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2024.01.30

ソフトインパクトとは?具体的なメリットや各メーカー毎のオススメ製品を解説!

ソフトインパクトとは?具体的なメリットや各メーカー毎のオススメ製品を解説!

お客様

ソフトインパクトってどんな電動工具なの?

 

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ソフトインパクトを使うメリットについて知りたい!

 

お客様

オススメなソフトインパクトのモデルについて教えて?

 

工事現場やDIYなど、様々なシーンで役立つと言われているソフトインパクトドライバー 略してソフトインパクト。

 

非常にスマートなツールであり、かなり評判が高いことから、購入を検討している人もいるのではないでしょうか。

 

ですが、ソフトインパクトの具体的なメリットについて不安を感じているため、購入を先延ばしにしている人もいるようです。

 

また、そもそもソフトインパクトとはどのような電動工具なのかが気になっている人もいるかも知れませんね。

 

そこで今回は、ソフトインパクトとは何なのかといった基本について解説をしつつ、具体的なメリットやおすすめ製品についても紹介していきたいと思います。

 

これからソフトインパクトを購入しようとしている人、詳しい内容について知っておきたい人は、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。

 

ソフトインパクトとはどんな電動工具か

 

それでは、ソフトインパクトとはどんな電動工具なのかについて解説していきましょう。

 

既にご存知の内容もあるかもしれませんが、ソフトインパクトの基本的な内容について触れていきますので、是非目を通してみてください。

 

打撃音が小さいインパクトドライバ

 

まず、ソフトインパクトとは何なのかというと、打撃音が小さいインパクトドライバーの一言に集約できます。

 

インパクトドライバーの打撃機構にオイルユニットを搭載している「小型のインパクトドライバー」でもあるソフトインパクトは、集合住宅の内装工事や夜間の作業に適した電動工具です。

 

広い意味では「インパクトドライバー」に入るため、一緒にして呼ぶ人もいますが、打撃機構が一般的なインパクトドライバーとは異なるため、別途ソフトインパクトとして定義されています。

 

オイルの油圧によって打撃を実現しているソフトインパクトは、打撃時の動作音が非常に小さいため、騒音が気になる環境でも活用しやすいメリットがあるのです。

 

インパクト音を周囲に響かせずに作業したい、できるだけ静かに作業をしたい、という人にとっても、ソフトインパクトは非常に便利な電動工具です。

 

また、本格的にDIYを楽しみたいけれど、家族からの目が気になるという人も、動作音が小さいソフトインパクトであれば、趣味でのDIYにも重宝することでしょう。

 

呼び方はメーカーによって違う

 

ちなみにソフトインパクトですが、メーカーによって呼び方が異なります。

 

一昔前は「オイルパルスドライバ」と呼ばれていましたが、今では打撃機構が変わりメーカーによって呼び方・表記に違いが出てきています。

 

具体的には、以下のとおりです。

 

・マキタ…ソフトインパクト
・HiKOKI…静音インパクト or オイルパルスドライバ
・MAX…静音インパクト
・Panasonic…オイルパルスドライバ

 

いずれの場合も「ソフトインパクト」と捉えても問題ありませんが、この呼び方・表記違いについて知っておかないと「○○メーカーのソフトインパクトを探すのに苦労する」なんてことになりかねません。

 

一般的には「ソフトインパクト」「静音インパクト」「オイルパルスドライバ」のいずれかで表記されています。

 

基本的には「ソフトインパクト」と認識しておけば問題はありませんが、上記のようにメーカーによってソフトインパクトの呼び方や表記が違う点については、購入前や製品を選ぶ前にしっかりと把握しておきましょう。

 

ソフトインパクトのメリットやデメリットを解説

 

ここからはソフトインパクトのメリットやデメリットについて、単純に解説していきます。

 

先の項目でも「打撃音の小ささ」がメリットになるとお話ししてきましたが、それ以外の特徴的なメリットについても触れていきましょう。

 

また、購入前に知っておきたい気になるデメリットについても触れていきますので、あわせて目を通してみてください。

 

トルクは低いが使い勝手が良い

 

