2024.01.26
インパクトドライバーとは?特徴やメリット・デメリットについても解説!
インパクトドライバーとはどんな電動工具なの?
インパクトドライバーの特徴について教えてほしい!
インパクトドライバーのメリットやデメリットが知りたい!
大変便利な電動工具のインパクトドライバー!
「DIYならインパクトドライバーで大抵のことができる!」と言われるほど便利な電動工具なので、これから購入しようとしている人もいるかもしれませんね。
だからこそ、「インパクトドライバーとはどんな電動工具か?」という点が詳しく知りたい人もいれば、特徴やメリット・デメリットについて知っておきたいと考える人もいると思います。
そこで今回は、インパクトドライバーとはどんな電動工具なのか、そしてその特徴やメリット・デメリットについて、シンプルに解説していきたいと思います。
電動工具選びに失敗したくない人、インパクトドライバーの詳細について知っておきたいと考えている人は、ぜひ当ページを参考にしてみてください。
目次
それでは早速、インパクトドライバーとはどんな電動工具であるのかについて触れていきましょう。
インパクトドライバーとは、回転する力と衝撃(インパクト)の力で様々な作業を行うことができる電動工具です。
かなり力が必要とされる硬い素材に対しても問題なく作業を行うことができ、仕事現場から趣味のDIYなど、幅広いシーンで活躍してくれます。
またネジを締める・緩めるだけではなく、回転・衝撃の独特の仕組みから「先端の付け替え」で多くの作業に対応している、これもインパクトドライバーの特徴です。
慣れてしまえば非常に便利に使えるものなので、一家に一台あると非常に頼りになる電動工具であると言えるでしょう。
インパクトドライバーの構造が気になる方は下の記事をチェックしてみて下さい。
インパクトドライバーの仕組みってどうなってるの?インパクトドライバの構造を徹底解説
ここからは、インパクトドライバーの本体の部位について解説していきたいと思います。
各部位の特徴について知っておくことで、どのように使うのかイメージしやすくなると思いますので、ぜひ各項目をご覧になってください。
YFFSFDC 十字軸プラスドライバービット ネジ締め用 50mm長 12本セット
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ベッセル 深穴ソケット ボルト・ナット用 LA201711
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ストレートロングドリル ビット 穴あけ用 5本セット 230mm
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まずはインパクトドライバーのビットについて解説しましょう。
ビットとは、インパクトドライバーに装着する先端工具であり、ネジ締めやボルト・ナット用、穴あけ用など様々な種類があります。
このビットの交換で様々な作業に対応できるため、インパクトドライバーは汎用性に優れた電動工具として多くのシーンで活躍してくれます。
次にインパクトドライバーのトリガーについて触れていきましょう。
トリガーの説明は不要かもしれませんが、多くの人がイメージする通り、引くと回転が始動し、指を離せば回転が停止するスイッチです。
ちなみにインパクトドライバーには無段変速機能が付いているモデルもあり、これはトリガーを引く力加減で回転スピードを変えることができる機能です。
細かな力調整ができるため、はじめはゆっくりと指を引いて、その後に少しずつ強く締めていくなど、シーンによって使い分けができるのも嬉しいポイントです。
このトリガー部分の引きやすさなどもモデルによって異なるため、インパクトドライバーを購入する際には、上記の機能も考慮して選ぶと、より便利に活用することができるでしょう。
最後にインパクトドライバーの切り替えスイッチについてお話をしていきましょう。
この切り替えスイッチはネジを回す方向を切り替えることができるスイッチです。
正転に設定すれば右回転に、逆転に設定すれば左回転にすることで、ネジを締めたり緩めたりすることができます。
これは基本的にスイッチ一つで切り替えが可能なので、慣れてしまえばネジ締め・緩めなど各種作業を効率的にこなすことができます。
ただし、ビット・アタッチメントなどを取り替えてネジ締め以外の用途でインパクトドライバーを使用する場合、正転・逆転を意識しなければトラブルが起こるケースもあるため、きちんとどちらの回転になっているかを確認してからトリガーを引くようにしましょう。
