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2023.12.07

石膏ボードアンカーの使い方を解説!ネジを打ち込みする際の注意点も!

石膏ボードアンカーの使い方を解説!ネジを打ち込みする際の注意点も!

「石膏ボードアンカーの使い方を知りたい!」
「ボードアンカーってそもそもどんなアイテムなのでしょうか?」
「石膏ボードアンカーの注意点について教えてください。」

 

最近では本格的なDIYにこだわる人が増えてきて、壁に棚やモニターなどを取り付けたいと考える人も多いようです。

 

しかし、自分なりに色々と作業をしてみても、すぐに外れてしまったり、最悪壁が割れたりと後悔してしまう人もいるようですね。

 

そこで今回は、壁に何かを取り付けようとしたり、本格的なDIYシーンで役立つ石膏ボードアンカーについて解説していきたいと思います。

 

石膏ボード用のアンカーの使い方や注意点などについて、わかりやすく解説していきたいと思いますので、何かを取り付けたい方や石膏ボードアンカーを正しく使いたい方は参考にしてみてください。

 

※「ボードアンカー」と呼ぶ人もいるようですが、今回は住宅の壁などで活用される「石膏ボードアンカー」として色々と解説していきたいと思います。

 

なぜ石膏ボードアンカーが必要なのか

まずはなぜ石膏ボードアンカーが必要なのかという点について、シンプルに解説しましょう。

 

適当にネジを付けて簡易棚を取り付けたり、何か重みのあるものを掛けても問題ないと思っている人は、トラブル防止のためにも、当項目をしっかりと目を通してください。

 

壁にネジを直打ちはNG

 

大前提として、住宅の壁紙の裏には石膏ボードが張られているため、穴あけやネジ打ちなどをしてしまうと、どうしても脆く崩れやすいのです。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、石膏ボードは釘やネジを打ち込んだとしても保持力がないため、ボロボロ崩れてしまったり、ヒビが割れて外れてしまうことがほとんどです。

 

耐火性に優れ、コストも安く、それでいて加工しやすい特徴を持つ石膏ボードではありますが、上記のようなデメリットも併せ持っています。

 

だからこそ、シンプルな釘やネジを直打ちして何かを設置するようなことはせず、石膏ボードと密着性を高めてしっかりとホールドするような(石膏)ボードアンカーが必要なのです。

 

石膏ボードアンカーを打つ際に必要なもの

壁に石膏ボード用アンカーを打つ際に必要なものについても触れていきましょう。

 

壁に何かを設置したい、本格的なDIYレベルで棚やインテリアを設置したい場合には、色々とお金をかけて下準備が必要だと思う人もいるようです。

 

ですが、シンプルに石膏ボード用アンカーを打つだけで考えた場合には、石膏ボード用アンカーとドライバーがあれば、問題なく壁に打ち込むことができます。

 

もちろん、場合によっては電動工具などがあった方がスムーズに打ち込むことができるシーンもありますが、基本的には上記の2つがあれば問題なく作業をすることができます。

 

もし、試しに石膏ボード用アンカーを打ち込んでみたい、軽く何かを設置したい場合であれば、石膏ボード用アンカーとドライバーで作業をしてみるのもおすすめです。

 

打ち込む際の注意点

最後に、石膏ボードアンカーを打ち込む際の注意点について触れていきましょう。

 

一般的なネジや釘などとは異なり、石膏に打ち込みやすく、しっかりとホールドしてくれる石膏ボードアンカーですが、気をつけなければならない注意点が2つあります。

 

1つ目は「場所」です。石膏ボードの裏側にはボードを張り付けるための下地が存在する場所があり、その部分にはアンカーを打ち込むことが難しいです。
※逆に下地がある部分には直接ネジなどを打ち込むことができますが、意外と力が必要であり、石膏ボードアンカーのようにホールド力に不安も残るため、あまりおすすめできません。

 

2つ目は「厚み」です。石膏ボードが厚すぎる場合、石膏ボードアンカーが奥までしっかり打ち込むことができないこともあります。

 

そのため、打ち込む場所の石膏ボードの厚み、そして利用予定の「石膏ボードアンカー」の長さなどをチェックしてから打ち込むことが大切です。

 

一般的な住宅であれば「12.5mm」が使われていることが多いですが、最近の住宅ではキッチンなど防火性が必要とされる壁の場合、15mmが使われていることもあります。

 

そのため、可能であれば事前に石膏ボードの厚みを確認しておくのが賢明でしょう。

 

石膏ボードアンカーのカサ式とねじ込み式とは?

