2024.02.03
マルチツールの替刃の種類を解説!用途にあえわせたオススメの替刃も紹介!
マルチツールの替刃の選び方で悩んでいる!
マルチツールの替刃の種類について知りたい!
マルチツールの替刃でおすすめな商品はどれ?
替刃を交換することで様々な作業に対応することができるのがマルチツールです!
切削や研磨、面取りをはじめ、多種多様な作業を行うことができる便利な電動工具です。
マルチツールは、多くの作業に対応できるがゆえに、「替刃選び」で悩んでしまう人も多いようです。
そこで今回は、マルチツールの替刃の選び方について解説するとともに、おすすめ商品についてもピックアップしていきたいと思います!
マルチツールを徹底的に使いこなしたい人、自分の作業を今まで以上に効率化したいと考えている人は、ぜひ当ページを参考にしてください。
それでは、種類が豊富なマルチツールの替刃の選び方について、シンプルにわかりやすく解説していきます。
人によって選ぶ基準は様々ですが、主な3つの選択肢について触れていきますので、参考にしてください。
まずは、マルチツールの替刃をメーカーで選ぶ方法について触れてみましょう。
マルチツールに限らず、電動工具では評判の良いメーカーがいくつかあります。
そのような定番メーカーは替刃の種類も豊富なので、メーカーを決めてから自分の用途に合う替刃を選ぶ人もいるようです。
特に、マキタ、ハイコーキ、ボッシュの3つのメーカーは、電動工具業界でもマルチツールの替刃でも、どちらでも評判が良いので、誰にでもオススメできます。
もし替刃選びに悩んでしまった場合は、上記のメーカーの中から好みの種類の替刃を選ぶという選択肢も覚えておいてください。
次に替刃の規格を基準にした選び方についてご紹介します。
「規格」と聞くと難しく考えてしまう人もいらっしゃると思いますので、主なマルチツールの2つの規格をシンプルにご紹介します。
・OIS規格:以前から普及している規格で、様々なマルチツールとの互換性があります。
・スターロック規格:OIS規格よりも耐久性が向上し、より強力な切断力が特徴です。
さらに近年では、スターロック規格よりも優れた「スターロックプラス規格」や「スターロックマックス規格」なども登場しています。
今後、スターロック規格が主流になると言われていますが、一部は以前のマルチツールと互換性がなく、使用できない替刃もあります。
このあたりの規格・互換性なども含めて替刃を選ぶことが、失敗しない替刃選びで大切なポイントです。
種類や性能だけではなく、規格もしっかり確認することをおすすめします。
上記動画はマルチツールの替刃の規格について詳しく紹介しています。
最後に使用する用途で替刃の種類を絞り込む選び方について触れていきましょう。
種類を絞るというよりは、「選択肢を絞る」と表現したほうがしっくり来るかもしれませんね。
様々な作業で役立つマルチツールですが、やはり替刃を選ぶ際には「どの素材に使うか」といった用途で選ぶことも大切です。
例えば、木材用の替刃を装着して金属の素材をメインにカットするような使い方をしてしまうと、刃が欠けて飛び散ってしまう可能性もあります。
また、見た目上は問題なく使えたとしても、細かな仕上がりが悪くなってしまったり、替刃の持ちが悪くなる、負担がかかり本体を痛めてしまうリスクもあります。
予期せぬ大怪我の恐れもあるため、目的や用途をしっかりと考えた上で、適切な替刃を選ぶことが大切です。
様々な用途に使うことができるマルチツールだからこそ、用途で種類を絞り、適切な替刃を選択することが重要です。
※このあたりの用途ごとの替刃の種類については後述していますので、おすすめ商品情報などの項目であわせて参考にしてみてください!
ここからはマルチツールの「需要の多い替刃」の種類について解説していきます。
その人によってマルチツールを使う用途は様々ですが、その中でも特に需要が多い替刃は下記のとおりです。
・木材用
・金属用
・木材・金属両用
上記3種類の替刃の特徴などについて解説しつつ、具体的なおすすめ商品についてもピックアップしていきますので、各項目をチェックしていきましょう!
