2024.08.31
インパクトドライバー用、ソケットの詳細について詳しく解説!種類や選び方についても徹底解説!
「インパクトドライバー用のソケットとは?」
「インパクトドライバーのソケットの種類は?」
「インパクトドライバー用ソケットの選び方は?」
プロアマ問わずに多くの愛用者がいる電動工具のインパクトドライバー。
多くの作業に対応できるため、プロの仕事現場でも趣味のDIYでも、様々なシーンで活躍してくれる頼もしい電動工具です。
そんなインパクトドライバーですが、ソケットを着用することで利便性が増すことをご存知の人もいると思います。
ですが、実際にインパクトドライバー用ソケットにはどんな種類があるのかわからない人、種類が多くて選び方に悩んでいる人も多いようです。
そこで今回はインパクトドライバー用のソケットの基本について解説しつつ、その種類や選び方についても触れていきたいと思います。
インパクトドライバーをより幅広く活用したい人、自分の用途・利用シーンにマッチするソケットを選びたいと思っている人は、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。
目次
それではインパクトドライバー用のソケットとは、といった基本から解説をしていきましょう。
一般的なソケットについて触れつつ、アダプターソケットやアタッチメント扱いとは違うのかなどの視点でも解説をしていきたいと思います。
「マストツール ソケット IM-21SLQ-12K 軸交換式ソケット 21mm」
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まずは一般的なインパクトドライバー用ソケットについて触れていきましょう。
基本的にインパクトドライバー用ソケットとは、先端を変えてレンチのように使うためのものを指します。
インパクトドライバーはネジ締め・緩めで使われることが多い電動工具です。
ネジやビスを対象としていて、そのままの状態では大きなボルトやナットを締めたり緩めたりするような想定はされていません。
ですが、インパクトドライバー用のソケットを着用することで、電動レンチのように活用することができ、利便性がグッと広がるメリットを持つのです。
「サンドリー 角利 ソケットアダプターセット 4本組」
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次にアダプターソケットとは、といった点に触れていきましょう。
これは人によって捉え方が異なるのですが、基本的にインパクトドライバー用ソケットは一般的にボルトやナットを作業対象とするための先端部分を指します。
これに対してアダプターはインパクトドライバーに対して、通常とは異なる先端部分を取り付けるための接続器具のような役割を担ってくれます。
ネジ締め用途のインパクトドライバーにアダプターを装着して、レンチとして使うためのソケットを装着するための変換アダプターをイメージするとわかりやすいです。
ただ広い意味ではインパクトドライバー用ソケットも一種のアダプターでもありますので、そこまでソケット・アダプター・アダプターソケットをわけて考える必要はありません。
もしインパクトドライバーのモデル次第で「特定のソケット」の装着が難しいような場合には、間にアダプターをかませてソケットを装着することがあるかもしれない、ぐらいに思っておくと良いかもしれません。
「ベッセル 40V対応 片頭ヘックス 剛彩ビット 5本組」
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最後にソケットはアタッチメント扱いされることもあるという点に触れておきましょう。
これも人によって捉え方が異なりますので、あくまで「ニュアンスの違い」ぐらいで覚えておくと良いかもしれません。
インパクトドライバーのアタッチメントとしての意味は、先端部に装着する部品として捉える人が多いです。
つまりインパクトドライバー用のソケットも、ある意味では一種のアタッチメントとして捉える人も多いです。
もちろんプロの方々は各々専門用語で呼ぶ人もいるのですが、DIY用途など趣味で活用する場合は、言い回しや表現の違いで混乱してしまう人もいるかと思います。
ですので簡単に「○○タイプのアダプターがアタッチメントとして付属している」ぐらいの感覚で認識しておくとわかりやすいかもしれません。
アダプターとは別々になっている2つの器具を使えるように接続するもので、インパクトドライバー用ソケットも厳密にはソケットアダプターとも言えるでしょう。
そのため広い意味ではアダプターで、狭い意味だとソケットという使われ方をされることもあります。
そこまで厳密には言い方を気にする必要はありませんが、ある意味ではソケットも「インパクトドライバー用のアタッチメントの一種」として考えておくと、購入時や誰かと一緒に作業する際に話が噛み合わないなんてことがなくなるでしょう。
