2023.03.23
【工具屋監修】タッカーとは?基本的な使い方と種類おすすめメーカーについて
目次
タッカーって一言で言っても色々あるやん?
購入考えてるけどその前に色々と教えて!!
お任せください!!
ではタッカーとは?について深掘りしていきますので
良ければ参考にしてください♪
タッカーは木材などに布や壁紙といったものを固定するための道具です。
皆様にも馴染み深いアイテムで例えるとホチキスが一番わかりやすくイメージして頂きやすいと思います。
建設現場で内装材の仕上げうちをしたり、断熱材止めに使ったり、防水シート止めといった薄い素材を打ち付ける際に重宝する工具ですね!
打ち出すことで素材同士を固定しますので、壁紙を張り替えたり、イスのカバーを張り替えたりなど、DIYでも人気かと思います。
接着材などを使っての貼り付け作業がタッカーを使用する事で時短に繋がったりと便利な工具です。
大きく分けると今上げた4つのタッカーが主流ですね。
それぞれの特徴と使用方法についても解説します。
ハンマータッカとはハンマーの利点とタッカーの利点をあわせもったツールです。
ハンドルを持ってハンマーを打つ要領で針(ステープル)を打ち付けると、先端についている針が刺さる仕組みになっており、金網を壁や法面にホチキス等で固定させる「ラス張り」などの土木作業に向いています。
能率がよく、扱いやすく、強い貫通力を持っています。長時間の作業においても手の疲労感は比較的少なくスムーズに仕事が進められるのも魅力ですね。
ただし慣れれば速く、リズムよく打ち込むことができる反面、慣れないうちはうまく打ちたいところに打ち込むのが少し難しくなります。細かい作業をしたいときには別の種類のタッカーが良いかもしれません。
ガンタッカとは手の握る力によって押し出され、留めたい物に押し当ててトリガーを握りハンドルを押して針(ステープル)を打ち付けるタッカーです。
使い方もシンプルかつ他のタッカーと比べても安価な事も特徴で、初心者向けな商品です。ホームセンターや100均などでも多く売られている事からタッカーの中では一番身近な存在ではないでしょうか。
ただし手でぐいっと押し込んで針を打ちこむタイプなので、止める素材が分厚いとかなりの力が必要になり、うまく止めるのが難しくなります。
簡単な作業やDIYで使用する場合はガンタッカーで十分に活躍してくれる事でしょう。
エアタッカーとはエアコンプレッサーに接続し、空気圧でステープルを木材などに打ち込むための空圧工具(エア工具)です。
トリガーを引くと空気が送りこまれて”プシュン”と音と共に、空気圧で針(ステープル)を打ち込むので、簡単かつ強力に針を打ち込むことができます。※安全装置付きの機種では、先端を押し当ててトリガーを引かないとステープルは発射されません。
高圧用と常圧用の二種類に分けられており主に建設現場での内装材の仕上げうちや、断熱材止めなどにも利用されますし、壁パネルのべニア張りや防湿・防水シート留め、気密シート留め、見切り材留めなどに使われています。
強力なので分厚い革製品の張り替えなどにも使用できるのも魅力ですね。
電動タッカーとは電気の力で針(ステープル)を打つタッカーです。
ハンマータッカやガンタッカーと違って力をいれる必要が無く、トリガーを引くだけで簡単にステープルを射出、連続した作業に向いています。
初め手動式のハンマータッカーが主流でしたが、技術の進歩に伴いコンプレッサの空気圧で打ち込むエアタッカーに、近年では電動タッカーが発売されました。コード式と充電式のものがあり、最近のタッカーは充電式が主流になりつつあります。
今でこそ主流になってきている充電式タッカーですが、販売当初は懸念されていたパワー不足が課題でした。
ですがバッテリーの進化により解消され、現在は取り回しのしやすい充電式タッカーが広く普及しています。
ただ費用面での負担は大きいので用途や継続的な使用頻度も念頭に入れた検討が必要かと思います。
タッカーの違いによって使用用途や使い手を選ぶ場合があります。
今後どのようにタッカーをお使いになるのかなど含めて検討される事をオススメします!
