2023.08.03
マキタの掃除機のバッテリーはいつ寿命がくる?バッテリーの種類ごとのメリット・デメリットと選び方を解説
マキタの掃除機のバッテリーには、5つの種類があります。
このように悩んでいる方に、この記事ではマキタのバッテリーについてよく分かる記事になっているのでぜひ参考にしてみてください。
・マキタのバッテリーの寿命
・マキタのバッテリーの種類とメリット・デメリット
・マキタのバッテリーの選び方
この記事は上記の内容を解説しております。これからマキタの掃除機を購入したいという方は、ぜひバッテリーの容量に注目して掃除機を選んでみましょう!
目次
マキタの掃除機にはリチウムイオンバッテリーが使われています。
リチウムイオンバッテリーは、ニッケル水素を使用したバッテリーと比べると高い性能を持ったバッテリーなので、バッテリーの寿命についても比較的長いという特徴があります。
掃除機に限らずバッテリーは、充電を繰り返すうちに少しずつ劣化していくようになっているので、一般的には500回程度充電を繰り返すと寿命が近づいてきます。
2日に1回掃除機をかけて、フル充電からバッテリー切れまで掃除機を使い、掃除が終わったら充電した場合なら、約3年で寿命を迎えるということになりますね。
そのため、「最近バッテリーの減りが早い」「掃除の途中で止まる」などの症状があらわれたら、バッテリーを買い替えたほうがいいでしょう。
マキタの掃除機の場合は、バッテリーが外付けになっているモデルが主流なので、バッテリーが寿命を迎えたらバッテリーだけを買い替えることが可能です。
マキタの掃除機には、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxと5種類あるので、適した種類のバッテリーを選ぶ必要があります。
・7.2V…約5,700円程度
・10.8V…約8,000円〜14,000円程度
・14.4V…約18,000〜24,000円程度
・18V…約16,000〜26,000円程度
・40Vmax…約31,000〜68,000円程度
マキタの掃除機で純正のバッテリーを買い替える際の費用は上記の通りです。
バッテリーで同じ電圧(V数)でも、軽量モデルや、バッテリー残量表示付き、高出力など付加機能で費用が異なるので、できれば以前使っていたバッテリーと同じものを選ぶといいですね。
もし掃除機を購入してから1年以内に掃除機が故障した、バッテリーが充電できない場合は、マキタの1年保証を利用することができます。
1年以内であれば保障サービスを利用できるので、掃除機を購入した店舗やマキタの営業所に連絡してみましょう。
前述したように、マキタのバッテリーには5つの種類があります。
ここからは、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmax の掃除機の種類とメリット・デメリットについて解説していきます。
型番号 | CL072DSH(1.5Ah) | CL070DSH(1.5Ah) |
集じん方法 | 紙パック | カプセル |
サイズ | 984×113×146 | 966×103×142 |
重量 | 0.98kg | 0.81kg |
連続使用時間 | 約12分 | 標準:約24分 強:約12分 |
価格(税別) | 17,300円 | 15,500円 |
※2023-04マキタ総合カタログ調べ
マキタの掃除機の7.2Vバッテリーシリーズは、手軽に使えるサイズと重量が魅力です。
7.2Vというマキタのなかで最も容量が少ないバッテリーなので、連続して掃除機を使える連続使用時間は標準モードで約24分、強モードで約12分と短時間です。
そのため「リビング用にサブ機としてマキタ掃除機がほしい」という方におすすめです。
1Rや1K、2LDKなどの間取りのマンションでも使用できる連続使用時間になっているので、お部屋の間取りに応じてバッテリーを選んでもいいですね。
容量が少ないバッテリーなので、もしバッテリーが寿命を迎えても約5,000円程度で新しくバッテリーを買い替えることができます。
型番号 | CL100DW(1.3Ah) | CL102DW(1.3Ah) | CL106FDSHW(1.5Ah) | CL108FDSMW(4.0Ah) |
集じん方法 | カプセル | 紙パック | カプセル | カプセル |
サイズ | 966×103×150 | 984×113×150 | 958×100×150 | 956×113×150 |
重量 | 0.88kg | 1.0kg | 0.98kg | 1.1kg |
連続使用時間 | 約12分 | 標準:約21分 強:約13分 |
約16分 | 標準:約1時間5分 強:約31分 パワフル:約26分 |
