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2023.11.16

【この記事でわかる】ニブラとはどんな工具?その特徴や選び方についてシンプルに解説!

【この記事でわかる】ニブラとはどんな工具?その特徴や選び方についてシンプルに解説!

金属板を切るための工具はいくつもありますが、その中でもニブラはかなり便利な工具として好評です。しかし、これからニブラを使おうか迷っている人の中には、具体的にどんなことができるのかが気になる人もいるかも知れません。

 

そこで今回はニブラとはどんな工具なのかという基本的なことや、その特徴、選び方などについてもシンプルにわかりやすく解説していきたいと思います。

 

金属板を加工する工具を探している人、自分にピッタリなニブラを選びたい人はぜひ当ページを参考にしてみてください。

 

そもそもニブラとは?

まずはニブラとは何かという基本から解説していきたいと思います。簡単に言えばニブラは「打ち抜き」で板金切断を行う工具を指します。

 

ニブラでの加工は「ニブリング」と言い、穴あけパンチのようなイメージをするとわかりやすいでしょう。パンチのように穴を開けて少しずらし、再び穴を開けてを繰り返して穴を大きく加工・切断をしていくのがニブラの特徴です。

 

シンプルではありますがニブリングによる切断はとてもスピーディーで、曲線形状の板金加工などにも適しています。また窓抜き形状などの切り抜きも可能で、様々な用途で活躍してくれます。

 

切断時の切り屑が大きいため作業後は少し清掃の必要があったり、比較的薄い板状の金属にしか使用できないデメリットもありますが、切断時間も短く音も静かなので使用用途を選ぶことで非常に頼もしい工具として多くの人の役に立ってくれることでしょう。

 

ニブラの種類や特徴

ここからはニブラの種類について解説していきたいと思います。また各々の特徴についても触れていきますので、各項目に目を通してみてください。

 

AC電源式ニブラ

まずAC電源式ニブラについて触れていきましょう。

 

一般的に使われているニブラであり、コンセントに接続して使用する電源タイプのニブラです。モーター式で非常にパワーがあり、ニブラとしては比較的厚めの板金の切断が可能なタイプでもあります。

 

使用時には電源コードが邪魔になってしまう場合もありますが、後述する充電式と違い充電切れの心配などもないので多くのシーンで活躍してくれるでしょう。

 

使い勝手の良い性能のモデルが多いため、はじめてニブラを利用する人はAC電源式ニブラを選ぶのが無難な選択肢かもしれません。

 

充電式(コードレス)ニブラ

次に充電式(コードレス)タイプのニブラについて解説していきましょう。

 

そのままの意味で充電をして利用するコードレスタイプなので、電源コードなどを気にせずに様々なシーンで利用することができます。

 

電源供給が難しい出先や野外などでニブラを使いたい場合などは、この充電式のニブラを選ぶ方が良いでしょう。ただし先のAC電源式ニブラなどと比較をすると、充電切れなどの心配もあるため長時間の利用などには適さないタイプでもあります。

 

使い勝手は非常に良いコードレスタイプではありますが、どの程度の時間利用するかなどを考慮しつつ、購入を検討するのが賢い選択だと言えます。

 

エアーニブラ

エアーニブラについても解説していきたいと思います。

 

エアーニブラはエアモーターで動くニブラであり、電源式と同じような形で使用することができます。ただし使用するためには圧縮空気を使うため「コンプレッサー」が必要であり、主に工場設備などで使用されることが多いタイプです。

 

エアモーターで動くために熱損失による発熱がなく、圧縮エアにより内部冷却も行われて連続使用時間の面でも強みがあります。逆にコンプレッサーがある環境が前提のため、設備のない環境でのニブラを選ぶ場合には先の電源式や充電式を選ぶのがオススメです。

 

ハンドニブラ

手軽に利用できることで好評なハンドニブラについても触れていきましょう。

 

ハンドニブラは名前の通り手動タイプのニブラであり、電源がない場所で利用することができます。

 

手動タイプは騒音などの心配がなく使用することができるメリットがありますが、手動のため使用できる金属・厚みに限界があります。また金属を食い破るような切断方式のため、綺麗な断面にしたい場合にはハンドニブラは適していません。

 

薄い素材に対して使いたい場合、ドリルドライバーで開けられない大きな穴を開けたい場合など用途によっては非常に便利に使うことができます。利用したいシーンによってはかなり活躍してくれることでしょう。

 

重機ニブラ

最後に重機ニブラについても触れておきましょう。

 

重機ニブラは解体工事などで良く使われるニブラであり、ショベルカーのような重機の先に圧砕機のニブラを装着して使われるケースが多いです。

 

