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2024.08.02

丸ノコとチップソーカッターの違いとは?チップソーの選び方も解説!

「丸ノコとチップソーカッターの違いはなに?」
「丸ノコとチップソーカッターは同じものなの?」
「チップソーの選び方や注意点について知りたい!」

素材を切断する際に非常に重宝するのが丸ノコとチップソーカッターです。

 

お仕事で愛用している人もいれば、趣味のDIYのための購入を検討している人もいるかもしれません。

 

ですが、それらの電動工具を選ぶのが初めての人は、丸ノコとチップソーカッターの違いはあるのか、同じもので名前が違うだけなのか、などが気になる人も多いようです。

 

そこで今回は丸ノコとチップソーカッターの違いについて解説をしつつ、肝心のチップソーの選び方についても触れていきたいと思います。

 

それらを知ることで自分にピッタリなアイテム選びができるようになりますので、不安を感じている人はぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。

 

丸ノコとチップソーカッターの違いを解説

それでは丸ノコとチップソーカッターの違いについて解説をしていきましょう。

 

あわせてチップソーとはなにかといった点にも触れていきますので、違いについて気になっている人は各項目に目を通してみてください。

 

チップソーとは?

まずはチップソーについて解説をしていきたいと思います。

 

チップソーとは丸ノコやチップソーカッターで使用されるノコ刃(ディスク・替刃)を指します。

 

チップソーの「ソー」はノコギリを意味していて、そこに超硬チップを取り付けることでチップソーとなります。

 

このチップソーには木工用や金属・鉄工用、草刈り機用などの種類があり、さらにはステンレスやアルミなどの切断・加工用のチップソーもあります。

 

丸ノコやチップソーカッターでは、このチップソーを替えることで様々な素材の切断・加工が可能ですが、適切なチップソーを選ばなければ作業効率が落ちてしまいます。

 

さらに素材にあわせたチップソーを選ばなければ、トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるため、作業に適したチップソーを選ぶことが大切です。

 

例えば木材切断用のチップソーで金属を切断しようとすると、当然用途が異なり事故の原因となってしまいますので、様々な素材の切断・加工をする人は複数のチップソーを用意しておくのが良いでしょう。

 

チップソーについて解説している記事がありますので是非参考にしてみてください。

丸ノコの替刃(チップソー)の種類や選び方を徹底解説!最適なサイズ情報も紹介!

 

丸ノコとは?

次に丸ノコとはなにかといった点に触れていきます。

 

丸ノコとは主に木材を切断・加工するための電動工具です。

 

名前の通り「丸い刃のついた電動ノコギリ」をイメージするとわかりやすいと思います。

 

主に使用される刃は木工用のチップソーですが用途によってサイディング用であったり石膏ボード用のチップソーが使用されることもあります。

 

普通にノコギリを使った手動での作業を行うよりも効率が格段に上がり、また正確かつ綺麗な断面での切断が可能ですので、様々なシーンで活躍してくれます。

 

また先に挙げたように「チップソー」を替えることで様々な素材に対応できるため、金属や石膏ボードなどの切断にも適した電動工具なのです。

 

ちなみに一般的な「手持ち丸ノコ」、そして固定して活用する「卓上丸ノコ・卓上スライド丸ノコ」など種類があるので、用途に合わせて作業効率をグッと高めることが電動工具として多くの人に親しまれています。

 

丸ノコについて解説している記事がありますので是非参考にしてみてください。

【初心者の方必見】マルノコの使い方や注意点や対策方法をシンプルに解説!

 

チップソーカッターとは?

最後にチップソーカッターとはなにかといった点に触れていきましょう。

 

チップソーカッターとは主に鉄工用のチップソー(ディスク・替刃)を取り付けて、金属を切断する電動工具を指します。

 

先の丸ノコはもちろん、同じような用途の「ディスクグラインダー」「高速切断機」などの工具と比較されることがありますが、チップソーカッターは下記のようなメリットを持ちます。

・火花が少ない
・切断スピードが早い
・切断時の音が小さい

特に金属切断時の「火花が少ない」という点は大きなメリットであり、火気厳禁な場所、銅管や水道管の切断などではチップソーカッターを選ぶ方のほうが多いです。

 

ただし性能には優れるもののチップソー(ディスク・替刃)など消耗品のランニングコストが高くなりがちで、また焼入れ鋼などには使用できないデメリットもあります。

 

また慣れていないと(火花が少ないもの)切断時に火花を出してしまうような切断をすると、素材が焼入れされ硬度が増してしまい、結果として負担が大きくなるチップソーの交換時期が早まってしまうなどの側面もあります。

 

非常に使い勝手が良いチップソーカッターではありますが、用途次第では丸ノコなどの電動工具のほうが作業に最適なケースもあるため、後述する具体的な違いについてもチェックしつつ、自分にはどの電動工具がピッタリなのかをチェックすることをオススメします。

 

チップソーカッターについてわかりやすく解説している動画がありましたので是非参考にしてみてください。

 

丸ノコとチップソーカッターの大きな違いを解説

ここからは丸ノコとチップソーカッターの大きな違いについて解説をしていきましょう。

 