以下からはインパクトドライバーのメリットについて解説していきたいと思います。
インパクトドライバーには非常に多くのメリットが存在しますが、その中でも特に目立つ3つのメリットについて解説していきたいと思います。
まず、インパクトドライバーのメリットとして、同じような電動工具である「ドリルドライバー」よりもパワーが強いことが挙げられます。
インパクトドライバーならではの衝撃(インパクト)を与える分、似た用途で使用されることが多い電動ドリルよりもパワーが強いため、硬い素材に対しても問題なく活用することができます。
コンクリートなどの硬い素材に対して「打ち込む」ような場面でも重宝するため、本格的な現場作業でも使用されることが多いインパクトドライバーです。
DIYなどでもパワーを求められる場面があるため、この「パワーが強いこと」は多くの人にとって魅力的なメリットとなるでしょう。
上記動画はインパクトドライバとドリルドライバの違いについて紹介しています。
ドリルチャックアダプター 六角軸 インパクトドライバー アタッチメント
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EARTH MAN マジックタッチバックパッド
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次に、様々な作業に対応できる点もインパクトドライバーのメリットです。
先の項目で触れているように、インパクトドライバーはビット、先端部、アタッチメントを交換することで、様々な作業に対応することが可能です。
ネジの締め・緩めはもちろん、ドリルとしての穴あけ、さらには研磨をするパッドを取り付けての作業なども可能になります。
それを回転・衝撃のパワーで活用でき、着脱やトリガーで手軽に使えるというのは、非常に大きなメリットであると言えるでしょう。
インパクトドライバー1台とアタッチメント・ツールなどを付け替えれば、他の電動工具に代用できるのは、置き場所や購入費用の面でも優れたメリットだと実感できることでしょう。
最後に、トータルでのコスパが良いという点についても触れていきましょう。
先の項目で触れたように、アタッチメントなどを活用することで、様々な電動工具の用途を担うことができます。
本来であれば複数の電動工具が必要なシーンでも、インパクトドライバーのアタッチメントを付け替えることで、様々な作業に対応することができます。
仮にアタッチメントの費用がかかったとしても、複数の電動工具を揃えるよりも安上がりになるケースが多いので、結果的にコスパが良い電動工具としても知られています。
もちろん、どんな作業にも対応できるわけではありませんが、DIYなどで活用を検討している人にとっては、かなりコスパが良く、使い勝手の良い電動工具として、末永く活躍してくれることでしょう。
※人によっては、数万円以上も費用が浮くケースも珍しくないため、1台で複数の役割を担えるインパクトドライバーは、圧倒的にコスパの良い電動工具だと言えますね。
上記動画はインパクトドライバーの便利なアタッチメントの紹介です。
ここからはインパクトドライバーのデメリットについて解説していきます。
メリットが多く非常に便利な電動工具ではありますが、苦手な分野や気になる点などもあります。
そのあたりについてもしっかりと把握しておきましょう。
まずインパクトドライバーのデメリットとして、パワーの微調整が難しいことが挙げられます。
トリガーの調整で強弱をつけることができるモデルもありますが、やはりパワーが強いだけに微細な調整が難しいものです。
パワーの強さは大きなメリットであるのですが、衝撃(インパクト)を与える仕様上、細かい調整が難しいため、壊れやすい素材への活用には慎重になる必要があります。
慣れてしまえば調整も上達するものですが、インパクトドライバーの仕様上、どうしてもパワーの微調整が苦手であることを覚えておきましょう。
次に、使用時の音が目立つことも、インパクトドライバーのデメリットの1つです。
アタッチメントの種類にもよりますが、基本的にはトリガーを引いて活用する際の音は大きくなります。
特に衝撃を与えながらビスを締めるような使い方をする場合は、音はかなり目立ってしまいます。
もちろん、他の電動工具でも音は目立つものですが、衝撃を与える特性があるため、独特の音の大きさがあることを覚えておきましょう。
最後に、アタッチメントが高額な場合もあるというデメリットに触れておきます。
インパクトドライバー本体もそれなりの価格ではありますが、アタッチメントにも高額なアイテムが存在し、費用がかさむケースもあります。
