2023.05.29
【ベッセルVS他メーカー】電ドラボールの性能比較!どんな作業にどのモデルを選べばいいのかを徹底解説
DIYや電気工事など、さまざまな作業で大活躍する「電ドラボール」は、価格も3,000円台からとコスパが良いので気になっている方が多いと思います。
最近ようやく生産体制が安定してきたので、気軽に購入できるようになってきたこともあり、「電ドラボール欲しいな」「どの電ドラボールにしようかな?」と悩んでいる方も少なくないはずです。
そこで今回は、
1. 電ドラボールとは?5つの特徴
2. 電ドラボールの選び方
3. 電ドラボールのおすすめの使い方と他の電動工具との比較
4. ベッセルの電ドラボール3種類の比較
5. 結論!どの電ドラボールがおすすめなのか
6. 他メーカーも見逃せない!おすすめの電ドラボール
7. 電ドラボールだけじゃ不安?一緒に買っておきたいもの
上記7つについて詳しく徹底的に解説していきたいと思います!
目次
2018年12月に発売されて以降、絶大な人気を誇る「電ドラボール」がこちらです。
電動工具でありながら非常にコンパクトなボディーが特徴的で、発売からかれこれ数年が経過した現在ではさまざまなバリエーションの電ドラボールが発売されています。
ここからは「そもそも電ドラボールって何?」という方へ、電ドラボールの特徴について詳しく解説していきます!
電ドラボールは、株式会社ベッセルという大阪府東成区にある工具メーカーが販売する電動工具です。
ベッセルの電ドラボールの最大の特徴が、通常の手回し型のドライバーとほぼ同じサイズでありながら電動化しているというところです。
これまでにないコンパクトなサイズの電ドラボールは、特に狭い場所での繊細な作業に最適で、発売当初は売り切れが続出したことで、一時はフリマアプリなどで高額で転売されるほどでした。
後で紹介しますが、ベッセルの電ドラボールの人気を受けて、ボッシュやパナソニックなどの各社メーカーからも電ドラボールによく類似した製品が発売されています。
他のメーカーに影響を与えるほど、ベッセルの電ドラボールは革新的な電動工具ということになりますね。
電動工具のなかでは珍しいmicroUSB typeBもしくはUSB typeCを使用して充電できるので、シガーソケットやコンセントを使って、スマホを充電するように充電することができます。
最近ではポータブル電源など、USB端子が使用出来るものが多くあるのでキャンプ先などでの作業の際にも活躍が期待できますね。
充電時間も約60分で40分間連続で使用できるので、短時間で充電できてしっかりと作業できるのも嬉しいポイントです。
電ドラボールは一般的な手回しドライバーと同じようなサイズ・形状をしているので、電動工具としてだけではなく、手動で使用することももちろんできます。
手動のドライバーよりも便利に使いながら、小型、軽量なのでドリルドライバーよりも手軽に使うことができるので、例えば仮止めは電動で、本締めは手動でというように1本で使い分けることも可能です。
電ドラボールは、市販の六角対辺6.35mmビットに対応しているので、インパクトで使っているビットやキリ、ホルソーなどをワンタッチで交換することができます。
電ドラボールはビットが付属していますが、使用していて合わないと感じた際は市販のビットを購入して使用することもできます。
こちらも後述しますが、「付属のビットがちょっと使いにくいかな…」と感じた場合は、マグネット付きビットやステッピングドリル(タケノコビット)などを別途購入して使用してみましょう。
電ドラボールの使い方はとてもシンプルで、スライドスイッチを前方に押すことで右回転してネジやビスが締まります。
反対にスライドスイッチを手前に引くことで左回転するので、ネジやビスを緩めることができます。
簡単に扱うことができるので、DIYで使うために初めて電動工具を購入するという方にもおすすめです。
電ドラボールについて動画で紹介されているものがありましたので良ければご参考下さい。
↓
幅広く作業される為に荷物の多い職人さんは、特に電ドラボールのサイズや重量は気にしたほうが良いでしょう。
軽い電ドラボールであれば160g程度ですが、重たいものだと300gを超えるものもあります。また本体もスリムなボディーのものから、軸がしっかりと太いものまでさまざまです。
連続した作業が続くのであれば腕に負荷のかかりにくい軽量モデルを。また手の小さな方が持つ場合はスリムなものを選ぶようにしましょう。
電ドラボールは選ぶモデルによって充電方式が異なります。
ほとんどのモデルがmicroUSB typeBやUSB-Cを採用していますが、色々とコードを持ち歩きたくない、スマホや携帯と同じ感覚で手軽に充電したいという方はUSB-Cがおすすめです。
充電時間も幅広くなっていて、短いものだと約1時間程度ですが、長いものだと100〜120分かかります。