主な3つの大きな違いについて触れていきますので、丸ノコとチップソーカッターのどちらを購入しようか迷っている人は参考にしてみてください。

 

耐熱性や耐久性

まず丸ノコとチップソーカッターには耐熱性、そして耐久性の違いがあります。

 

具体的にはチップソーカッターの方が耐熱性や耐久性に優れた素材が使われているのです。

 

これはチップソーカッターが主に金属を切断する電動工具であることが関係していて、切断時に金属が高温になるためチップソーカッターが溶けたりダメージを受けるのを防ぐために設計されているからです。

 

もちろん丸ノコでもチップソーを金属対応のモデルに交換すれば切断や加工は可能ですが、主に金属を切断・加工するならチップソーカッターの耐熱性や耐久性が作業時に頼もしく感じられることでしょう。

 

回転数にも違いがある

次に丸ノコとチップソーカッターは、回転数にも違いがある点について触れていきます。

・丸ノコ…1分間に約5,000回転
・チップソーカッター…1分間に約4,000回転

もちろんモデルによっては若干の差はありますが、上記のようにチップソーカッターの方が回転数が少し控えめなのです。

 

これは切断する素材の違いからくるもので、チップソーカッターがメインで切断する金属は高速切断すると熱が発生します。

 

そういった熱の発生をできるだけ防ぐために、チップソーカッターの回転数は丸ノコと比較しておさえられているのです。

 

ちなみにチップソーカッターに木工用のチップソーを装着して木材を切断することも可能ですが、木材の硬さや厚み次第では、回転数が不足してしまい切断精度や効率が落ちたり、少し荒い断面になってしまうことがあります。

 

丸ノコもチップソーカッターも「チップソー」を付け替えることで各種素材に対応可能ですが、丸ノコは木材がメイン、チップソーカッターは金属がメインのようにイメージしておくと良いかもしれません。

 

搭載機能の違いにも注意

最後に搭載機能の違いについても触れていきましょう。

 

これは購入後に「思った感じと違っていた」と後悔しないためにも、知っておくべき注意点ですね。

 

基本的な使い方やちょっとした便利機能の違いもそうなのですが、最も注意するべきなのは傾斜です。

 

丸ノコには45度傾斜が搭載されていて、精度の高い傾斜切断が可能となっています。

 

手持ち丸ノコは自由度が高く、それでいて慣れてしまえば各種素材を自由に切断できる利便性はとても魅力的なメリットです。

 

それに対してチップソーカッターは45度傾斜などの機能がないため、丸ノコのような自由な切断をイメージしていると、自由度の面で少し戸惑ってしまう部分もあるかもしれません。

 

特にチップソーカッターで金属はもちろん、木材もある程度は自由に切断したいと考えていた人は、このあたりの機能や仕様の違いを知っておかなければ戸惑ってしまうかもしれませんので注意しましょう。

 

チップソーを選ぶポイントや注意点を解説

ここからは丸ノコやチップソーカッターで活用する「チップソー」を選ぶ際のポイント、そして注意点について解説をしていきたいと思います。

 

丸ノコやチップソーカッター本来のスペックを発揮できるように、そして効率よく作業を行い、万が一の事故防止のためにも、チップソーを選ぶポイントや注意点についてチェックしていきましょう。

 

チップソー・替刃には種類が多い

まずチップソー(替刃)には種類が多いという点に触れていきます。

 

丸ノコでもチップソーカッターでもチップソー選びが大切なのですが、それは下記のように種類ごとに用途が分かれているからなのです。

・木工用…超硬チップ
・金工用…サーメットチップ
・サイディング用…焼結ダイヤモンドチップ
・石膏ボード用…超微粒子超硬チップ

超硬チップと一括りにまとめるケースも多いのですが、より細分化をすると上記のように用途ごとに適切なチップが異なるものです。

 

耐久性や消耗性、そして切れ味なども変わる部分がありますので、丸ノコでもチップソーカッターでも素材に適したチップソーを選ぶことが大切だと覚えておきましょう。

 

ちなみにチップソーの「チップ」は刃の先端に取り付けられる部品であり、これによって切断や加工の効率に違いが生まれます。

 

刃型にはいくつもの種類がある

次に刃型にもいくつもの種類がある点に触れていきましょう。

・千鳥刃…切れ味が軽く素早い切断が可能な反面、仕上がりが少し荒くなりやすい
・交互刃…主に薄い材料や合成樹脂、そして破損しやすい材料に適した刃型
・平刃…繊維の方向性が目立たない素材、また硬い材料にも適している刃型
・組刃…繊維質が混在している木材などの素材、また厚材の加工に最適

上記に主な用途などをまとめましたが、刃型の種類でも作業効率に差が生まれます。

 

人によってはこだわらず木材(木工)用か金属(金工)用かなどで選ぶ人も多いですが、上記のような刃型も意識すると効率良い作業が実現できますので、これらの違いについて知っておくことも大切なのです。

 

厚みにも注意して選ぶ

また厚みにも注意してチップソーを選ぶことも大切なポイントです。

 

