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2024.02.05

【18V・36V・40Vmax】マキタ充電式チェーンソーの違いは?赤青の違い・選び方・替え刃についても解説!

【18V・36V・40Vmax】マキタ充電式チェーンソーの違いは?赤青の違い・選び方・替え刃についても解説!

充電式チェーンソーなら電源を気にする必要がないので、場所を問わずにスムーズな切断作業が可能です。

 

マキタの充電式チェーンソーは、バッテリーの電圧ごとにさまざまなモデルがラインナップしており、機能や性能も幅広いのであなた好みの機種を選ぶことができます。

 

しかし、18Vや36V・40Vmaxというように電圧が違うことで何が違うのでしょうか?

 

そこで今回は、マキタの充電式チェーンソーについて以下のことがわかる内容になっています。

 

・18V・36V・40Vmaxのそれぞれの違い
・マキタの充電式チェーンソーの5つの選び方
・チェーンソーの替え刃の選び方も知っておこう

 

マキタの充電式チェーンソーについてよく分かる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

マキタのチェーンソーの違いは?18V・36V・40Vmaxを比較

マキタのチェーンソーには、18V・36V(18V×2本)・40Vmaxのモデルがラインナップされています。

 

それぞれの違いについて、注目すべきポイントは「電圧ごとの排気量の相当」と「ガイドバーの長さ」の2点です。

 

また本体寸法や重量にも注目すれば、あなたが求めているチェーンソーに出会えるでしょう。

 

ここからは、マキタの18V・36V・40Vmaxの充電式チェーンソーの違いについて解説していきます!

 

18Vは現在マキタで主流のシリーズ

マキタは18Vシリーズに力を入れていて、チェーンソーに限らず他の電動工具でもラインナップ数は最も多くなっています。

 

チェーンソーにおいては、現行モデルで5機種ラインナップされており、ガイドバーの長さに応じてさらに細かくモデルがあります。

 

18Vバッテリー1つで稼働するので、本体重量とバッテリーをあわせた質量が3.0kgと軽量になっているのも特徴的です。

 

充電式電動工具は、電圧が上がればバッテリー本体が大型化していき、ハイパワーに耐えられるように本体がハイスペック化するので、本体寸法も大型化します。

 

そのため、軽量でコンパクトなチェーンソーをお求めの方は18Vのものがおすすめということになります。

 

一方で18Vのものに限らず、充電式チェーンソーはガイドバーの長さが電圧とほぼ比例してきます。

 

そのため18Vでガイドバーの長さは100〜125mm程度になるので、切断したい材料に応じて選ぶ必要があります。

 

マキタの36Vチェーンソーの特徴

マキタの36Vのチェーンソーは、18Vのバッテリーを2本使用することで36Vのハイパワーを実現しています。

 

マキタ主力の18V電動工具シリーズと同じバッテリーを2本使用しているので、製品ラインナップ数としては国内最多の277モデル(2019年11月時点)です。

 

そのため他の18V機種の電動工具をお持ちの方は、バッテリーの互換性に優れているという大きなメリットがあります。

 

マキタの36Vチェーンソーは、エンジン式の排気量30mL相当になっていて、ガイドバーの長さは250〜400mm程度となっています。

 

比較的ハイパワーな36Vのチェーンソーですが、直径40cm以上の木の切断や、連続での高速切断など本格的な切断作業時には排気量40mL以上のモデルを選ぶと安心です。

 

マキタ40Vmaxチェーンソーの特徴

40Vmaxシリーズは、マキタで最もハイパワーなバッテリーを使用していて、マキタ独自のスマートシステムを採用したことで、最適給電と最適充電を実現し、パワーを最大限引き出して高負荷時の作業時間をアップしています。

 

バッテリーの耐久性にも優れており、IP56対応の防じん・防水仕様なので従来バッテリーと比べて耐衝撃性が約40%アップしました。

 

チェーンソー本体もIPX4対応の防水仕様なので、切断作業中に雨が降り出しても安心できます。

 

40Vmaxはエンジン式の30〜42mL相当のハイパワーモデルになっているので、ハードな切断作業にも頼れるパートナーになってくれます。

 

しかしデメリットとして、40Vmaxのバッテリーは40Vmaxシリーズのみにしか使用できず、36Vや18V機では使えないので注意が必要です。

 

赤と青の違い

マキタの充電式チェーンソーには、赤色のモデルと青色のモデルがあります。

 

マキタの場合、色によってDIYモデルやプロ用モデルと分けられることがあるので、そういった違いがあるのかマキタの営業所に確認した所、赤と青で違いがあるわけではなく、デザインカラーの違いなのでお好みで選んでも問題ありません。

 