充電方式と充電時間にも注目して電トラボールを選ぶようにしましょう。
電ドラボールの回転数とトルクは、一見思いがちな回転が速ければ良い、トルク値が高ければ良いというわけではありません。
作業用途によって最適な回転数・トルクで電ドラボールを選ぶことが重要なので、どのような作業に電ドラボールを使うのかしっかりイメージしながら選ぶようにしましょう。
インパクトドライバーではありますが回転数やトルクについて解説している記事がありますので、道具を選ぶ際の参考にされてみるのもオススメです。
↓
インパクトドライバーのトルク値って何?トルク別に出来る作業内容とは?専用ビットやアタッチメント選び方まで徹底解説
電ドラボールのモデルごとに、付加機能が異なります。
例えば暗い場所で手元を照らしてくれるLED作業灯を搭載しているモデルもあれば、オーバートルクを防ぐ工具にも優しい機能として、過負荷保護機能を搭載しているモデルもあります。
付加機能があると安心して作業しやすくなるので、選考理由の一つに上記でも上げている部分にプラスして付加機能にも注目し、電ドラボールを選ぶようにしましょう。
電ドラボールはネジやビスを締める・緩めることができる電動工具ですが、別途おすすめの使い方があります。
一方で性能部分で苦手なこともあり、ここからご紹介する電ドラボールのおすすめの作業と苦手な部分を頭に入れておく事をオススメします。
コンパクトなボディーの電動工具と言えば、ペン型のインパクトドライバが有名ではありますが、電ドラボールはペン型インパクトよりもサイズが小さいのが特徴です。
そのため、例えば自作パソコンの箱の中のネジを締めるときや、配線の入り組んだ配電盤など、狭い場所で作業するときにおすすめです。またインパクトドライバよりもパワーが弱いので、パワーが強すぎてネジやビスを潰してしまわないか心配なところでの作業にも活躍します。
職人さんのなかには仮締めは電動工具で行い、本締めは手動でネジなどをつぶさないように確実に行いたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし繊細な作業にはどうしても手間がかかるので、できれば1つの工具で仮締めと本締めの両方が対応可能であれば助かるかと思います。
そういった場面に電ドラボールは手動と電動の両方で作業できるので、本締めと仮締めを工具1本で済ませることができます。
後述しますが、電ドラボールはインパクトドライバと比べるとトルクが低いのでパワーが足りません。そのためDIYで家具を作るときや、建築現場でがっつり作業したいというときには向いていません。
ベッセルから発売されている電ドラボールは3種類のモデルがあります。
それぞれの電ドラボールの種類によって、回転数やトルク数など性能面で異なり用途に応じて見比べて頂き、ご自身にぴったりの電ドラボールを選ぶようにしましょう。
ここからはこれから電ドラボールを購入したいという方のために、ベッセルの電ドラボール3種類の性能を比較していきます。
参照
電ドラボールの性能 | |
回転数(min-1) | 280 |
トルク(N・m) | 2.0 |
サイズ(mm) | φ45 |
重量(g) | 160 |
充電時間 | 60分 |
充電方式 | microUSB typeB |
「元祖電ドラボール」として最も売れている電ドラボールと言えば、220USB-1です。
ベッセルが販売する電ドラボールのなかでも最も価格が安く、性能面でも非情にシンプルでありながら、カラーバリエーションが豊富なのでご自身の好みでデザインを選ぶことができるのも魅力です。
重量は160gと、とても軽量に設計されているので手回しドライバーのように軽々と遜色なく使うことができる他に、腰に電ドラボールをぶら下げていても疲れることがありません。
LEDライトが点灯する仕様になっているので、照明の届かない狭くて暗い場所でも作業しやすいという特徴があります。
回転数・トルク数共に、木材に小さなネジを留める作業に適しているレベルなので、DIYの他に、組み立て家具の組み立てをするときに作業を効率化したいという方にもおすすめです。
参照
電ドラボール ハイスピードの性能 |
|
回転数(min-1) | 1200 |
トルク(N・m) | 0.4 |
サイズ(mm) | φ45 |
重量(g) | 160 |
充電時間 | 60分 |
充電方式 | microUSB typeB |
最初に発売した電ドラボールの人気を受けて、後に電ドラボールのバリエーションモデルとして改良、発売したのが220USB-S1です。
先ほどご紹介した電ドラボールは、コンパクトな本体だからこそ性能面において回転数が物足りないというデメリットがありました。
電ドラボールハイスピードは、このデメリットを解消するために回転数を4倍速にし搭載したモデルで、スピーディーな作業が可能です。
