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2024.01.19

ハンマーでたたく工具!?「貫通ドライバー」とは何か?ハンドインパクトドライバーとの違いやおすすめ製品を紹介します!

ハンマーでたたく工具!?「貫通ドライバー」とは何か?ハンドインパクトドライバーとの違いやおすすめ製品を紹介します!

錆びついてしまい、固着したネジを緩めたいときにわざわざ電動工具を持ち出すのも面倒だと感じますよね。

 

「もっとスムーズに、すばやくネジを緩めることができればいいのに」と思う方も多いのではないでしょうか。

 

そんなときに便利なのが、「貫通ドライバー」です。

 

今回は、貫通ドライバーについて以下の内容を解説しています。

 

・ハンマーでたたいても使える貫通ドライバーの特徴と種類、使い方、注意点とは?
・貫通ドライバーとハンドインパクトドライバーとの違い
・おすすめの貫通ドライバーメーカーと製品5選

 

貫通ドライバーについてよく理解できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ハンマーで叩くことができる!?貫通ドライバーとは?

上記の動画で紹介しましたが、貫通ドライバーとは、ビット先端からグリップまで金属軸が通っているドライバーのことで、グリップ後方に座金が付いているため、ハンマーで叩くことによってビット先端に衝撃を加えて幅広い作業が可能になります。

 

そのため、貫通ドライバーは固着したネジの緩み作業や、ネジ頭の再形成、簡易なピン打ち作業に使われる工具であり、もちろんネジを締める通常のドライバーとしても使用可能です。

 

これ以降では、貫通ドライバーが活躍する作業場面、貫通ドライバーの種類、貫通ドライバーの使い方、注意事項について解説していきます。

 

貫通ドライバーが活躍する作業とは?

貫通ドライバーは、固着したネジを緩めたり、ネジ頭の再形成を行ったり、簡易的なはつり作業を行ったり、通常のネジ締めを行うのに使用できます。

 

貫通ドライバーは、グリップの後方まで金属軸が通っていて、グリップの後方には座金が備わっているので、ハンマーでたたいて使用することができます。

 

また、貫通ドライバーは、少し舐めてしまったネジ頭に、先端を強く食い込ませたり、錆びや異物でネジ頭が埋まっているときに、ネジ頭を食い込ませたりすることも可能です。

 

ただし、貫通ドライバーは、グリップの後方まで金属部品が通っているので、電気設備工事など、電気が通っている場所での使用は禁止されています。

 

もし、電気周りで貫通ドライバーを使いたい場合は、貫通型の絶縁ドライバーを使うようにしましょう。

 

貫通ドライバーの種類

 

貫通ドライバーの丸軸タイプがスパナやレンチと併用できない理由は、軸の形状にあります。

 

貫通ドライバーの軸は、丸軸と角軸の2種類があります。

 

丸軸は一般的な形状で、軸が丸くなっています。

 

角軸は、軸が四角や六角の形状になっています。

 

スパナやレンチは、ドライバーの軸を挟んで回すことによって、大きな力をかけることができます。

 

そのため、軸が角軸になっている貫通ドライバーは、スパナやレンチと併用することができます。

 

一方、軸が丸軸になっている貫通ドライバーは、スパナやレンチを挟むことができないため、併用できません。

 

ボルスター付きの貫通ドライバーは、軸の根元が六角形になっているため、角軸タイプと同様にレンチやスパナとの併用が可能です。

 

ただし、軸の形状がやや特殊なため、丸軸や角軸と比べると製造工程に手間やコストがかかります。

 

マグネット付きの貫通ドライバーは、ドライバーの先端部分にマグネットが付いているため、ネジが落ちにくい等のメリットがあります。

 

なお、貫通ドライバーにはプラスとマイナスの2種類がありますが、マイナスの貫通ドライバーは1本あると何かと便利ですので、お持ちいただくことをお勧めします。

 

その理由は、マイナスの形状は平らで、簡易的なはつり工具やタガネの代わりに活用できるためです。

 

もちろん、締結以外は簡易的な使い方になりますので、本格的な作業には専用の工具を用意しましょう。

 