ここからは、石膏ボードアンカーの「カサ式」と「ねじ込み式」について解説していきましょう。

 

石膏ボードアンカー選びに悩んでいる方は、それぞれの特徴をチェックしたあとで、自身の用途にぴったりな方を選ぶことをおすすめします。

 

カサ式とは

峰岸 エアコンボードアンカー 30本

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まずは石膏ボードアンカーのカサ式について触れていきましょう。

 

カサ式は名前の通りアンカーが傘のように開くタイプで、引き抜き強度が高い特徴を持ちます。

 

ただし、壁の向こう側まで到達しなければ傘が開かず上手にホールドができないため、しっかりと壁の厚みを確認してから打ち込む必要があります。

 

石膏ボードの表面と裏面で同時に挟み込んで固定することができるため、アンカーを多く打ち込み、ガッチリと固定した上で何かを設置したい場合におすすめです。

 

ちなみに、ネジを打ち込みたいところに先端を当て、ゆっくりとドライバーを回しながら押し込んでいきます。

 

石膏ボードを貫通したあとも軽く押し込みながらネジを回し続けることで、アンカーの形状が変形(傘が開き)締め込みを続け、固定された時点で作業は完了です。

 

ただし、力いっぱいに回し続けたり、インパクトドライバなどで勢いよく締め続けてしまうと、壁(石膏ボード)自体を破壊してしまうこともあるので注意しましょう。

 

壁を貫通後もある程度ネジを回し続け、固定が完了したと手応えを感じた段階で、何かをぶら下げてたりして負荷をかけ、特に問題がなければ、無事カサ式の石膏ボードアンカーの打ち込みが完了です。

 

ねじ込み式とは

YAMASHIN ボードアンカー G4 25本

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次にねじ込み式の石膏ボードアンカーについても紹介していきましょう。

 

ねじ込み式は石膏ボードに食い込むタイプのアンカーであり、厚みに気をつければGL工法(コンクリート面への直張りボード)の壁にも打ち込むことができます。

 

ちなみにネジの形状はアンカーを打ち込むだけのシンプルなタイプですので、装飾性の高いネジを使う場合にも最適です。

 

そんなねじ込み式の石膏ボードアンカーは、予め軽く下穴を開けておき、その部分に石膏ボードアンカーをあててドライバで回し、ねじ込んでいきます。

 

壁面と同じところまでアンカーをねじ込めたら作業は完了です。対応する太さのタッピングネジをアンカーの穴に打ち込み、石膏ボードに綺麗に打ち込むことができます。

 

こちらも先のカサ式と同じように、何かをぶら下げて軽く負荷をかけて、問題がないことを確認してから何かを設置したり、本格的に活用していくのが無難でしょう。

 

ただし、ねじ込み式の石膏ボードアンカーは、適切な太さのタッピングネジを打ち込まないと保持力・ホールド力を発揮しないため、その点には十分に注意して活用することをオススメします。

 

具体的な石膏ボードアンカーの種類と使い方

既に上記の動画で視聴頂いた方もいらっしゃるかと思いますが、これからは、具体的な石膏ボードアンカーの種類と使い方について解説しましょう。

 

先の項目では「カサ式」と「ねじ込み式」についてお話ししてきましたが、いくつかの具体的な製品名なども挙げつつ使い方・付け方について触れていきたいと思います。

 

自宅の壁にはどの石膏ボードアンカーが良いのか迷っている人は、自分にぴったりな製品選びの参考にしてみてください。

 

デンサン トグラーアンカー

デンサン トグラーアンカー TOG-TBP

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まず、デンサン製のトグラーアンカーについて紹介しましょう。

 

トグラーは取り付ける石膏ボードの厚みに応じて種類を選ぶ必要がありますが、意外と簡単に取り付けができる石膏ボードアンカーとして好評です。

 

取り付け方法は、以下のとおりです。

 

・ドリルで壁に8mm程度の穴を開けます。
・トグラーの羽を閉じた状態で穴に押し込みます。
・付属している赤いピンをトグラーの穴に差し込み、羽を開きます。
・ネジまたはタッピングビスでフックをねじ込み、固定します。

 

シンプルなカサ式の石膏ボードアンカーとして使いやすいので、重量が軽いものを引っ掛けて使うような場合には最適な石膏ボードアンカーと言えるでしょう。

 

中空ボード用モノマックス(ビス付)

WAKAI モノマックス(4本入) 8X26 F-095

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次に、モノマックスについて解説していきたいと思います。

 

モノマックスは、壁の内部空間が狭いケースで使いやすいアンカーであり、5mmから27mmと幅広い厚みに対応しています。

 

・ドリルなどで壁に8mm程度の穴を開けます。
・1本のネジかタッピングビスと一緒にモノマックスを差し込みます。
・一度ネジを抜き取ってから、取り付けるフックなどにネジをはめ締めます。

 