重要ではないと思う人もいるかもしれませんが、アダプターソケットと同様にそういった言葉として使われることもあると知っておかないと、色々なアイテムを揃えなければと悩んでしまう人もいるかもしれないので簡単な予備知識のように覚えておいてください。
ここからはインパクトドライバー用のソケットの種類について解説をしていきましょう。
インパクトドライバー用のソケットには複数の種類があり、メーカーや機能などでも色々と異なる点が出てきます。
自身の活用シーンや用途によって求めるソケットが変わってくるため、基本となるインパクトドライバー用ソケットの種類について把握しておきましょう。
まずソケットの種類として、軸の構造別の違いがあるという点に触れておきましょう。
インパクトドライバー用のソケットは、どうしても軸部分に負担がかかりやすいため構造にこだわりが感じられるソケットも多いです。
・一体型…軸とソケットの一体型で安価に作ることができる一方、負担がかかり折れやすいため高負荷な作業には適していない。
・軸圧入式…ソケットと軸を別々に熱処理して軸をソケットに圧入している、摩耗に強く折れにくい構造なので高負荷な処理に最適。
・軸交換式…名前の通り軸を交換できる種類のソケット、破損時には軸だけを交換できるため使用頻度が多い人にオススメな種類。
上記のように軸の構造別などでも種類がわかれるため、活用する用途・シーンにあわせて適切な種類のソケットを選ぶことが大切だと言えます。
もちろん簡単な家具の組み立て、趣味のDIYなどであれば安価な一体型でも便利に活用できるので、どのぐらいの負荷・頻度で利用するかによって適切な種類のソケットを選ぶのがオススメです。
次に用途によって形状が変わるという点にも触れておきます。
これもソケットの種類を知る上で大切なポイントなのですが、どんな用途で使うかによって適切なソケットは異なります。
・六角ソケット…一般的なボルトに使用するものでありボルトがなめにくい。
・十二角ソケット…六角ソケットと同様に一般的なボルトに使用し嵌めやすく、少ない振り角で作業が可能。
・ホームタイ用(フォームタイ用)…コンクリートの型枠に使用される際に最適。
・Pコン用…コンクリートの型枠を固定するものに使用するソケット。
・蝶ネジ用…頭部に蝶のような取手が付いているボルトに使用。
他にもレール状になっていて照明器具を取り付ける為に使用する「レースウェイ用」や全ネジとも呼ばれるネジだけの部分がある「寸切りボルト用」、そしてソケットの奥行き深い「軽天用」などの形状が異なるソケットが存在します。
基本的には一般的なボルトに使う六角ソケット、もしくは六角タイプより差し込みやすいと言われる十二角ソケットなどを選ぶ人が多いです。
ただし特殊な用途で活用をする場合には、サイズ・形状のあうソケットを選ばなければ適切に作業ができないので形状を意識して選ぶことがとても大切です。
また仕事用で活用する場合には、多種多様なソケットがあると便利ですので、ソケット購入時にある程度の種類がセットになっているものを購入する選択肢もオススメだと言えるでしょう。
最後に機能面での違いもあるという点について触れておきましょう。
ソケットの種類は沢山ありますが、機能面での違いもあり実際には下記のような違いがあります。
・首折れタイプ
・ショートタイプ
・ロングタイプ
・薄肉タイプ
・サーフェースタイプ
そして「ダブル or トリプルサイズ」など異なるサイズに対応できる種類のソケットもあります。
まず首折れタイプはソケットが途中で曲がるような作りになっていて、斜めから差し込むことができるので角などの狭い場所での使用ができるのが強みになってます。
ショートタイプは短く作られており、取り回しもラクなので作業性が高く。ロングタイプは長く作られており奥行きが深いため、手が届きにくい場所でも使用できます。
この二つは長さに合わせて使いやすいショート・ロングタイプなどは初心者でも使い勝手が良い種類だと言えます。
薄肉タイプはソケットの厚みが薄く作られており、ボルトの周辺が狭い場合でも挿し込めます。
サーフェースタイプは面の接触が強く摩耗して角が潰れてしまったナットでも回すことが可能です。
また内側の面が少し丸みを帯びています。
インパクトドライバーを便利に活用するためには、こういった機能的な部分も含めてソケットを選ぶことが大切です。
上記のような種類を覚えておくだけでも、自分の作業シーンではどの種類が便利かぱっと思い浮かぶと思いますので、ぜひ機能面での違いも含めてソケット選びをしてみることをおすすめします。
ここからはインパクトドライバー用ソケットの選び方について解説をしていきます。
先の種類の項目でも大まかな選び方や最適なソケットについて触れてきましたが、先の項目とは少し違った方向性で、具体的な選び方の基準について解説していきますので参考にしてみてください。
まず作業スペースで選ぶというシンプルな選び方について触れていきましょう。
作業スペースを考えると、狭い場所なら首折れタイプや、薄肉タイプ、奥行きがあるスペースでの作業ならロングタイプなどの種類がオススメです。