まず、ソフトインパクトドライバーのメリットとして、トルクは低いものの使い勝手が良い点が挙げられます。

 

ソフトインパクトドライバーの締付けトルクは、高い製品でも40N・mと低めです。

 

そのため、インパクトドライバーと比較すると締結力に不安を感じる人もいるかもしれません。

 

しかし、油圧による打撃は高い締付けトルクが出なくても、打撃時間が長い特徴があります。

 

そのため、力が加わる時間が長くなります。すると、結果的に作業スピードも早くなり、その上で安定した締め付けを実現することが可能なのです。

 

※ちなみに、一般的な長さの木ネジなどであれば、インパクトドライバーと比較しても「少し遅いか」程度のスピードで作業を行うことが可能です。

 

もちろん、ボルトのような高トルクを必要とする作業には対応することが難しく、また、固い素材などの場合はネジ締めスピードが多少遅くなる傾向があります。

 

それでも、低トルクでありながら使い勝手がよく、先に挙げたような静音性のメリットもあるため、個人のDIYでも静音性を求められる現場でも、様々なシーンで活躍してくれるのがソフトインパクトドライバーなのです。

 

トルクとは?

 

トルクとは、ネジを締める際に必要な力を指します。トルクが大きいほど、ネジをしっかりと締めることができます。

 

トルクは、ニュートンメートル(N・m)という単位で表されます。例えば、トルクが40N・mのソフトインパクトドライバであれば、40Nの力を1mの距離で加えることができるということです。

 

ソフトインパクトドライバのトルク値は、製品によって異なります。一般的なソフトインパクトドライバのトルクは、20~40N・m程度です。

 

トルク値を選ぶ際には、締めるネジの種類やサイズを考慮する必要があります。

 

・小ネジ(M4~M6):20~30N・m
・普通ボルト(M5~M8):30~40N・m

 

また、ソフトインパクトドライバは、トルク調整機能が付いているものもあります。

 

トルク調整機能があれば、用途に合わせてトルク値を調整することができます。

 

例えば、ビス止めやネジ止めなど、軽い作業の場合は、トルクを低めに設定すると、ネジを傷めにくくなります。

 

ソフトインパクトドライバのトルクについて、初心者の方でも分かるように解説しました。

 

ソフトインパクトドライバを購入する際には、トルク値を参考にして、用途に合った製品を選んでください。

 

価格が少し高いのがネック

 

利便性や静音性に優れたソフトインパクトですが、価格が少し高いというデメリットがあります。

 

非常に便利な電動工具ではありますが、やはり性能面(静音性)に重点が置かれているため、高額な電動工具に分類されます。

 

ある程度のモデルでバッテリーや充電器なども含めて一から一式揃えた場合、8万円前後になるケースも珍しくありません。

 

もちろん、選ぶモデルや全てを一から揃えるか、互換可能かなどにもよりますが、電動工具の中でもそれなりに価格が高めであることは覚えておきましょう。

※その上で、非常に便利な電動工具であるため、ソフトインパクトを好んで愛用する人も多いものです。

 

ただ、自宅でDIYをする際に打撃音が気にならない環境であれば、ソフトインパクトではなくインパクトドライバを選ぶ選択肢を検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

油圧トラブルには注意が必要

 

最後にソフトインパクトの油圧トラブルなどのデメリット・注意点についても触れていきましょう。

 

繰り返しになりますが、ソフトインパクトは打撃機構にオイルを使用しているため、インパクトドライバとは違った優れた静寂性を実現しています。

 

それがメリットでもあるのですが、オイルを使用しているゆえのデメリットも存在します。

 

例えば、極端な低温環境で使用をした場合、スイッチを入れても打撃(トルク)が発生しないケース、打撃数が極端に減少して過負荷になりモーターが故障するリスクがあります。

 

また、連続作業でソフトインパクトが過度な高温になった際には、そのまま作業を続けてしまうとトルク低下によってネジ締めが難しい状況になることもあります。

 

ただ、低温はマイナス5度以下という「かなりの低温」の環境での使用想定であり、過度な高温時もスイッチを切って30分ほど休ませてあげることで対策が可能です。

 