18V・36V・40Vmaxそれぞれの違い

MUC204DRGX

MUC356DGF

MUC018GZR1

電圧 18V 36V(18V×2) 40Vmax
ガイドバーの形状 スプロケットノーズバー
ガイドバーの長さ 200mm 250mm 300mm
チェーンスピード 0〜22.5m/s
(0〜1,350m/min-1)
0〜20m/s
(0〜1,200m/min-1)
0〜25.5m/s
(0〜1,530m/min-1)
チェーンの形状 25AP-52  25AP-60E 25AP-68E
寸法(mm) 441×184×191
(長さ×幅×高さ)
512×205×232
(長さ×幅×高さ)
445×230×275
(長さ×幅×高さ)
質量
(バッテリーを含む)
3.0kg 4.5kg 6.3kg
1充電当たりの作業量 角材50mm:約190本
(DSF:約90本)
杉角材50mm:約610本 杉丸太200mm:約53本
価格(税別)
マキタ総合カタログ
2023-4調べ
87,900円 113,700円 75,300円
※本体のみ

参照:

マキタ MUC204DRGX 商品説明

マキタ MUC256DGF 商品説明

マキタ MUC018GZR1 商品説明

マキタの18V・36V・40Vmaxのチェーンソーのモデルのスペックを比較したものが、上記の表です。

 

電圧とガイドバー長さ、チェーンスピードが比例しているのがわかります。

 

バッテリーが徐々に大型化することで、本体寸法と重量もアップしており、電圧が上がれば1充電あたりの作業量も向上しています。

 

その分価格も高くなってしまうので、予算と切断したい材料に応じて選ぶ必要があります。

 

マキタ充電式チェーンソーの5つの選び方

前述したように、マキタの充電式チェーンソーは電圧が違うことで目安となる排気量やガイドバーの長さなどが違います。

 

しかしこの他にも、充電式チェーンソーを選ぶときには注目すべき選び方のポイントがあるので、ここから詳しく解説していきます!

 

排気量・電圧

繰り返しになりますが、充電式チェーンソーは電圧に応じてエンジン式の排気量の相当が異なります。

 

・18V…排気量23mL相当
・36V…排気量30mL相当
・40Vmax…排気量30〜42mL相当

 

マキタの充電式チェーンソーの場合は、上記のようになります。

 

エンジン式のチェーンソーの主力帯が40mLクラスになっており、高負荷の作業や長時間の作業の場合は40Vmaxシリーズを選ぶと安心です。

 

ガイドバーの長さ

電圧の次に重要になってくるのが、ガイドバーの長さです。

 

チェーンの回転を支えるガイドバーは、この長さで切断できる最大の長さとなります。

 

しかし例えば400mmの木を400mmのガイドバーをつけたチェーンソーで切断する際は、目いっぱいの長さになるので、負荷が大きくなる上に、取り回しづらくなるので注意が必要です。

 

そのため、実際に必要になるガイドバーの長さよりワンサイズ上のモデルを選ぶと安全です。

 

ガイドバーの仕様

ガイドバーの仕様には、

 

1.スプロケットノーズバー
2.カービングバー
3.ハードノーズバー

 

上記の3つのタイプがあります。

 

先ほど紹介した18V・36V・40Vmaxのマキタのチェーンソーは「スプロケットノーズバー」で、先端部の歯車(スプロケット)をチェーンでスムーズに回転させることで高速での切断が可能です。

 

スプロケット部分にガイドバーが埋め込まれているタイプと、スプロケット部分だけを交換できるタイプがあります。

 

チェーンソーのなかではスプロケットガイドバーが最も標準的なタイプになっていて、ほとんどの作業をこなすことが可能です。

 

しかし構造上部品の数が多いので、ガイドバーそのものの耐久性は低くなっているのがデメリットです。

 

特に左右への折れ曲がりに弱いので、例えば太い木の切断時などに抜けなくなってしまい、無理に抜こうとすると簡単に曲がってしまいます。

 

そのためハードな作業時には、「ハードノーズ」がおすすめです。

 

ハードノーズは、スプロケットなど余計な構造をはぶいた耐久性重視ガイドバーなので、先端を突っ込んで切断する切断方法に最適です。

 

しかしスプロケットがない分、回転抵抗が大きいので切断スピードが落ちてしまうというデメリットがあります。

 

チェーンの仕様

マキタをはじめ、ほとんどのメーカーがオレゴン社製のチェーンを採用しており、カタログを見るとオレゴン社の品番が記載されています。

 

例えばマキタの40Vmax「MUC018GZ」であれば、「25AP-68E」と記載があります。

 

オレゴン社の場合は、「-」の前半部分「25AP」の部分がチェーンのタイプで、後半の「68E」がチェーンの長さを表しています。

 

