2024.12.23
ポータブル電源で電気ケトルが使えるモデルは?メリットや選び方も解説!
「ポータブル電源で電気ケトルは使えるの?」
「電気ケトルが使えるポータブル電源を知りたい!」
「ケトルが使えるポータブル電源の選び方を教えて!」
キャンプや車中泊でも大活躍のポータブル電源ですが、最近は容量が大きく高出力なモデルも増えてきているため、電気ケトルなどの家電を使う人も多くなってきています。
また、災害時の備えとして電気ケトルが使えるモデルを購入したいと考える人もいるようです。
ですが、適切な選び方をしなければポータブル電源で電気ケトルを使うことができずに後悔してしまう人もいます。
そこで今回は、ポータブル電源で電気ケトルを使うメリットや大切な選び方について、シンプルに解説をしていきたいと思います。
その上で電気ケトルを使うことができるスペックのポータブル電源についても触れていきますので、あわせて参考にしてみてください。
目次
それではポータブル電源で電気ケトルが使えるメリットについて解説をしていきます。
具体的な利用シーンなども含めてメリットに触れていきますので、ポータブル電源の購入を迷っている人は利用シーンや用途も含めて参考にしてみてください。
まず、ポータブル電源で電気ケトルが使えるメリットとして、キャンプシーンで活躍してくれる点が挙げられます。
ご存知の通り電気ケトルは短時間でお湯を沸かすことができるため、家庭でも非常に重宝するアイテムですが、アウトドア時にも役立つ家電です。
キャンプの場合はステンレスケトルを使う人もいますが、お湯を沸かすまでに時間がかかってしまいますし、キャンプでの貴重な薪を使うことになってしまいます。
もちろんそれがキャンプの醍醐味でもあるのですが、手軽に温かな飲み物を楽しみたい場合や調理過程でお湯が必要な場合などは、お湯を沸かす時間や工程がストレスに感じてしまうものです。
ポータブル電源と電気ケトルを組み合わせれば普段と同じく手軽にお湯を沸かすことができるので、キャンプ慣れしていない人やストレスフリーなキャンプを楽しみたい人にとって最高の組み合わせだと言えます。
次にポータブル電源と電気ケトルの組み合わせは、車中泊でもかなり重宝します。
単純な話ではありますが、ポータブル電源と電気ケトルは火を使う必要がないため、車内でも安心して使うことができます。
車中泊でふと温かな飲み物が欲しくなったりした場合でも、手軽且つ安全にお湯を沸かすことが可能です。
また、火を使う必要がないので万が一の引火や一酸化炭素中毒などのリスクも考える必要がない点も魅力的です。
頻繁に車中泊を楽しむ人、車で旅をする人にとってはメリットが大きい組み合わせと言えます。
最後に停電や災害時にもかなり頼りになるというメリットについて触れていきます。
元々ポータブル電源は、停電や災害時の備えとして購入する人も多いのですが、電気ケトルが使えるモデルを選ぶことで、より利便性が増します。
停電時・災害時にお湯を沸かすことができれば、カップ麺をはじめとするインスタント食品を食べることができますし、温かな飲み物を飲むことも可能です。
電気ケトルが使えるポータブル電源は様々な形で私達の生活を支えてくれるので、災害時の備えとして購入を検討している人は、容量に余裕のあるモデル選びをオススメします。
補足としてポータブル電源と電気ケトルを組みわせて、湯たんぽ用のお湯が手軽に確保できるという点にも触れていきます。
先の項目で少し触れたように、ポータブル電源は停電時や災害時にも幅広く活躍してくれるアイテムです。
そして寒い時期の停電や災害が起こった場合、ポータブル電源と電気ケトルの組み合わせから湯たんぽなどで寒さ対策を行うことも可能です。
もちろん短時間の停電などであれば、電気ストーブやヒーターを稼働させるのも選択肢の一つだと言えるでしょう。
ですが、長時間の停電など復旧の目処が立っていない災害時であれば、電気ケトルでお湯を沸かしておくことで「お湯を入れるタイプの湯たんぽ」で暖を取ることが可能です。
他にも寒い季節のキャンプや車中泊でも、お湯を沸かして湯たんぽに入れて活用する人は多く、停電時や災害時で活躍してくれる便利なアイテムです。
特に寒い地方で大雪の影響で停電が続いてしまうような場合、ポータブル電源と電気ケトルで湯たんぽから暖を取れるというのは、心身ともに大きな支えとなります。
