2024.07.29
扇風機と保冷剤の併用は効果的?おすすめの方法や注意点を解説
エアコンを24時間付けっぱなしにするのはなんだか気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめの方法が扇風機に保冷剤を取り付けて空間を効率的に冷やす方法です。
メリットや注意点があるので、「やってみようかな?」と感じている方はぜひこの記事を最後まで読んでみてください!
目次
エアコンを付けっぱなしにすることに抵抗を感じる方が多いと思います。
エアコンを付けっぱなしにしていると電気代が気になりますし、冷えすぎると感じるでしょう。
そこでおすすめな方法が、扇風機に保冷剤を取り付ける方法です。
先に結論を言うと、保冷剤の冷気を扇風機で拡散できるので、エアコンを付けたときのように涼しく感じるというのが理由です。
正直なお話をすると、扇風機に保冷剤を取り付けるだけではエアコンなしで涼しい空間を手に入れることができません。
体感温度でマイナス2℃程度涼しくなると考えておきましょう。
しかしエアコンの設定を〝弱冷房除湿〟にしておき、扇風機と保冷剤を併用することで電気代を浮かせることができます。
大阪ガスによると、1年を通してエアコンの電力消費割合が全体の3割近く占めていることがわかっており、エアコン代を節約すれば全体の電気料金を節約できることになります。
エアコンは通常の再熱除湿や冷房運転よりも弱冷房除湿のほうが電気代が安くなります。
再熱除湿とは一度冷やし除湿した空気を暖めることで、室内の温度を下げずに除湿できるモードですが、空気を暖めるという工程が増えるのでその分電力を多く必要とします。
そのため一般的に最も安いのは弱冷房除湿で、最も高いのが再熱除湿ということになります。
比較的電気代が安い弱冷房除湿モードに加えて、扇風機に保冷剤を併用することで電気代を抑えて涼しい空間を手に入れることができます。
参照
扇風機の前面パネルはさまざまな形状があります。
細かな網目状のものがあれば、縦模様のようになっているものなどさまざまです。
細かな網目状のものであれば、100円ショップなどで販売されているカゴを引っかければ簡単に保冷剤を取り付けることができます。
縦模様であればビニール紐などで簡易的に取り付けることが可能です。
また扇風機に保冷剤を取り付ける位置ですが、扇風機の前面ではなく後方に取り付けるのがおすすめです。
その理由は、扇風機は背面から空気を吸い込んで冷えた空気を効率良く送り出しているので、後方パネルに保冷剤を取り付けることでより保冷効果を高めることができます。
保冷剤にはさまざまな種類があります。
例えばケーキを購入したときに30分程度保冷してくれるものから、アウトドア用の長時間タイプまでさまざまです。
アウトドア用のものも最近では100円ショップで販売されているので、手軽に試すことができます。
現在は販売されていないようですが保冷剤を使用したDAISOの扇風機を紹介している動画がございましたので是非、ご参照ください。
ここまで扇風機に保冷剤を併用して、効率的に空間を冷やす方法について紹介いたしました。
しかし注意点もあるので、正しく使用してください。
ここからは、扇風機に保冷剤を使用する際の注意点を3つ紹介いたします。
扇風機は身近な家電ですが、機械である以上〝水滴〟には十分気をつけなければなりません。
保冷剤は溶け出すと少しずつ水滴が落ちてくるので、扇風機本体に付かないように気をつけましょう。
対処法としては、ちょうど水滴が落ちてくるところにタオルを敷いておくことになります。
なるべく厚手のタオルや、マイクロファイバータオルが水分を多く吸収するのでおすすめです。
実は保冷剤に加えて、濡れタオルも併用すればより効率良く空間を冷やすことができます。
塗れタオルにハッカ油を1〜2滴たらせば、より涼しく感じるでしょう。
扇風機に塗れタオルをかける場合、気をつけたいのが水滴と羽根への巻き込みです。
塗れタオルを扇風機にかけるときは、しっかりと絞って水分がたれてこないようにしましょう。
またタオルが大きいと羽根に巻き込まれてしまい、扇風機の故障に繫がります。
おすすめはハンドタオル程度のサイズです。
フェイスタオルやスポーツタオル、バスタオルだとサイズが大きすぎるので避けましょう。
ここ数年猛暑が続き、夏は40℃を越す日も珍しくありません。
若い方も熱中症で倒れてしまうなか、特に高齢の方は外気温の変化に気付きにくく、体温上昇の変化に対応できません。
またペットや乳幼児も熱中症になりやすいので、気温の高い日は無理なくエアコンを使用しましょう。
余談ですがパナソニックJシリーズ「CS-J226C-W」を例に、1日冷房を付けっぱなしにしたときの電気代は、消費電力590Wなので0.59kWh×31円=1時間あたり18.29円になります。
ちなみにこの31円というのは、全国家庭電気製品公正取引協議会の「電力料金目安単価」を参照しています。
1時間約19円とすれば、24時間付けっぱなしにしていても456円と格安です。
もしこれからエアコンを購入する予定があれば、省エネモデルを選ぶのも節電方法のひとつと言えるでしょう。
扇風機に保冷剤を取り付ければ、効率良く空間を冷やすことができます。
エアコンを併用すれば、比較的安い電気料金の弱冷房運転でも空間を冷やすことができるのでおすすめです。
近年は酷暑とも呼ばれる日が続いているので、無理のない範囲で上手に扇風機と保冷剤を活用しましょう。
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