自動車の解体などの用途で使われることが多く、スムーズな解体をサポートしてくれます。ただし重機ニブラと言われるだけあり、一般的な板金加工などで使われることはないため、利用を検討する人も少ないニブラとなるでしょう。

 

ニブラの選び方

ここからはニブラの選び方についてお話していきたいと思います。

 

主な3つの選び方について触れていきますので、ニブラ選びに悩んでいる人は、各項目を参考にしてみてください。

 

切断材の厚みを優先する

まずは切断材の厚みを優先して選ぶという方法について触れていきましょう。

 

基本的にはこの「切断材の厚み」で選べば、ニブラ選びを失敗することはないでしょう。逆に購入するニブラが切断を検討している素材の厚み以下の場合、綺麗に切断することができないばかりか、そもそも満足に活用することさえも難しいでしょう。

 

ニブラのスペック(性能)には必ず対応する厚みが記載されているので、切断材の厚みを考慮した上で選ぶことは非常に大切なポイントだと覚えておいてください。

 

ニブラを使う場所で選ぶ

次にニブラを使う場所で選ぶ方法について触れていきましょう。

 

これも先の切断材の厚み同様に大切な要素です。電源が確保できる場所、コンセントがある場所であれば「AC電源式ニブラ」が活躍してくれるでしょう。逆に電源が確保できない場所では「充電式ニブラ」を選ぶ必要が出てくるでしょう。

 

他にも先に挙げた各種ニブラを選ぶ選択肢がありますが、基本的には上記の2種のニブラが使い勝手が良いため、はじめて利用を検討する人は使う場所を考慮しつつ、使い勝手なども考えてニブラを選ぶことをオススメします。

 

将来性も考慮して選ぶ

最後に将来性も考慮して選ぶことが大切です。これはニブラの種類を選ぶという意味でも大切ですし、スペック(性能)の面でも将来性を考慮して選ぶことが大切になります。

 

例えばモーターの出力や対応する厚み、パンチ径やストローク数なども含めてニブラを選ぶことが大切です。そうすることで将来的により厚みのある素材を加工する場合なども、問題なくスムーズに活用をすることができます。

 

逆に最低限の性能しか備えていないニブラを選んでしまうと、その後に別な素材を加工する場合などに不都合が生じてしまうケースも出てくるでしょう。

 

他にも「とりあえず安く使う」などの理由でハンドニブラを選んでしまうと、対応する厚みなどが限定されてしまうため満足行く使い方ができないケースも少なくありません。

 

そういった意味でも将来性も考慮して種類やスペック(性能)を含め、慎重に自身にピッタリなニブラを選ぶことが大切だと覚えておいてください。

 

シャーとの違い

補足としてニブラと比べられるシャーとの違いについても触れておきます。

 

大きな違いとしては、曲線を切るならニブラ、まっすぐに切るならシャーという特徴があります。ある程度は自由に加工をしたい場合はニブラ、直線で綺麗に加工をしたい場合にはシャーなどの選び方がシンプルでわかりやすいでしょう。

 

もちろんニブラとシャーにもいくつかの種類、そして性能の違いがありますので一概に比較できるものではありません。ですが、似ている部分はあれど上記のような曲線や直線の加工に優れるなどの違いがあるため、そのあたりを考慮してどちらを選ぶかを検討することが賢い選択だと言えるでしょう。

 

シャーと二ブラを比較している動画がございますので是非ご参照ください。

 

ニブラのメーカーや製品の一例

ここからはニブラのメーカーや製品の一例について触れていきたいとおもいます。

 

二ブラを販売しているメーカーは主にマキタ、サンワ、ハイコーキなどがあります。特にマキタはニブラをはじめ様々な工具や電動工具で有名なメーカーなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

もちろんマキタ以外にも優れたモデルのニブラが存在するため、メーカーだけで選ぶのではなく性能面も含めて選ぶことが大切になります。ですが、上記のメーカーは基本的に優れたニブラが多いため、はじめての人がニブラ選びをする場合には安定したモデルを選ぶことができるでしょう。

 

その上で迷ってしまう人へ向けて、いくつかニブラのおすすめモデルについてピックアップしていきますので購入をお悩みの方は是非、チェックしてみてください。

 

マキタ ニブラ「JN1601」

まずは多くのシーンで活躍してくれるマキタのニブラ「JN1601」について触れていきましょう。マキタの二ブラ「JN1601」はモーター出力が550Wと中々に高出力であり、大きい板金の切断作業などでも活躍してくれます。

 

JN1601

ストローク数 2,200回/分
最大切断能力
軟鋼板
1.6mm
最大切断能力
ステンレス板
1.2mm
最大切断能力
アルミニウム板
2.5mm
本機寸法
長さ×幅×高さ
315mm×85mm×210mm
質量 1.6kg

 

参照

amazon

 

