2024.03.07
【初心者の方必見】マルノコの使い方や注意点や対策方法をシンプルに解説!
マルノコの使い方について知りたい!
マルノコの注意点について教えて欲しい!
マルノコのキックバック対策を知っておきたい!
仕事現場はもちろん、木材を使ったDIYなどに人気のマルノコ!
木材カットなどのシーンで非常に役立つマルノコですが、使い方に不安を感じてしまう人も少なくないようです。
そこで今回はマルノコの使い方について解説するとともに、知っておきたい注意点などについても触れていきたいと思います。
これからマルノコを購入しようとしている人、不安を感じている人はぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。
目次
マルノコとは、直線の切断をスピーディーに行える便利な電動工具です。
主に木材を切断する用途で使われますが、押さえつける角度次第では斜めにカットすることもできます。
さらに、マルノコの刃を付け替えることで、木材以外の金属やコンクリートの切断にも対応できます。
綺麗な切り口で切断でき、スピーディーな作業が可能なので、仕事現場やDIYなどシーンを問わずに活躍する工具です。
マキタ 125mm 電気丸ノコ 5230
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上記動画はマキタ 125mm 電気丸ノコ 5230の紹介動画になります。
マキタ 18V 充電式丸ノコ HS631DZS
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上記動画はマキタ 18V 充電式丸ノコ HS631DZSの紹介動画になります。
手持ち式丸ノコは、木材や金属を高速で切断できるパワフルな電動工具です。
円形の刃(チップソー)を高速回転させ、直線切断を得意とします。
電源方式はコード式と充電式の2種類があり、用途や使用頻度に合わせて選ぶことができます。
マキタ 18V 165mm 充電式卓上マルノコ LS600DZ
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ちなみにマルノコの種類として、卓上マルノコについても触れていきましょう。
卓上マルノコはアームに固定されたマルノコを上下に振り下ろす感覚で切断することができます。
フリーハンドで使う場合のようなズレやブレが発生せず、また付属の金具を利用することで、切断したい寸法の位置決めがしやすいというメリットがあります。
材料を金具に合わせてセットすることで、何本も同じ長さでスピーディーに切り出すことができます。
他にも角切りや傾斜切りなども正確に行うことができるというメリットがあるので、本格的な家具製作やDIYなどにもオススメなのが卓上マルノコです。
上記はマキタ 18V 165mm 充電式卓上マルノコ LS600DZの紹介動画になります。
マキタ 18V 165mm 充電式スライドマルノコ LS610DZ
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また卓上スライドマルノコについても解説をしていきましょう。
卓上スライドマルノコはアームを前後にスライドさせて切断するタイプで、先の卓上マルノコよりも幅の広い材料の切断も可能です。
価格は少し高めな点がネックですが、一般的なマルノコが苦手な人でも手軽に精度の高い切断を実現できるメリットを持ちます。
基本的なマルノコも利便性が高く様々なシーンで活躍してくれますが、場合によっては卓上スライドマルノコなども含めて、自分にピッタリなモデルを選んでみるのも良いのではないでしょうか。
上記動画はマキタ 18V 165mm 充電式スライドマルノコ LS610DZの紹介動画になります。
ここからは、初心者でもわかりやすく、シンプルにマルノコの使い方について解説していきます。
3つの項目・ステップにわけて、マルノコの使い方について触れていきますので、各項目を順番にチェックしていきましょう!
まず、マルノコを使用する前に刃の出具合を調整する必要があります。
必ずコンセントを抜いた状態、またはバッテリーを抜いた状態で、マルノコが万が一にも作動しない状態で行うことが大切です。
ベースと呼ばれる刃がむき出しにならないように保護されている箇所を動かし、切断したい材料の5~10mm程度を目安に下に出るよう刃を調整していきます。
刃が出すぎてしまうと切断面が粗くなってしまうため、材料をカットする前に、しっかりと刃の出具合(切り込みの深さ)を調整することが大切だと覚えておきましょう。
次にマルノコを起動する前に材料をしっかりと固定することをしてください。
クランプ・万力を活用してしっかりと固定することをしてからでなければ、作業を行ってはいけません。
素人にありがちな「手でおさえてカットする」といった固定の仕方は絶対にNGで、後述するキックバックなどのトラブルから大怪我につながる可能性があります。
固定しておかないで抑えておけば、安全ですと軽視する人もいるのですが、固定するためのクランプ・万力などがありますので、それらを活用してしっかりと材料を固定することが非常に重要だと覚えておきましょう。
最後に肝心の材料をカットしていく工程について触れていきます。
マルノコで材料をカットする際には、「カットする方向が正面に見える位置」に立ち、腕が動かないように半身に構えて作業を行うことが大切です。
材料をベースにあててからスイッチをしっかりと握り、回転が安定した「一定のスピード」でゆっくりと切断をしていくと良いでしょう。
ちなみにマルノコでの切断がはじまったら「後ろに戻す」ことはできませんので、途中で後ろに戻すようなことはせず、最後まで直線上に材料をカットしていきましょう!