オイルを使っているソフトインパクトに限らず、電動工具を使用する場合は、過度な低温や連続使用時の高温トラブルやリスクは考えられるものです。

 

オイルを使用しているゆえの油圧トラブルなどに気をつけていればリスクを軽減することができますので、デメリットと言うより注意点として覚えておくのが良いかもしれませんね。

 

【補足】オイルユニット不要のモデルもある

 

補足として、ソフトインパクトにはオイルユニット不要のタイプのモデルもある点にも触れていきましょう。

 

厳密に言えば、ソフトインパクトに類似するタイプのモデルと言えますが、オイルを使用しないタイプの「電子パルスドライバ」などが該当します。

 

電子パルスドライバは、オイルユニットの代わりにモーターの回転制御により打撃(締め付け)を行うタイプの電動工具です。

 

電子パルスドライバは、打撃動作以外にも、電子クラッチやドリルモードなどの機能も搭載しているので、用途によっては非常に頼もしい電動工具となるでしょう。

 

ただし、ハイコーキが発売していた電子パルスドライバは、様々な理由から後継機の展開がなかったりと一般的なモデルではないため、やはり静音性に優れたドライバであればソフトインパクトがオススメだと言えます。

 

ソフトインパクトでオススメ製品をピックアップ

 

ここからはソフトインパクトでおすすめな製品をピックアップして解説いたします。

 

それぞれの製品の特徴や魅力についても触れていきますので、ソフトインパクトの購入を検討されている方は参考にしてみてください。

 

マキタ TS141D充電式ソフトインパクト

makita 充電式ソフトインパクトドライバ 青 TS141DZ

参照:

『amazon』

販売ページは↓をタップ♪

・amazon
・楽天市場

・ヤフーショッピング

 

まず、ソフトインパクトでおすすめなモデルとして、マキタのTS141D充電式ソフトインパクトが挙げられます。

 

2014年発売と少し前のモデルではありますが、使用感に優れ、初心者でも安心して活用することができます。

 

金属打撃を併用する業界初のソフトインパクトとしても有名であり、まだまだ現役機として活躍できるモデルです。

 

ボルト止めに最適な「ボルト・テクスモード」が搭載されており、高速と低速の回転を自動で切り替える便利な機能も搭載されています。

 

価格もソフトインパクトの中ではリーズナブルな部類に入るため、手頃で安定したソフトインパクトを探している人は、マキタのTS141D充電式ソフトインパクトをおすすめします。

 


上記動画はマキタの充電式ソフトインパクトドライバTS141Dの紹介動画になります。

 

HiKOKI WHP18DBLコードレス静音インパクト

HIKOKI 14.4V 18V共用 コードレス静音インパクトドライバ WHP18DBL(NN)(L)

参照:

『amazon』

販売ページは↓をタップ♪

・amazon
・楽天市場

・ヤフーショッピング

 

また、HiKOKIのWHP18DBLコードレス静音インパクトもおすすめできるモデルの1種です。

 

ハイコーキから発売されているこのモデルは、最大締付数は先のマキタ製のモデルに劣るものの、非常に静音性に優れたモデルとして評価されています。

 

騒音値が70dBと他のモデルと比較しても非常に静音性に優れた数値ですので、できるだけ静かに作業をしたい人にピッタリなソフトインパクトなのです。

 

また、防塵・防水タイプということで屋外でも使いやすく、シーンを選ばずに使うことができるのもメリットの1つだと言えるでしょう。

 

締め付けを重視する用途には少し不向きかもしれませんが、それでも多くのシーンで活用できるモデルであることに違いはありません。

 

静音性に優れ、「防塵・耐水」などの面でも安心して使えるソフトインパクトを選びたい人は、HiKOKIのWHP18DBLコードレス静音インパクトを試してみることをおすすめします!

