2023.05.16
マキタの純正バッテリBL1415NとBL1415Gの違いについて工具買取のプロが徹底解説!
BL1415NとBL1415Gはどちらもマキタのリチウムイオンバッテリですが、名前が似ていることから「どちらを買えばいいかわからない」や「いま持っているマキタの工具に合うのはどっちだろう?」と悩まれる方もいらっしゃるとおもいます。
今回はそんな一見ややこしそうなBL1415NとBL1415Gの違いについてわかりやすく徹底解説していきます!
目次
まずはじめに、BL1415NとBL1415Gでは大きな違いがあります。それは簡単に言うとBL1415Nはプロ用、BN1415GはDIY用ということです。
マキタの電動工具はプロ用とDIY用で明確に分かれており、使用用途や使用頻度によって選ぶ必要があります。
「家庭用だからBL1415Gでいいか」と考える方もおられるかもしれませんが、価格の違い、対応工具の違い、充電器の違いなど他にもいろいろと選ばれる際に重要なポイントがあります。
ここからはさらに掘り下げた説明と購入された際のメリット・デメリットもお伝えをしていきます。
その他にもバッテリの違いについて詳しい記事はこちら↓
「マキタのバッテリー BL1830BとBL1830の違いは?」
「マキタの40Vmaxとハイコーキの36Vマルチボルトバッテリの違いや特徴は?」
・BL1415Nは送料込みでおよそ9,000~10,000円前後で購入可能です。プロ用の純正バッテリの中では低価格になります。
他にもプロ用の14.4VバッテリはBL1460B、BL1450、BL1440、BL1430Bとアンペア数別に種類があります。
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・BL1415Gは送料込みでおよそ6,000円前後で購入可能です。
同じDIY用バッテリで2.0AhのBL1420Gはおよそ7,000円~8,000円前後の価格になります。DIY用の工具をお考えの際はBL1420Gも購入候補の一つになりそうです。
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価格のみで比べてみると、やはりDIY用のBL1415Gはプロ用のBL1415Nに比べお求めやすい価格になります。
使用頻度が高く、すぐにバッテリを消耗してしまうなどで予備用や替えに後々、バッテリを買い足すという場合にも価格は重要なポイントです。
マキタの電動工具はプロ用とDIY用で外観にわかりやすい違いがあり、プロ用ではブルー、DIY用ではグリーンの外観になります。
プロ用、DIY用の充電式工具の間では互換性がないためBL1415N対応工具にBL1415G、BL1415G対応工具にBL1415Nは使用不可になりますので注意が必要です。
BL1415Nは上記でお伝えをした通りプロ用充電式工具に対応しており外観がブルーの製品に使用可能です。
その他に使用できる工具の特徴として以下のものがあります。
・機械本体にLXTがついている
・バッテリーターミナルが黄色になっている
・バッテリーターミナルに★マークがついている
「機械本体にLXTがついている」「バッテリーターミナルが黄色になっている」「バッテリーターミナルに★マークがついている」の3点はどれも14.4V、18Vの高容量バッテリ4.0Ah~6.0Ahに対応しているものになりますが、1.5AhのBL1415Nにも対応しております。
全てのマキタ充電式工具に対応しているわけではないため、購入した後に「バッテリが使えない」ということにならないよう気を付けましょう。
BL1415Gは上記でお伝えをした通りDIY用充電式工具に対応しており、外観がグリーンの製品に使用可能です。
現在、使用可能な14.4V充電式工具は以下のモデルになります。
インパクトドライバ | MTD001D M695D |
ドライバドリル | MDF347D |
震動ドライバドリル | M850D |
ミニ生垣バリカン | MUH265D MUH261D |
生垣バリカン | MUH355D |
芝生バリカン | MUM165D MUM601D |
充電式クリーナ | MCL143D |
フラッシュライト | M050 |
対応している製品は家庭向きのため、生垣バリカンなどの園芸用工具が多く含まれます。
BL1415NとBL1415Gの間では充電器の互換性もないため注意が必要です。すでにマキタの充電器をお持ちの場合には、お持ちの充電器に対応しているバッテリを選ぶのもひとつです。
BL1415Nではプロ用の2口充電器などを含めた、リチウムイオンバッテリ対応の充電器で充電が可能です。40V専用の充電器には対応していませんが、充電器用互換アダプタを付けることで40V専用の充電器でも充電可能です。
BL1415Gではライトバッテリ専用の充電器のみ対応になります。ライトバッテリとはDIY向けのバッテリになります。
14.4V、18Vプロ用の充電式クリーナー、ラジオや保冷温庫などのアウトドア製品をお持ちのご家庭も多く、その場合は同じ充電器でBL1415Nの充電が可能です。
・DC18RF
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・DC18RD
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その他にも以下の充電器に対応しております。
適用充電器:DC18SD、DC18SH、DC18RC、DC18RE
・DC18WA
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・DC18SG
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BL1415Gに対応している充電器は上記の2モデルになります。
その他にもマキタの充電器について詳しい記事はこちら↓
「マキタ充電器の種類は?互換製品とは?詳しく解説いたします!」
「マキタの充電器 DC18RCとDC18RFの違いについて詳しく解説!」
メリットとしては同じ14.4VバッテリのBL1430Bと比べるとおよそ240gも軽量であることから扱いやすく上を向いての作業や狭い場所での作業に向いています。また2023年3月現在で14.4Vのプロ用充電式工具は153モデルの豊富なラインナップであることから、お仕事や本格的なDIY、アウトドアまで幅広く対応できます。
デメリットとしては18Vや40Vの充電式工具と比べるとパワーや使用時間に物足りなさを感じる場合があります。
メリットとしては簡単な園芸作業や日曜大工、使用頻度の少ない方にとっては低コストなBL1415Gは魅力的です。バッテリだけでなく対応している工具もプロ用と比べると低コストかつ軽量で扱いやすいモデルが多く便利です。
デメリットとしては対応している工具には園芸用が多く、DIYでも使われるマルノコやディスクグラインダの販売はなく、本格的にDIYをされる方にとっては少し寂しいラインナップになります。
BL1415G、BL1415Nともに趣味程度のDIYであれば問題なく使用できるとおもわれます。
上記でお伝えをしたなかでも特に製品ラインナップに大きな違いがあるため、使いたい工具を選んだ後にどちらかのバッテリを選択するのもいいでしょう。
一度、購入されるといろいろな対応工具に使用ができるバッテリですが、バッテリに対応していない充電式工具を購入される際には、充電器なども含めた買い替えが必要になる場合もございますので注意が必要です。
今回、ご紹介した内容も参考にしていただきお選びいただけると幸いです。
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