回転が早いというメリットがある一方で、トルクが低下しているというデメリットがあるので用途を選びがちではありますが、DIYなどの簡易な作業やネジ受けがあるネジやビスの作業に最適なモデルとなっています。
参照
電ドラボール プラスの性能 |
トルク低モード | トルク中モード | トルク高モード |
回転数(min-1) | 280 | 340 | 400 |
トルク(N・m) | 1.2 | 1.6 | 2.0 |
サイズ(mm) | φ45 | ||
重量(g) | 170 | ||
充電時間 | 60分 | ||
充電方式 | USB typeC |
「いろんな作業に電ドラボールを使いたい」という方のために、作業用途に応じて回転数とトルクを3段階に調節できる多機能モデルが220USB-P1です。
電ドラボールは、作業用途によってはトルクが強すぎる場合や、あるいは弱すぎるというデメリットがありましたが、220USB-P1は3段階に回転数・トルクを調節できるので、最適な環境で作業することができます。
これまでの電ドラボールと電ドラボールハイスピードは、microUSB typeBを採用していましたが、電ドラボールプラスはUSB typeCを採用しているのが特徴で比較的応用の効くモデルとなっております。なのでモバイルバッテリーでも充電できる事から、より使いやすくなっています。
また落下防止コードを取り付けられる仕様になっているので、取り付ける事で作業場所を問わず安心して電ドラボールを使えるのも助かります。
モデル毎の特徴や違いがあるので下記にて更に深掘りして比較、解説出来ればと思います。
電ドラボール (220USB-1) |
電ドラボール ハイスピード (220USB-S1) |
電ドラボール プラス (220USB-P1) |
||
回転数(min-1) | 280 | 1200 | 280〜400 | |
トルク(N・m) | 2.0 | 0.4 | 1.2〜2.0 | |
サイズ(mm) | φ45 | φ45 | φ45 | |
重量(g) | 160 | 160 | 170 | |
充電時間 | 約60分 | |||
充電方式 | microUSB typeB | USB typeC |
先ほど、ベッセルの電ドラボール3種類を比較したときに使用した表をひとまとめにしてみました。こうやって一覧にしてみると、電ドラボールの種類によって特に回転数とトルクに大きな差があることが見て分かります。
電ドラボールをはじめ、電動工具は作業用途に応じて選ぶ必要がある事から一概に「これがおすすめです」とは正直言い切れません。
しかし使用用途や求めている電ドラボールのイメージが決まっているなら、ここからご紹介する電ドラボールがおすすめです。
●家庭で組み立て家具の組み立て作業を効率化したい
●DIYで小さな棚などを作るときに電ドラボールを使いたい
●狭い場所で繊細な作業をしたい
このような方は、スタンダードモデルである電ドラボール220USB-1がおすすめです。
他のモデルと性能を比較すると、回転数やトルクなどの機能面において、要望や不満がない人におすすめのモデルで、他のモデルよりも価格が安いことから、コストを抑えたいという方にもおすすめです。
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・220USB-1 2,995円+送料
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・220USB-P1 4,580円(送料無料)
参照 楽天
●受け皿があるネジやビスに電ドラボールを使いたい
●作業スピードを速くしたい
●トルクはそこまで気にしない
上記に当てはまる方は、220USB-S1がおすすめになります。
前述したように電ドラボールハイスピードは回転数が従来モデルの4倍速になっている一方で、トルクが低くなっているという部分でデメリットがあります。
電ドラボールをはじめ電動工具は一概にトルクが大きいから良いというわけではないので、要求されるトルクを事前に調べてみて、そこまでトルクを気にする必要がない作業かつ、回転数を求めたい方におすすめです。
●220USB-S1 1200min-1
●220USB-1 280min-1
●220USB-P1 280~400min-1
●さまざまな作業に電ドラボールを使いたい
●手軽に充電したい
●落下防止コード必須の現場で作業する
このような方は、220USB-P1がおすすめです。
電ドラボールプラスは低・中・高の3段階に回転とトルクを調節できるモデルなので、さまざまな用途の作業を行うときにひとまず電ドラボールを使いたいという方におすすめです。
特に仕事道具として電ドラボールを使いたいという方は、充電のしやすさや幅広い作業ができること、そして落下防止コードが取り付けられる点においても電ドラボールプラスが向いています。