基本的にはチップソーは厚みがあるほどに剛性が増すため、ブレを抑えた切断を実現することが可能です。

 

安定した正確な切断をしたいシーンでは非常に重宝しますが、モーターにかかる負担が大きくなるため定価価格帯の丸ノコやチップソーカッターに使用する場合、本体の消耗を早め寿命を短くしてしまう可能性があります。

 

逆に薄いチップソーはモーターへの負担が少なく、また切断時のバリも少ないメリットがあります。

 

ただし薄すぎるチップソーは切断する素材によってはブレが目立ってしまうため、正確な切断には不向きな点に注意しなければなりません。

 

丸ノコやチップソーカッターに慣れない間は、薄すぎず厚すぎずのバランスの良い厚みのチップソーを選んで使うなんて選択肢もありますが、どういった用途で活用するか次第で厚みにも注意してチップソー選びをすることが大切だと覚えておいてください。

 

サイズの違いにも注意が必要

そしてチップソーのサイズの違いには注意が必要だという点にも触れていきましょう。

 

チップソーには外径と内径(穴のサイズ)の2つのサイズがあります。

 

外径はそのままチップソーの直径を指し、内径は丸ノコやチップソーカッターなど工具に取り付ける際の「内穴のサイズ」を指します。

 

どちらも大切なサイズなのですが、特に外経サイズは「100mm・125mm・165mm・190mm」などいくつか種類があり、サイズによっては取付自体ができないため自分の持っている丸ノコやチップソーカッターに装着できるサイズを選ぶ必要があります。

 

ちなみに外径はある意味では刃の大きさとも言えますので、サイズ次第で切断能力に差が出る重要なポイントだと覚えておきましょう。

 

丸ノコの場合は165mmが一般的かつ扱いやすいサイズ感なので、本体の購入で迷っている人は165mm対応の丸ノコを選ぶと扱いやすいのでオススメです。

 

刃数の違いも大切なポイント

最後に刃数の違いも大切なポイントであり、注意点でもあるため解説をしていきます。

 

チップソーの刃数は切れ味、切断能力に直結する要素ですが、刃数が多いか少ないかによってメリット・デメリットがあるため、単純に刃数が多ければよいというものではありません。

 

例えば刃数が多いチップソーは切断する力が強く仕上がり面も綺麗な特徴を持ち、薄い素材を切断する場合には材料も暴れにくくスムーズな切断を実現してくれます。

 

ですが刃数が多いがゆえに、厚みのある素材を切断する場合には全体的な抵抗が強くなり、切断スピードが遅くなるデメリットがあります。

 

逆に刃数が少ないチップソーは切断時の抵抗が少ないためスピーディーな切断が可能で、厚い素材を切断するのに最適です。

 

ただし刃数が少ないからこそ回転あたりの切断作業が少なくなるため、断面が粗くバリが出やすいデメリットがあるため、薄い素材を綺麗に切断したい場合には向かないのです。

 

刃数が多ければよいという選び方ではなく、基本的に薄い素材には刃数が多いチップソー、厚い素材には刃数が少ないチップソーのように、素材や用途にあわせて刃数を選ぶのがオススメだと覚えておきましょう。

 

チップソーはメンテナンスも大切

補足としてチップソーはメンテナンスも大切だという点について触れておきましょう。

 

単純な消耗品として使っている人もいますが、軽くメンテナンスをしてあげるだけでも意外と長持ちするのがチップソーなのです。

 

まず作業後は刃先についたヤニやクズ(木材の場合は樹液など)を取り除いてあげると、固まってしまったり切れ味が落ちるのを予防できるため軽く手入れをすることをオススメします。

 

また防錆油で拭き取りをしてから保管をしてあげることで長持ちしますので、よりコスパ良く使っていきたいと考えている人にオススメです。

 

チップソーは何もメンテナンスをしないと劣化が早まり作業効率にも悪い影響が出てしまいますので、無理ない範囲でササッとメンテナンスをしてあげる習慣を付けることをオススメしますよ。

 

もちろん刃こぼれがあった場合にはメンテンナンスではどうにもならず、また刃こぼれしたまま使うのはリスクがあるため、その場合は新しいチップソーへ交換するのが良いでしょう。

 

丸ノコとチップソーカッターの違いを知り選ぶのがオススメ

今回は丸ノコとチップソーカッターの違いについて解説をしつつ、チップソーの選び方や注意点についても触れてきました。

 

丸ノコとチップソーカッターは用途や利用シーンが似ていますが、実際には違う電動工具なので自身がどういった使い方をするかによって、どちらを活用するかを検討するのが良いでしょう。

 

丸ノコもチップソーカッターも優秀な電動工具であり、汎用性に優れているからこそ様々な作業に対応することができますが、やはり得意不得意は存在します。

 

それらの違いについて知った上で適切なチップソーを活用することで、あなたの作業をより効率的に進めることができるようになります。

 

違いについて知らずに本体やチップソーを選ぶことはせずに、今回お話してきた内容を参考にしつつ、本体からチップソー(替刃)も含めて適切なアイテムを選び、安心安全かつスムーズな作業を行っていきましょう。

 

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