2024.08.16
壊れた工具も買取できる!ジャンク品とは?高額買取のポイントやコツ・店舗の選び方もまとめて解説!
「一部の機能が使えなくなった工具、もう買い替えかな…」
「全く動かなくなった電動工具はもう捨てるしかないかな…」
このように考えている方、その工具は「ジャンク品」として売れるかもしれません!
実際に工具を扱う方にとって壊れた工具は価値がないように感じるかもしれませんが、買取市場では違う価値を見いだして新たな活用手段を見つけることができます。
そこで今回は、
・ジャンク品とはどういう意味?なぜ買取できるの?
・ジャンク品の電動工具を買取してもらう3つのポイント
・ジャンク品を売るときの買取専門店の選び方は?2つのポイントを解説
「壊れた電動工具を売りたい!」という方に役立つ記事になっているので、ぜひ最後まで目を通して参考にしてみてください。
目次
オークションサイトやフリマアプリをのぞいてみると、よく「ジャンク品」という言葉を目にします。
ジャンクとはどういう意味なのかと言うと英語の「junk」のことで、「ガラクタ」や「役に立たないモノ」という意味があります。
その言葉の意味通り、ジャンク品には〝本来の利用価値がそこなわれたモノ〟という一定の基準があり、工具のジャンク品とは正常に動作しない、保障対象外のモデルが該当します。
この意味合いから、ジャンク品の工具には何の価値もないように感じてしまうかもしれませんが、買取専門店の広告を見ると「ジャンク品も買取ます!」という文言があります。
これはどういう意味なのでしょうか?
ここからは、なぜジャンク品の工具が買取できるのか、そのカラクリとジャンク品の例を紹介してきます。
なぜジャンク品の工具が買取できるのか、その理由は3つあります。
1.修理すればまだ使えるから
2.部品だけ取り出すことができるから
3.訳ありとしてまだ使えるから
ジャンク品を買取できる大きな理由が、修理をすればまだ使えたり、部品だけ取り除いて有効活用できたりするからです。
例えば電動工具のモーターへの部品が断線してしまい使えなくなったものであれば、断線部分さえ直せばまだ使えるので、修理して再販することが可能です。
また、いわゆる「パーツ取り」と呼ばれる部品取りは、正常に動作しない電動工具でも、部品そのものに問題がなければ、他の故障している電動工具の修理に部品を応用することができます。
このように有効活用の道があれば、ジャンク品の工具でも買取することが可能です。
また、一部機能が失われてしまっても、他の機能は問題なく動作する場合は〝訳あり品〟として再販できたりします。
実際に電動工具を使用する職人さんたちからすると、壊れた工具は価値を失ってしまいますが、買取の現場ではまだまだ価値を見いだすことができることも多くあります。
ここまでジャンク品の工具が買取できる理由について紹介しましたが、具体的にどのようなジャンク品の工具が買取対象なのでしょうか?
実際の例を見てみましょう。
ヤマハのインバーター発電機G900iSのケースであれば、エンジンが動かなくなってしまい使用不可の状態でジャンク品扱いになります。
しかしヤマハというブランドメーカーであることや、エンジン以外は問題ない状態ということで部品取りの対象になります。
いろいろなジャンク品の工具を紹介している動画がございましたので是非、ご参照ください。
「壊れた工具でも買取してもらえるんだ!」と感じた方へ、ここからは注意していただきたいことの紹介となります。
ジャンク品の工具は他の価値を見いだすことで買取対象になりますが、以下の場合はジャンク品でも買取不可になることがあるので注意しましょう。
・製造から20年以上経過している古いモデル
・水没
・付属品が不足している など
古いモデルは既に部品の製造や保管が終了していて、修理できないケースがあるため買取できない場合があります。
また水没してしまった電動工具は、すべての部品が水によってダメージを受けるので買取不可になることが多く、取扱い説明書やパーツなど、購入時に付属していたものがないケースでも買取不可になることがあります。
電動工具と一言で言っても、メーカーやモデル、電動工具の種類まで幅広いので、買取できるかどうか判断が異なります。
そこでここからは、ジャンク品の電動工具を買取してもらうときの3つのポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
電動工具は、ジャンク品の有無を問わずにメーカーや型番(年式)でおおよその買取価格が決まります。
例えば、電動工具メーカーで人気なのが以下の3社で、買取相場も比較的高くなっています。
・マキタ
・ハイコーキ
・パナソニック
誰もが知る人気メーカーであれば、ジャンク品でも値が付きやすいので買取価格が高くなります。
上記の3社の他にも、海外の有名メーカーの電動工具なども高額査定が期待できるので、まずは査定だけでも受けてみるのをおすすめします。
一部機能が欠けた工具や、全く動かなくなったジャンク品であっても、買取査定を受けるときは可能な限りキレイにしておくと査定額がアップします。
工具買取専門店には、店舗によって明確な買取基準がもうけられていることも多く、ある店舗ではSSからEまでのアルファベット別に査定基準が定められています。
査定基準の例 | |
SS | 未使用品・展示品など |
S | 使用回数が少なく状態がいい商品 |
A | 使用感あるが綺麗 傷、汚れが少ない商品 |
B | 使用感ある 多少の傷、汚れがある商品 |
C | 傷、汚れがある商品 |
D | 傷、汚れが多い商品 動作に問題はないが欠損や不具合の可能性あり |
E | ジャンク品・部品取りなどの対象品 |
上記のように査定基準が定められていることも多いので、少しでも基準を上げることを意識してみましょう。
本体表面の汚れを、ぞうきんなどで乾拭きして落とすだけでもOKです!