基本的には使い勝手も良く、お手頃なアタッチメントツールが多いですが、中には本格的かつ性能重視を目的として、かなり高いアイテムもあります。
とは言え、複数の電動工具を購入するよりも、アタッチメントを購入したほうが安上がりになるケースが多いです。
しかし、それを知らない場合は、アタッチメントの種類によっては少し高く感じる、そんなデメリットもあることを覚えておいてください。
ここからはインパクトドライバーについて、気になる人が多いポイントについて触れていきます。
先のメリット・デメリットとは違った方向で、気になるポイントについて解説していきますので、ぜひ各項目をご覧になってみてください。
まずインパクトドライバーで気になるであろう点として、穴あけ作業に対応しているかどうかという点が挙げられます。
ここまでの項目をチェックしてきた人ならわかると思いますが、アタッチメントを変更することで穴あけ作業を行うこともできるのです。
どうしても名前の「ドライバー」のイメージから、ねじの締結だけの電動工具とイメージする人もいるのですが、穴あけ作業も問題なく行うこともできます。
とは言えデメリットで触れたように細かなパワー調整が難しいため、綿密な穴あけには向いていません。
その反面、パワーを活かした穴あけも可能ですので、用途によっては穴あけ作業にも非常に頼もしい電動工具として活用することができるでしょう。
インパクトドライバーでの穴あけについて詳しく知りたい方は下の記事をチェックしてみて下さい。
インパクトドライバで穴あけできるの?インパクトドライバ・ドリルドライバ・マルチインパクトドライバ徹底比較
次に購入時の基準について気になる人も多いようです。この購入時の基準については、利用する用途・シーンが人それぞれなので、一概にはなんとも言えません。
ですが、一つの基準として最大締め付けトルクが挙げられるでしょう。
例えば、最大締め付けトルクが100N・m程度であれば、DIYなどのシーンでは問題なく活用することができます。
また、バッテリー容量は大きければ大きいほど長く使えますが、当然容量が大きいほど価格も高くなりますので、程よい容量を選び、バッテリーを予備も含めて2つ購入するといった選択肢もオススメです。
あとは、国内でシェアの多くを占める「マキタ」や「ハイコーキ」などを選び、安定性や耐久性などに不安を感じることなく使いたいと思う人も多いですね。
とりあえず、目的に合わせてトルクやバッテリー容量(もしくはACアダプタ式)を選び、その上で有名メーカーでインパクトドライバーを選べば、失敗はしないでしょう。
マキタのインパクトドライバのおすすめを紹介して頂いている記事がございましたので参照してみてください
マキタのおすすめのインパクトドライバはどれ?バッテリー式・電源式のおすすめモデルを紹介
最後に購入後の正しいメンテナンス方法について気になる人も多いようです。
インパクトドライバーの使い方によって汚れる度合いは異なりますが、基本的には柔らかい布で本体を拭き取るのがスマートな方法でしょう。
濡れた布やシンナー等を使ってしまうと、変色や故障の原因になるので、できれば避けた方がよいですね。
また意外と忘れがちなメンテナンス部分として、本体とバッテリーを接続するための端子部分、またカーボンブラシ部も挙げられます。
そして汚れが溜まりやすいアタッチメントなども忘れずにチェックすることが大切で、これらは場合によってはエアダスターなどを使って汚れを吹き飛ばしてあげるのも良いでしょう。
最後にビットなどにはサビ防止の専用オイルなどを塗ってケアをしてあげるのも、作業効率も落ちずに寿命も長持ちするためオススメです。
たまに汚れ・ホコリなどをケアするようなシンプルなメンテナンスをしてあげるだけで、インパクトドライバー本体、及びバッテリーやアタッチメントの寿命が伸びますので、ぜひ面倒くさがらずに試してみることをおすすめします。
今回はインパクトドライバーとはどんな電動工具なのか、そして特徴やメリット・デメリットについて解説してきました。
パワーに優れ、汎用性にも優れているインパクトドライバーは、ネジ締め以外の作業も効率的に行うことができ、一家に一台あれば重宝される電動工具として知られています。
特にDIYが趣味の人は真っ先に購入する電動工具でもありますね。
これからインパクトドライバーを購入しようとしている人は、今回お話してきた特徴やメリット・デメリットなどをチェックしつつ、自分にピッタリなモデルを選び、様々なシーンで活用してみることをおすすめします。
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