ここからは、ポータブル電源で電気ケトルを使う場合の選び方について解説していきましょう。
重要な3つの選び方について触れていきますので、購入後に電気ケトルが使えないなんてことがないようにしっかり目を通していきましょう。
まず電気ケトルを使用したい場合、定格出力がケトルの消費電力を上回るモデルを選ぶことが大切です。
何となくイメージできる人も多いと思いますが、電気ケトルは消費電力が大きな家電なので、ポータブル電源の出力も大きくなくては使うこと自体が難しいです。
今では消費電力が低い電気ケトルも存在しますが、それだけ沸かすまでの時間が長く掛かるため多くの電力を必要としてしまいます。
一般的な電気ケトルの消費電力は1,200~1,300W程度ですので、それ以上の定格出力を備えているポータブル電源を選ぶことが必要となります!
中には消費電力が1,500W程度の電気ケトルもあるため、自身が使いたいケトルの消費電力をチェックしつつ、少し余裕があるモデルを選ぶのが大切だと覚えておきましょう。
次に、容量に余裕があるモデルを選ぶ、これは用途次第では非常に重要なポイントとなるでしょう。
先の項目で電気ケトルは消費電力が大きい家電だとお話してきましたが、短い時間でお湯が湧くとしてもある程度の電力が必要になります。
これは電気ケトルを動かすための性能である「定格出力」とは違い、電気ケトルをはじめとする各種家電・機器をどのぐらい使えるかといった「容量」についてです。
もちろん定格出力が大きなポータブル電源は容量も大きく、全体的な性能が比例しているモデルが多いです。
ですが、電気ケトル以外の家電も積極的に活用する、長い時間接続する家電が他にもある場合、万が一にも途中でポータブル電源の充電が切れて不自由することがないように、容量にも余裕があるモデルを選ぶことも大切だと覚えておいてください。
また、安全性や信頼性に優れたメーカーを選ぶことも大切です。
今では様々なメーカーがポータブル電源を発売していますが、やはり電気ケトルなどの高出力家電を使う場合は安全性や信頼性に優れた定番メーカーを選びたいものです。
例えば、有名メーカーでBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載しているポータブル電源であれば、異常発熱やショートのリスクなく高出力な家電を使うことができます。
また、防災推奨・防災認定マークなどを取得しているモデルであれば、災害時の備えとしても安心して使うことができるのではないでしょうか。
他にも、シンプルに販売実績が多い定番メーカーや有名メーカーのポータブル電源を選ぶ選択肢もオススメです。
万が一にも聞いたこともないようなメーカーの格安ポータブル電源を選び、異常発熱からの事故・トラブルなどが起こらないように安心して使用できるメーカーを選ぶことをオススメします。
最後に持ち運びしやすいかも重要なポイントだという点に触れていきましょう。
仮に屋外に持ち運んで使う予定がある場合は、シンプルに持ち運びがしやすいかも重要なポイントです。
例えば、取手やキャスターの有無などは持ち運びやすさに大きく関わってきます。
性能に優れたポータブル電源は少し重い傾向にありますが、それでも取手が付いているだけでも持ち運びやすさに雲泥の差が生まれます!
キャンプや車中泊で持ち運びをする頻度が多い場合には、電気ケトルが使える性能かどうかだけではなく、取手やキャスターの有無による使い勝手、持ち運びの良さなども考慮して選ぶことをオススメします。
キャスター付きのポータブル電源はそこまで多くありませんが、取手が付いているモデルは比較的多いので、利便性を求める意味でも取手の有無は大切な要素だと言えるでしょう。
ここからは電気ケトルの稼動にオススメなポータブル電源について紹介していきます。
安定した稼働や定番メーカー、そして使い勝手の良さなども考慮しておすすめモデルをピックアップしていきますので、ポータブル電源選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。
まずは「Jackery ポータブル電源1000Plus」について解説をしていきます。
このモデルはポータブル電源で有名なJackery製であり、1,264Whの容量と2,000Wの高出力が魅力的なモデルです!