上記の3ステップで打ち込むことができる石膏ボードアンカーですので、気軽にフックなどを吊るしたい場合には、おすすめの製品と言えるでしょう。

 

鉄生地 カベタップ

鉄生地 カベタップ TP4NV

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また、ドライバーで取り付けやすいカベタップについても解説していきます。

 

カベタップは、基本的に下穴を開ける必要がなく、先端についている「キリ」で穴を開けながら固定していくことが可能です。

 

・先端のキリで石膏ボードに穴を開けながらねじ込んでいきます。
・石膏ボードとカベタップの頭部分が平になるまで丁寧にねじ込みます。
・取り付け予定のフックなどに、ネジかタッピングビスを通して頭部分を締めます。

 

カサ式ではなくねじ込み式なので、石膏ボードの厚み次第では保持力が少ないケースもありますが、今の住宅であればある程度の保持力には期待ができるでしょう。

 

壁にフックを取り付ける場合には、単品でもある程度の負荷に耐えられると好評なので、手軽にドライバーで石膏ボードアンカーを付けたい場合にはオススメな製品です。

 

YAソリッドアンカー

八幡ねじ YAソリッドアンカー A-白

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瞬間接着剤を使うソリッドアンカーについても紹介しましょう。

 

ソリッドアンカーは、壁面に小さな穴を開けて、そこにソリッドアンカーを折り曲げて差し込み、中に瞬間接着剤を注入してネジでとめるアイテムです。

 

壁の厚さを問わずに使用することができ、またアンカーを瞬間接着剤で固めるため強度も高く、それでいてネジの径によって3つのタイプがあり、小さな穴で済むメリットもあります。

 

・壁面に3mmの穴を開ける。
・ソリッドアンカーの中央を折り曲げて差し込む。
・ソリッドアンカーの中に瞬間接着剤を入れる。
・取り付けるフックなどを通し、ネジで固定すれば完了です。

 

壁(石膏ボード)の厚みの問題で上手く石膏ボードアンカーが取り付けられないと悩んでいる人にとって、瞬間接着剤を活用するソリッドアンカーは非常に便利なアイテムと言えるかもしれませんね。

 

石膏クギ

石膏釘(平型) MC-014W

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最後に、石膏クギについて解説しましょう。

 

本格的な石膏ボードアンカーとは方向性が異なりますが、本体に斜めに挿入された3本の細長いクギを壁に打ち込むことで、固定がしやすいのが特徴です。

 

他の石膏ボードアンカーとは異なり、壁に穴を開ける必要が少なく、また取り外しがしやすいため、軽量の小物を吊るすのに最適な道具と言えるでしょう。

 

・本体と壁の間に付属フックを挟み、壁に当てます。
・小銭や金槌などを使って3本のクギを押し込みます。
・最後に怪我防止のキャップをかぶせれば完成です。

 

壁が硬い石膏ボードであれば金槌などで押し込んで問題ありませんが、壁(石膏ボード)の強度次第では、小銭の平べったい面を指で圧力をかけて、少しずつクギを押し込んでいく方法もおすすめです。

 

ただし、繰り返しになりますが重さのある物を吊るすのには向いていませんので、軽めの小物を吊るすのに活用するのが良いでしょう。

 

石膏ボードアンカーは非常に役立つ便利なアイテム

 

今回は非常に便利な石膏ボードアンカーの使い方や注意点、そして具体的な製品なども含めて紹介してきました。

 

自宅の壁に棚やインテリアを設置しようと100円ショップなどでネジやアンカーなどを購入し試すものの、なかなか上手くいかなかったり、壁が破損してしまい、妥協した経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

今では高品質な石膏ボードアンカーが多数存在しますので、壁の厚みも含めて確認をした上で、耐荷重など用途も含めて確認して利用すれば、思った以上にすんなりと石膏ボードアンカーを打ち込み、棚やインテリアを設置することができるようになるでしょう。

 

厚みの確認や慣れるまでは打ち込み方で不安を感じる人もいるかもしれませんが、今では石膏ボードアンカーの打ち込み動画などもいくつか存在します。

 

当ページでお話してきた内容を参考にしながら、用途に見合った適切な石膏ボードアンカーを選び、その上で動画などで予習をすれば、問題なく石膏ボードアンカーを打ち込むことができるでしょう!

 

多くの住宅の壁(石膏ボード)で便利に活用できるアイテム、それが石膏ボードアンカーですので、使わず嫌いをすることなく、ぜひ一度は試してみることをオススメします。

 

棚はもちろん、さまざまなインテリアを設置したり、空間を自由に活用する助けとなる石膏ボードアンカー。ぜひ適切な製品を選び、DIYなどにも使ってみてはいかがでしょうか。

 

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