実際使っていくにあたって使い方とか
おすすめなのってあんの?
では使用用途で例をあげて
お話をさせて頂きます!
工作や修理、DIYでおすすめになるのはコスト面や扱いやすさからガンタッカーがおすすめです。
ハンマータッカと違い留めたいものに直接押し当てて使用出来る点や軽度の作業を行うにはもってこいな工具です。
もう少し本格的にとお考えであればエアタッカーがオススメになってきますね。
コンプレッサーやエアタッカー本体など揃えるものは多くなりますがその分メリットあります。
建設現場で多くの職人さんが扱う工具だけあって強力かつ簡単に針を打ち込めるので分厚い革製品なども比較的簡単に扱う事が出来るようになります。
ただ安全面での意識も十分に気を使って使用して下さい。
安全面の確保 | 注意点 |
防具の着用 | 作業者も周囲の人も必ず保護メガネを着用してください。打ち損じのステープルが跳ねて目に入る危険があります。排気音や廃棄から耳を保護する為、耳栓などの防音保護具を着用してください。作業環境に応じてヘルメット、安全靴などの防具を着用してください。 |
ネジの締め付けを点検する | ネジが緩んでいたり、抜けていたり、また部品が外れたり、傷んだまま使うと、事故や破損の原因になります。使用前に必ず点検してください。 |
圧縮空気以外は使用しない | エアータッカは圧縮空気を動力源とする工具です。圧縮空気以外の高圧ガス類(酵素、アセチレン、プロパン等)を使うと、爆発などの危険があります。絶対に使用しないでください。 |
エアホースの接続 | 1. 安全装置が装着されていない場合、トリガーを引くだけでステープルが発射します。エアホース接続前にはステープルが装填されていないことを確認してください。 2. ねじ類の緩みが無い事、損傷/脱落/移乗動作の部品が無い事、射出口に向いていないことを確認してから、エアホースを接続してください。 |
指定のステープル(釘)を使用する | 指定と異なるステープルを使うと、故障の原因となるだけでなく大変危険です。必ず指定ステープルをお使いください。 |
・布地を縫う際に使う
・床材の張り替え
・壁パネルのべニア張り
・防湿・防水シート留め
・気密シート留め
・見切り材留め
・内装材の仕上げうち
・断熱材止め
・ラス張り
タッカーがあればこういった内容の作業をされる際に
重宝しますので是非参考にしてみてください!!
なるほどなぁ!
これから買う時の基準にすんわ♪
タッカーの清掃方法や、オイルの塗り方、消耗品の交換方法などを詳しく解説します。
各種タッカーを長く使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。
タッカーを使って作業をする時に、タッカーの針(ステープル)がタッカーの内部で詰まったというケースは数多く出てきます。
使用時にはつまりがないかの確認を行うだけでも大きく変わってきますので確認を行いましょう!