そして材料のカットが完了したらスイッチを離して回転を止めて、しっかりとマルノコの回転が止まったのを確認してから材料から離すことが大切です。
この一連の流れが基本的なマルノコの使い方ですが、シンプルゆえに適当に行ってしまい怪我をしてしまう人も少なくありません。
シンプルな流れだからこそ1つ1つの工程で安全確認をしつつ、怪我のないようにマルノコを活用していくことが大切だと覚えておきましょう。
また怪我やトラブル防止のために、作業時にはマルノコの直線上に人がいないか、そして物が置いていないかも確認してからスイッチを入れるようにしましょう!
補足として、斜めに切る方法についても触れていきましょう。
初心者は慣れるまでは直線上のカットをすることをおすすめしますが、慣れてきたら素材を斜めにカットしたいと思うシーンも出てくると思います。
もしマルノコで斜めにカットしたい場合には、「角度調整ネジ」を緩めて、カットしたい傾斜角度にベースを調整した状態で使用することで、斜めにカットすることができます。
また、熟練者は刃の出具合を掘りたい深さに設定することで、木材などに溝を作り、オシャレに仕上げる人もいます。
このあたりは慣れるまでは手を出すべきではありませんが、マルノコの電動工具としてのポテンシャルを感じさせてくれる魅力と言えるでしょう。
ここからはマルノコの使い方で最も重要なキックバック対策について解説していきます。
キックバックとは、マルノコの刃が木材などの素材(材料)に挟まり、マルノコが暴れまわり制御不能に陥る現象です。
このキックバックが起こると、反動でマルノコが体に当たったり、激しく飛ばされた材料の木材や金属片が体に刺さってしまうリスクさえあります。
タイミングが悪かったり、体勢を崩したりすると、マルノコで体を傷つけてしまうことさえあるため、絶対にキックバックは起こさないように作業しなければなりません。
マルノコは便利な電動工具ではありますが、使い方次第では危険な電動工具でもあります。怪我の原因となるキックバック対策についてはしっかりと学んでおきましょう。
まず、キックバック対策として、木材を真っ直ぐにカットすることについて説明します。
キックバックの発生原因の一つに、初心者が慣れない間に斜めにカットしてしまうことが挙げられます。
マルノコの刃が斜めに綺麗に進まずにジグザグになってしまったり、力の入り具合で刃が変に進んだり、様々な理由でキックバックが発生します。
不安な方は、マルノコ定規やガイドを使用することで対策できます。
常に真っ直ぐカットすることを意識し、安全にマルノコを使用しましょう。
次に、マルノコから手を話さないという点も大切なポイントです。
これはキックバックが起こった際にも言えることですが、とっさにマルノコから手を離してしまう人もいます。
しかし、マルノコから手を離してしまうと、逆に暴れたマルノコが体にあたってしまい、怪我の原因にもつながります。
そういったリスクをケアするためにも、マルノコはしっかりと両手で支えて使い、万が一キックバックが起こった場合にも焦らずに踏ん張って抑え込むことができるようにしておきましょう。
この「しっかり持ち手を離さない」というのはとても大切なポイントですので、マルノコを使用する際にはしっかりと意識しておきましょう。
最後に、不安定な状態での作業を避けることも重要です。
これはマルノコの基本ですが、慣れてくるとつい不安定な状態で作業を進めてしまうことがあります。
例えば、両手で支えずに片手で作業したり、不安定な体勢で作業したりすることは避けましょう。
また、カットする材料の位置が低すぎたり高すぎたりして、高低差によって踏ん張りがきかなかったり体勢が不安定になったりすることも見落としがちです。
いずれの場合も、マルノコでの怪我やトラブルにつながりやすいため、不安定な状態での作業は絶対に控えましょう。
補足としてマルノコの真後ろには立たないという点にも触れておきましょう。
意識していない人、慣れていない人はマルノコの真後ろに足がきてしまい、そのまま作業をすることで「足の怪我」につながるケースはとても多いです。
これは一種の不安定な状態でもあり、またキックバックのリスクなども考えると、絶対に真後ろでの作業はNGなのです。
この「真後ろに立たない」というのは、意外とうっかり忘れてしまう注意点でもあるので、正しい作業の姿勢や位置取りを覚えるまではしっかりと意識しておきましょう。