マルチツールの木材用替刃は、木材の切断、ポケット切断、キワ切り切断などに最適な特徴を持っています。
木材用には、「堅い素材用」、「広い開口用」、「木材キワ切り切断専用」など種類があります。
普段切断・加工する木材を意識して替刃の種類を選ぶことが大切です。
マキタ makita カットソーTMA053BIM A-63856
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そして、木材用の替刃としてオススメな商品の一つが、マキタのTMA053BIMです。
マキタのTMA053BIMは、コンパネや硬い木材、さらにポケット切断にも適した替刃です。
また、スターロック規格とOIS規格にも対応しており、互換性にも優れています。
さらに、Pタイル剥がしなどの作業にも使用している人がおり、様々な作業に活用できる便利な替刃と言えるでしょう。
HiKOKI マルチツールブレード MSW32PBCJ
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ハイコーキ コードレスマルチツール用ブレード MSW32PBCJは、木材切断に最適なバイメタルブレードです。
STARLOCKタイプなので、ハイコーキだけでなく、ボッシュやマキタなどのSTARLOCK対応マルチツールにも使用できます。
刃幅32mm、切断深さ50mmとパワフルな性能を備え、幅広の木材も楽々切断できます。
木材切断はもちろん、木材削りや研磨にも対応しているので、DIYや工作に幅広く活躍します。
バイメタル刃は、硬い鋼材と柔らかい鋼材を組み合わせた2層構造で、耐久性と切れ味を両立しています。木材の切断面もきれいに仕上がります。
STARLOCKタイプは、工具不要で簡単にブレード交換ができるので、作業効率もアップします。
木材切断用のマルチツールブレードをお探しの方、STARLOCK対応マルチツールブレードをお探しの方、バイメタル刃のマルチツールブレードをお探しの方には、ハイコーキ コードレスマルチツール用ブレード MSW32PBCJがおすすめです。
このブレードがあれば、DIYや工作がさらに楽しく、快適になります。
BOSCH カットソーブレード AIZ32BSPC
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木材用の替刃の種類で悩んでいる方は、マキタとボッシュのAIZ32BSPCを候補として検討することをおすすめします。
ボッシュのAIZ32BSPCは、「炭素工具鋼」で作られた強靭な刃が特徴で、高速切断を実現しています。
木材、2X4材、ポケット切断に向いている替刃で、取り付けがワンタッチで可能な点は、初めて替刃を選ぶ方にも手軽でおすすめポイントです。
さらに、OIS・スターロック規格対応商品なので、替刃の種類(規格)で悩んでいる方でも安心して選ぶことができるモデルです。
木材用の替え刃に続いて、金属用の替え刃についても紹介していきましょう。
このタイプの替え刃は木材に刺さった釘の切断や、銅管などの切断に最適な替え刃です。
替え刃の種類を金属用に付け替えるかどうかで、切れ味や作業効率に大きな差が出ます。
もし金属用の素材にマルチツールを使う場合には、「木材用」ではなく「金属用」の替え刃を使うようにしましょう。
マキタ カットソーTMA057BIM
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そして金属用のマルチツールの替刃としてオススメなのは、マキタのTMA057 BIMです。
TMA057 BIMはクギの切断、銅管の切断に最適で、金属用の替刃を探している人にとって非常にオススメです。
ちなみにマキタのTMA057 BIMはスターロック規格なので、新しい規格に対応しているマルチツールを持っている人も安心です。
装着も簡単で強力な金属用替刃として好評なので、金属用の替刃の種類で迷っている人はマキタのTMA057 BIMを試してみることをおすすめします。
HiKOKI マルチツールブレード MSM32PB
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HiKOKI マルチツールブレード MSM32PBは、金属切断作業に特化したパワフルなブレードです。
最大32mmの金属パイプや鋼板を素早く切断し、幅広切断にも対応する32mmの刃幅と、高い耐久性を誇る2.0mmの刃厚を備えています。
工具不要で簡単装着可能なSTARLOCKタイプで、硬い金属にも対応するBi-METAL素材を採用しています。
高速切断を実現し、作業効率を大幅に向上させます。