現場によっては安全面から落下防止コードが必須というところもあるので、現状必要なくても今後のためにも使用出来るモデルを選んでおくと安心です。
電ドラボールはベッセルの商品ですが、よく似た商品がさまざまなメーカーから販売されています。
「普通の手回しドライバーのサイズ感で、充電式の便利な工具ないかな?」と思ったら、ベッセル以外のメーカーの電ドラボールもチェックしてみましょう。
ここからは、特におすすめの電ドラボールを4つ、特徴や性能を比較しながらご紹介いたします。
参照 楽天
パナソニックEZ7412「miniQu」の性能 | |
回転数 | 230回転/分 |
トルク | 1N・m(電動) 8N・m(手動) |
適合ビット | 六角ビット対辺6.35mm |
充電方式 | MicroUSB typeB |
充電時間 | 約35分 |
「パナソニック版電ドラボール」とも呼ばれるEZ7412は、「miniQu(ミニック)」という愛称で展開されています。
赤と黒の2カラーから選ぶことができて、本体の他に充電ケーブルとビットセット4本が付属しているのですぐに使うことができます。
ベッセルの電ドラボールと性能を比較すると、miniQuのほうが締め付けトルクが弱いです。
数値だけを見るとminiQuのほうが劣っているように見えるかもしれませんが、電気工事でよく使うM3〜4mのサイズに最適なトルクになっているので作業用途によってはminiQuのほうがおすすめです。またminiQuは操作ボタンを放すとピタッと止まるブレーキ機能があるので、ちょうど良く思うままに作業することが可能。
取扱説明書には記載がありませんが、一定以上のトルクに達すると操作ボタンを押し続けても回らないようになっています。そのためM3程度のビスなら、最後まで電動で締め付けてしまえば自動で止まってくれますが、最後に手動でしっかり締めるのを忘れないようにしましょう。
素晴らしい性能のminiQuですが、1点デメリットがあります。それは充電端子のmicroUSB端子にカバーが付いていないので、建築現場などで使用する際に粉塵など汚れが詰まってしまい充電できなくなる恐れがあります。
汎用品のmicroUSB端子カバーがAmazonなどで販売されているので、miniQuを選ぶときはこちらも忘れずに購入しておくことをおすすめします。
参照 楽天
ボッシュBoschGOの性能 | |
回転数 | 360回転/分 |
トルク | 15N・m |
適合ビット | 六角ビット対辺6.35mm |
充電方式 | MicroUSB typeB |
充電時間 | 約90分 |
ボッシュからも「ボッシュ版電ドラボール」が販売されています。
青い本体のBoschGOはプロ用モデルになっていて、後述する家庭用モデルと位置付けられているPUSHDRIVEの後に発売されました。
ベッセルの電ドラボールと比較すると重量が308gと100g以上も重たい本体になっていますが、トルク調整がメカニカル(機械クラッチ式)なので重くなり、本体そのものも太くなっています。
PUSHDRIVEにはない電源マークのメインスイッチ下にあるボタンで操作を行うので、使い方としては難しいという印象もなくとてもシンプルです。
手元を照らすライトはありませんが、バッテリー残量を知らせてくれるLEDランプがあり、充電するタイミングや充電完了をひと目で確認することができます。またプラスドライバーのPH1とPH2の2つのビットが付属さているので、購入後すぐに作業することが可能です。
BoschGOもパナソニックのminiQuと同じくUSB端子にカバーが付いていないので、粉塵などで汚れてしまうと充電できなくなる可能性があります。
参照 楽天
ボッシュPUSHDIRIVEの性能 | |
回転数 | 360回転/分 |
トルク | 5N・m |
適合ビット | 六角ビット対辺6.35mm |
充電方式 | MicroUSB typeB |
充電時間 | 約90分 |
先ほどご紹介したBoschGOの家庭用・DIY用モデルとなるPUSHDRIVEです。
BoschGOと比べると本体重量は軽いですが、それでも280gあるのでずっしりとしています。また本体も太いので、成人男性の手のひらでちょうどいいサイズ感で手の小さな方は少し持ちにくいかもしれません。
先ほどのBoschGOには電源スイッチがありましたが、PUSHDRIVEには電源ボタンがないですが、BoschGOにはなかったmicroUSB端子に専用カバーが付いているので、端子に汚れが詰まってしまうリスクはほぼないと言えます。
PUSHDRIVEのビットは磁石式で、ロック機構はついていませんが磁石は強いので、何もしなくてもドライバービットが外れて落ちてしまうなんてことはないでしょう。