ここからは、マルノコで作業を行う際の注意点について解説していきます。
作業時の注意点と豆知識のような内容にも触れていますので、快適な作業のためにも各項目を参考にしてみてください。
山本光学 ゴグル型保護めがね バックルベルトタイプ YG-6000BB
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3M 防じんマスク 排気弁付き 8805 DS2(10枚入)
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マルノコで作業する際の注意点として、まずゴーグルや防塵マスクの使用が挙げられます。
実際にマルノコを使ったことが無い方はイメージしにくい部分もあるかもしれませんが、作業中は大量の粉塵が舞うため、ゴーグルや防塵マスクは必要です。
場合によっては木材の破片が飛び散ることもあるため、ある程度しっかりしたゴーグルや防塵マスクを用意するのが賢明です。
その他にも、金属などを切断する際にはかなりの「音」が出ますので、イヤーマフや耳栓の着用がおすすめです。
これらのアイテムを使わずにマルノコでの作業を行うと、怪我をするだけでなく、知らず知らずのうちに体調が悪化してしまう可能性があるため、軽視することなく各種アイテムを活用することが重要です。
集じん機能を備えたマルノコを使う場合は、正しく接続して使用することが重要です。
次に、手袋や軍手はトラブルのリスクを高めるという点にも触れていきましょう。
手袋や軍手を着用していた方が安全だと思う人も多いのですが、高速回転しているマルノコを使う場合は、逆にリスクを高めてしまいます。
手袋や軍手の繊維が巻き込まれてしまい、最悪指の切断などの取り返しのつかない大怪我につながってしまいます。
また、手袋を着用すると感覚が鈍ってしまうため、基本的にはマルノコを使う際には素手で作業するようにしましょう。
仮にキックバックが起こったとしても、素手であれば感覚が直接伝わるため、キックバックの予兆や方向などを予測することも可能でしょう。
どうしても手になにか着用したい場合には、繊維が引っかかり怪我をすることがないように、繊維製ではない「革手袋」か「防じん手袋」を利用するのがおすすめです。
とは言え、先にも触れたように素手のほうが感覚がつかめますので、基本的には素手での利用が理想的だと覚えておきましょう。
作業中の「巻き込み防止」などの観点から、首にかけたタオルや服の袖の巻き込みなどがないように、服装などにも意識を向けることが大切です。
最後に作業後こそ慎重になるべきです。
これはマルノコの使い方でもあり、大切な心構えでもあります。
切断作業が完了したら、刃の回転が止まっていることを必ず確認してください。
その後、角材などにのせることで、刃を直接地面に当てないようにします。
そして、作業時以外には誤作動を防ぐために電源をコンセントから抜き、バッテリー式の場合はバッテリーを外してください。
刃が保護カバーに覆われていても、根本的な電源面での安全確保は非常に重要なポイントです。
作業の途中で少しの休憩に入る場合は面倒に感じるかもしれませんが、万が一の怪我を防止するためにも、作業後や中断時にも上記の点を意識して徹底することをおすすめします。
今回はマルノコの使い方、キックバック対策、大切な注意点などについて解説をしてきました。
マルノコは非常に便利な電動工具ではありますが、使い方を間違えてしまうと大きな危険を伴う電動工具でもあるのです。
とは言え正しい使い方を徹底していれば木材をはじめ、各種材料のカットで役立つ圧倒的に便利な電動工具なので、使い方や注意点をしっかり把握して利用することが大切です。
慣れるまでは都度確認をしながら作業を行い、慣れた後も慢心せずに安全確認を徹底することで、仕事用はもちろん趣味のDIYなどのシーンでも活躍してくれることでしょう。
正しい使い方を覚え注意点を忘れることなく、そしてキックバック対策も頭に入れておけば、マルノコを圧倒的に便利な電動工具として使っていくことができます。
不安な方は今回の内容を何度か読み返しつつ頭にインプットしていき、実際にマルノコを使う際にも逐一確認をしながら慎重に使ってみてはどうでしょうか。
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