鋼板、パイプ、金属管、釘、ボルトなど、様々な素材の切断に活躍します。
BOSCH カットソーブレード AIZ32ATN
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またボッシュのAIZ32ATNもマルチツールの金属用の替刃として人気です。
ステンレスやクギ、ビスなど様々な金属素材に対応していて、ワンタッチの取り付けも便利で作業を効率化できます。
マルチツールのパワーをしっかりと刃に伝えてくれる「3D形状」を採用しているので、金属用素材をしっかりと切断・加工したい人にオススメな替刃だと言えるでしょう。
最後に、木材と金属、その両用の替刃の種類について解説していきます。
この種類の替刃を活用することで、木材に刺さっている釘ごと切断するような使い方も可能です。
木材用の替刃と価格がほとんど変わらないため、木材と一緒に釘を切断するような「可能性」がある場合は、木材・金属両用の種類を選ぶのが良いでしょう。
※また、ある程度の金属の切断にも対応している種類もありますので、場合によってはそういった両用の替刃を所持しておくと作業が便利になります。
マキタ makita カットソーTMA047BIM
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マキタ マルチツール用カットソー TMA047BIMは、木材と金属の切断に最適なバイメタル刃を採用した製品です。
幅32mm×刃長50mmの刃でパワフルな切断能力を持ち、木材50mm、樹脂50mm、軟鋼非鉄1mm、鉄板1mmの切断が可能です。
スターロック規格(OIS規格機でも使用可能)に対応しており、硬質フローリング材、アルミ、硬質樹脂のポケット切断など、幅広い用途に使用できます。
TMA047BIMは、パワフルな切断能力と幅広い用途に対応できるマルチツール用カットソーです。DIYやプロの現場で活躍します。
HiKOKI マルチツールブレード MSD100SB
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木材・金属用の替刃でオススメなのは、ハイコーキのMSD100SBです。
木工のきわ切り切断、木工ポケット切断はもちろん、クギや銅管の切断など様々な作業に対応している便利な替刃です。
狭いところの作業でも役に立つハイコーキのMSD100SBは、木材・金属用の替刃の種類が多く悩んでいる人の候補に入る優秀なモデルと言えるでしょう。
ちなみに、スターロック規格の商品なので、新しいマルチツールでも活躍してくれる優秀な替刃、それがハイコーキのMSD100SBです。
BOSCH カットソーブレード ACZ85EBN
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また、ボッシュのACZ85EBNも木材・金属用の替刃の種類が多く、替刃選びに迷っている方におすすめです。
このボッシュのACZ85EBNも3D形状を採用しているので、マルチツールの力をしっかりと伝達します。
作業効率が向上するだけでなく、様々な作業に対応しており、ワンタッチ取り付けにも対応しているので、何かと痒いところに手が届く替刃として評価されています。
木材・金属の両用だけでなく、木材、金属それぞれの替刃も含めて種類が多くて悩んでしまう場合は、ボッシュのACZ85EBNを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
ここからはマルチツールの少し特殊な替刃の種類について紹介していきましょう。
マルチツールは、木材や金属だけでなく、モルタル・セメント・FRP、発泡スチロール・断熱材・シーリング材、アスファルトルーフィング・人工芝・カーペットなど、少し変わった素材用の替刃も充実しています。
日頃からこれらにマルチツールを活用している人にとっては一般的かもしれませんが、木材や金属のみに活用していた人からすると、少し特殊な替刃となるでしょう。
しかし、そんな特殊な替刃の種類を知っておくと、今後なにか切断や加工をする機会があれば、専用替刃でスムーズな作業が可能になります。
今まで利用したことがないという人も、この機会に特殊な替刃の種類と特徴をある程度は把握しておくのも良いでしょう。
モルタル・セメント・FRP用の替刃
特殊な種類として、モルタル・セメント・FRP用の替刃についてご紹介します。
この種類の替刃を活用すれば、木材の粗削り、接着剤剥がし、タイル目地切断などが非常にスムーズにできます。
地味に役立つ替刃なので、ちょっとした作業に揃えておくと損はありません。
マキタ カットソーTMA075HM
