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2024.07.24

1×4材・2×4材とは?サイズや強度について詳しく解説!季節に応じて選び方を工夫しよう

DIYブームも相まって、ホームセンターで必ず見かけるようになった1×4材や2×4材。

 

1×4材や2×4材とは、決まったサイズで作られた規格商品で、現在では家づくりの場で「2×4工法」と呼ばれる工法にも活用されています。

 

今回は、この1×4材・2×4材について以下のことがわかる内容になっています。

・1×4材・2×4材とは?材質・サイズ・塗装するメリットについて
・2×4材を用いた「2×4工法」とは?工法と起源・歴史
・1×4材・2×4材の強度の違い
・1×4材・2×4材の選び方

1×4材・2×4材についてよくわかる記事になっていますので、ぜひ最後まで目を通して参考にしてみてください!

 

1×4材・2×4材とは?DIYに欠かせない材木を理解しよう!

1×4材や2×4材はもともとアメリカで使用されていた建築用の構造材の規格サイズのことで、読み方も「ワンバイフォー(1×4)」や「ツーバイフォー(2×4)」と読みます。

 

数値はインチを表していて、数字が大きくなるほど木材のサイズも大きくなります。

 

最近のDIYブームで多くのホームセンターで当たり前に取り扱うようになり、大量生産、安価での販売が可能になりました。

 

そこでここからは、この1×4材と2×4材について詳しく解説していきます!

 

1×4材・2×4材についてわかりやすく紹介している動画を見つけましたので載せておきます。是非ご覧ください。

 

材質

1×4材や2×4材の材質は、ほとんどがSPF材やホワイトウッドです。

 

SPF材とはスプルース(spruce/トウヒ)、パイン(pine/松)、ファー(fir/もみの木)の3つの樹木の頭文字を取った材質のことです。

 

SPF材は全てマツ科の木材で製材したので見た目が似ているのが特徴で、木肌は白っぽく、木目がはっきりとわかるので作りたい作品に木材の風味を生かすことができます。

 

またSPF材は成長が早い木を使用しているので、木の密度が低く、柔らかいのが特徴です。

 

そのため加工しやすい一方で、水や虫に弱いというデメリットがあります。

 

このデメリットを解決するためには、あらかじめステインやワックスなどを塗って木を保護してあげる必要があり、対策を施すことで木目の美しさをより一層引き立てることが可能です。

 

また、1×4材や2×4材に用いられるもう一つの材料として代表的なのが、ホワイトウッドです。

 

ホワイトウッドは近年DIYに限らず家づくりでも使用されるようになってきており、一般的に使用されるヒノキは強度と耐久性が高い一方で、価格が高く、調湿効果ゆえの変形の可能性がデメリットとしてあげられていました。

 

しかしホワイトウッドは、ヒノキと比べて価格が安く、柔らかいため加工がしやすいというメリットがあり、近年代替え品として選ばれています。

 

しかしホワイトウッドは柔らかい材木なので水に弱く、シロアリなどの虫にも弱いため、事前にしっかりとした対策が必須になります。

 

サイズ

1×4材と2×4材のサイズ(厚み)は以下の通りです。

1×4材 19mm×89mm
2×4材 38mm×89mm

 

ちなみに、1×4材や2×4材の他に「1×2材」や「2×6材」も同様に規格商品として販売されており、以下のサイズで統一されています。

2×2材 38mm×38mm
2×6材 38mm×140mm
2×8材 38mm×184mm
2×10材 38mm×235mm
2×12材 38mm×286mm
1×2材 19mm×38mm
1×6材 19mm×140mm
1×8材 19mm×184mm
1×10材 19mm×235mm
1×12材 19mm×286mm

 

また、販売されている長さは「フィート(ft)」で表記されており、以下を参考にしてください。

3ft 910mm
6ft 1,820mm
8ft 2,438mm
12ft 3,650mm

 

塗装して使用すると◎

DIYに欠かせない材料となった1×4材・2×4材ですが、作品作りの他にも〝塗装する〟ことで木材本来の風合いを生かした作品に仕上がります。

 

そのまま材料を使用するのではなく、ワックスやステインの他に、アクリル樹脂塗料で着色します。

 

