多いクラスで長期使用される事も多いと思いますので、使いやすいと感じるモデル選びをオススメします。
メーカー (型番) |
特徴 |
マキタ (TP141DRGX) |
最大締め付けトルク150N・mで、高容量の6.0Ahバッテリを搭載しています。 作業内容に応じて4つのモードを切り替えることができ、電子クラッチ&ブラシレスモーターを採用したことで、大幅な小型・軽量化を実現しています。 |
BLACK&DECKER (BPCI18) |
最大トルク155N・m 従来よりも反動の少ない軽量タイプのハンマーによる独自のインパクト機構を採用しています。 適度なスピードで作業が出来るので、ネジの締め過ぎが心配な方にオススメです。 |
パナソニック (EZ76A) |
最大トルク170N・mで新開発の「Smart BL」を搭載したことで、モーター制御が進化。連続作業に強く、ネジ締めスピードが約1.25倍向上しました。 |
18Vもメーカーやモデルごとに、多種多様な機能やトルク値で選ぶことができます。このクラスのインパクトドライバーを選ぶ際は、各メーカーでも主流な電圧のモデルとしてインパクトドライバー以外にも数多くの対応モデルが存在します。
同メーカーであればバッテリーがそのまま使える事もあり、18V対応の本体を購入する事で更に幅広く作業出来る内容も広がります。もちろん無駄な出費を抑える事も出来るので、工具を選ぶ際のメーカーという部分も検討される事をオススメします。
DIY使用の場合は棚やウッドデッキ作りまで幅広い作業ができるので、少しこったDIYができるようになったら18V 130〜180N・mクラスを持っておくとはかどります。
36Vのインパクトドライバーは、HiKOKIから販売されています。現行モデルのWH36DCなら、ビットブレを約17%改良したことでカムアウトしにくく、片手操作でもビスが倒れにくくなっています。
またトリガの操作性を向上させたことで、低速回転時でも使いやすくなったのが特徴。業界最短。業界最軽量の進化したコンパクトボディで、取り回しが軽快になりました。
LEDライトやモード切替機能などを搭載しているので、作業効率もアップしています。豊富なカラーバリエーションも受けがよく人気の理由の1つではないでしょうか。
40Vmaxのインパクトドライバーはマキタから販売されています。
少しからくりはありますが40Vmaxシリーズは、マキタ独自のスマートシステムを採用しているので、最適給電と最適充電によってパワーを最大限に引き出して、高負荷時の作業時間を約2.2倍アップしています。
またパワーアップと同時にバッテリーの長寿命化も両立しているのが特徴です。マキタの40Vmaxシリーズではさまざまなインパクトドライバーが販売されているので、圧巻の力強さ、一度試してみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか?大事な部分として、インパクトドライバーのトルク値によって、できる作業内容が異なります。
また、トルク値は高ければ高いほど良いというわけではないので、作業内容に応じて適切なトルクのインパクトドライバーを選ぶことが重要です。内容をよく理解すれば購入する際にどの部分に注意していけばいいという事が分かってきますので、無駄な出費を抑える事もできます。
インパクトドライバーのトルク・回転を利用して、ビットやアタッチメントを使用すれば、作業の幅が広がるのでおすすめ。
さまざまなメーカーから、さまざまなモデルのインパクトドライバーが販売されていますが、「どれにしようかな?」と悩んだら、トルク値だけではなく機能面からも選んでみましょう。
金額面だけで判断はせずにご自身にあった工具選びをして頂き、快適にお使い頂ければと思います。
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