貫通ドライバーの使い方

貫通ドライバーは通常のドライバーとは異なり、固着したネジを緩める用途に使用されます。

 

使い方は一般的なドライバーと同じで、ネジに軸を立てて、腐食が強いものはグリップの後方をハンマーでたたきながら、回転方向に力を加えていきます。

 

この際、ネジに対してドライバーを垂直に立てるのが理想的ですが、状況によっては方向を変えることもあります。

 

しかし、そうなった場合、腐食が激しいと破損する可能性があるため、注意が必要です。

 

破損を防ぐためには、潤滑油を塗っておくと、よりネジの固着や破損を防ぐことができます。

 

また、万が一の事態に備えて、目を保護する保護メガネを着用して作業することをお勧めします。

上記動画は固着した、プラスねじの外し方について紹介しています。

 

叩いて使える貫通ドライバーの「叩きすぎ」に注意!

前述の通り、貫通ハンマーはグリップ後方をハンマーで叩いて使うことが多いですが、叩きすぎに十分注意する必要があります。

 

叩きすぎると、固着したネジが破損してしまったり、さまざまな事故を招いてしまったりする原因になるからです。

 

また、実は貫通ドライバーの発売当初は、「ハンマーでグリップ後方を叩いて使用する」ことは想定されていませんでした。

 

貫通ドライバーを販売するKTC(京都機械工具)では、以前はカタログにも「貫通ドライバーはおしりを叩いて使用できます」とは記載していませんでしたが、実際にユーザーは叩いて使いたいという方が多かったため、叩けるように設計を変更したという経緯があります。

 

ネジを回すという用途よりも、貫通ドライバーはタガネのような使い方をすることが多いですが、貫通ドライバーを販売するメーカーの本音を言えば「できればあまり叩いて使ってほしくない」というところがあります。

 

そのため、叩きすぎるということは避けて、少し刺激を与える用途で使いましょう。

 

その他の注意点としては、使用するハンマーは「プラスチックハンマーを使うことで」強い衝撃が加わりすぎるのを防ぐことができます。

 

作業の際には保護メガネの他に、軍手を着用することを忘れないようにしてください。

 

貫通ハンマーとハンドインパクトドライバーの違い

貫通ドライバーは簡易的な叩き作業も可能ですが、強力に叩いて使うことはできません。

 

もし力強く叩いて使いたいのであれば、「ハンドインパクトドライバー」という工具があります。そちらをご使用ください。

 

貫通ドライバーはグリップの後方をハンマーでたたくことで衝撃をダイレクトに伝えることができますが、ハンドインパクトドライバーは衝撃を回転方向に変換する能力を有しています。

 

そのため、ハンドインパクトドライバーには機械的な仕組みが内蔵されています。

 

貫通ドライバーは金属の軸がグリップの後方まで貫通している工具であり、ハンドインパクトドライバーは丈夫であるため激しく叩ける構造を持っています。

 

用途の違いについて説明しますと、貫通ドライバーは通常のドライバーと同様に使用できますが、ハンドインパクトドライバーはネジを緩める専用の工具となります。

 

そのため、「固着してしまいどうしても外れないネジを取り外したい」という時に使用可能で、一つ持っていると便利ですね。

 

悩んだらコレ!貫通ドライバーのおすすめメーカーと製品5選

ハードな使い方ができる貫通ドライバーですが、さまざまなメーカーから多種多様な製品が販売されているため、「どれを選んだらよいかわからない!」と悩んでいる方も多いと思います。

 

そこで、ここからは貫通ドライバーを販売するおすすめメーカーの人気ドライバーを5つご紹介します!