出力ポートもAC3つ、DC1つ、USB4つと充実しているので、電気ケトルはもちろん様々な機器を接続して使うことができます。
長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているので、4,000サイクル充放電しても工場出荷時の70パーセント以上の容量をキープできるのも嬉しいポイントです!
さらに定格出力は2,000Wですが「最大瞬間出力4,000W」と、より高出力な家電にも対応しているので、電気ケトルをはじめ様々な家電を活用したい人にオススメな安定モデルです。
次に「EcoFlow DELTA 2」も電気ケトルを動かすのにオススメなモデルの一つです。
容量が1,024Wh、定格出力が1,500Wとバランスが良く、それでいてコスパにも優れたポータブル電源だととても好評です!
各種ポート数もバランスが良く、使い勝手も良いためある程度の高出力家電を使いたい人にオススメなミドルスペックタイプと言えるでしょう。
1,500W前後の高出力家電を長時間利用したい場合は少し性能面で不足してしまうかもしれませんが、1,200W前後の電気ケトルを活用するのには使い勝手が良いモデルですので、候補に加えてみることをオススメします。
また、「JVC BN-RB15-C」についても紹介していきます。
このモデルは、容量1,534Whで定格出力が1,800W(瞬間最大出力3,600W)と高性能なポータブル電源です。
画面も見やすくポート数も充実していて、取手も付いているために使い勝手も抜群です!
電気ケトルはもちろん電子レンジやドライヤーなども問題なく稼働できるため、キャンプや災害時など用途を選ばずに活躍してくれます。
ちなみにJVCは海外製のJackeryとデザインが似ていますが、日本メーカーのポータブル電源なので海外メーカーに苦手意識をもっている人にもオススメなモデルだと言えます。
よりハイスペックなモデルを求める方へ向けて、「Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源・ソーラーパネルセット」についても紹介していきます。
このモデルは2,042Whの大容量、そして3,000Wの定格出力を持つハイスペックなポータブル電源です。
消費電力の大きな家電をガンガン使いたい人、アウトドアな趣味はもちろん災害時も家族で不自由なくある程度の家電を使いたい人にオススメです!
さらに持ち運びもしやすい専用ソーラーパネルがセットになっているモデルなので、キャンプや災害時などでもササッとパネルを広げて発電・充電をすることが可能です。
ポータブル電源本体の性能に優れているのはもちろんのこと、使いやすいソーラーパネルもセットになっているので、アウトドア時の利便性や災害時に本格的に備えたい人にとって非常にオススメなセットモデルだと言えます。
今回はポータブル電源で電気ケトルを使うメリット、そして大切な選び方やおすすめなモデルなどについても紹介してきました。
非常に便利で使い勝手の良いポータブル電源ですが、電気ケトルなどの便利家電を使える性能のモデルを選ぶことで、さらに利便性が増します!
電気ケトルが使えればアウトドアな趣味の場でも活躍してくれますし、災害時などでも様々な使い方で活かすことができるでしょう。
しかし、電気ケトルが使えるポータブル電源ともなると性能的にも優れているため、価格面でネックに感じる人もいるかと思います。
ですが、電気ケトルが使えるかどうか、そして同等の高出力家電が使えるかどうかは、利便性はもちろん災害時の安全確保や生活の支えになってくれるか重要なポイントです。
もし電気ケトルを使えるポータブル電源を検討している場合は、今回ピックアップしてきたおすすめモデルなども参考にしつつ、あなたにピッタリな性能を持つモデルを選んでみることをオススメします。
その上で実際に高性能なポータブル電源と電気ケトルを組み合わせて活用することで、思った以上の利便性を実感してみてください!
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