2024.09.02
パーツクリーナーとブレーキクリーナーの違いは?使用するメリットと効果・使い方・注意点・おすすめ製品を5つ紹介!
バイクや車のエンジンルームなど、デリケートな部分のパーツの汚れは専用洗浄液の使用をおすすめします。
パーツクリーナーとブレーキクリーナーは、バイクや自転車、車のエンジンルームなどの細かくてデリケートなパーツに付着した汚れを取り除くのにおすすめです。
しかし使用できるパーツや使い方、使用時の注意点があるのでしっかりと理解しておくことが大切です。
また、多種多様なメーカーからパーツクリーナーやブレーキクリーナーが販売されているので、特に人気でおすすめできる製品をぜひ知っておいてください。
そこで今回は、パーツクリーナーとブレーキクリーナーについて以下のことがわかる内容になっています。
・パーツクリーナーとブレーキクリーナーを使うメリットと効果
・パーツクリーナーとブレーキクリーナーの違い
・おすすめパーツクリーナー&ブレーキクリーナー5選
・パーツクリーナーとブレーキクリーナーの基本的な使い方と注意点
パーツクリーナーとブレーキクリーナーについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
パーツクリーナーとは、自動車やバイクなどの金属部分の油汚れを効果的に落とす専用洗浄液のことです。
一方でブレーキクリーナーは、自動車やバイクなどのブレーキまわりの部品清掃に用いられる洗浄液のことで、主にピストンシールやダストブーツなどに使われます。
パーツクリーナーやブレーキクリーナーのような専用洗浄液を使用することで、ガンコで落ちにくい汚れを素早く効果的に落とすことができるだけではなく、部品を傷めないという効果やメリットがあります。
パーツクリーナーは中性洗剤やシンナー、ホワイトガソリンで代用することができますが、やはり専用洗剤を使用したほうが作業効率を高めることができますし、なにより部品を傷めない安心感があります。
また成分や価格体も幅広く、高価なパーツクリーナーはブレーキクリーナーとしても使用することができ、2way使いが出来るので1本で2役の仕事を任せることも可能です。
先に結論を言うと、パーツクリーナーとブレーキクリーナーの明確な違いに定義はありません。
パーツクリーナーには樹脂部品対応パーツクリーナーや金属用パーツクリーナーがあり用途に合わせて選ぶ必要があります。
また、ブレーキクリーナーはブレーキ周辺のゴムパーツに使用できるものが多くありますが、使用時には使用禁止の部品もあるので同じく注意が必要です。
原則的にはパーツクリーナーとブレーキクリーナーは、両者ともに親水性と親油性を両方持つエタノールベースとする製品が多く、完全にこれらの成分だけなら後には何も残らず、デリケートな樹脂製パーツにも悪影響を与えません。
基本的な使い分けとしては、ヘキサン系やノナン、エタノール、ブタンなどの石油系溶剤が主成分となっており、油汚れにはヘキサンやノナンが効果を発揮します。
ヘキサン系とノナン系には下記のような違いがあります。
ヘキサン系 | 速乾性もしくは中乾性 |
ノナン系 | 遅乾性 |
使い分けとしてガンコな汚れにはノナン系を使用し、軽度な汚れにはヘキサン系を使用します。
しかし製品によっては、液状の成分が残るケースもあるので、購入の際には成分をチェックすることをおすすめします。
ブレーキクリーナーとパーツクリーナーの中にはゴムや樹脂、塗装面を侵食してしまう成分を含む製品も多く、注意が必要です。
基本的に、ブレーキクリーナーは以下のパーツへ使用してはいけません。
・ガソリンタンク
・サイドカバー
・エンジンカバー類
・ブレーキホース
・フューエルホース
・フェンダー&バイザー類 など
上記のようなデリケートなパーツには、樹脂部品対応クリーナーや金属用パーツクリーナーなど、パーツの素材に専門的に適したクリーナーを使用しましょう。
ブレーキクリーナーの間違った使い方について解説をしている動画がございましたので是非、ご参照下さい。
パーツクリーナーとブレーキクリーナーには、主に成分の違いによってパーツに与えるダメージの違いがあることがわかりました。
そのため、多種多様なメーカーから販売されているパーツクリーナーやブレーキクリーナーから、細かく成分をチェックして購入する必要があります。
しかしそんなことをしていると、製品を選ぶだけで膨大な時間を消費してしまいます。
そこでここからは、おすすめのパーツクリーナー&ブレーキクリーナーを5つ紹介していきます!