 

ベッセル メガドラインパクタ貫通ドライバー

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・ヤフーショッピング

 

ベッセルは、1916年に創業開始した老舗工具メーカーです。

 

現在ではホームセンターで多く取り扱われており、コストパフォーマンスに優れる工具を数多く提供しています。

 

ベッセルは、手工具のドライバー作りからスタートした工具メーカーです。

 

1937年には、木柄の貫通ドライバーを開発しました。

 

同社は、さまざまな種類の貫通ドライバーを製造しており、その中でも特に「メガドラインパクタ貫通ドライバー」が人気を博しています。

 

「メガドラインパクタ貫通ドライバー」は、貫通ドライバーにさまざまな付加機能を搭載した商品です。

 

先端部分が衝撃を受けると、12°回転する仕組みとなっています。

 

製品名は貫通ドライバーとなっていますが、実際にはハンドインパクトドライバーとしても利用可能です。

 

1つの道具に2つの工具の機能を搭載しているため、取り回しが良く、その点が評判となっています。

 

TONE 割柄ドライバー(貫通)

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日本で初めてソケットレンチを製造し、プロ用作業工具からトルク管理機器、ボルト締結機器へとフィールドを広げたトネは、製品数4,000点を超える日本を代表する総合工具メーカーです。

 

「シンプルな作りの貫通ドライバーが欲しい」「耐久性重視で貫通ドライバーを選びたい」という方には、トネの「割烈ドライバー(貫通)」がおすすめです。

 

古き良きシンプルなデザインは、現在でも見劣りしません。耐久性に優れており、ハードな使い方をしても壊れにくい構造になっています。

 

アネックス 貫通ドライバー 木柄(強力級)

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新潟県三条市に本社を構えるアネックスは、ドライバー先端工具、作業工具、ピンセット&クラフトツールなど、高い精度が求められる工具を手掛ける工具メーカーです。

 

製品の高品質はもちろん、使う人の気持ちを高めるデザインを意識し、魅力的な工具を販売しています。

 

アネックスの貫通ドライバーの中でも人気なのが、「貫通ドライバー 木柄(強力級)」です。

 

刃先には独自の合金を採用しているため、非常に耐久性に優れているのが特徴です。

 

また、木の持ち柄になっているので、使えば使うほど手になじむ「育てる工具」であり、使う度に愛着が湧いてきます。

 

フジ矢 貫通ドライバー526K-BG

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フジヤは1923年に創業した、大阪を代表する老舗工具メーカーです。

 

ペンチやニッパーだけでなく、貫通ドライバーも販売しており、特に人気なのが「貫通ドライバー 526K-BG」です。

 

シックで洗練されたデザインだけではなく、ハンマーで叩きやすい大型のナットを備えているため、錆びついて固着したネジの緩めもスムーズになります。

 

先端はマグネット付きなので、ネジをしっかりとつかんでくれます。

 

KTC 樹脂柄ドライバ クロス貫通タイプ

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日本を代表する工具メーカーのひとつ、京都機械工具(KTC)は、1950年に設立され、約70年の歴史を誇る工具メーカーです。

 

KTCの工具の多くは、自動車メーカーのオフィシャル工具として、工場で頻繁に利用されています。

 

KTCの貫通ドライバーの中でも、「樹脂柄ドライバ クロス貫通タイプ」が人気で、六角ボルスター付き・先端マグネット付きといった耐久性のある機能が備わっています。

 

先端はビスにぴったりとフィットするように設計されており、カムアウトを軽減するように工夫されています。

 

グリップ部分は、手に優しいエラストマ樹脂を採用しており、凸面付きなので油がついた手でも力がかけやすく、指をかけるためのくぼみが設けられています。

 

まとめ

貫通ドライバーとは、金属の軸がグリップの後方まで通っており、その後方には座金が設けられています。

 

これにより、プラスチック製のハンマーでたたくことで、固着したネジを緩めることができる工具なのです。

 

貫通ドライバーは、固着したネジを緩めるだけでなく、簡易的な打ち込み作業も可能です。

 

しかし、激しくたたいて作業するのはあまりおすすめできません。

 

そのような場合には、ハンドインパクトドライバーの使用をお勧めします。

 

また、作業中に固着したネジが破損してしまい、それが目に入ってしまう危険性もあります。

 

そのため、必ず保護メガネや手袋を着用して、安全な作業を心掛けてください。

 

貫通ドライバーは、多くのメーカーがさまざまな製品を販売しています。

 

ですから、選択に迷った際には、今回ご紹介したおすすめのメーカーと製品を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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