奥行きもなく取り回しが良くサクサク作業をしたい場合は、ショートタイプを装着するとスムーズな作業を実現することができるでしょう。
その上で種類が多いインパクトドライバー用ソケットではありますが、最終的には自身の作業内容にマッチするソケットを選ぶべきです。
一般的なボルトやナットの締め付け・緩め作業などを想定している場合は、一般的な六角タイプか十二角タイプを選んでおくのが無難でしょう。
他にも先の項目で触れたように、「ホームタイ用」「Pコン用」「蝶ネジ用」など少し変わった用途に対応するソケットもありますので、作業内容にマッチするソケットを適切に選ぶことが「大切な選び方」だと言えます。
次にソケットの耐久性で選ぶという選び方にも触れていきます。
この耐久性を考えた場合、先の項目で触れた「軸の構造」などはとても大切な要素だと言えるでしょう。
また「ソケットの素材」なども耐久性に関わってくる要素です。
もしインパクトドライバー用ソケットを装着しての作業頻度が多い、高負荷な作業を行うことが多い人は、軸折れしにくく高耐久な素材で作られている種類のソケットを選ぶのが良いでしょう。
ただし仕事用で常に負荷が高すぎるため消耗品感覚でソケットを活用する人は、ある程度の耐久性と価格のバランスの両立したモデルを選ぶのも選択肢の1つかもしれません。
最後に価格やコスメで選ぶという選び方について触れていきましょう。
大前提として安さだけでインパクトドライバー用ソケットを選ぶことはおすすめしません。
あまりに安く用途にマッチしていないソケットを選んで作業した場合、機能的に使えないことはもちろん作業時のトラブルにつながるリスクもあります。
ですが、逆にとにかく価格が高いソケットを選べば良いというわけでもありません。
例えば趣味のDIYでたまにインパクトドライバーにソケットを装着して使うぐらいであれば、安価で評判が良いモデルを選ぶのも良いでしょう。
仕事用で使う場合にも万が一の軸折れや破損などを考えると、耐久性や機能性に優れつつ、それでいて価格も高すぎないコスパに優れたソケットを選ぶのもオススメです。
このあたりは人によって用途や利用シーンが異なりますので、一概に言える部分ではありません。
ただ単純に安いモデル、高いモデルを選べば良いというわけではないので、先の項目で解説してきた内容を参考にしつつ、価格やコスパ面も含めて自身の目的にマッチするインパクトドライバー用ソケットを選ぶ事がスマートと言えるのではないでしょうか。
補足としてインパクトドライバー用のソケットを単品ではなく、セット品として購入する選択肢についても触れていきましょう。
これは実際にソケット選びをしたことがある人ならわかるかもしれませんが、インパクトドライバー用のソケットは単品ではなくセット購入が意外とお得です。
いくつかのサイズであったり、ソケットの形状であったり、使いやすい種類・複数の作業に対応できる種類などがセットになっているものもあります。
もちろん「特定の作業にしか使わないので1つだけで問題ない」と考えている人は、その作業にマッチする種類のソケットを選ぶのが良いでしょう。
ですが、インパクトドライバーにソケットを装着して複数の作業を想定している人、または場合によっては今後いくつかの作業をするかもしれないような人は、複数のソケットがセットになっているものを選んでも良いかもしれません。
あとから細かく種類を調べて1つ1つ単品で購入していくより、セットでまとめて購入するほうがスピーディーかつお得だということを覚えておきましょう。
今回はインパクトドライバー用ソケットとはといった基本、そしてソケットの種類や選び方について解説をしてきました。
通販サイトでインパクトドライバー用ソケットをチェックしたり、実物をみるためホームセンターなどの売り場を眺めたことがある人は、かなりの種類のソケットがあるため迷ってしまったなんて経験を持つ人もいると思います。
ですが、今回お話してきたように自分の作業用途やシーンにあわせて選ぶことで、ある程度はソケットの種類を絞り込むことができます。
その上で機能面や価格面なども含めてインパクトドライバー用ソケットの種類を絞り込めば、実際に使っていて快適だと感じることができるソケットに出会うことができるでしょう。
意外とインパクトドライバー用のソケット選びが大変だと感じる人もいるのですが、実際に種類を知り選び方のコツをおさえておくだけでも、スムーズにソケット選びを行うことができます。
自分の目的に合わせてピンポイントでソケットを選ぶのも良いですし、様々な作業に対応できるようにするため種類・サイズなども含めて複数のソケットがセットになっているものを選ぶのもオススメです。
今回お話ししてきた内容を参考にしつつ、あなたにぴったりなインパクトドライバー用ソケットを探して購入して、実際に活用して利便性を実感してみてください。
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