付属のドライバービットが充実しているので、さまざまな用途で購入後すぐに活躍してくれます。
参照 楽天
SK11 SDV-DUOの性能 | |
回転数 | 280回転/分 |
トルク | 2.5N・m(電動) 7.0N・m(手動) |
適合ビット | 六角ビット対辺6.35mm |
充電方式 | MicroUSB typeB |
充電時間 | 約100分 |
小さくてスリムな流線型の本体が特徴的なSK11のSDV-DUOは、手持ちの荷物をできるだけ増やしたくない方や、軽量モデルを探している方におすすめな商品です。
わずか160g程度の本体は非常に軽いので、連続作業でも腕が疲れることなく継続して使うことができます。
電ドラボールプラスと同じく落下防止コードが付けられるようになっているので、落下を防ぐことや安全面での配慮ができるのも嬉しい部分です。
持ちやすく滑りにくいラバーグリップを採用している他に、LED作業灯を搭載しているので、暗い場所でもスムーズな作業ができます。
コンパクトでスペックも申し分なしのモデルですが、充電に要する時間が100分かかるので注意が必要です。
ここまで読んでくださったあなたは、頭の中でもう既に「この電ドラボールにしようかな」とある程度どのモデルにするか決めた頃なのではないでしょうか。
電ドラボールやmimiQu、BocshGOなどご紹介したモデルには、付属品としてビットが数本付いていることが多いのでそのまますぐに使うことができます。
しかし電ドラボールを使うときには、一緒に購入しておくと幅広くより快適に作業できるものがあります。
ここからは電ドラボールを購入するときに、一緒に買ったほうがいいアイテムを5つご紹介いたします。
参照 VESSEL
電ドラボールなど付属のビットを使って作業した方のなかには、「なんか使いにくいな…」と感じる方も少なくありません。
電ドラボールやmimiQu、BoschGOなどほとんどのモデルで六角ビット対辺6.36mmのビットを使うことができるので、別途市販のビットを購入しておくと安心です。またビットを選ぶ時はマグネットビットであればネジやビスを落とすことがないので、しっかりとビスの頭を噛んで作業してくれます。
参照 楽天
タケノコのような形状をしたタケノコビット(ステッピングドリル)を購入しておくと、穴を小刻みに拡張することができるので重宝します。
ビス穴が空いていないところでも電ドラボールひとつで効率的に穴を開けることができるので便利に使えます。
タケノコビットは4〜10mm、6〜13mmなどが一般的なサイズで、木材用と金属用がありますが、回転数やトルクがインパクトドライバよりも劣る電ドラボールで使用する場合は金属用タケノコビットは不要です。
タケノコビットは「薄板専用ビット」とも呼ばれているので、厚みのある素材への穴あけには向いていませんので予めご注意ください。
参照 楽天
ホールソーはタケノコビットと同じく穴を開けるための工具です。
ホールソーは厚みのある素材への穴あけが行えるので、タケノコビットでは穴あけに時間がかかりすぎる場合におすすめです。
30mm前後のサイズはよく使うので、大体の穴あけに対応することができます。
参照 VESSEL
腰に電ドラボールをぶら下げておき、使うときにはサッと取り出したいという方は電ドラボールホルダーを一緒に購入しておきましょう。
ボルダーに電ドラボールを入れておけば、取り出すときにもた付かないので作業ストレスを軽減してくれます。
参照 VESSEL
電ドラボールプラスのように落下防止コードを取り付けることができれば、安全面や故障を防ぐためにもぜひ付けておいてください。
落下防止コードを取り付けておくことで、例えば天井の感知器を交換するときに誤って落としてしまい床を傷つけてしまった等という事故を防ぐことができます。また現場によっては落下防止コードの装着が必須というところもあるので、最初から付けておくと安心です。
ベッセルの電ドラボールは、発売当初完売どころか高額で転売されるほど人気が高い電動工具で、スリムなボディとコスパの良さから今でも人気が高い工具のひとつです。
インパクトドライバと比べるとパワーは劣りますが、ハイパワーを求めない作業で、狭い場所や繊細な作業が求められる場合は電ドラボールがおすすめです。
ベッセルの電ドラボールは「電ドラボール」「電ドラボールハイスピード」「電ドラボールプラス」の3種類があるので、作業用途に応じて性能を比較しながら選ぶようにしましょう。また電ドラボールの人気を受けて、ボッシュやパナソニック、SK11などさまざまなメーカーからよく似たモデルが発売されています。
それぞれのメーカーの特徴をしっかりと取り入れたモデルばかりなので、性能を比較しながらご自身に合った電ドラボールを選ぶようにしましょう。
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