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2024.04.16

【初心者向け】インパクトドライバーは雨の日でも使える?注意するべき点について徹底解説!

【初心者向け】インパクトドライバーは雨の日でも使える?注意するべき点について徹底解説!

「インパクトドライバーは雨の日でも使って大丈夫?」

 

「インパクトドライバーを雨の日に使う注意点はある?」

 

「インパクトドライバーは雨の日に使ったら故障しやすい?」

 

今回は、気になっている方が多い「インパクトドライバーは雨の日でも使えるのか」といった点について解説をしていきたいと思います。

 

非常に便利な工具であるインパクトドライバーだからこそ、多くの方が天候を問わずに活用されているのではないでしょうか。

 

しかし、雨の日にインパクトドライバーを使用することで、「故障や水没になるのではないか?」と気にされる方も中にはいるようです。

 

そういった方の疑問を解消するためにも、様々な視点で雨の日のインパクトドライバーの使用について解説をしていきたいと思います。

 

インパクトドライバーを雨の日に使用する際の注意点

まずは、インパクトドライバーを雨の日に使用する際の注意点について解説をしていきます。

 

この項目を知ることで、雨の日での使用に対しての注意点がわかりますので、ぜひ参考にして下さい。

 

雨の日でも使用できるの?

 

結論からお伝えすると、インパクトドライバーはモデル次第で雨の日でも使用することができます。

 

但し、「問題なく雨の日でも使用可能」というわけではなく、あくまでも「雨の日でも使用できないこともない」程度です。

 

例えば、土砂降りの雨の日などにインパクトドライバーを使用してしまうと、細部に水が入り込むことで故障などの原因になってしまいます。

 

防水性に優れたモデルも多いため雨の日でも普段通り使えると思われがちですが、全く問題なく使用できる訳ではないと覚えておきましょう。

 

防滴や防水を過信してはいけない

 

次に大切な注意点として、インパクトドライバーを使用する際に防滴や防水の表記を過信してはいけないという点について触れていきます。

 

インパクトドライバーはモデルによっては、防水や防滴などの表記がされているので、雨の日でも普段通り使えると思われている方が多くいます。

 

ですが、スマートフォンのようにお風呂に持ち込んだり、少し水没しても問題ないような構造ではないということをよく理解した上で扱いましょう。

 

あくまでも水が入りにくい仕様というだけで、完全に水が侵入しない密閉構造ではないので、雨の日に使用すると故障の原因となる可能性があります。

 

水に濡れて故障する原因と対策

 

次は、大切な注意点の1つでもある、水に濡れて故障をする原因と対策について解説していきます。

 

水に濡れて故障する原因を理解しておくことで、雨の日にインパクトドライバーを使用することになっても多少の対策ができることでしょう。

 

水に濡れて故障する原因はいくつかありますが、主な原因として挙げられるのが「基盤や回路のショート」や「基盤や回路の腐食」の二つです。

 

インパクトドライバーが雨に濡れてしまった状態で、基盤や回路に通電してしまうとショートして使用することができなくなってしまいます。

 

また、雨に濡れたことによって水が内部に入り込み、それが腐食の原因となり基盤や回路に異常をきたしてしまうことも、故障原因の一つです。

 

対策として、濡れた状態での使用を避けて拭いたり乾かすことでケアが可能ですが、作業で使い続ける必要がある場合は対処が難しいかと思います。

 

その際は、出来る限り水が掛かりにくい位置取りで作業を行い、水に濡れた部分を拭き取りながら使用することで故障のリスクを軽減しましょう。

 

水濡れや浸水などで故障しやすい部位

 

次に、水濡れや浸水などで故障しやすい部位やパーツについても触れていきましょう。

 

インパクトドライバーは全ての部位が水濡れに弱い訳ではなく、特定の部位やパーツなどが浸水することで故障の原因に繋がりやすいです。

 

気になる特定の部位ですが、「トリガーやスイッチなどの可動部位」や「バッテリーの接合部位」、「モーターパーツ」などが挙げられます。

 

上記の3点は特に注意するべきポイントであり、水の浸透による基盤や回路のショート、そして腐食による動作不良などに繋がりやすい部分です。

 

その中でも、トリガーやスイッチなどの可動部位はとても浸水しやすい構造となっているため、可能な限り濡らさないように意識することをお勧めします。

 

各メーカーの防水や防滴の規格表記

 

最後に各メーカーの防水や防滴などの規格表記について解説していきたいと思います。

 

主に防水や防滴の規格は、IEC(国際電気標準会議)によって定められた保護等級で「IPコード」として表記されます。

 

IPコードは保護等級をコード化したもので、等級ごとに定められた試験を合格することで表記できるようになります。

 

注意点として「水の侵入に対する保護」についてはIP□1~IP□7までは機器に対して、使用せずに放置した状態で規定の高さや水量、水圧等をかけての試験となります。

 

機器を動かしている状態で該当する保護等級ではございませんので、先に述べたように認識はあくまでも使える程度で、使用を推奨するものではない事を覚えておきましょう。

 

下記に各等級の保護程度が分かる表をみつけましたので載せておきます。気になる方は確認してみてください。

 

参照:

『IP規格・防水保護構造及び保護等級』

 

しかし、メーカーによっては独自の名称で表記されているメーカーもありますので、下記表にて確認してみましょう。

 

メーカー 表記名 規格内容
マキタ APT
(Advanced Protection Technology)
マキタ独自の規格名称
(IPに準拠していない)
ハイコーキ IP
(International Protection)
国際電気標準会議(IEC)によって定められた規格
リョービ IP
(International Protection)
国際電気標準会議(IEC)によって定められた規格
パナソニック TOUGH TOOL IP 国際電気標準会議(IEC)によって定められた規格
マックス MAX IEGS マックス独自の規格名称
(IPに準拠していない)

 

メーカーごとに表記は異なりますが、多くが一定の保護等級を基準に作られているので、似ている性能のモデルが多数あります。

 

雨の日の利用や屋外利用が多い場合は、防水規格も確認した上で自分の利用に合ったモデル選びをすると良いでしょう。

 

雨の日にインパクトドライバーの使用が多い場合は?

ここからは、雨の日にインパクトドライバーの使用が多い方に向けて、対策方法を解説していきます。

 

インパクトドライバ―が水濡れに弱い点は否めませんが、可能な限り対策をとることで少しでも故障のリスクを軽減しましょう。

 

できる限り雨が弱まったタイミングで使用する

 

雨の日にインパクトドライバーを使用する場合、できる限り雨が弱まったタイミングで使用することが大切です。

 

屋外での作業にもかかわらず、どうしても作業効率を優先して雨の強さを気にせずに作業を進めようとする方もいると思います。

 

ですが、雨が強い時は別の作業をおこなったり休憩をとるなどタイミングをずらすことで、故障のリスクを大幅に軽減することが可能です。

 

水没や水濡れを避けるための便利グッズを活用する

 

次に、水没や水濡れを避けるための便利グッズを活用する選択肢について触れていきます。

 

今では、インパクトドライバーに限らず電動工具用の便利グッズが発売されているので、それらを取り入れるのも効果的です。

 

中でも今から紹介する「簡易インパクトカバー」などは、不浸水の素材で防水性が高いため安心して使えるのでとても好評です。

 

三共コーポレーション 簡易インパクトカバー DT-IC-BK

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参照:

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BOLTEX インパガード B-IG2

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さすがに激しい雨だと浸水してしまう恐れがありますが、小雨であれば浸水してくることをある程度は防ぐことが可能です。

 

雨の日の浸水対策として、作業の妨げにならない範囲で便利グッズを活用し、故障のリスクを軽減してみることをお勧めします。

 

上記で紹介した便利グッズの商品紹介動画を見つけましたので載せておきます。是非確認してみてください。

 

 

不具合が生じた際には早めに修理に出す

 

ここで、不具合が生じた際は早めに修理に出すという項目について触れていきます。

 

雨の中でインパクトドライバーを使用する際に、どんな対策をしても故障のリスクを完全には回避できません。

 

少しでも不具合が生じた際は、使用をやめてしっかりと乾燥させた後、動作確認を行ってから使用するのが良いです。

 

そのまま動作不良が長引くようであれば、出来る限り早く修理を行うか専門店に修理を依頼することをお勧めします。

 

しかし、専門店などに修理依頼をする場合は、部品代や作業費用などが発生するので、ある程度の予算は必要となります。

 

ですが、修理をせずに使い続けてしまうと他のパーツへの負荷が大きくなり最悪の場合は完全に動かなくなるかもしれません。

 

ですので、雨の日に使用して不具合が生じた際には、早い段階で専門店へ修理のお見積もりを依頼しておくことをお勧めします。

 

水濡れでの修理費用が高額であれば買い替えを検討

 

最後に、水濡れでの修理費用が高額であれば買い替えを検討しておくべきという項目について解説いたします。

 

基盤やモーター部分の修理には高額な費用が掛かるため、少しお金を足せば工具を新調できてしまうことも珍しくありません。

 

また、古い型式のインパクトドライバ―を使っている場合は、パーツの製造が終了している場合もあるため、買い替えざるを得ないこともあります。

 

その際は、雨の日の使用に備えて防水性能に優れたモデルを選び、便利グッズなどを買い揃えることで今後のリスクを軽減することをお勧めします。

 

まとめ

今回は雨天でのインパクトドライバーを使用する際の注意点、そして故障の原因やそれらの対策について解説してきました。

 

どうしても防水や防滴と聞くと、「濡れても大丈夫」や「雨の日の利用ぐらいであれば問題無く使用できる」と考える方が多いようです。

 

ですが、今回解説してきたように防水といっても完全に水を防ぐ訳では無く、内部に浸透しにくい程度ですのでケアすることが必要となります。

 

屋外で使用される方には、防水性能のあるモデルをお勧めしますが、それは完全な防水を意味するものでは無いということを理解しておいてください。

 

また、防水の工具カバーなどを活用することで故障に繋がるリスクを軽減することができるので、突然の雨にも対応できる様に備えておくと良いです。

 

そして、不具合が生じた際は早めに専門業者に見積りを依頼して修理か買い替えを検討し、無理な使用による事故やトラブルがないように心掛けましょう。

 

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