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特殊枠の替刃としてオススメなのが、マキタのTMA075HMです。
モルタル目地やFRP用の替刃であり、木材は当然として樹脂や鉄板なども楽に切断できます。
超硬材質でありながら「しなやかさ」も備えているため、接着剤はがしやタイルはがしにも使用できます。
スターロック規格ですが、OIS規格にも対応しているので、幅広い人にオススメできるマルチツールの便利な替刃です。
BOSCH カットソーブレード ACZ85RT3
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BOSCH カットソーブレード ACZ85RT3は、モルタル・セメント・FRPなどの硬い素材を切断する作業に最適なブレードです。
高い耐久性と作業性の高い形状で、効率的な作業が可能です。
スターロックスナップイン取付システムにより、工具不要で簡単にブレード交換できます。
特殊な替刃として、発泡スチロール・断熱材・シーリング材に最適な種類の替刃についても触れていきましょう。
仕事用であったり、本格的なDIYでも役立つマルチツールの替刃です。こんな種類の替刃もあると、ぜひ覚えておいてください。
HiKOKI マルチツールブレード MSU28PK
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HiKOKI マルチツールブレード MSU28PKは、発泡スチロールや断熱材などの柔らかい素材を切断するためのものです。
幅 28mmのバイメタルブレードで、先端が細くなっているので、細かい作業にも適しています。
このブレードは、STARLOCK マウントシステムと互換性があり、HiKOKI およびその他のメーカーのマルチツールで使用できます。
BOSCH カットソーブレード AIZ28SCN
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ボッシュのAIZ28SCNは「発泡スチロール・断熱材・シーリング材」に向いている便利な替刃です。
発泡スチロールはマルチツールでなくても問題なく切断・加工できると思う人もいるかもしれませんが、マルチツールで適切な種類の替刃を装着することで、圧倒的な利便性を体感することができます。
その他の素材に関しても専用替刃を使うことで、切断や加工のスピードが上がり、仕上がりの美しさにも結構な差が生まれるものです。
ちなみにボッシュのAIZ28SCNはスターロック規格の商品ですが、他社機種にも使用できる互換性があるため、多くの人が便利に使える種類の替刃と言えます。
特殊な替刃の種類の紹介として、最後に挙げたいのが「アスファルトルーフィング・人工芝・カーペット」用の替刃です。
これらの素材はマルチツールではなく、別の電動工具を使おうと考える人もいるかもしれません。
しかし、マルチツールでも適切な種類の替刃を装着することで、効率よく作業を進めることができますので、ぜひそんな替刃の種類についてもチェックしてみてください。
BOSCH カットソーブレード ASZ32SCN
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ボッシュ ASZ32SCNは、アスファルトルーフィング、人工芝、カーペットの切断に最適な替刃として好評です。
押しても引いても切断できるという利便性に優れた替刃であり、マルチツールでこれらの素材を初めて扱う人でもすぐに使いこなせるでしょう。
もちろん、人工芝のカットにも非常に役立つ頼もしい替刃です。
人によっては使用頻度が低い替刃かもしれませんが、上記のような用途でマルチツールを使う場合は、ぜひボッシュ ASZ32SCNを装着して試してみることをおすすめします。
今回はマルチツールの替刃の種類について、詳しく解説し、おすすめ商品についても具体的にピックアップしてきました。
マルチツールは非常に便利な電動工具なのですが、木材や金属のみで利用用途を限定してしまっている人も珍しくありません。
もちろん普段からそれ以外の用途で使わない人は問題ないのですが、もし特殊な替刃などで「自分の場合もかなり役立ちそう!」と感じた種類の替刃があるならば、ぜひマルチツールに装着して試してみることをおすすめします。
使用用途や規格などを意識しつつ、目的に合致する種類の替刃を選ぶことで、様々なシーンに役立つマルチツールという便利な電動工具です!
もし気になる替刃の候補を見つけることができたならば、使わず嫌いにならず、是非一度試して利便性を実感してみてはいかがでしょうか。
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