上記のようにニブラの中では中々の厚みまで対応できるので、将来的にいくつかの素材を加工する場合も見越したとしても安心して選ぶことができるモデルだと言えます。

 

ただしAC電源式なのでコードが邪魔になることもあり、ニブラの扱いに慣れないうちは少し気をつけながら利用するのがオススメです。

 

マキタ ニブラ「JN161D」

次に充電式(コードレス)タイプのマキタのニブラ「JN161D」もオススメなモデルの1種です。

 

JN161D

ストローク数 1,900回/分
最大切断能力
軟鋼板
1.6mm
最大切断能力
ステンレス板
1.2mm
最大切断能力
アルミニウム板
2.5mm
本機寸法
長さ×幅×高さ
313mm×78mm×189mm
質量 2.1kg
(バッテリ含む)

 

参照

マキタ JN161D 製品情報

 

充電式ではありますが多くの素材の加工に対応していて、さらにある程度の厚みにも対応しています。

 

もちろんコードレスタイプなので場所を気にすることなく利用をすることができるメリットもあり、屋外でも頼もしい活躍を見せてくれるでしょう。

 

ただし充電式なので長時間の利用には適していないため、連続作業時間を考慮して充電式である「JN161D」を選ぶかを検討するのがオススメです。

 

ハイコーキ ニブラ「CN18DSL」

ハイコーキの「CN18DSL」も充電式のニブラとしてオススメなモデルです。

 

CN18DSL

ストローク数 2,500回/分
最大切断能力
軟鋼板
1.6mm
最大切断能力
ステンレス板
1.2mm
本機寸法
長さ×幅×高さ
295mm×82mm×196mm
(BSL36A18装着時)
質量 2.1kg
(BSL36A18装着時)

 

参照

HiKOKI CN18DSL 製品情報

 

コードレスタイプとしては十分な性能を備えています。デザイン面や使い勝手でも好評なコードレスタイプのニブラなので、先に紹介したマキタの「JN161D」とあわせてコードレスタイプのニブラの選択肢に入るでしょう。

 

ただし、連続作業時間の面ではマキタのJN161D同様に注意する必要があるため、使用シーンに応じてAC電源式か充電式かを検討することをオススメします。

 

パオック エアー二ブラ「AMN-15PA」

人気の高いパオックのエアー二ブラ「AMN-15PA」について触れていきましょう。

 

AMN-15PA

ストローク数 3,500回/分
最大切断能力
軟鋼板
1.5mm
最大切断能力
ステンレス板
1.0mm
最大切断能力
アルミニウム板
1.8mm
本機寸法
長さ×幅×高さ
240mm×41mm×105mm
質量 1.0kg

 

参照

パオック AMN-15PA 製品情報

 

エアモーターを利用するモデルのため連続稼働時間に制限がなく、熱損失による発熱、そして供給される圧縮エアの内部冷却で効率よく長時間の可動を実現してくれます。

 

エアーニブラなためコンプレッサーが必要となり、基本的に工場などで使用されることが多いモデルですが、本格的に仕事として板金加工をする場合には頼もしいモデルとして活用できることでしょう。

 

デザインもシンプルで使い勝手も良いモデルなので、エアーニブラを探している人にとっては非常にオススメなモデルだと言えます。

 

エンジニア ハンドニブラ「TZ-20」

最後にエンジニアのハンドニブラ「TZ-20」についても触れていきましょう。

 

TZ-20

最大切断能力
軟鋼板
1.0mm
最大切断能力
ステンレス板
0.6mm
最大切断能力
アルミニウム板
1.5mm
全長 185mm
質量 176g

 

参照

エンジニア TZ-20 製品情報

 

モーターがなく手動で切断するハンドニブラではありますが、「TZ-20」はハンドニブラの中では対応する厚みや使い勝手の面でかなりおすすめできるモデルです。

 

価格も中々に手頃なため、リーズナブルかつ使い勝手が良いハンドニブラを探している人は、エンジニアのハンドニブラ「TZ-20」を試してみることをオススメします。

 

まとめ

今回はニブラとは何かといった基本的な部分から、ニブラの特徴や選び方などについても解説してきました。

 

ニブラは金属板を切断する工具なので、解体・板金作業などを仕事にしている人以外には馴染みのない工具かもしれません。ですが、様々なシーンで活用することができる便利な工具であり、場合によっては本格的なDIYなどでも役立つため、近年注目されている工具の1つでもあります。

 

使用する際は多少の危険を伴う工具でもあるため、慣れるまでは慎重に活用することが大切です。

 

当ページで解説してきたように用途に合わせた選び方が大切なので、そのあたりを考慮しつつ自身にピッタリなモデルのニブラを選び、上手に活用してみてはどうでしょうか。

 

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