また大工さんであれば、ご自身の工具に記名される方が多いので、可能な限り落としてから買取査定を受けるといいでしょう。
電動工具は本体のみで販売されていることもありますが、専用ケースやバッテリー、その他付属品とセットで販売されていることもあります。
また取扱い説明書や保証書などの書類も付属していることが多く、これら付属品とあわせてジャンク品の工具を売ることで買取価格に影響します。
ここまで紹介した3点を満たすことでジャンク品であっても買取対象になるだけではなく、買取価格もアップする可能性が高まるのでぜひ参考にしてみてください!
「手持ちのジャンク品の工具、売れるかも知れない…!」
そう感じたら、利用する買取専門店の選び方を知っておきましょう。
買取専門店は幅広く、店舗ごとにさまざまな特色があります。
ここからは、ジャンク品を売るときの買取専門の選び方を、2つのポイントにわけて解説していきます。
ご紹介したように、店舗によって明確な買取基準が設けられていることが多く、買取基準に応じて査定額も変動します。
しかしどの店舗も、〝工具のメーカー〟と〝型番〟が査定額を決める大きなポイントになっていることがほとんどです。
さらにこれらにあわせて、利用する買取専門店のホームページ上で、おおよその買取金額を公開しているケースもあります。
店舗によって異なりますが、工具の種類やメーカー名など、大きなカテゴリーから調べられることがあるのでぜひ事前に確認してみましょう。
工具 (メーカー) |
型番 | 定価価格 (税別) |
新品相場 | 中古上限 |
レシプロソー (マキタ) |
JR002GRDX | 109,100円 | 43,000円 | 35,000円 |
インパクトドライバー (マキタ) |
TD002GRDX | 90,500円 | 34,000円 | 24,000円 |
丸のこ (ハイコーキ) |
C5MEYA | 36,000円 | 13,000円 | 8,000円 |
レシプロソー (ハイコーキ) |
CR36DA(NN) | 56,500円 | 22,000円 | 13,000円 |
インパクトドライバー (ハイコーキ) |
WH18DE(2LC) | 64,400円 | 18,000円 | 10,000円 |
発電機 (ホンダ) |
EU26iJ | 362,000円 | 154,000円 | 115,000円 |
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2024年5月13日の当社相場になります
こちらは人気工具メーカーの電動工具で、型番別に定価価格、新品相場、中古上限を表にしたものです。
注目していただきたいのが〝中古上限〟です。
もともとの定価や新品相場が高価なものほど中古上限も高額になるので、ジャンク品でも十分高額買取のチャンスはあります。
買取専門店には、実はさまざまな種類があります。
例えば、最近ではどの町にも立ち並ぶようになったリサイクルショップも買取専門店で、工具に限らず家具や家電製品、おもちゃ、衣類など幅広い品物の買取を実施しています。
しかしこのような幅広い品物の買取を実施する買取専門店は、ひとつひとつの品物に対する専門知識が浅くなってしまいがちです。
そのため本来であれば高額買取が可能だった工具も、適正価格で買取してもらえないこともあります。
そこでこの記事では、工具〝専門〟の買取専門店の利用をおすすめします!
工具買取専門店は、手工具や電動工具、周辺機器や部品など職人さんやDIYユーザー愛用の買取専門店です。
現場を支える道具に特化して買取を実施しているので、適正価格での買取が可能です。
また中古工具の購入ができる店舗も多くあり、不要になった工具を売却して、買取金額で新たに工具を購入することもできます。
工具買取専門店では、店舗によって店頭買取だけではなく宅配買取や出張買取を実施しています。
閉業や事務所移転に伴う大量の工具の買取や、大きくて重たい工具の買取では、特に出張買取がおすすめです。
宅配買取でも、店舗によっては無料の宅配キットを送付してくれたり、自宅に余っているダンボールや緩衝材で簡単に梱包して発送するだけなので、とても利用しやすいのが特徴です。
各買取専門店で利用しやすいサービスが充実しているので、ジャンク品に限らず、工具などの買取は工具買取専門店を利用しましょう。
一部の機能が使えなくなった工具、全く動かなくなった工具はもう処分するしかない…。
このように考えていませんか?
実は「ジャンク品」として買取してもらえる可能性があるので、ぜひ諦めずに査定だけでも受けてみましょう!
店舗で修理したり、部品を取り出して売却するなど、買取市場では違う価値を見いだして買取を実施しています。
町のリサイクルショップや、自宅で手軽に利用できるインターネットオークション、フリマアプリが便利ですが、工具の買取は工具買取専門店の利用がおすすめです。
工具の知識に長けた専門スタッフが、丁寧に適正価格で査定してくれます。
最近では多くの店舗で店頭買取以外にも、宅配買取や出張買取など利用しやすいサービスが充実しているので、ぜひ最寄りの工具買取専門店を調べてみましょう!
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