この場合は、修理に出すよりも前に一度、詰まったステープルを取るように努力してみてください。
エアタッカーのご使用の際には以下の内容に気を付けてご使用ください。
作業終了時保守 | 注意点、メンテナンス内容 |
作業後はエアホースを外しステープルを抜き取る | 1. 作業終了後には必ずエアホースを外してください。 2. エアータッカー内に残ったステープルを抜き取りしまう。作業後にうっかり手を触れたり、エアホースをつないだ場合にステープルが発射し思わぬ事故防止。 |
注油・清掃をする | 1. 取り付けネジなど、篏合が緩んでいる箇所が無いか定期的に点検し、緩んでいる場合は締め直しを行ってください。 2. マガジンを定期的に清掃しステープル接着剤のカスや異物、木くずなどを取り除く。 3. 1日に2回以上または作業前後にエアプラグの口から2~3滴程注油する。 4. 長期間使用しない場合は、注油や清掃を行い、湿気やほこりの影響を受けない状態で保管する。 5. お子様、作業者以外が触らない様にしておき、場合によっては施錠などの処置を行う。 |
水抜きをする | 作業終了時はエアプラグ側を下にし、十分水抜きした後にエアプラグから注油を行ってください。 エアセットやエアコンプレッサーに水がたまると能力低下、故障の原因となりますので作業終了時には必ず水抜きを行ってください。なお、作業内容の詳細はエア工具、エアコンプレッサーの取扱説明書を参照して行って頂く事を推奨します。 |
直射日光を避ける | エアタッカやエアコンプレッサーは直射日光に長時間当てたままで放置すると、故障の原因になる可能性があります。 エアコンプレッサーは出来るだけ風通しの良い日陰などに設置してご使用ください。 |
正しいメンテナンス方法を知って、タッカーを長持ちさせましょう。
電動タッカーの場合は別途バッテリーを差し込んだままだと事故につながる事もありますので使用しない場合や使用後は本体からバッテリーを抜いておく事を忘れずに行いましょう!
タッカーは、誤った使い方をすると危険です。タッカーを使う前に、安全に使うための基本的な使い方やポイントを確認しましょう。
使いこなせれば便利な工具も間違った使用方法では危険なケースが多々ございます。
無茶はせずに、新品購入時になど付属している説明書を読んで頂き、
安全かつ最適な作業を心掛けましょう♪
使用時の注意点もわかったしタッカーの種類もわかった!
メーカーごとでも色々と種類あるけどそれも教えてよ!
お任せください!
では各種メーカーのタッカーなど簡単にではありますが
ご紹介をさせて頂きます!
初心者でも使いやすいタッカーや、プロが使う高性能なタッカーなど、おすすめのタッカーの選び方について紹介します。
自分の使用目的に合ったタッカーを選ぶことが、作業の効率を上げるためにも重要です。
コンセントで電源が必要ではありますが商品名にもある4WAYと記載ある通り4種類(T型釘,I型釘、4mmステープル、10mmステープル)の使用が可能で購入時の金額もとてもお求めやすい部分も魅力ですね。
言わずもなが人気のある電動工具メーカーのマキタです。
そんなマキタの充電式タッカは同社の同じV数のシリーズ工具であればバッテリー1個で使い回す事も!
バスバスと打ち込んでいけるので爽快な使用感も人気ですね!
プロも愛用する使いやすさや仕上がりもいい商品で、品質や精度は納得の品です。
購入に際して迷わずオススメ出来る点や重量も重く安定して打ち込めます。
プロ仕様で値段が他のガンタッカに比べて高いので長期で使い続けたいという方にはオススメとなります。
長いステープルでもエアでラクラク作業出来ます。
25ミリまでのステープルに対応しており握りやすく、滑りにくいグリップカバーを採用していて扱いやすいモデルですね。
なにより小型・軽量な1.1kgのボディなので取り回しも楽です!
電動工具市場でトップを走るマキタ社!グローバルに市場を展開されていて職人さんからも電動工具で迷ったらとりあえず安定のマキタやろ?と言う方も多くいらっしゃいます。
営業所が多い事や修理に出しやすいのも特徴で、パワーが強力なエアタッカーを販売しており、実用的で丈夫です。プロ御用達という言葉がピッタリのメーカーですね。
電動工具市場でマキタと常にシェアを争っているのが、ハイコーキ(HiKOKI)ですね。
もともとは日立グループで、技術力が高く独自の技術を電動工具へ組み込みシェアを拡大しています。
最近ではマルチボルトバッテリーが職人さんから反響も良くお話を伺う事も多い大手工具メーカーです
ホチキスなどオフィス用品を製造、販売するマックスですが、タッカーも販売しています。
種類が多く、プロからDIYで利用する方まではば広いニーズに対応しています。
エア工具の評判がよく、エアタッカーのシェアもかなり高い印象です。
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