事前に塗装を行うことで、木目がキレイに引き立つ他に、湿度や水・虫の被害から木材を守ることが可能です。

 

特に保護力が高いウレタンニスを使用することで、テーブルや棚など大きな作品を作成することもできるようになります。

 

最後に、1×4材や2×4材は金属パーツも豊富で、賃貸住宅に穴を開けずに設置できるパーツや、フックなども充実しているのでぜひ活用してみてください。

 

2×4材を用いた工法も

1×4材と2×4材について紹介していきましたが、特に2×4材は家づくりの場でも活用されており、現在では「2×4工法」と呼ばれる工法が積極的に取り入れられています。

 

この2×4工法は、従来工法と呼ばれる筋交いを用いた工法と比べて、「工期が早い」「作業する職人の違いによる仕上がりにバラつきがない」というメリットがある工法です。

 

2×4工法は私たちにとってとても身近な工法なので、ぜひこの機会に2×4工法についても知っておきましょう。

 

2×4工法の工法と起源

ここまで紹介した1×4材・2×4材、そのなかでも2×4材を使用した枠組み壁工法が通称で「2×4工法」と呼ばれています。

 

従来工法とも呼ばれる方法では、木造軸組み構造は柱や梁などの軸組みで支える工法でした。この工法は、自信や台風などの建物を揺らす力に対して「筋交(すじか)い」と呼ばれる部材を斜めに入れて補強する方法で建物の耐久性を高めることができます。

 

しかし樹齢が長く、太い木から取られた良い材料を使って、腕の良い大工さんが組み上げていくので、あまりにも工期がかかり、また職人さんの力量や使う材料によって仕上がりにバラつきがあるのがデメリットでもありました。

 

そこで、2×4工法が誕生しました。

 

2×4工法とは、フレーム状に組まれた木材の骨組みに合板を打ちつけたものをパネル化し、それらを壁・床・天井に使って六面体に組み合わせる〝面〟で支える工法のことです。

 

2×4工法は従来工法と同様に、〝面〟で支えることで地震や台風に強く、頑丈で耐震・耐火・気密・断熱性も高い家に仕上がります。

 

さらに工期が従来工法と比べて短く、使用部材が規格材料を使用することでバラつきがでません。

 

しかしデメリットとして、床から施工していくため雨の多い日本では、構造部分や断熱材が施工中に濡れてしまいやすい他に、大型の部材を使い、大量の釘が必要になり、さらに施工に体力が必要というデメリットがあげられています。

 

2×4工法の歴史と日本での普及

2×4工法は1830年代に北米の西部開拓の一拠点だったシカゴで産まれ、2×4工法の原点となる「バルーンフレーム工法」が起源です。

 

バルーンフレーム工法は、第2次世界大戦後、アメリカの住宅事情は大変悪く、360万戸の住宅不足に悩まされて、また建設労働者の不足も背景にあって生み出されました。

 

そして日本では当初2×4工法は「プラットフォームフレーミング工法」と呼ばれ、1974年建設省(現:国土交通省)が建設基準法に基づく一般工法として採用しました。

 

高度成長期を迎え、急速に膨れ上がった住宅需要に対する切り札として、プラットフォームフレーミング工法は大変重宝され、後に2×4工法へと進化していきました。

 

1×4材と2×4材の強度は?どっちが丈夫?

前述したように、1×4材は〝19mm×89mm〟、2×4材は〝38mm×89mm〟の厚みです。

比較すると1×4材のほうが薄く、2×4材のほうが厚みがあるので、1×4材のほうが強度も単純に半分になります。

 

「1×4材では強度・耐久性で不安」という場合は2×4材の他に、2×6材を選ぶと安心です。

 

またこちらも前述した通り、1×4材や2×4材にはSPF材やホワイトウッドが用いられることが多いですが、稀にウエスタンレッドシダーが用いられることもあります。

 

ウエスタンレッドシダーは強度計算に必要な比重や数値が大きいほど変形しにくいとされるヤング係数が大きな数値となっているので、耐久性に優れていると言えます。

 