 

上記動画はHIKOKI 14.4V 18V共用 コードレス静音インパクトドライバ WHP18DBLの紹介動画になります。

 

MAX PJ-SD102充電式静音インパクト

MAX 充電式静音インパクトドライバ PJ-SD102

参照:

『amazon』

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・楽天市場

・ヤフーショッピング

 

次に、MAXのPJ-SD102充電式静音インパクトについても触れていきましょう。

 

ソフトインパクトの中でも新しいモデルであり、バランスの良い性能をしていることで人気です。

 

このモデルの特徴としては、バッテリー残量が減っても締め付けスピードが落ちにくい点です。電源がないシーンで安定した出力での作業をしたい場合にぴったりです。

 

また、水没や粉じんにも強い作りになっていて、製品本体にも1年の保証がしっかりとついているので、初めての人でも安心して利用することができます。

 

ソフトインパクトはそれなりに高い買い物になるので、保証面はもちろん、故障しにくさを重視する人もいます。

 

しかし、水没や粉じんにも強いため、MAXのPJ-SD102も多くの現場で活躍してくれます。

 

もちろん、優れた静音性も兼ね備えているため、本格的にDIYを楽しむためにソフトインパクトを探している人にもおすすめです。

 

電動工具のメーカーとしてはマキタやハイコーキより知名度は低いかもしれませんが、ソフトインパクトを選ぶ場合にはぜひ選択肢に入れて、有名なメーカーと比較しながら自分に最適なモデルを検討してみると良いでしょう。

 

上記動画はMAX 充電式静音インパクトドライバ PJ-SD102の紹介動画になります。

マックスのインパクトドライバの評判に関しては下記記事参照してみてください
MAX(マックス)のインパクトドライバーの評判は?人気モデルも解説!

 

Panasonic EZ7545 充電式オイルパルスインパクト

パナソニック 14.4V 充電式オイルパルスインパクトドライバ EZ7545

参照:

『amazon』

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・ヤフーショッピング

 

最後に、EZ7545は、オイルパルスシステムを採用しております。

 

オイルパルスシステムとは、インパクトドライバーのモーターの回転力を、インパクトクラッチを介してビットに伝える際に、オイルを介在させることで、高い締付けトルクと耐久性を実現するシステムです。

 

オイルパルスシステムにより、EZ7545は、最大170N・mの締付けトルクを実現しております。

 

これは、一般的な14.4Vのインパクトドライバーの締付けトルク(120~150N・m)よりも高い数値です。

 

また、オイルの潤滑効果により、インパクトクラッチの摩耗を抑え、耐久性を向上させております。

 

EZ7545は、2段階のトルクセトル機能を搭載しております。

 

トルクセトル機能とは、ビットの締付けトルクを調整する機能です。

 

EZ7545のトルクセトル機能は、1段階目で20~120N・m、2段階目で120~170N・mのトルクを設定できます。

 

作業に合わせてトルクを調整することで、ネジやボルトを破損することなく、適切な締付けを行うことができます。

 

上記動画はPanasonic EZ7545 充電式オイルパルスインパクトの紹介動画になります。

 

ソフトインパクトは静音性を求める人にオススメ

今回は、ソフトインパクトとはなにかといった基本、そして具体的なメリットやオススメ製品についても解説をしてきました。

 

打撃構造にオイルユニットを搭載し、静音性に優れた電動工具なのがソフトインパクトです。

 

価格の面ではインパクトドライバの方がリーズナブルな電動工具の一種ですが、その優れた静音性や使い勝手の良さから、様々なシーンで役立ってくれる使いやすい電動工具です。

 

仕事でインパクトドライバを使用する人は、現場次第では「インパクト音」に悩まされることも多く、だからこそ静音性に優れたソフトインパクトに注目している人も多いのです。

 

また、DIYでインパクトドライバを使いたい人も、「インパクト音」の問題から使用を躊躇してしまったり、家族や近所のことを考えて自由に使えないと悩んでいる人も少なくありません。

 

そういった悩みを解決するのがソフトインパクトですので、価格がネックにならない人は、ソフトインパクトの導入を検討してみることをおすすめします。

 

もちろん、インパクト音が完全には出ないわけではありませんので、その点は誤解しないようにする必要がありますが、インパクトドライバと比較すると小さな音で使用することができるのは間違いありません。

 

そんな便利で快適に活用することができるソフトインパクト、ぜひこの機会にオススメ製品なども参考にしつつ、ご自身にピッタリなモデルを選んでみることをおすすめします。

 

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