価格(税別) | 18,700円 | 20,500円 | 19,800円 | 25,900円 |
※2023-04マキタ総合カタログ調べ
「サブ機として使いたいけど、しっかりと掃除したい」という方におすすめなのがマキタの10.8Vバッテリーシリーズの掃除機です。
連続使用時間は7.2Vとほとんど変わりませんが、清掃のプロ業者の方が認める吸引力を持つモデルCL106FDSHWであれば、19W(フィルター使用時)でしっかりと吸引することが可能です。
またこちらのモデルはトリガースイッチ式なので、使いたいときに素早くONとOFFを切り替えることができるので、お子様の食べこぼしなど汚れが気になったときにサッとお掃除することができます。
型番号 | CL140FDRFW(3.0Ah) | CL141FDRFX(3.0Ah) | CL142FDRFX(3.0Ah) |
集じん方法 | カプセル | カプセル | 紙パック |
サイズ | 981×114×152 | 981×114×152 | 986×115×151 |
重量 | 1.3kg | 1.3kg | 1.4kg |
連続使用時間 | 約20分 | 標準:約40分 強:約20分 |
標準:約40分 強:約20分 |
価格(税別) | 39,100円 | 40,300円 | 40,900円 |
※2023-04マキタ総合カタログ調べ
「メイン使いの掃除機が欲しい」という方におすすめなのが、マキタの14.4Vバッテリーシリーズです。
14.4Vもあれば、標準モードで約40分、強モードでも約20分間もお掃除できるので、しっかりと掃除することができます。
バッテリーを買い替えるときも、費用が約18,000〜24,000円程度と手が届く価格帯なので、長く愛用することができます。
型番号 | CL180FDRF(3.0Ah) | CL284FDRFW(3.0Ah) | CL286FDRFW(3.0Ah) |
集じん方法 | カプセル | カプセル | カプセル |
サイズ | 999×114×152 | 1,066×113×153 | 1,106×113×177 |
重量 | 1.4kg | 1.5kg | 1.7kg |
連続使用時間 | 約20分 | 標準:約21分 強:約15分 パワフル:約8分 エコ:約38分 |
標準:約21分 強:約15分 パワフル:約8分 エコ:約38分 |
価格(税別) | 41,000円 | 48,500円 | 51,700円 |
※2023-04マキタ総合カタログ調べ
マキタの掃除機のなかで最もラインナップ数が多いのが、18Vバッテリーシリーズです。
「メイン使いしつつも、必要なときにサッとお掃除したい」という方におすすめで、上記の表にあるモデルは一例ですが、特にCL284FDRFWやCL286FDRFWは静音モデルになっています。
モードも4段階切り替えることができるので、必要に応じて切り替えが可能です。
バッテリーが寿命を迎えて買い替えるときも、18Vバッテリーは約16,000〜26,000円が相場になってくるので、コスト面で見ても長く掃除機を愛用できるのが嬉しいですね。
型番号 | CL001GRDW(2.5Ah) | CL002GRDW(2.5Ah) | CL003GRDW(2.5Ah) |
集じん方法 | カプセル | 紙パック | カプセル |
サイズ | 1,066×113×152 | 1,066×114×152 | 1,106×113×177 |
重量 | 1.6kg | 1.7kg | 1.8kg |
連続使用時間 | 標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
標準:約40分 強:約25分 パワフル:約16分 エコ:約1時間20分 |
価格(税別) | 55,900円 | 56,600円 | 59,100円 |
※2023-04マキタ総合カタログ調べ
マキタが2019年10月に発表した比較的新しいシリーズの40Vmaxバッテリーシリーズは、「とにかく家中をしっかり掃除したい」という方におすすめです。
クラス最高の静音性と吸込仕事率を誇る40Vmaxバッテリーシリーズは、別売りのロック付きサイクロンアタッチメントを装着することで、細かいごみも遠心分離させてごみ捨てがさらに簡単になります。
ただしバッテリーが高価なので、バッテリーが寿命を迎えたときに、バッテリーを買い替えて引き続き掃除機を使い続けるか、新しい掃除機を購入するか迷う方が多くなるかもしれませんね。
マキタの掃除機は、バッテリーで選ぶ他に掃除機そのものの機能で選ぶことであなたにぴったりの掃除機を選ぶことができます。
ここからは、バッテリー容量からマキタの掃除機の選び方について解説していきます。