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逆さ噴射可能なブレーキ&パーツクリーナーです。
原液量は588mlと大容量でありながら300円以下とコスパ最強な価格帯なのに、他社製品に劣らない洗浄力が魅力の製品です。
なお、箱買いすれば1個あたり250円以下になるので、業務用としてブレーキ&パーツクリーナーを購入するなら30本入りの箱買いがおすすめです。
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ブレーキ装置に付着したグリース・オイルなどのガンコな汚れを、特殊配合の溶剤によって科学的に分解して、油脂溶解性の強い化学洗浄剤と圧力噴射されるガス圧との相乗効果によって、素早く汚れを浮かせて効率よく洗浄します。
また各種金属機械部品の分解オーバーホール時に機械内の内部洗浄にも効果を発揮する他に、中間性乾燥なので、効率的・円滑的な作業性と部品の制御機能回復に役立ちます。
こちらの製品も1本あたり840mLの大容量で1本あたり400円以下ですが、30本入りの箱買いにして定期注文にすれば、1本あたり370円以下と超コスパになるのでお得です。
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一般家庭にも1本は常備されていることが多い、KUREシリーズのパーツクリーナーです。
強力な洗浄力とプラスチックへの安全性を両立した速乾性洗浄剤で、ジェット噴射で油分や汚れを素早く洗浄することが可能です。
逆さ噴射にも対応しており、金属とプラスチックの混合パーツにも安心して使用することができるので、エンジンルームのパーツや、金属の中のメッキポリッシュなどにも使用可能です。
金属もプラスチックも気にせずに、まとめて効率良く洗浄したい方にこそおすすめの製品です。
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なるべく価格を抑えてパーツクリーナーを選びたいという方におすすめなのが、AZのパーツクリーナーです。
逆さ噴射に対応しているので、スペースが限定的な場所のメンテナンスに適しています。
ただし洗浄力に関して言及すると、先に紹介した3製品と比べてやや不足だと感じるかもしれません。
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アサヒペンのパーツクリーナーは、ホームセンターのノーブランド品並の低価格帯なのに対して、基本的な洗浄力を兼ねそろえたコスパの良い製品です。
使用量を気にせずガンガン使うことができて、スプレー缶大手メーカーだけあって、ノズルの差込部などの構造がしっかりしており、使用時にストレスを感じることはほぼないでしょう。
ただし金属部以外への使用はできないので、周辺のゴムパーツに付着しないように気をつけましょう。
パーツクリーナーやブレーキクリーナーはガス缶で販売されている危険物なので、使用時には注意が必要です。
そのため基本的な使い方をよく理解して、使用時の注意点もしっかりとおさえておきましょう。
パーツクリーナーやブレーキクリーナーは、汚れが気になる各パーツに直接噴射して使用します。
吹き付けたあとは、キメ細かい掃除用ブラシなどで汚れをこすり落とすとより効果的です。
最後は使い捨ての布などで汚れやスプレーの成分をキレイに拭き取りましょう。
また汚れの程度によっては、パーツクリーナ・ブレーキクリーナーを拭きかけるだけで汚れが落ちることもあります。
この場合は、ブラシによるこすり洗いや拭き取りが不要なのでとてもラクに作業することが可能です。
パーツクリーナーとブレーキクリーナーを使用するときは、必ず火の気のない通気性の良いところで作業するのが鉄則です。
特に石油系有機溶剤は引火性が高いため、決してたばこを吸いながらなど火の気のあるところで作業してはいけません。
また使用後は蒸発した成分が空気中にただようのでニオイが気になるかと思います。
そのため、十分に換気を行うか通気性の良い場所で作業しましょう。
最後に、各種クリーナーがかかってはいけないパーツがそばにある場合は、養生してかからないようにしながら作業するようにしましょう。
パーツクリーナーやブレーキクリーナーは、バイクや車などの各種パーツに付着したガンコな汚れを効率良く取り除くための専用洗浄液です。
エタノールやホワイトガソリンなど代用することも可能ですが、専用洗浄液を1本持っておくだけでも作業効率が高まるのでおすすめです。
また、パーツクリーナーやブレーキクリーナーには成分に応じて使用できないパーツがあるので、選ぶ時はよく成分をチェックしてから購入しましょう。
パーツクリーナーの中には樹脂部には使用できない場合もあり、金属専用スプレーもあるので確認は必須です。
もしパーツクリーナーやブレーキクリーナー選びに悩んだら、今回ご紹介した5つの製品を参考に選んでみてください!
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