そのためウッドデッキや本棚・テーブルのように大きな作品や、耐久性が求められる作品を作るときは、根本的に1×4材や2×4材の材質にも注目してみましょう。

 

最後に、作品を作ったら「作りっぱなしにしない」ということが大切です。

 

1×4材・2×4材の本来の強度を保つためにも、定期的なメンテナンスや交換が必要になります。

 

例えばSPF材やホワイトウッドの1×4材・2×4材で作ったウッドデッキであれば、4〜5年を目安に張り替えを行うことで、見た目も美しさを保つことが可能です。

 

1×4材と2×4材の2つの選び方

規格商品として大量生産されている1×4材や2×4材ですが、もともとは自然の中で生きていた木材を使用しているので、価格が同じでもひとつひとつ個性があります。

 

この個性は時に〝質〟に大きく影響してくるので、1×4材や2×4材はしっかりと選ぶようにしましょう。

 

そこでここからは、1×4材と2×4材の選び方を紹介していきます!

 

反り・ねじれがない

木材なので、材木が反ったり、ねじれたりしている場合があるのでよく確認しましょう。

 

確認方法は、1×4材・2×4材を2〜3本床に並べて、がたつきがないか回転させながら四面、特に狭い面の方を念入りにチェックしましょう。

 

並べたときにそれぞれの材木に隙間があったり、大きな反り、うねりがなければ問題ありません。

 

しかし、木材の節のあたりは反りがでやすいためビスを打ち込むことができません。

 

また木口付近は割れやすいので、繊維方向にも気を付けて選ぶ方がいいでしょう。

 

季節で選ぶ

ホームセンターの資材売り場は店舗の出入り口付近であることが多いので、ほとんど外のようなものです。

 

そのため春秋は特に意識する必要はありませんが、夏や冬は要注意です!

 

夏で特に梅雨時期は湿度が高く、1×4材・2×4材が湿気を吸って膨張している可能性があります。

 

また冬はその逆で、材木が乾燥して萎縮している可能性があります。

 

そのため「木材の状態は季節で違う」としっかりと意識して、1×4材・2×4材を選ぶようにしましょう。

 

1×4材・2×4材は配達やトラック貸し出しサービスで持ち帰ろう!

ホームセンターで1×4材・2×4材を購入するのは良いですが、「どうやって持ち帰ろうか…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

1×4材・2×4材は、前述したように長さを「フィート」で表記しており、3フィートでも1メートル近く、大きなものだと3メートルを超えるので、一般車に積み込んで持ち帰るのは不可能です。

 

そこでおすすめなのが、ホームセンターが実施している配送サービスやトラック貸し出しサービスを利用して持ち帰る方法です。

 

配送サービスでは送料や手数料を支払うことで、自宅まで1×4材・2×4材を配達してくれますが、商品到着まで時間がかかるというデメリットがあります。

 

一方でトラック貸し出しサービスは短時間であれば無料で利用できることが多く、軽トラックに1×4材・2×4材を載せて、当日中に持ち帰ることができます。

 

購入後すぐに作業したい方や、持ち帰るのに費用をかけたくない方におすすめの方法です。

 

「どうやって1×4材・2×4材を持ち帰ろうかな?」と悩んでいる方は、ぜひ利用店舗の配送サービス・トラック貸し出しサービスを利用してみてください!

 

お持ち帰りに便利なサービスを利用して1×4材・2×4材を使ってみましょう!

1×4材・2×4材とは、1×4材では〝19mm×89mm〟、2×4材では〝38mm×89mm〟とあらかじめ決まった規格で量産された材木のことです。

最近のDIYブームも相まって、多くのホームセンターで取り扱われており、現在の日本の住宅建築現場で「2×4工法」でも採用されている材料です。

 

1×4材・2×4材の長さは「フィート」で表記されており、短いものでも1メートル近くあるので一般車に積み込んで持ち帰るのはほぼ不可能でしょう。

 

そこでおすすめなのが、ホームセンターが実施している配送サービスや無料トラック貸し出しサービスです。

 

配送サービスは別途料金が必要ですが、トラック貸し出しサービスは短時間であれば無料で利用することができ、当日中に持ち帰ることができるのでおすすめです。

 

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