掃除機をかける頻度がほぼ毎日で、家中きれいにお掃除したいという方は18Vや40Vmaxなど、連続で使用できて、かつしっかりとした吸引力が期待できるバッテリーを選んだ方が良いでしょう。
しかし、メインに使用している掃除機があって、リビングだけ、子ども部屋だけなどサブ機でマキタの掃除機を使用する場合は、7.2V、10.8V、14.4Vのなかから選んでみましょう。
マキタの掃除機の18Vや40Vmaxバッテリーシリーズには、LEDライトで床を照らして掃除しやすくするモデルがあります。
そのため、狭い場所や薄暗い場所を掃除したい方は、18Vや40Vmaxバッテリーシリーズを選ぶといいでしょう。
一方で階段を掃除する場合や、階段を上って2階を掃除したい方は軽量でコンパクトなモデルのほうが持ち運びしやすいので、7.2Vや10.8Vバッテリーシリーズがおすすめです。
一般的にはバッテリー容量が増えると、その分バッテリー本体も大きくなるので重量が重くなります。
そのためバッテリー容量に合わせて掃除機のサイズも大きくなることが多いので、掃除機そのものの重量も重たくなります。
マキタの掃除機には、使い捨ての紙パック式とごみだけをその都度処分できるカプセル式の掃除機があります。
紙パックは手を汚さずにそのままごみを処分できますが、紙パックを買い足す必要があるというデメリットがあります。
Amazonで見て見ると、20枚入りの紙パックが1,300円程度で販売されているので、ランニングコストがかかるのは紙パックモデルの方です。
一方でカプセル式は掃除機の内部、もしくは本体側面のサイクロンカプセル内に吸引したごみが集まるようになっているので、お掃除が終わればその都度ごみだけを処分することができます。
紙パックを買い足す必要がないのでランニングコストはかかりませんが、定期的に水洗いなど説明書に記載のメンテナンス方法でお手入れする必要があります。
7.2V〜40Vmaxバッテリーシリーズまで、紙パック式とカプセル式のどちらかを選べるようになっています。
40Vmaxバッテリーシリーズになると、これまでの紙パック・カプセルの集じん方法に加えて、別売りのロック付きサイクロンアタッチメントを装着することができるようになっているのが特徴です。
「紙パック式の掃除機を買ったけど、やっぱりカプセル式がいいな…」
「カプセル式にしたけれど、もっとごみを処分するのを簡単にしたい」
このような場合に、ロック付きサイクロンアタッチメントを選ぶことができるのでおすすめです。
マキタの掃除機の場合、バッテリーの容量が増えると価格だけではなく付加機能も増えるので掃除機本体の価格も高くなります。
マキタの掃除機のなかで最も安い7.2VバッテリーシリーズのCL070DSHは15,500円(税別)ですが、40VmaxバッテリーシリーズのCL003GRDWは最も価格が高く59,100円(税別)です。
また冒頭でお話したことの繰り返しになりますが、バッテリーが寿命を迎えてバッテリーだけを買い替えるときに、バッテリーの容量に合わせて価格が変動します。
・7.2V…約5,700円程度
・10.8V…約8,000円〜14,000円程度
・14.4V…約18,000〜24,000円程度
・18V…約16,000〜26,000円程度
・40Vmax…約31,000〜68,000円程度
上記のように7.2Vはバッテリーそのものの価格が安いですが、40Vmaxシリーズは高価になってきます。
さらに、Amazonなどでマキタ純正のバッテリーではなく、互換性のある他社のバッテリーがありますが、40Vmaxバッテリーシリーズでは構造上使えなくなっています。
これはマキタの海賊版コピー商品撲滅を目的とした構造でバッテリーが製造されているという背景があるので、現時点では安いコピー商品は40Vmaxバッテリーシリーズでは使えません。
そのため40Vmaxシリーズの掃除機を選ぶときは、バッテリーはマキタの純正品のみしか選択肢がないということも覚えておきましょう。
マキタの掃除機には5つの種類がありますが、バッテリーの種類に応じて連続して掃除機を使用できる時間や吸引力、掃除機そのものの機能が異なります。
また、掃除機そのものの価格や、バッテリーを買い替えるときのバッテリーそのものの価格も大きく差があるので、バッテリーが寿命を迎えたときのことも考えてマキタの掃除機を選んでみましょう。
もし安くマキタの掃除機を購入したい場合は、中古工具の買取専門店で選んでみるのもひとつの方法です。
マキタは電動工具も製造・販売しているので、バッテリーや掃除機の取り扱いがある場合も多いのでおすすめですよ!
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