マキタをはじめ日本のメーカーは、なめらかな切れ味を持ちながらもメンテナンスを簡単に行えて、耐久性にも優れているプロ仕様の「25AP」を採用しています。

 

ハンドルの形状

最後に、充電式に限らずチェーンソーのハンドルの形状には、「トップハンドル型」と「リアハンドル型」の2種類があります。

 

トップハンドル型は、本体上部と側面を握るタイプになっていて、本体寸法が小型で軽量設計されたモデルが多くなっています。

 

そのため、取り回し性に優れているというメリットがあります。

 

一方でリアハンドル型は、持ち手が本体全部と後方に取り付けられているタイプで、両手の間がより広くなることで安定性に優れています。

 

マキタのチェーンソーは替え刃の選び方も覚えておこう

チェーンソーの刃は消耗品です。

 

「切断作業時に木くずの長さが短くなってきた」

「チェーンソーに体重を掛けないと切れない」

 

このように切れなくなってきたら、チェーンソーの刃を交換するタイミングです。

 

マキタのチェーンソーは、チェーンと同じくオレゴン社の刃を採用しているので、替え刃を選ぶときもオレゴン社の替え刃を選ぶようにしましょう。

 

オレゴン社の替え刃には、前述したように1〜3字のアルファベットが記載されており、それぞれで刃の特性を表しています。

 

チェーンソータイプ カッターのタイプと特性
A マイクロチゼルカッター
25A:標準
27A:スキップ
AX マイクロチゼルカッター
スキップ
AP 25AP:マイクロチゼルカッター、バンパードライブリンク、標準
72AP:セミチゼルカッタースキップ
BC チッパーカッター
標準(11BCのみ)
BPX 低振動マイクロチゼルカッター
バンパードライブリンク
標準
CJ チゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
スキップ
CJX デュラプロチゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
スキップ
CJX チゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
スキップ
CK デュラプロチゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
セミスキップ
CKX チゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
セミスキップ
CL チゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
標準
CLX デュラチゼルカッター(スクエア)
山型デプスゲージ
標準
CP チッパーカッター
バンパードライブリンク
標準
DP セミチゼルカッター
バンパードライブリンク
標準
F マイクロチゼル
フルカッター
H ハーベスター
標準
HX ハーベスター
標準
アサリが大きいタイプ
HJX ハーベスター
スキップ
アサリが大きいタイプ
J チゼルカッター
山型デプスゲージ
スキップ
JGX チゼルカッター
山型デプスゲージ
スキップ
JPX チゼルカッター
バンパードライブリンク
スキップ
JX チゼルカッター
標準
LGX チゼルカッター
山型デプスゲージ
標準
LPX 低振動チゼルカッター
バンパードライブリンク
標準
LX チゼルカッター
山型デプスゲージ
標準
M マルチカット
R 縦挽きチェーン
マイクロチゼルカッター
RA 縦挽きチェーン
マイクロチゼルカッター
RD 縦挽きチェーン
セミチゼルカッター標準
PS パワーシャーチェーン
山型デプスゲージ
ガイダンスドライブリンク
標準(自動目立て)
PX 低振動シャンファーチゼルカッター
山型デプスゲージ
バンパードライブリンク標準
S 低振動シャンファーチゼルカッター
山型デプスゲージ
標準
SG 低振動シャンファーチゼルカッター
山型デプスゲージ
バンパータイストラップ
アサリの狭いデザイン
SL チゼルカッター
山型デプスゲージ
バンパータイプストラップ標準
VG 低振動シャンファーチゼルカッター
山型デプスゲージ
バンパー帯ストラップ標準
VPX 低振動マイクロチゼルカッター
山型デプスゲージ
バンパードライブリンク
アサリの狭いデザイン
VX 低振動シャンファーチゼルカッター
山型デプスゲージ
標準
VXL 低振動セミチゼルカッター
ロングトッププレート
山型デプスゲージ標準

チェーンの替え刃を選ぶ時は、マキタのカタログやホームページに適応するオレゴン社の品番が記載されているので、確認すると正確に選ぶことができます。

 

まとめ

マキタの充電式チェーンソーは、18V・36V・40Vmaxが人気で、電圧ごとにエンジン式に相当する排気量や、ガイドバーの長さなどが違います。

 

ガイドバーは、必要になる長さのワンサイズ大きめを選ぶと安全に作業することができるのでぜひ参考にしてみてください。

 

またチェーンソーの刃は消耗品なので、マキタの場合はオレゴン社の替え刃を選ぶようにしましょう。

 

適応する替え刃は、マキタのカタログやホームページに記載されているので確認してみてくださいね。

 

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